2015年12月30日水曜日

今年もお世話になりました。


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

昨日はカナーンドッグ、今年のスタジオ練習納めでした。
いつもは四日市のスタジオエチュードを主に利用させてもらっていますが、昨日はクズヤさんにちょっと鈴鹿まで足を伸ばしてもらって、鈴鹿の伝説的なスタジオ、もはや鈴鹿の文化遺産といってもいい、ミルクスタジオに入りました。

スタジオに入ってクズヤさん、開口一番、

「なんかスキー場の匂いがする・・・」

そういえばまた他の方は入るやいなや「なんか夏合宿の匂いがします・・・」と言ってたなぁ。

ん~まぁ、どこか懐かしい香りということでしょうか。

今回は軽く1時間しかとっていなかったので、新曲「ブランニュー」のアレンジを試行錯誤しているうちにあっという間に時間が来てしまいました。
この曲はまだまだ未完成。ちょっと心残りではありますが・・・来年に持ち越しです。

お会計を済ますと、しばしロビーでサービスの珈琲牛乳を飲むという恒例のほのぼのタイムを満喫し、まだまだ無意味に長居したい気持ちをグッとおさえつつ、
「来年もきっと、時々ここに来るから。」と心の中で約束し、足早にスタジオを後にしたのでした。

その後はそのまま近くの焼き鳥屋さんに移動して、日ごろ音楽関係で大変お世話になってる方々や、今年音楽を通して新たに知り合った方々、総勢15名程が集った忘年会に参加し、時には熱く、時にはゆる~く(笑)音楽について語り合ったのでした。

今年はカナーンドッグにとっては2ピースからベースのクズヤさんも加入して3ピースになり、
ライブもたくさんできたし、レコーディングもしたし、本当に充実した年になったと思います。

来年も既に予定が入り始めていますが、色んなこと経験してブランニューしてグロウアップしていけたらと思います。
なんか無理やり曲名をねじ込んだらルー大柴みたいになってしまいました。
しょうもない締めですみません。

皆さん今年も大変お世話になりました。

よいお年を!

2015年12月20日日曜日

微笑ましい場面

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

カナーンドッグの新曲ができました。
11月中に作れれば・・・とか思ってたけど、やっと今頃ですけど、できました。
「ブランニュー」という曲です。ちょっと産むの苦しかったな、今回も。
でも歌詞ができていくうちにメロディもなんとか出ました。
言いたいことはおぼろげにあるものの、それをいい言葉数で言い切れるか、これが難しい。

ちなみにこの曲はリフ、というよりはとにかく8分の6拍子で作るぞと決めていて、そこから出発してイメージを膨らめて1曲にまとめた感じです。

今日はスタ練だったんですが、年明けのレコーディングの練習をしばらくやった後、さっそくこの新曲も軽く合わせてみました。
デモを送ったの昨日の朝なんですけどね(笑)
デモはごく簡単なもので、伴奏はピアノでコード進行がわかる程度のものしか送ってなかったから、
アレンジが進んでカナーンドッグの曲としての完成イメージが見えてくるのはけっこう先になるかな、と思っていました。
だけど今日合わせたら、「あーこういうことだよね。」といきなり初回でしっくり来てしまい、正直驚きました。見事にカナーンドッグ味がします。
ケイスケのギターが入るとやっぱり雰囲気が変わりますね。

これをしっかり仕上げればライブで毎回「グロウアップ」に決まっていたラストの曲としても出していけそうです。

ところで今日の練習の様子も、いつものようにクズヤさんのカメラで動画撮影してもらい、それをデータで送ってもらったのですが、さっきそれを見てみたら、新曲を初めて3人で演奏した時の私の顔は我ながらなんとも嬉しそうで、客観的に「なんと微笑ましい場面だろう」と思いました。

これはよくなるぞ、という時のわくわく感と言いますか、独り頭の中でこねくりまわしていた曲をやっとこさ外に出して、それをこのバンドのメンバーで一緒に仕上げるということ。
曲がまた育っていく。いやぁ、嬉しい。

ちなみに
ケイスケがクズヤさんとディレイをずっと一緒にいじって“あーでもない、こーでもない”と試行錯誤してる共同作業の姿がこれまた何とも言えず微笑ましかったので、しばらく眺めてからしれっと写真におさめておきました。
なんていうか・・・ケーキ入刀みたいな。ふふふ。


2015年12月14日月曜日

アンディ・ニューマーク

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

先日書いたブログの中で、ジョン・レノンの「Watching the Wheels」のドラマーが誰かわからないけど秀逸だ、みたいなことを書いたんですが、
あれからちょっと調べたらすぐに見つかりまして、アンディ・ニューマークさんという方でした。

スライ・アンド・ザ・ファミリーストーンズにドラマーとして所属していた時期もあり、ジョン・レノン以外にも、ジョージ・ハリスン、デヴィット・ボウイ、ジェームス・テイラーなど数々のアーティストのレコーディングやツアーに参加しているようです。日本人では今井美樹のアルバム「PRIDE」でも叩いているみたい。
きっと、今まで耳にしてきた様々な楽曲で、実はこの人が叩いていた、というのも多そうです。
もしかしたら、曲にぴったりと合わさっているあまり、耳に心地よく流れて行って、あまりドラムに気を取られることなく通過していた曲もあるかもしれません。

ちなみに彼がドラムを叩いている映像で、わりと最近のものを見つけました。
https://youtu.be/lgOdiO_crkg

めちゃかっこいいじゃないですか。このノリ。
ハイハットの入り方とかたまらないですよね。

今後もし「好きなドラマーは?」と聞かれることがあったら、真っ先に
「アンディ・ニューマーク。」と答えることにします。

さも昔から知ってたかのように(笑)

2015年12月12日土曜日

脱・手数。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

カナーンドッグではないんですが年明けにレコーディング予定の曲がありまして、
「太陽が昇ったら」っていう曲なんですが、
この曲は当初、ほとんど弾き語りみたいな感じで作って、demoではカホンをほんのりと入れていただけでした。でもちゃんとレコーディングしようってことになってから、やっぱりドラムを入れようということになって、ドラムを入れるイメージもだいたい固まってきたんです。

で、このまえドラム入りのプリプロを録ったんですが、もともとバラード、とまではいかないまでもゆったりとした歌なので、そんなにドラムをガンガン入れるつもりはなかったんですが、どうしても一曲通して叩いてみると、やっぱり少し叩き過ぎちゃう。
後からじっくり聴き返してみると「あ、ちょっとここはバスドラ1コ多過ぎたかも・・・」とか、「あ、このシンバル余分かも。」とか、いまいち奥ゆかしさに欠けたドラムになってしまっていることに気付きます。

まだ削ぎ落とせるはず!

そう、ある意味私の中で今回のテーマは、「脱・手数~どこまで削ぎ落とせるかな?~」なのです。

叩きたいよね~そこにタイコがあれば、一つ多めに叩きたいよね~。

しかしそこで、曲に必要な最小限の手数に抑えるのが、職人的なドラマーだと思うわけです。

昔は、この職人的なドラムの凄さがわかりませんでした。
ただ単にシンプルなドラムだと思っていたんですね。

ところが続けているうちにだんだんわかってきたのが、
「上手い=難しいのをいっぱい叩ける」とは限らない、ということです。
本当に基本の8ビートをちょいと叩いただけで
うわっ・・・うんまっ
とうならせるドラマーがいるのです。

フィルインも、決して邪魔にならず、でも絶対に必要と思わせるニクイやつが入っていて、
思わず「・・・いい仕事してますね。」と静かに拍手してしまうようなドラム。
そういうのが実は本当にすごいのかも、とか思うようになりました。

例えば昔わからなかったけど今聴くと凄いなと思う曲といえば、
ジョン・レノンのImagineとか、Jealous Guyとか、Watching The Wheelsとか。
叩いてるドラマーが誰かはちょっとわからないのですが、もう秀逸です。
これが叩けそうで叩けないんですよね。このタイム感というか、実はめっちゃくちゃ難しいと思う。
ちなみにWatching The Wheelsはベースもめっちゃかっこいいですね。
https://youtu.be/qp9dc9im3-M

う~ん、なかなかここに到達するのは大変です。

カナーンドッグでも、まぁライブだと特にテンションが上がってるので余計にシンバルを(中でもチャイナを傍らに置いておくとついつい・・・)入れすぎてしまう傾向があって、毎回反省するんですが、叩き過ぎないけど存在感のあるドラムが叩けるようになりたいものです。

今度のレコーディングでは修行のいい機会かな。
がんばってみます!

2015年12月10日木曜日

いきなりの高いハードル。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
カナーンドッグとはまた別の話なんですが・・・

今ベースで参加してるバンドがありまして、「Lipps」っていうバンドで、女子だけで組んでるバンドなんですけども、特にどういう曲とか何のカバーをやるバンド、みたいな方向性やらテーマは決まっていなくて、各々からやりたい曲を提案してやってみる、というスタイルなもので、候補曲のジャンルはけっこうバラバラ。

一応私からはベースがわりと簡単で、できそうな曲など何曲か提案したりしてたんですが、(こういう置きに行ってる感じ、性格出てるよね)他のメンバーからもやってみたい曲のリクエストが上がって来まして、
その中で、ドラムの方がやりたい曲っていうのが、ヴァネッサ・パラディの「Les Cactus」という曲だそう。
ヴァネッサ・パラディって名前、聞いたときはピンと来なかったけど、そういえばレニー・クラヴィッツがプロデュースしたアルバムで、ヴェルヴェットアンダーグラウンドの「ウェイティング・フォー・ザ・マン」のカバーを歌ってた人か~と思い出しました。
で、そのやりたい曲ってのを聴いてみましたら・・・
https://youtu.be/yujw_-ESWNA

え~~やばい・・・途中でベースがえらいことになってる・・・
これは・・・いきなりハードルが高過ぎるぞ・・・

しかしドラムの方、
「うち今まで色んなバンドやってきたけど、自分からやりたい曲を言えたこと無かったわ~。ホンマ嬉しいわ~。夢かなうわぁ~。」と、感慨深げ。

・・・やらないわけにいかないでしょうっ!汗汗汗

ちなみにこれ、どうも英語ではないなと思っていたら、どうやらフランス語らしいです。

とにかくこれは修行だと思って、やってみるしかない。
ということで、テンポを落としまくって少しずつ少しずつ、地道に耳コピしてるけど、それでもそのままは覚えきれないし、ところどころ勝手にいいように作りかえたりして、とにかく挑んでおります。
原曲のテンポで最初から最後まで弾き切れるようになるのはいつになるやら・・・

しかし曲かっこいいな。
みんな色んな曲知ってるね~。
世の中にはまだまだ知らない名曲ってのがあるんだろうな。

勉強になります。

これからもかっこいい曲に出会っていって、感性を養って、
それをオリジナルにも生かしていきたいですね。

2015年12月7日月曜日

G-fest@studio246 ありがとうございました!

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

昨日は名古屋東山公園近くにあるstudio246にて、G-festに出演させていただきました。

G-festとは、ケイスケとクズヤさんが所属していた某大学のギターアンサンブル部のメンバーが集い、当時の思い出話に花を咲かせつつライブするという、今回で8回目となるイベントです。

ギターアンサンブル部と言いながらも、クラシックギターの定期演奏会だけでは満足できなかった不良部員達がバンドを組んじゃあ部室で大音量を出し、警備員に度々お叱りを受けていたそうで・・・今回のイベントでもソロギター演奏の方だけでなく、歌とギター/.ピアノのデュオや、その例のいまだに大人になりきれていない不良部員達が組んでいる3組のバンドが出演しました。
我々カナーンドッグ、先日の野外イベントライブでも一緒だったロスサンドイッチさん、そして豊橋中心で活動中の4×4spiralさんです。

studio246は噂には聞いていましたが設備もサービスも素晴らしく、ライブハウス顔負けの立派なステージとPA完備のスタジオが手頃な価格でレンタルできて、しかも良音質・高画質のビデオカメラで多方向からLive撮影までしてくれて、それをUSTREAMで中継してくれたり、USBデータで購入できたりするのです。
スタジオのクオリティ、ここまで来たか!という感じですね。

で、その動画なんですけど、まずマイクの性能が良すぎて怖い・・・。
マイクもだけど録り方もあるのかな?LINEと外音混ぜた状態なのかな?ものすごい音がくっきりはっきりで、何しろ私のボーカルがめっちゃ聞こえまくってて、あまりにクリアなものでそりゃあもう恥ずかしいのなんのって(笑)

だいたいね、いつも私はリハの時に、「もうちょっと私の声上げてもらっていいですか?あ、もういっぱいですか?すいません、なるべく声張ります・・・」みたいな感じで声量の無さに定評がありまして、シャウト気味になるまで思いっきり声出してもけっこう周りの音に紛れてて何言ってるかよく聞き取れない、みたいなのが毎回だったので、今回もそんな調子でとにかく大声出しにかかったら、めっちゃ聞こえ過ぎてまして・・・
無駄に力入って声張り過ぎちゃった感が出てるし、曲の途中で「ハハッ」とか一人で笑ったのもくっきり入っちゃっててけっこうな赤面映像でした。

今回の教訓:良いマイクをあなどってはならない。

ライブによってはシンバルを叩き切った後に「わーっ!」とかわけもなく叫んでみたりすることがあるので、今後は細心の注意を払おうと思いました。
ちなみに普段あまり聞こえないクズヤさんの歌もくっきりと入っていて、クズヤさんってこんな声だったんだ~と初めて知りました。今度クズヤさんのソロボーカルパートを曲に盛り込んでみようかと企んでいます。うふふ・・・

さて、その映像ですが、入手したデータを四苦八苦しながら編集可能なファイル形式に変換したり、よさげなところを掻い摘んで編集したりして、ダイジェスト版を作ってみました。
多方向からのカメラアングルと、照明効果が相まって、やたらとかっこよく見えます。

カナーンドッグ 246Liveダイジェスト
https://youtu.be/Dvare9ewx3M

実はおせっかいながら、ロスサンドイッチさんと4×4さんのダイジェストも勝手に作ってしまいました。
めっちゃかっこいいです。2バンドとも何しろ曲がいい、そしてアンサンブルがバッチリきまってて気持ちが良いです。
※許可が取れたらこちらもリンク貼ります。

次のライブは今のところ決まっていませんが、また一緒に何かしらできたら嬉しいなと思ってます。

あとは来年早々レコーディング(ヨニンミマンでですが)が控えてるんで、そこに向けてまた準備していかなきゃな、という感じですね。
音源、楽しみにしてて下さい。

2015年11月23日月曜日

弾けないもんは弾けないもん♪


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

今朝はカナーンドッグと同じメンバーでやっているヨニンミマンってグループの曲、
「太陽が昇ったら」のプリプロ録音の為、独り部屋にこもっておりました。
アコギにマイクを向けて・・・もう何百回録り直したか・・・
イントロだけで1時間奮闘。
プリプロだから、曲のアレンジとか展開が伝わればいいんですよ、要は。
そこまで気合入れて臨まなくてもいいんです。
だけどね、プリプロとは言え、さすがにまともに弾けてないと自分で聴いててキツイじゃないですか(泣)
アハハしかし何回録り直しても無理なもんは無理なのさ~~♪(←妙な明るさ)
握力?何?まぁ音がキレイに鳴らないこと。

多分、今ここに七夕の短冊が置いてあったら、間違いなく
「F♯mのアルペジオをキレイに鳴らせますように」って書いちゃうでしょうね。

ギタリストの方からすれば、写真の指の状態じゃまだぜんぜん甘いぞって言われるかもしれませんが、指が痛くて痛くて、もう限界です。
昔初心者だった皆さん、こういうの懐かしいでしょ~。
一応、曲の最後まで録りましたよ。妥協が無いと言えば嘘になりますが、次もあるんである程度のところでOKとしないといけません。明日は独りドラム録りにスタジオ入ります。

しかしね、やっぱりライブとかだと「弾き語ってる」という目から入ってくる情報に紛れて、ギターだけものすごい集中して聴かれることはあまり無いかもしれないし、多少音が途切れてたり不安定でもしょうがないかもしれないけど(←そんなこと言ったら怒られるかな?)、きっちりレコーディングする場合はちょっと私のようなレベルでは実際キツイかなと思います。
とにかく、この曲はアルペジオがキレイに鳴っててほしい曲調なんです。

それで、迷いましたが、先日ようやく決断しました。

プリプロまでは責任持って自分でアコギ弾く。
でも、ちゃんとエンジニアさんにレコーディングしてもらう「本番」では、クズヤさんにベースだけじゃなくアコギもお願いして弾いてもらうことにしました。ここはね、意地を張らずに。
なんとか粘って自分で弾けるようになろうと思ってがんばって練習してはみましたが、決めちゃったら今はスッキリしてます。

あとは歌と、ドラムに集中します。あ、そうだ、部分的にオルガンも入れるんだった。
ケイスケのセミアコと、クズヤさんのベースとアコギが入れば、かなりいいものができあがると思います。

クズヤさん、急な無茶振りで困ってるかな?
無茶じゃないと思うけど、プレッシャーかけてごめんなさい(笑)

2015年11月17日火曜日

映像で振り返るライブ@CLUB CHAOS

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

今朝、クズヤさんから先日のライブの動画が届きまして、早速チェックしました。
その中から「サブリミナル」と「類」をyou tubeにアップしましたので、
ライブの様子をどうぞ。

「サブリミナル」
https://youtu.be/XuA7oTACXvM

「類」
https://youtu.be/DpOovmDc8AE

こうやって気軽に動画をシェアできるようになって、遠くの人とか、ライブになかなか来れない人にも見てもらえるようになって、私はすごい便利でいいな~と思います。
まぁ気軽にシェアできちゃうってのは賛否両論あるんだろうけどね。

今回はセットリストに新曲の「氷」や、3人ではライブ初披露の「鷹」も入っていたのですが、
客観的に動画で見てみると、やっぱりある程度ライブの数を重ねてきた曲に比べてまだまだ微量の迷いが残っているというか、完全に自分のものにし切れてない感じがしたんですよね。
(12月6日のライブまでには、「氷」ももう少し練習を重ねて、熟成させようと思ってますので、お楽しみに。)

その点、「サブリミナル」や「類」は、もはやカナーンドッグの定番曲になりつつあって、その分、演奏に迷いが無いと言いますか、思い切れてるし、カナーンドッグ味が出てる気がします。

あと、今回の動画ではとりわけベースの音がよく録れていて、手前味噌ではありますが、「どうです?うちのバンドなかなか良いベース入ってますでしょ~」なんてことをニヤニヤしながら言いたくなってしまいます。
もともと、「ベースを入れた方が良くなるよ」と言われてもいたし、もちろん自分達でもそう思っていたし、実際にベースが入って「良くなったね」と言っていただくことが多くて、
あらためてベースって素敵と実感している今日この頃なのですが、ベースもとにかく何かしら入ってればOKなわけではなくて、やっぱり楽曲を生かして全体押し上げるようなベースが必要なわけです。だからカナーンドッグの曲をぐいぐい~っと上げてくれるベースを弾いてくれるクズヤさんには感謝です。
例えば「類」の間奏のベースラインなんて絶対に私には思いつかなかったと思うし、この間奏すごい好きなんですよ。

ところで、映像で振り返ってみると、私、いつにも増して頭振ってますね。
こんなに振ってたんだー。何しろ翌日すごい首が痛くて、これは昼間叩いたカホンのせい?夜叩いたドラムのせい?と原因が特定できなかったんだけど、どうやらやっぱりドラム叩きながらヘドバンし過ぎたせいだな。

あんまりヘドバンし過ぎるとそれこそ椎間板ヘルニアとか、場合によっては脳出血とか引き起こす可能性があるらしいんで、
みなさん、特にメタラーの方はくれぐれも頭の振り過ぎにはご注意下さい。

・・・なんちゅう締めくくりや。

2015年11月9日月曜日

ストイックノーベンバー

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

11月に入り、まずは1日に行われたイベントでフラダンスのバックバンドでカホンを叩き、無事ステージを終えました。
先日はこれまたカホンで参加する15日のイベントのリハを終えたところです。
その日リハの後にはカナーンドッグの練習が入っていて、午前中はゆったりとした懐かしの映画音楽などをカホンで叩いた後、午後は思いっきり気持ちを切り替えて激しくやさぐれた音楽を全力でやったのですが、
まさに「やる気はあるけど体が付いて来ん」状態でした。
腕が妙に重たくてタムがまわらないったら。しかしこんな疲れるもんかな?
年?え?何?よく聞こえない。
きっと前日にインフルエンザの予防注射を打ったのが良くなかったんだ。そうに違いない。

なんとか練習を終えてぐったりしていた時、15日の夕方に四日市CLUB CHAOSにてカナーンドッグでライブ出演というお誘いをいただき、さすがに日中カホンで本番を終えて(終了4時頃)すぐに移動してすぐカナーンドッグセッティングして5時からリハやって、ほどなくしてカナーンドッグ本番ってのは、さすがに慌ただしいし気力が保てるか不安もあって、その場ですぐにはお返事できなかったのですが、せっかくいただいたお誘いだし、CHAOSさんはよくブッキングの話もいただきながらなかなか都合も合わずお断りすることも多かったし、3ピースになったことだし、またそのうちやらせていただく機会があればと思っていたので、迷った挙句、出演を決めました!
やるからには頑張ります。よろしくお願いします。

なんか人間ちょっと無理するとむやみにテンションが上がってきてしまいますよね。
あとは野となれ山となれ的な、ちょっと自暴自棄になりそうな雰囲気がございます。
よく、ケイスケに「できなさそうなら1コやめてもいいよ。」と促されると、
「まぁ、全部やりますけどねっ。」と食い気味で言い返し、後でよくよく考えてみるとちょっと無謀だったかなぁとかホントに1コやめとけばよかったなぁとか思うこともあるんですが。

いや、しかし、こんな時こそ「い~っ」とならずに超冷静にこなしていかなければ。
ストイック月間だと思って。
ストイックノーベンバーです。

すといっくのーべんばぁ・・・何言ってるんでしょうか?私は。

既にテンションがおかしいかな。

2015年10月28日水曜日

歌詞のニュアンス

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

先日のスタ練では新曲「氷」のアレンジを固めることを中心に取り組んだのですが、
その時に歌詞の内容を踏まえた上で、それをアレンジに反映させようとメンバーで色々と話し合っていたところ、自分が歌詞の中で表現したいと思っていたイメージと、それを聴いた人の解釈が違っていたことが判明しました。
微妙なニュアンスが伝わってなかったんですね。

う~ん、そもそも歌詞って捉え方は千差万別だし、そういうものでしょと言われればそれまでなので、ここで具体的に解説してしまうのが良いのかどうかわかんないですが、
まぁ、ざっくり言うと、
メンバーが歌詞から受け取ったイメージは
「私の心はすっかり凍り付いてしまっていて、厚い氷は二度と溶けない。溶かすような何か無いのかな。」
で、けっこう鬱々とした感じの曲だなと思ったらしいんですが、
私の書きたかったことは、
「あの人の心はすっかり凍り付いてしまっているけど、厚い氷は二度と溶けないのかな。→溶けるといいな。」
だったわけです。

ここには大きな違いがあって、おそらくここに付いてくるギターの弾き方だとか、ベースの低音/高音だとか、
変わってきますよね。

まぁ、確かに誤解を招くようなフレーズがあって、
Bメロのたった一文字、「こんなふうに」を「そんなふうに」に直したことでガラリとニュアンスが変わったのと、
実はこういうことが言いたかったということを素直に話したことで、だいぶイメージの共有もできて
アレンジも進み、曲を作り込むことができました。
繰り返しが多くて単調になりつつあった中盤に静と動の変化を入れて抑揚を出してみたり、
なんだかんだでカナーンドッグにしてはちょっと凝ったアレンジの曲になった気もします。

雰囲気的には「雨雲」に代わる曲という感じで、12月のライブでもしっかりセットリストに入れていこうと思います。

2015年10月23日金曜日

にわかに忙しい秋

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

11日にベルエキップでのイベントが終わってから、しばらく気持ち的には「電池切れた状態」で腑抜けておりました。
だけどその間にもやることは多々あってなんとか自分を奮い立たせてこなしてたものの、
ちょっと最近わりと肉体労働な仕事もあったもので疲労で体もミシミシと軋んできて、また得意の言い訳を口にし始めた今日この頃でした。

そんな中でも、引き受けたからには誰も待ってくれない予定がいくつかありまして、
にわかに忙しい秋です。さて、やらねば・・・

とりあえずカナーンドッグは12月6日の246でのライブに向けて、新曲「氷」のアレンジを固めないといけないし、セットリストも組み直さないといけません。できれば11月中くらいにもう1曲作っておきたいところですが、リフはいくつかもらってるものの、それを1曲にまで持って行けるかどうかは厳しいところ。できれば、作ります。まぁ、できないかも。

その前に、まずは直近で11月1日、ハワイアンのバンドでカホンを叩くことになっていて、新曲も混ざってるのでそれを憶えて練習。これは長い通勤時間を利用して車のハンドルをカホンの打面に見立ててタカタカ練習してるので、とりあえず練習時間は確保できます。

その後に11月15日、これまたカホンで、映画音楽を5曲ほどイベントで叩くのですが、これについては先日のベルエキップで公開リハーサルのような形で既に一度仕上げたものを披露してるから、復習程度で行ける・・・はず。ただ、そのイベント、どうやら300人くらい入るらしいので、そこでテンポ感とか乱さずに落ち着いて叩き切れるような心持ちと練習が必要です・・・。これも通勤時間で!

それと合間合間にベースで参加しているバンドの練習が入ってきて、それは特に近々ライブが決まってるとかは無いから気楽ではあるんですが、徐々に曲も増やしていく感じなので、とにかく課題曲にトライしながらベースの上達を目指します。

ちなみに12月に10kmマラソンの大会にエントリーしてるものだから、ちゃんとトレーニングしてある程度の頻度である程度の距離を走っとかないと、当日の完走すらできないかも。今のところ週1ペースくらいだけど、もうちょっと頑張らないと、という感じかなぁ。

そして、最もプレッシャーが大きいのは、ヨニンミマンでレコーディングを控えているということです。
ギターが難しい!ところどころ、ちゃんと音鳴らないス・・・。
年内には自分でプリプロを録って、来年はそれを元に一からエンジニアに依頼して本格的に良い音質で録ってみようという計画なんですが、自分で作った曲がまともに弾けないという事態です。
厳しい~~。なんとかレコーディングに耐えうるくらいまで持って行きたいものです。

コツコツやってくしかない、かな。

では、仕事行ってきます。

2015年10月13日火曜日

落合先生の集い@ベルエキップ 

 

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

先日、桑名市にあるベルエキップというお店で、ライブ・・・というか発表会?というか音楽会?というか、音を出して遊ぶ会?に参加してきました。
写真はカナーンドッグではなくて、ヨニンミマンです。
あ、はい、メンバーは一緒ですね。ちょいと編成が違うんです。ドラムは無しで、私がギターボーカルです。もちろん楽曲も違います。
カナーンドッグよりもちょっと静かめな歌ものを作ってやっています。
カフェとか飲食店で演奏するのにちょうど良いんです。

ちなみにベルエキップで演奏するのは今回が初めてでしたが、このお店には私たち度々夫婦でランチ食べに来てます。パスタとかサラダとかガーリックトーストとか、めっちゃくちゃ美味しいので。そうそう、去年はここでカナーンドッグの忘年会もしたんですよ。
これまたこだわりの生ビールが美味いのなんの。
そんな大好きな店で演奏できて、しかもその後は美味しい料理を食べながらの宴があるということで、今回はすごく楽しみにしていました。

この日は他に、主催の落合先生の生徒さんや元生徒さん、知り合いの方々が集い、ソロギターやギターアンサンブル、弾き語りなどなど披露しました。
私はヨニンミマンの他にも、Shi-Zuやチーム落合の伴奏でカホンを叩かせてもらいました。

最近カホンとかドラムではさほど緊張しなくなってきた私ですが、ギターボーカルはやばいですね。
前日から緊張して不安との戦いでした。練習は出来る限り積んだぞ、と思って臨んだものの、やっぱり本番は緊張に負けた。まだまだ普段と同じものを出せなかった、という悔しさが残る出来でした。
ギターはまともに鳴らなかったところも多かったし、お腹に力が入らず声が震え、ピッチも当てたいところになかなか当たらなかった。(映像で確認したら、やっぱり音外れてました。ガクッ)
修行が足りん。その一言に尽きます。

普段ライブハウスでバンドマンによるガッツリ大音量のライブを見ることが多いので、こういった静かに一曲一曲じーっと聴き入るタイプの会を見させてもらうと、また違った学びがありますよね。
特にクラシックギターやギターアンサンブルの世界は非常に奥深いと感じます。
ポーンとつま弾く一音一音に全て意味があって、その連続で綴られていくような楽曲、
非常に緻密かつ繊細で素晴らしい。そしてそれを聴衆が息をこらして見守っている、大変な緊迫感ですね。
それこそ、自分との闘いになってくるのだと思います。
演奏している方々、皆直向きにその世界に挑戦しているというのが伝わってきて、私自身多くの刺激を受けました。

私は、まだまだだな。驕ることなく、コツコツ続けていくしかないですね。
そうすれば、いつか、何か人に伝わるようなものが見せられるようになるかな、って。

宴は和やかに盛り上がり、温かい雰囲気の中、私たちは何度も何度も演奏させていただき、出演者の方々と交流し、楽しい時間を過ごしました。

最後には先日のSIX-DOGでのカナーンドッグのライブのリベンジを果たすべく、「グロウアップ」をインストアバージョン?で演奏させてもらいました。
(理由は10月4日投稿「ライブハウスに住む魔物」をご参照下さい)
おかげさまでケイスケは無事に魔物の呪縛から解放され、これでまた次のライブに向けて気持ち良く発進できます。

皆さん、長時間お疲れ様でした。
ありがとうございました。

2015年10月8日木曜日

星になったカナーンドッグ


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

先日、私たちカナーンドッグのシンボルマークのモデルになった、愛犬ロビが亡くなりました。
人間で言うと100歳を超えた長寿、まさに大往生でした。

「カナーンドッグ」というのは犬種名ですが、実はロビがカナーンドッグだったかは定かではありません。
もともと迷い犬だったんです。平田町駅で迷っているところを親切な方に保護されていました。

ロビがこの家にやって来たのは私が高校生の時でした。
卒業後は実家を出て一人暮らしすると決めていた私は、私不在になった実家で両親の会話のネタにでもなれば、と、私の身代わりに犬を置いて行こうと企み密かにお金を貯めていたのです。

でも高校生の貯めるお金なんてしょせん微々たるもので、ペットショップに売ってるような犬はまったく手が届きませんでした。
「甘かったか」と肩を落としたその時、ペットショップの壁に掲示してあった迷い犬のはり紙を見て、勇気を振り絞り電話をかけたところ、長い時間引き取り手の現れなかったその子は私が無償で譲り受けることになったのです。
自転車の前カゴに入れて連れて帰って来る時、何度も暴れて道路に飛び降りようとしたのを、「ここで死なせたら元も子もない」と必死で押さえやっとの思いで家に辿り着いた。
私の嫌いなサプライズってやつで、突然のプレゼントに犬好きの母はすぐにメロメロになりました。
かねてから「俺は動物は全般的に嫌いだ」と言っていた父も、なんだかんだ愛着が湧いてきたようで、嫌い嫌いと言いながらもずいぶん世話を焼いてくれた。
私のもくろみ通り、常に会話のネタになってくれたのです。
かなり長い間、私はたまの帰省の時にロビの成長を確認する程度だったけれど、4年前実家にケイスケと共に移り住んで来てからは、私たちも毎日一緒に暮らすようになりました。

ある日、「世界の犬辞典」みたいのを見ていたらロビそっくりの犬が載っていて、それが「カナーンドッグ」という犬種だったんです。
体格や毛並、性格も書いてある特徴そのまま。イスラエル原産で軍用犬や地雷探知犬として長年厳しい環境で淘汰されてきた、なんて記述には「やっぱり違うかもしれない」と弱気にもなりましたが(笑)
それでも、遠い祖先に思いを馳せてみると、イスラエルの地から巡り巡ってやっとこの日本の片田舎に辿り着いたとしたら、何か身近な物事にも壮大なストーリーがあるように感じるではありませんか。
カナーンドッグ、そうだ、そういうことにしとこう、と。我ながらだいぶこじつけたね。
それで、バンド名にも勝手に採用させてもらい、ロビをモデルに消しゴムハンコを彫り、グッズを作ってはほくそ笑み、まぁただの親ばかです。

特にここ1年の老いは急激で、足腰もずいぶん弱り、ピカピカに美しく艶光りしていた黒白の毛には全体的に白髪が混ざり、両目は白内障ですっかり濁り、耳も遠くなっていました。
今年の夏の猛烈な暑さもかなりキツかったようで、昔は1時間以上欠かさず朝夕2回、飛び跳ねるように行っていた散歩も、家の庭をヨチヨチと歩いて済ますようになり、ほとんどの時間を家の中で寝て過ごす毎日が続きました。
だけど、そんな夏もなんとか乗り越え、涼しくなってくると徐々に元気を取り戻し、最後の一週間は家の外まで散歩に出かけられた日もあったし、もしかしたら目も見えているんじゃないかと思う瞬間もあった。亡くなる数日前に宅配業者に向かって久々に吠えた一声はなかなか勇ましく、今年も一緒に年を越せるのではないか、と期待が膨らんだところでした。

だから私が仕事から帰ってきて亡くなったことを聞いた時は驚いたけど、息のあるうちに病院に連れて行って手を尽くしてもらえたこと、、死に際をしっかりとロビが一番好きで信頼していた母親に見届けてもらえたことを聞いて一安心しました。
近いうちにこういう日は来るだろうと覚悟していたけど、何よりそこだけが気がかりだったのです。

「そうか偉かったね~!立派だったね~!」と撫でた遺体はけっこういつまでも柔らかくほのかに温かくて、今にもむくっと起き上がってきそうな感じでした。

翌日、動物供養の火葬場へ運び、見送りました。星になったカナーンドッグ。
でもつい、まだそこらへんにいそうな感じがしてしまいます。

ちなみにケイスケの白黒のストラトはカナーンドッグカラーということで、ロビーニョと呼んでいるらしい。(なぜ後ろに“ーニョ”が付いたのかは不明ですが)
ロビ亡き後も吠え散らかしますと言っていました。
私も、ロビの立派な最期を敬って、あまりメソメソしたり悲しんでばかりいないようにと思っています。
ロビは充分天寿を全うしたんだから、私も日々を精一杯楽しく生きないとね。

といいつつ、たまにうっかり思い出してはジャバーっと溢れ出る涙の蛇口が閉められない日々がもうしばらく続きそうです・・・

2015年10月4日日曜日

ライブハウスに住む魔物

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

https://youtu.be/sIvZBOp8nFw
昨日は名古屋 新栄 ライブハウス SIX-DOGにてライブでした。
前回はケイスケと私の2ピースで挑んだライブでしたが、今回はベースのクズヤさんが加入して初の3ピースでの出演でした。前回に引き続き今回も見に来てくれた大学時代の先輩も、ベースが入って良くなった、と言っていただき、帰りにオリジナル手ぬぐいまで買って行ってくれました。
優しい先輩を持って幸せでございます。


昔から「ライブハウスには魔物が住んでいる」なんて事を言いますが・・・

まずリハで急いでセッティングしてる時に、ちょっとタムの位置を変えようかとタムホルダーに手を伸ばしたら、なんか鋭いものに当たってプスッってなって「痛っ」つって
見たら右手の人差し指がサクッと切れて血出てました。

何かバリのような部分があったのか、尖ったとこがあったのか?どこで切ったのかわからなくて
そーっとタムホルダーの辺りを触って見たりしたのですが、それらしいものは無いし。
かまいたちか!?
まさかお手製の手ぬぐいで血をぬぐうことになるとは。
とにかく痛いとかよりも血がけっこう出てることに驚いちゃって、セッティングが多少雑になりましたが、
PAさんに絆創膏をもらってリハも本番もまぁ一応終えました。
・・・あれは何だったんでしょうか?
リハで流血したのは初めてです。そこから呪いは始まっていたのでしょうか・・・

本番はおおむね順調で、9割方何事も無く進んでいたのですが、最後の曲「グロウアップ」の残り1分でまさかの事故が。
ギターボーカル、ケイスケの様子がどうもおかしい。
どうやら最後の1分間のコード進行が全て吹き飛び、まったくの空白状態になったらしいのです。
それでも必死で思い出そうとコードを押さえるものの、焦れば焦るほど完全に迷子になって、迷子になったまま曲が終わったようです・・・。
お客さんは原曲を知らないので、かなりアバンギャルドな締めくくりの曲と受け取ったようですが、
本人は最後の1分の出来事に打ちのめされ、その後もしばらく引きずってました。

だけど、これも考えようなんですが、
これも何かの教訓なのではないか、と。

普段では考えられないようなミスをしちゃうリスクは誰にでもあるわけで、それをトラウマにしてしまっては、魔物の思うつぼ。
失敗を教訓にプラスに考えていければ、絶対無駄にはならないと思うので。
決してミスをしないように、ということばかり考えるよりはむしろ、こういうのっぴきならないことが起きた時に開き直れるハートを育てることが大事かなと思うんですよね。

その後ケイスケ自身も色んなバンドマンに今回の出来事を話すと、
「ライブをやってればそういうことはあるから、そのままドヤ顔で弾いてやればいいじゃん。」とか、
「機材トラブルのように見せかけてギターのボリュームを絞っちゃえ」とか、
けっこう前向きな(?)アドバイスをもらい、元気を取り戻していきました。

ライブハウスには魔物が住んでいる。
だけど、魔物に屈するわけにはいきません。これを経験して、また一つ大人の階段登ったぞ、ということで、次に向かいたいと思います。

カナーンドッグ、次は12月。名古屋246スタジオにてライブ予定です。

その前にいくつかカナーンドッグとは別ですがライブ予定が入っていて、カナーンドッグのブログと言いながらそちらを先にご報告させてもらうことになると思います。

2015年9月29日火曜日

ドオン!の瞬間

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
この前練習の時に、クリックに合わせた練習を取り入れるべきかどうか、みたいな話になりまして。

私はやったことないけど、なんかバンドによってはドラマーが常にクリックを聞きながら叩くとか、スタジオ入った時にまず最初クリックを流して、全員でひたすらそれに合わせて8分を刻んで、完璧に合ってきたらやっと曲の練習に入るとか、なんかそんな練習方法があるらしいですね。

で、そういうのは必要か?という話になったんですが、そもそもどこまでタイトさが必要だろうか?とかって考え出して、しばらくあーでもない、こーでもない、と議論は尽きなかったんです。

私個人的には、常にクリックに合っていなくても、バンド内の呼吸があってればいいんじゃないかと思うんですよ。
私もレコーディングの時とかは、仕方なくクリックに合わせてドラム叩きますけど、普段アンサンブルの中でクリックに合わせて叩くとかいうのはちょっと無理だな~。
ドラマーは自分が演奏者でありながら、やっぱり指揮者だと思うので、その指揮者のタイム感にメンバーが乗っかって、というかお互い呼応しながら進んでいけば、常に正確なテンポがキープされてなくても全然OKだと思うんですよね。
ていうか、すいません、クリックに合わせるのが苦手なんです。(←結局それに尽きる)

う~ん、でもやってる音楽の種類にもよるかもしれませんね。やっぱりスーパータイトじゃないと成立しないジャンルもあるとは思うんですが、ジャンルによっては、多少のズレはOKなこともありますよね。だいたいカナーンドッグの曲調は、“ゆるめの、暗めの、激しめ”なので、あまりタイトさに神経を尖らせ過ぎても意味がないような気もします。まぁ大幅にズレてたらダメですが(笑)

今の時代、完全な打ち込みでも相当生っぽい音質のものができちゃうわけで、人間が実際に弾かなくても、コンピューターを駆使すれば寸分の狂いも無く完璧な演奏が実現できちゃう。だけど、人間の奏でる音楽で、説明しようのないかっこいい瞬間ってあるじゃないですか。
コンピューターには出せないような何か、絶妙なズレ感なのか、間なのか、グルーヴ・・・
グルーヴって何だろう?
グルーヴの定義もなかなか難しいですが、一つ思い出した話があります。

ジャズピアニストの山下洋輔さん原作の絵本で、「ドオン!」ってのがあります。
鬼の子供と人間の子供が出会って、ケンカするみたいにタイコを叩き合うんですが、そのうちに鬼界と人間界からいっぱい仲間が集まってきて参戦して、みんなが好き勝手にタイコを叩きまくってると次の瞬間、突然、
「ドオン!」ってタイコの音がぴったり合って鬼と人間が「おー!」となって一気に仲良くなる、みたいな。
細かくは憶えてないけど、なんか多分そんな話でした。

とにかく、そんなに狙ってなくても奇跡的にぴったり何かが合わさって、何かが生まれる瞬間ってのが、確かにありますよね。ライブでしか出ないノリとか。
ドオン!の瞬間。
私は、どちらかというと、クリックに完璧に合ってる整然と刻まれた時間よりも、バンドの中で呼吸が合ってドオン!の瞬間を経験したいな~。

さて、10月3日(土)、SIX-DOGで「ドオン!」はお見せできるでしょうか!?

2015年9月24日木曜日

メンバー紹介

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

次のライブはこちら!
10月3日(土)名古屋 新栄SIX-DOG
OPEN 17:00~ START 17:30~
1500円+D代

<出演>
ひとひら
icelandblue(東京)
CRAWLICK(神戸)
ひなつけんたバンド(滋賀)
Groove Sustainer
Canaan Dog

カナーンドッグはどうやら1番目のようです。
最初ってけっこう嬉しい!
だって自分たちの出番が終われば落ち着いて他のバンドさんのゆっくり見れるし。
いやぁ、楽しみです。
久々に名古屋でのライブです。皆さんぜひ遊びに来て下さい。


ところで、私たちライブでもメンバー紹介ってあんまりしたことなかったな~と思って、
たまにはメンバーの紹介をしようかなと思います。





ギターボーカル:ヤマグチ ケイスケ
ドラムボーカル:ヤマグチ ヒトミ

 
 
ベース:クズヤ シンジ

以上の3人です。

・・・・・だって作りたかったのよぉ!
Miiで似顔絵描きたかったのよぉ!
それをわざわざ印刷して切り抜いて、ムダにちゃんとリアルな楽器とか切って貼って持たせたかったのよぉ!

あぁ、気付けばまた図画工作に時間を費やしてしまいました。

クズヤさんはできればもっと高貴な雰囲気まで再現したかったけど、ちょっと不健康そうに仕上がっちゃった。。。
あと、さすがにドラムスティックが太過ぎたかな。肩壊しそうだし。
あと、ケイスケにはやっぱり帽子かぶせといた方がよかったかな~。メガネと帽子どうするか迷ったんだよな~。


結局ライブの演奏の反省一つせずに、作った似顔絵の反省ばかりしてる私です。

だけどけっこう似てませんか?
ただ、思い立って作ったのはいいんすが、今のところ使い道が浮かびません(笑)
今回の「メンバー紹介」ってのも、だいぶ無理やりだったな。

すいません、似顔絵作ってる暇があったらいいかげん曲を作れと怒られそうなので、このへんで。

2015年9月22日火曜日

映像で振り返るライブ。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

昨日ベースの葛谷さんから先日出演した野外ライブの動画が送られてきまして、ちょいとサイズ落としたりトリミングし直したりしてfacebookやらyou tubeやらにアップする作業しながら振り返っていました。

葛谷さんは「カメラ位置を失敗した」と気にしてましたが、カメラアングル的にはなかなかいい角度で、雰囲気が出ていていい感じに撮れてます。
風の音も入ってるせいか、映像で見ると、けっこう涼しそうですね。やっぱりあの暑さはその場にいた人しかわからないですよね。

※極小サイズにしてあるので、画質・音質も落ちてます。雰囲気だけ伝われば。

「ロスト」:今回初披露でした。Hey!合計24回。皆さんご唱和ありがとう。
https://youtu.be/lShjKU9wJQU

「類」:妙にリズム感の良いカメラ小僧が映り込んでいます。(360°view撮影ありがとうございました!)
https://youtu.be/hXUDf8Pksjk

ところで私はどうやら「類」の途中でスティックを折ったんだけど、(金物が一瞬途絶えている時がある)
ドラム位置がケイスケとうまい具合にかぶっていて、その瞬間は映像ではよくわかりませんでした。
何せ気が付いたら上半分が無かったんですよねぇ。
下半分だけ手元に残ったけど、上半分はどっかに飛んでって紛失しました。
わざとじゃないんですけど、なんか公園にゴミをポイ捨てしたみたいですいません。
多分、木なのでいずれ自然に帰るかと・・・。



それにしても今使ってるスティック、ホントによく折れるなぁ。以前に使ってたものと素材はヒッコリーで同じだから、耐久性とかあまり変わらないはずなんだけど、
削れてきてそろそろ限界かな、とかいうタイミングじゃなくて、けっこう新しいのにポッキリ折れたりするんです。
1回スタ練の時にも折れて、スタジオの受付のお姉さんに、「すいません、スティック折れちゃったので捨ててもらっていいですか?」って渡したら
「うわぁ・・・す、すご~い・・・」って完全に顔がひいてたもの。
絶対、怪力だと思われた。

どうも昔からドラマーって力持ちみたいなイメージがあるようですけど、力はそれほど要らないですよね。はね返ってくる力を利用してるだけだもんね。あとはストロークのスピード?
動きは速い方がいいよね!(←某バンドの方の言葉を借りました。)

さて、次回のライブが近いので、じっくり反省しつつ、気持ちを切り替えます。

2015年9月21日月曜日

野外ライブ、いやぁ楽しかった。

 

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

昨日は快晴の中、四日市アピタ前公園にてStudioエチュードさん主催の野外ライブに出演させてもらいました。

午前中から夕方まで総勢10バンドが出演のイベントで、私たちは3時前くらいの出番だったのですが、

めっちゃ暑かった。
もう・・・めっちゃ暑かった。

思わず2回言ってしまいました。

過ごしやすくなってきたとはいえ、やっぱりカーッと照りつける日差しをなめてはいけませんね。
次回出る時には傍らに経口補水液を装備し、チューニングタイムならず“給水タイム”を盛り込んでセットリストを組んだ方がよさそうです。

それにしても最高に楽しい時間でした。
普段、日常生活、仕事や家事や、色んなことに追われている日々の中で、
こういう音楽という共通のものを持ってるバンド仲間達と会って過ごす時間の大切さ。
私にとって、やっぱり特別な時間です。
今回は特に、バンド仲間と遊べた日って感じで、それはもう単純に楽しかったですね。
つい最近になってお近づきになれた方々とも、なんか昔っからずっと知ってるみたいにごく自然に馴染んじゃって。

野外という環境も、前回よりぜんぜんやりやすくて、わりと自分達の普段の感じが出せたんじゃないかな~とは思います。
・・・まぁ、今はふわ~っと思い返してるだけだからいいけど、後ほど動画を見て現実を直視してしまうとへこみだすかもしれませんが(笑)
そういえば確か私、何かの曲の途中で思いっきりスティックがパキーンと真っ二つに折れたんだよな~。その瞬間も動画で振り返ろうっと。

ところで対バンの皆さん、どのバンドも個性持ってるしレベル高いし、三重にもいいバンドがたくさんあるなぁと感じました。
今回久々のライブだったというロスサンドイッチさんもめっちゃかっこよかったし、15周年BUZZYOUNGさんも最高に楽しかったし、これからもぜひ一緒になってライブを盛り上げていきたいです。
我々も、もっともっと精魂込めて曲作りして、いいものを見せられるように練習しないとね。
(手ぬぐいやらTシャツばっかり作ってる場合じゃない)

さぁ、次は名古屋です。
けっこう日程も迫っています。10月3日(土)新栄 SIX-DOGにて。
がんばります。

2015年9月19日土曜日

タイトル情報に偽りあり【再】

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

明日はいよいよ野外ライブ!
幸い天気も良さそうだし、青空の下で演奏ができそうです。

今日は、明日のライブでご一緒させてもらうロスサンドイッチさんが四日市のスタジオで練習すると聞き、ちょっと練習前にお邪魔しました。

その時にいただきました!ロスサンドイッチさんのCD!
「アスファルトの道へ」「ムービングストライカー」「不安の杜」3曲入りです。
ほぉ、まずジャケットが素敵ですね。かわいい猫の横顔写真・・・カナーンドッグがひたすら犬押しなのに対し、猫で来ましたね~。



さっそく帰りの車で聴きました。
3曲ともどこか切ないような懐かしいような匂いのする、ストレートなロックな感じが気持ちいいですが、何かありふれていないところがいい。
意外とオリジナル曲でこの、「ありふれていない」というのがとても難しいんですよね。
多分、何かしら自分の音とか、自分の言葉とか、そういうものを本当に持っていないと、どれだけ上手くてもどっかにありそうな、何か既製の曲の寄せ集めのような印象になってしまう。
確かにオリジナリティを感じたロスサンドイッチさんの曲は「なるほど」と思わせる力がありました。(←えらそーにすいません。)

さて、いつも車のオーディオにCDを入れると、タイトルとかアーティスト名が画面に勝手に表示されるのですが、ロスサンドイッチさんのCDを入れてみたところ・・・

 
DJ OASIS「社会の窓」・・・DJ OASISさんという方は、ちょっと私は存じ上げなかったのですが、
何か近い雰囲気のある曲なのか?と思い、YOU TUBEで見てみたら、政治家を皮肉ったような社会風刺のラップでした。
いつもこのタイトル情報がどうやって判断されるのか不思議なんです。
 
以前にこのブログでも書いたように、カナーンドッグのCDはSex Pistolsの「Anarchy In The U.K」と表示され、お~けっこうパンクな曲と認識されたな~と喜んだりしたものですが、
ある時はV6の「Only dreaming」とか表示されたり、そして今回もロスサンドイッチさんのCDでまたさらに謎が深まりました。
 
何がどう似てんのかなー。
 
明日のライブではカナーンドッグもロスサンドイッチもCD配布あるらしいですよ。
よければ皆さんも車のオーディオでお試しください。

2015年9月17日木曜日

ひょんなことから



こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
実はひょんなことから、もう一つバンドを組むことになりまして、
そこではベースを担当することになりました。

きっかけは、職場で「女性だけでバンドを組みませんか?」と声をかけられたことからなんですが、
どうやらボーカルとギターは既に決まっていて、ベースとドラムがいないとのこと。
それで、もちろんドラムを、ということで依頼を受けたんですが、ここで問題になるのが、ベースがいないということなんですよね。
ただでさえベーシストっていそうでいないもので、それに加えて「女性」という条件付きだとさらに見当がつかない。
ただ、女性ドラマーなら知り合いにいて、その方はすぐに頭に浮かびました。前々から一緒にバンドを組みたいと思っていたのです。
それで、「女性ドラマーだったら知ってるけど、ベースは思いつかないからこの際、ベースは私ががんばって練習してやってみようかな!」と。
安易に手を上げてしまいました(笑)
そのドラマーの方も快く引き受けてくれて、とりあえずメンバーは揃ったわけです。

さて、ベースという楽器はすごい好きで、一応家にもあって触ってはいますし、カナーンドッグのレコーディングでも私が弾いてます。
しかしベースでライブに出たことが無い。つまり、人前で演奏したことがほぼ無いのです。
そう考えると急に不安に・・・。

しかも、候補曲を聴いてみると、どう考えても4弦では出せない低音のBが聞こえます。
そう、5弦ベースが必要なのです。
あら~4弦でさえやっとこさなのに、5弦なんて弾きこなせるのか?まぁチューニングを2音半落とせば4弦でも出ないことは無いですが、やっぱり5弦の方が手っ取り早い。これは早めに5弦を手に入れて慣れておかないと。
ということで、カナーンドッグのベーシスト葛谷さんにお願いし、5弦ベースを1本貸してもらうことになりました。

カナーンドッグの練習の時に持って来てもらった5弦ベース、抱えてみると、意外と軽量で持ちやすい。
そして、何?この持ってるだけでテンション上がる感じ・・・
やだ、かっこいい(笑)
5弦ベースを抱えた自分の姿を鏡に映すと、何か妙に上手そうに見えるではありませんか!
しかし・・・ぜんぜん思うように弾けない!めまいがするぐらい下手くそです。
しかし・・・楽しい!超楽しい~~。
何かわかんないけど、いったん抱えるとそのままずっと持っていたい感じなのです。

そんなわけで5弦ベースを手にニヤニヤしている今日この頃です。
見かけ倒しを卒業できるようにがんばって練習します。

って、カナーンドッグのライブ直前だよ!
20日(日)は今のところ晴れ予報。でも台風が発生し不気味に近づいています。
どうなるかな?神のみぞ知る、ですね。

2015年9月11日金曜日

世界の一流

 
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

昨日は愛知県芸術劇場まで、「名古屋JAZZ」というライブを見に行って来ました。
1部がエスペランサ・スポルディングの「Emily’s D+Evolution」というプロジェクト、2部はラリー・カールトンと日野皓正の共演、と豪華な2本立てです。

ギタリストにとってはラリー・カールトンが生で見れるってのはよだれものだと思いますが、私はとにかくベースボーカルのエスペランサが立ち上げた新プロジェクトが興味深かったんですよね。

エスペランサは私の尊敬するドラマー、テリ・リン・キャリントンとも度々共演していて、それをきっかけに知ったんですが、個性的でかわいらしいルックスだけじゃない確かなベースの腕と、楽曲のセンスと透明感のある歌声で、2011年にはグラミー賞も受賞した、まさに世界が認める一流ミュージシャンです。
今までは、わりとジャズ系の曲をやっているイメージがあったのですが、今回のプロジェクトではガラリとイメージを変えてけっこうプログレッシブロックみたいなことをやってて、ちょっとだけ配信されてるLive映像を見てみたらめっちゃくちゃかっこようて。

https://youtu.be/joq3teY9f1U

しかもレコーディングはまだ先になるようで音源等は手に入らないものだから、なおさら、貴重な来日の機会にライブで見ておきたかったのです。

さてさて、会場の愛知県芸術劇場 大ホールですが、普段はオペラやバレエ等を上演することが多い“劇場”で、客席は5階席まであって天井はかなり高く、私のチケットはS席・A席・B席とあるうちのB席だったんですが、舞台を左上から見下ろすバルコニー型の観覧席になっていて、そこからの眺めはなかなか壮観でした。

そして、目の当たりにしたライブ。
ライブ、というより、ショー、生演奏の演劇みたいな雰囲気で、途中のMCはいっさい無く、エスペランサが演じるキャラクターの台詞や身振りで進んでいく、最後までしっかり演出された舞台でした。
その世界は幻想的で前衛的、ちょっと難解なところもありましたが、音楽はすばらしく洗練されていて、一言、参りました。凄かったです。圧倒されました。
何しろ、ベース超絶上手い・・・そして驚いたのが歌。華奢な体からどうやってあんな声量が?
ただベース弾きながら歌える人ではないぞ、と、その歌唱力もやっぱり一流でしたね。本当にびっくりしました。

https://youtu.be/QOo-ZLRk-6U
※穏やかな曲調から一転、5:52あたりからベース超絶モードに突入します。

今回世界の一流の演奏を見て、
そうか、天才が全身指先まで鍛え上げるとこうなるのか、と。
つまり、スター性とか天性の才能だけではなく、「鍛錬」みたいなものを感じたんですよね。
鍛えてるな~~実力あるな~~という。

もちろんラリー・カールトン&日野皓正SUPER BANDの演奏も素晴らしかったです。
あ、エスペランサに比べて感想が短か過ぎますか?すいません(笑)

2015年9月4日金曜日

カナーンドッグオリジナル手ぬぐい

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

先日、私たちは全員カナーンドッグオリジナルTシャツを着て練習しました。心なしか、結束力が高まった気がします(笑)
だけど自分たちの手作りTシャツをお揃いで着てるのって、だいぶ恥ずかしいですよね。
でも完全にお揃いじゃないし!それぞれ異なる柄のを着てたし。柄が違うからまだ照れが少なくてすむというか・・・とにかく3種類あるんです。柄が。

で、バンドのグッズってTシャツの他には何だろうね?という話になって、よく物販で売られてるのはタオルだけど、タオルを染めるのは難しそうだな~とか言っていたら、

じゃ、手ぬぐいは?

という案が出てきまして、「何それヤバい、作りたい。」と
気づいたらもう手芸屋さんに走って布を買っていました。

いわゆる日本手ぬぐい用の生地は、真っ白のさらし生地で、ガーゼよりも少し厚手です。
綿100%。
33cm幅×10mのを買って来て、約90cmの長さに裁断して作ります。


それに柄を染めていくのですが、布用インクを付けた消しゴムハンコをぺったんぺったん押して染める方法と、Tシャツと同じように型紙を当てて上からインクを染み込ませた筆やスポンジでパッティングして染める方法、2種類で作ってみました。
ちなみに伊勢型紙のお店で買った筆が非常に使いやすく便利。さすが日本の職人の道具は素晴らしい。
 
ハンコをぺったんぺったん

型紙を当ててトントントン・・・


後は、乾かして、色を定着させる為にアイロンをかければ完成なのですが、手ぬぐいといえば布の端が切りっぱなしになっているので、どうしてもほつれが出てきてしまいます。
それで、何かほつれ止め加工が出来るようなものは無いかな~と、例えば「ホツレーヌ」みたいなベタな名前の便利グッズとかありそうだけどな~と、手芸屋さんをウロウロしていると・・・
 


あった・・・ほんとに「ホツレーヌ」って商品名のが(笑)

この液体を布の端に塗っておくと、いい感じに断面がコーティングされてほつれが出にくくなるらしいです。

ちなみに、手ぬぐいの端が折り返しも無くただ切りっぱなしてあるのにはちゃんと理由があるらしく、どうやら干した時に水分が溜まらないことで乾きが早くなり衛生的だというのと、必要に応じて裂いて使うこともできるからだそうです。手ぬぐいの販売サイトでそう書いてありました。
もしほつれても、1cmくらいでほつれは止まるそうで、長い糸を切りながら使っていけばいいのだとか。でも一応ほつれにくくする為に、ホツレーヌでほつれ止め加工はしておくことにしました。


さぁ、できあがったカナーンドッグオリジナル手ぬぐい。
Tシャツよりも工程が多く作るのが大変面倒です。
 
いやぁ、疲れました。ここ1週間ほとんどこれしかやってなかったから(笑)
 
・・・気のせいかしら?バンドマンというより、ただの職人になってる・・・
 
・・・私は一体どこへ向かってるんでしょうか?
最近、音楽が目的か、図画工作が目的か、もはやわからなくなってきました。

それにしても、心地よい疲労です。とりあえず作りたいものを作って、満足しました。

さて、そろそろドラムの練習しなきゃ。
9月20日(日)は四日市アピタ前広場で野外ライブです。晴れますように。

2015年8月30日日曜日

新曲を育てる。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

この前ブログでお話しした新曲、ついに書き上げました。

夜中に歌詞を書いては消し、書いては消し、悶々と推敲を重ねる日々が一段落してスッキリです。
3日前にdemoを作ってメンバーに聴いてもらって、今日のスタジオ練習では軽く合わせたりしてみました。感触としては、けっこういい曲に育てられそうです。
ただ、近日のライブには間に合わなそうなので、お披露目できるのはもうちょっと先になりそうですけどね。

カナーンドッグの曲作りは、まず軽くジャムって、その中でいいリフが出てくればメモしておいて、それを元に私が曲の構想を膨らめ、メロディや歌詞や展開を考え、簡単なdemoを録音します。
demoの段階ではギターやベースは必要最小限のことしか弾きません。(たいして弾けないってのも
ありますが)まだ細かいアレンジや、もちろんギターやベースのフレーズもほとんど白紙の状態なので、完成と言ってもまだ完成ではないんですね。
ここからスタジオでメンバー寄ってたかって試行錯誤しながら作り込むわけです。

それぞれが自分なりに解釈して自分のフレーズを作ってきて、合わせてみて細かいところを修正したり、新たにアイデアを出し合って試してみたり、そうすると私が作った当初から思いもよらないような仕上がりになったりして、非常におもしろいです。
私が思いつかないようなギタリストとベーシストならではのフレーズ、というより、クズヤさんとケイスケならではのフレーズが、曲を育ててくれるんですね。

今回の曲『氷』という曲なんですが、わりとカナーンドッグの中では長めの大曲なので、作り込めばラストに持ってきたりもできそうな気がします。
12月頃までにはしっかり仕上げて、いずれレコーディングも視野に入れたいな。

とにかく、今後の成長が楽しみな曲です。

2015年8月26日水曜日

祭や!

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

主催者の方から、9月20日(日)野外ライブの詳細情報が来ました。

総勢10バンド!

【出演バンド】
キャブレター750
GreenClimbing
Canaan Dog
ロスサンドイッチ
jamiacalva
shyhess
BUZZYOUNG
mishmash
yaon
クロドワ

初めてお目にかかるバンドさんももちろん多いのですが、前回の野外ライブでもご一緒させてもらったBUZZ YOUNGさんや、ケイスケの先輩のバンド、ロスサンドイッチさんも出演とは!
素晴らしい~!楽しみ!祭や祭や。
11時スタートで18時過ぎまでたっぷりとライブが行われます。
カナーンドッグの出番は14時45分頃。

チケット等も無いFREEライブですので、それこそ、ふらりとお立ち寄りいただけます。
3ピースになった新生カナーンドッグで、最高のライブをお届けできればと思います。

2015年8月22日土曜日

曲の構想

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

カナーンドッグの新曲が少しずつ、少しずつ、頭の中でできつつあります。
リフは既にあって、そこから膨らめているところです。
メロディと同時進行で歌詞を書いています。

大まかなテーマはあるけど、それをいかに、メロディとかリズムとか、いい文字数で出せるかです。

一応、できる気はしています。
でもすぐにはできない気がします。(笑)

いつのライブでお披露目できる状態までもっていけるかはわかんないですが、
いつかは絶対に出します。

ところでこの前、それとはぜんぜん別で、
ヨニンミマン用に書いた曲があって、「太陽が昇ったら」っていう曲なんですが、
これは作曲はとっくの昔に出来上がっていたものに、(作ったの20歳くらいかな)今になって歌詞を付けた曲です。
今回、書きたいテーマがあってそれがうまく乗るメロディの曲を探していたら、昔作った曲がぴったり合ったという、まぁ、昔のストックを掘り出してきたというんですかね。
というより・・・
あ、きっとこの曲はこういうテーマを言いたかったに違いない、とやっと気が付いたって感じです。

テーマとしては、まずもうすぐ結婚する知り合いに1曲送りたいっていう動機からスタートしていて、
それと、もう一人、ご主人が闘病されている方がいて、その方に送りたかったというのもあります。
つまり夫婦の歌、っていうか、広い意味で人生を共に過ごすパートナーのことを書きたかったんですね。
結婚祝いだからって、よくありがちな「今日が人生で一番ハッピー、赤い糸で結ばれた2人は誰よりも幸せ~」みたいな手放しでおめでたがってる歌にはしたくなかったので(笑)
そう言われてみれば結婚祝いっぽくもあるよね、くらいの内容にしました。
結婚する知り合いには、まだ聞かせてないけど、近いうちにお披露目します。

ちなみに、もう一人の方には、車の中でdemoだけど、聴いてもらいました。
すごく気に入ってくれて、涙を浮かべて喜んでくれました。
旦那さんの容体が一進一退で疲れ果てていたから、少しだけ元気を取り戻してくれた感じがして、それを見てこちらが救われる思いだった。
ちゃんとレコーディングしたらあらためて渡そうと思ってます。

結局、ほとんど自己満足で作ってるようなものではあるんですが、そんなふうに何か聴いてくれた人と気持ちを共有できるような瞬間があると、拙いものでも作って、それを誰かに届けてなんぼ、という感じがします。

歌詞は自分の内面をむき出しにするようなものだから非常に恥ずかしい。
どう思われるかも、不安。特に書き始めた当初は、なんかこそこそしていました。
でもいくつも書いてるうちに最近は、書きたいと思ったテーマはどうやっても書かなきゃと思うし、
それを表に出さないとと思う。それで逃げも隠れもしないぞ、という開き直りも出てきました。
できた曲に愛着も持ってます。

とにかくできるまでが大変なんですけどね!

2015年8月21日金曜日

またまた野外ライブ出ます!

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

9月20日(日)、またまた出ます、野外ライブ。
5月末にも出演しました、スタジオエチュードPresents 四日市 アピタ前公園です。

今回、ケイスケの学生時代の先輩方が組んでるバンド、ロスサンドイッチさんも出演されるそうです!
やった~!ついに見れるぞ~。

また新たな出会いもあると思いますし、楽しみです。

詳細は決まり次第お知らせしますね。

2015年8月12日水曜日

言い訳をしない。

静岡の居酒屋にて。346の名でボトルキープ。
 
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
この前ブログで書いた「サラバ!」上・下巻、早くも読み切ってしまいました。
ものすごく、面白かったです。そして、すごい作品でした。自分の分身のような“オリジナル”の作品を人に見せていく、ということをあらためて考えさせられもしました。

ここ数日、私とケイスケは静岡にいました。
2人とも静岡での生活が長かったもので、(特にケイスケは静岡出身)静岡で音楽をやっていた期間もあり、連休なんかがあると静岡に帰っては、当時組んでた346っていうバンドの仲間とセッションしたり飲んだり、お世話になってたライブハウスに顔出したりしてるんです。

今回も、またいつもの感じでよくお世話になっていたライブハウスをフラりと訪れた時のこと。
その日はちょうど弾き語りの方々のライブがやっていました。
私たちに気付くと、お店の方は「久しぶり!」と笑顔で迎え入れてくれ、ササッとおつまみなんかサービスしてくれたりしました。
ここのライブハウスで私はドラムでは度々出演させてもらい、ヨニンミマンのライブで初めて私がギターボーカルをやる時も、ここでやらせてもらいました。初のギターボーカルは、緊張しまくってそれは酷い出来でした。

私は色んなことを懐かしく思い出しながら、ステージで弾き語る方の演奏を聴き、お酒も入って徐々にテンションも上がり、ライブを見終わってからお店の方に、
「先日エレアコを買ったんですよ。よかったらまた弾き語りで演らせて下さい。」と何の気なしに話しました。
すると、それを聞いたお店の方はガハハっと笑い、
「エレアコ~?ドラムにしといてよー!う~ん、まぁギターボーカルはぜんぜん期待していないけどね!せいぜいその期待を裏切ってよ。」みたいな感じのことを言ったのです。

ガーーン!!ほわ~っとほろ酔いの状態から、一気に冷や水を浴びたかのように急降下。

その方はもちろん悪気はなく、非常に正直なだけで、
いいライブに対しては身を乗り出して見るけれど、そうでなければ・・・
無邪気な笑顔で辛口のコメントもサラっと言う方です。

たしかに、思い返せば思い返すほど、あの時のライブは酷かった。
私はガチガチに緊張して声が震えていたし、声がまともに出てさえいなかった。
それより何より、最も見苦しかったのは、曲の合間に、
私の本職はドラムだからギターボーカルは臨時でやってることで、本職ではないのだというような言い訳をしていたことなんです。
この場所ならある程度温かい目で、つまり大目に見てくれるだろうという甘えもあったのです。

私は、本来、単純に私の「曲」をステージに上げる為に行ったはずだった。
でも変な自意識?プライド?何かわからないけど、自信が無いこと、実力が無いことを必死で言い訳していました。

そう言えば「サラバ!」の作者、西さんはプロレスとか格闘技を見るのがお好きだそうで、選手は四方八方から人の目にさらされるリングの上で、時に鼻血を出しながらなりふり構わず必死の形相で試合に没頭している。果たして自分自身はそのようなことができているのか?それをチェックする為に観戦に行くのだ、ということをおっしゃっていました。
何かすごい見方ですよね。それで、「サラバ!」は確かに、甘えない、言い訳しない姿勢が感じらる作品だった。
あ、カナーンドッグの曲に、

半端なプライドなんて今は捨てて そのままで覚悟決めて
つまんない言い訳なんて考えずに 当たって砕ければいい

って歌詞があるじゃないですか。私が書いた歌詞じゃん。

もう言い訳はしない。
そう誓った、静岡の夜でした。

2015年8月9日日曜日

比べてはならない。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

非常に洗練されたもの、ハイレベルなもの、別格なもの、
そういうドラムを見ると、わ~すごい!とか楽しい!の前に、ガーンとねじ伏せられる感があります。

憧れはしても到底、私はこの域には行けないのだと思い知らされるから。

世界が違うという諦めが押し寄せるのです。作りが違う。
バカ正直に白状しますと、例えば凄腕天才キッズドラマーとか、あまり直視できない。(笑)
なまじっか自分もわりと長いことドラムをやってるもんだから、他人があまりにも流暢にドラムを叩いている様子を見ると、自分が見せられる側ではなくてそっち側に行けたらどんなにいいかと、羨ましさが湧き出てくるんですね。

女性のトップドラマー、テリ・リン・キャリントンのドラムを見ていると、もう脳の構造からして違いすぎるのだと、フーっとため息が出ます。
7歳からドラムを始め、12歳で名門バークリー音楽大学で奨学金を獲得。10代から有名ミュージシャンのツアーやレコーディングに参加しキャリアを積んでいて、自身も作曲・編曲、プロデュースも手掛け、バークリーで教鞭もとる。
音楽エリート中のエリート。

最近ではモザイクプロジェクトという自ら立ち上げた企画で、演奏者すべて実力派女性ミュージシャンで固めたバンドでアルバムを作っていて、そのメンバーでツアーも組み来日もしています。
https://youtu.be/FKQRms3bUS0

こんなドラム絶対に叩ける気がしない、いや、もはや何やってるかさっぱりわからない(笑)
ちゃんと解読さえできないのです。でも本人はすべてわかった上でものすごく狙って音を出しているのがわかる。ただただ、圧倒されて、どう頑張ってもこうはなれないという“違い”を見せ付けられている感じです。

我ながらひねくれてますね~。

だいたい、何者でもない私なんぞと比べるのもおこがましいのかもしれません。
世の中、比べてはならない対象がある気がします。


結局、何言ったって自分の出せる音を出すしかないのです。ね。

2015年8月3日月曜日

今読んでおかねば。

 
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
 
9月に出演するはずだったライブが無しになっちゃいました。ちょっとガッカリしています。
 
他のライブにエントリーし直そうと、某ライブハウスにコンタクトを取っているところですが、
まだ決定してません。少し先になりそうです。

こういう時、新曲でもポポーンと2~3曲できれば都合が良いのでしょうが、そうもいきません。
一応、リフのネタは既にいくつかもらっています。断片的なアイデア、欠片のストックがある状態です。
しかし今のところ、それを1曲にまとめ上げるほどの湧き上がるような何かがありません。
こう、うずうずするような、「あ、これ近々出来るな。」みたいな予感がしてこないのです。
その時点で具体的なメロディや歌詞が出ていなくても、予感さえすれば多分悩んでるうちに少しずつ出て来ます。
予感が少しもしない間は、どう振り絞っても出ません。
ま、結局モチベーションの問題かもしれないけど・・・。
予感が少しでもすれば、ものすごい振り絞ればきっとそのうち出ます。

そんな時期は、自分の中に溜まった余分な何かを削ぎ落とすべきか、
それとも何かを吸収して身につけるべきか・・・。

両方かな!

ってことは、例えば筋トレとかして体絞ったりとか、本でも読みあさろうかな、と。

とりあえず8月中に読んでおきたい本、買ってきました。
西加奈子さんの「サラバ!」上・下巻です。なんか今読んでおかねば、と思い立って。
いや、松本隆さんも、変にネタを仕込むようなことはするべきじゃないって言ってたし、歌詞に直接何か反映させようとかではないんですけども、これを読み切れば、自分の中で何かが起きそうな気がしまして。西加奈子さん本人の人柄も好きだし、パワーを感じるし。
この前試に別の作品を一冊読んでみたらすぐに引き込まれてアっという間に読み終えてしまって、その後少し寂しさを覚えたほどでした。

久々にこういう長編に挑戦しますが、
冒頭から既に面白いし、読みやすいから、けっこうサクサクっといけちゃうんじゃないかな。

腹筋とか腕立ての合間に読むことにします(笑)
あ、けっこうこの本分厚くて重いから、これを持ち上げたりすれば鍛えられるかも?(←しょうもない)

2015年8月1日土曜日

ちょっとだけ良い音で聴きたい。


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

私は普段パソコンにヘッドホンを挿して音楽を聴くことが多いのですが、ヘッドホンだと音がダイレクトに耳にくるのでけっこう疲れるし、長時間聴き続けるとあまり耳によくない気がします。

あと毎回レコーディングする時に、ミックス・マスタリングの段階になると様々な環境で再生してみて聴こえ方を確かめるのですが、ヘッドホンと、CDプレーヤー、i Phone、車のオーディオで聴こえ方があまりに違って最終的にはわけがわからなくなってくるので、なんか自分の中で基準になるものを置いときたいな、みたいのがあったんです。

ちなみに、最近の音楽業界では、大衆の音楽環境を考慮して音圧を限界まで上げ、イコライジングはいわゆるドンシャリ傾向の音作りが主流となっているという話をよく耳にします。
つまり、今はたいていの人が音楽を聴くのは街中の雑踏の中で、再生機器はほとんどがスマホにイヤホンだから、そういう環境でも迫力があるように聴こえて、大衆受けするような音質に仕上げられているらしいのです。
私も多少は、その辺のことを頭に入れたう上でミックス・マスタリングをすべきなのかな、と考えたこともあったのですが、いやちょっと待てよ、と。
万人受けを狙って大勢向けに売り出すわけでもないんだし、結局誰が一番自分のCD聴くのかって、多分私自身だと思うんですよね(笑)
だから自分が一番音楽を聴く環境において、一番心地よいと感じられる音に作ればいいのではないかと。

そうだ、環境を整えよう!
じゃ、とりあえずスピーカー買ってつなげてみようぜってことになりました。

一応、大須の電器屋さん巡りなどしてみたんですが、それこそホームシアター用の大型スピーカーなんてめちゃくちゃ音がいいし気持ちがいいけれど、目が飛び出るくらい高くて買えないし、そこまで大音量を出せるほどの部屋がありません。
そこまで良いやつじゃなくても、手頃でそこそこいいのは無いものか・・・と家に帰ってネットで色々探した結果、ONKYOのPC用スピーカーに決定。Amazonで6,000円でした。

さて、早速届いたものをつないでみると、なかなかいいじゃないの~。
深み・丸みのある低音・中音域が心地よいです。
ベース好きの私としては楽しくてしょうがない。
CDプレーヤーから直に出す音と比べても、違いは歴然。
この値段でこの音質が手に入るならいい買い物したって感じです。満足。

とんでもない贅沢は言いません。
でもちょっとだけ良い音で聴きたい。

2015年7月30日木曜日

生で見て来ましたよ。

 
 
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
 
行ってきました!MANISH BOYSのライブです。
次の日はまぁ腰が痛くて。翌日に疲れが残りまくっちゃうお年頃です。
 
しかしご本人達の疲労度は比べ物にならないくらい大変なもんだろうなぁと想像します。
2時間ぶっ通しでガンガンに弾いて歌って叩いて歌って、まさに全身全霊でぶつかってくるようなステージでした。
この2人の相性も絶妙ですね。しょうがない大人達、という感じで(笑)
まったく、いちいちお茶目でかっこいいんだから。
今回のライブでは曲によって堀江博久さんがキーボードやベースで参加していて、2ピースになったり3ピースになったりって感じでした。2ピースもうまくアレンジされていて、充分に聴きごたえがありました。
 
久々に中村達也さんのドラムを間近で体感して思ったんですが、MANISH BOYSはもちろんロックンロールなんだけど、中村達也のドラムはやっぱりどこかジャズだな。
 
何をもってジャズと言うのかってのは、色んな定義があるし見解も分かれますが、
やっぱり、しなりがある。ガンガン前に出ているようで、実はクッと後ろに引いてたり、
その場で変幻自在に揺れ動く炎のよう。
バーッと燃え盛ったかと思えばスーパークールに刻んでたり、とにかく、どこまでも表情豊かで自由なドラミング。・・・なんか変にかっこつけた比喩をしてしまいました。
 
そう言えば、この前テレビでタモリさんが、「ジャズというのは音楽のジャンルの一つではない。ジャズな人が演奏してる音楽ってだけ。」みたいなことを言っていました。
 
タモリさんによると、ジャズな人はスイングしてる人、ジャズな人は明日の為に今日を生きない。今日の為に今日を生きる人、とか。
 
・・・わかるような、わからないような。
私が語るには10年早い気がしてきました。これはジャズだとかこれはロックだとか。
 
まぁ、難しいことはよくわからないけど、とにかくかっこよかったということです。
 
・・・非常にチャチなまとめになりました(笑)

2015年7月26日日曜日

生で見て来ます。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

 
明日、Zepp NagoyaまでMANISH BOYSのライブ見に行って来ます。
MANISH BOYSと言えば、斉藤和義さん(ギターボーカル)と中村達也さん(ドラム)によるユニットですね。
何を隠そう、中村達也さんが大好きなんです。
こんなかっこいいドラム叩く人いますか?他に。一番影響受けてると言ってもいいかもしれません。
そこに居るだけでとんでもない存在感です。

おそらく中村達也さんをテレビで一番最初に見たのは、中学の時。
「MUSIC TOMATO JAPAN」っていう、ラジオみたいにミュージックビデオを放送する短いテレビ番組がやってて、そこでブランキージェットシティの『狂った朝日』という曲が流れていました。
当時はそれをやってたテレビ局の映りが非常に悪くて、ザーっザーっと砂嵐の紛れ込むテレビ画面に文句を言いながらも夢中で見ていました。
まぁ当時は、ドラムだけ注目してたわけではなくて、何だろうこの音楽は?という感じで強烈に印象に残っていた、という感じです。ブランキージェットシティというバンド名と、モノクロの映像がずっと頭の中に残っていました。

後にブランキーのCDを貪るように聴きあさっている時に、この曲もあらためて聴きましたが、プロモとは印象が違った。ぜんぜん歌い方も演奏も違っていて、このプロモはホントに一発撮りの生演奏をそのまま収録したようで、何かタダならぬ緊迫感が溢れています。
https://youtu.be/9ykak2zWyq4

20歳の時にドラム始めてから、ブランキーの『ガソリンの揺れかた』を聴いて衝撃を受けました。
こんなにも生々しくかっこいいスネアの音を聞いたことがなかったからです。
それに、こんな躍動感のあるフィルインも聴いたことがなかったのです。
https://youtu.be/QNQiU4-vBx0
1タムでライド右側のクラッシュシンバルを低くするセットも、もろに中村達也さんの影響です。

ブランキーを生で見れたのは、1998年豊洲で行われたフジロックフェスティバル。
その時のドラムの音が強烈によかった憶えがあります。
https://youtu.be/Dw54f4Ugm98
2年後の2000年にブランキーは解散して、それ以降はソロワークや別ユニットで活躍をされていますが、一度も生で見る機会のないまま月日が経ってました。

ということで、今回私がMANISH BOYSを見に行く動機は完全に中村達也目当てということがバレバレですけど、楽しんできます。

2015年7月20日月曜日

鳴らしてる音そのまま

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

この前練習の時に、ベースの葛谷さんが良いビデオカメラを持ってきてくれました。

SONYのデジタルミュージックビデオレコーダー「HDR-MV1」と言って、
音割れやノイズも無く、臨場感のあるサウンドをステレオ録音して撮影できる、まさにLIVE撮影に適した高音質・高画質のビデオカメラです。

あと、120度広角レンズというのも売りのようで、狭い室内で広範囲の撮影ができちゃう。
実際、スタジオで撮影してた時、カメラの角度的に、完全に私は映っていないものだと思っていました。

それで、葛谷さんから送られてきた映像を見てビックリ。
スタジオで自分自身が聴いてた音そのまま。思った以上にすごいなと思いました。
論より証拠、実際撮ったものを見てもらった方が早いですね。
先日の練習風景「グロウアップ」を演奏してる映像です。
※ちなみにここに添付するにあたって容量をかなり小さくしているので、音質的には多少落ちています。




非常に性能の良いマイクというのは、マイクで捉えた音を拾ってきてる、というんじゃなくて、
もう空間そのものを、そのまま切り取って丸ごと持ってきたような感じで、ものすごい自然なんですよね。

それと、私のドラムの音ですが、いつも私はライブに出ると、もちろんステージの中音は聴いてますけど、外音は実際どんな音が鳴っているのか、つまりお客さんはどういう音を聴いているのかはわからないわけです。マイク通して加工された音なので、生音とは違ってるんですね。その辺のさじ加減はPAさんに任せるしかないんですが。

毎回、後で録画したものを見ると、やっぱり「あら・・・私のスネアこんなにサスティーン短くなっちゃった?」とか、「バスドラがバッキバキ・・・」とか、私の出したい音、出しているはずの音とはなかなか一致しないものです。
そう考えると、生音そのままをお客さんも聴けるスタジオライブが、そのバンドの出したい音が最もわかりやすくていいのかもしれません。

何せ、鳴らしている音そのままですからね。

2015年7月19日日曜日

続けられることの奇跡

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

音楽をやめる人もいれば、続ける人もいます。

今日は四日市のバンド「BUZZ YOUNG」さん、結成15周年記念ライブでした。
会場はたくさんのお客さんで賑わっていて、15周年を祝福していました。
素晴らしいステージでした。

バンドをほぼオリジナルメンバーで15年続けるということがどれくらい大変か。
大変か、というより、
ほとんど奇跡と言ってもいいと思います。

私が音楽をやってこれたのも、何か奇跡のようなことかもしれません。
私の音楽活動も、いつ途絶えるかわかりません。

気付けば、学生時代にあんなにも一生懸命音楽をやっていた友人たちも、今はほとんど楽器に触ってさえいません。
生活環境や生活リズムが変わって、音楽がしたくてもできなくなる人も多いです。
残酷なことですが、怪我や病気で泣く泣く楽器を手放し、惜しまれながら音楽活動を終了する人もいるんです。
紆余曲折あっても、なんだかんだ言っても続けている人はかなり珍しい方です。

長い年月、ブランクがあって、また1から始める人もいます。
もし、音楽を一度諦めて、やめてしまった人も、またいつか始められることを、祈ります。
何かをもう一度始めるにはエネルギーが要るけど。

私がどうこう言う問題じゃないけど。
その人の自由だけど。その人の選択だけど。

続けられるといいな。




2015年7月13日月曜日

至高の一杯



こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

先日、行きつけの珈琲屋さんで、初めて「カフェシェキラータ」という飲み物をいただきました。
たまたまケイスケがカウンターにかわいいペンギンの形をしたシェイカーがあるのを見て、マスターに「カクテルも作られるんですか?」と尋ねたところ、
「カクテルではなくて、アレンジコーヒーに使うんですよ。裏メニューですけど飲んでみますか?」と言っていただき、「ぜひ!」ということで、既に注文していたホットコーヒーはキャンセルしお願いすることに。

どんな風に作るのか興味津々で見ていると、まずは手際よくマシンでエスプレッソを抽出し、少しのシロップと氷を入れてシェイカーでシャカシャカ。もちろんノンアルコールですが、ほんとにカクテル作ってるみたい。

グラスに注がれ出てきたそれは、少し表面が泡立ってギネスビールのようです。
そして一口飲んでみると・・・
ほぉ~~・・・アイスコーヒーとはまたぜんぜん別の飲み物ですね。
ほんのりと甘くてしっかりとしたコクがありながら、後口は驚くほどさっぱり。
何せ初めての味でどう言えばいいのか難しいけど・・・なんかとにかくフルーティで芳醇・・・美味!
マスター曰く、豆に相当自信が無いと出せないメニューだそうです。

そう言えばこの前NHKで、日本を代表するバーテンダーの毛利隆雄さんが、俳優の谷原章介さんにカクテル作りの手ほどきをする番組がやっていて、それがすごく面白かったんです。
番組では日本中・世界中からファンがその味を求め店を訪れるというマティーニや、フレッシュなスペアミントをふんだんに使ったモヒートの作り方を紹介していました。
カクテルとか全然わかんない私が特に興味をそそられたのはモヒート。
最近じゃたまにしかお酒を飲まない私ですが、一体どんな味がするのか、すごく気になる。美味しそうだなぁ・・・一度飲んでみたいなぁ。
しかしさすがに銀座の老舗のバーに飲みに行く勇気は無いので、安い居酒屋ではないどこかで、ちゃんとしたモヒートを飲ませてくれるところは無いかな~なんて思っている今日この頃です。

あ、今日は音楽とぜんぜん関係ない話だと思ってたでしょ(笑)
実はその珈琲店のマスターが音楽好きなんですよ。おい随分こじつけたな?みたいな感じしました?
いやいや、ただの音楽好きのレベルじゃなくて、ご自身もドラム叩くし音楽も作ってる方なんですが、
オーディオのことも楽器のこともすごい詳しくて、それこそ「良い音」一つ出すのに徹底的にこだわってる方です。
いつもコーヒーを飲みに行くと、思う存分マニアックな会話をさせてもらうんですよ。

でも、まだマスターの奏でる音楽は聴いたことが無いんです。これまたものすごく興味あるけど・・・
こういう至高の一杯を出す方の作る音、聴いてみたいな~~。

あ、そうそう、なんとマスターがこんなものを作ってくれました。
 
「CDジャケットがあまりにもかわいかったので作っちゃいました。よかったら貼って下さい。」って。
カッティングシート。差し上げたCDから画像をスキャンしてキレイに加工して作ってくれたらしい。
ありがとう!嬉しくて、貼るのがもったいないから、部屋に飾ってます。

2015年7月11日土曜日

感動再燃シリーズ

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

先日このブログで、子供の頃に聴いて感動した白井貴子さんの歌にあらためて魅せられているという話をしたんですが、またそんな話のシリーズ。

小さい頃、5つ上の姉が好きでよく聴いていた「PSY・S(サイズ)」というバンドです。
バンド、というか、ボーカルのCHAKAさんと松浦雅也さんのユニットですね。
アニメ 「シティハンター」のテーマソング「Angel Night〜天使のいる場所」が有名ですよね。

多分当時は、なんかわかんないけど上質な気がして興味を持ったのは間違いないのですが、正直何がすごいのかはそこまでわかってませんでした。
CHAKAさんの声がかわいくて、POPでオシャレな曲調と、カラフルなセットでバックダンサー達が南流石さんの振り付けで踊る、ちょっと前衛的なアートな感じも子供心にかっこようて。(←出た)

特に印象に残っている曲は「CHILD」。この曲はポップというよりは何か壮大な感じのするバラードで、ダーーンと思い切りリバーブの効いたドラムの音が子供心にかっこようて。(←また出た)

よく姉の部屋に忍び込んではCDをコソコソを盗み聴いていたものです。
今思えば素直に「貸して」と言えばよかったのにね。

それで、今この年になって久しぶりに聴いてみると、なんというクオリティの高さ。
まずCHAKAさんの歌の上手さには脱帽です。
PSY・Sの中では曲調やバンドコンセプトに合わせてなのか、わりとビブラートをかけずにストーンと真っ直ぐ声を出していて、ちょっとぶっきらぼうにも聴こえるのですが、ピッチの良さが半端無い。
曲自体の完成度の高さもすごい。綺麗です・・・歌詞、メロディ、色々な音色の入れ方。

そして何より驚いたのが、ライブが素晴らしい。
ボーカルもすごいけどバックの演奏の上手さ。レコーディングかと思う程のタイトさです。
https://youtu.be/u-lgyThmA70

https://youtu.be/7cCE6IvyiR4
当時こんなにすごいライブが行われていたのか~。

現在PSY・Sとしてはもうとっくに活動をやめてしまったみたいですが、CHAKAさんは、専門学校でボーカルの講師をしていたり、ジャズシンガーとしてライブも行っているようで、ボーカリストとして活躍を続けているみたいです。
数年前に中島みゆきさんの「時代」を歌っているライブ映像がありますが、やっぱり圧倒的な歌唱力です。
https://youtu.be/DR-1KSRKLDk

生で見てみたいなぁ。

2015年7月2日木曜日

カナーンドッグTシャツ



こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

勢いでカナーンドッグのTシャツを作ってみました。
ちょいとロックな感じで半分骸骨。ハーフスケルトンドッグ柄です。

や、もとはと言えば、もう一つのバンドShi-Zuの方でかわいいシーズー犬柄のを作ろうという話になって、先にそっちで作ってみたんですが、カナーンドッグ版も作ってみたくなり、つい。

最初は、いつものように消しゴムハンコを彫って、無地のTシャツの上に“ぺったん”とやろうかと思ったんですが、それだとTシャツの広範囲に大きい絵柄を染めるには無理があるかな~と思い、
悩んだ末に思い出したのが伊勢型紙です。

伊勢型紙と言えば鈴鹿の伝統工芸で、浴衣や着物の文様を生地に染める為に用いる型紙で、
分厚い型地紙に彫刻刀で細かい図柄を彫り抜く超絶技巧の職人技ですけど、
さすがにそんなに緻密なことはできないものの、とにかく型紙を彫るっていう方法だけはパクってやろうと思い立ちました。

 
それで、ちょうどカナーンドッグCDのジャケットに使ったクラフト紙が、普通のプリント用紙よりも若干厚みがあって、表面もつるつるしているので、都合がいいなと思い、型地紙に採用。
黒い部分を彫り抜きます。


 
で、彫り上がった型紙をTシャツに重ね、上から布用インクを付けて、型紙を外せばできあがり。
より色持ちがよくなるそうなので、乾いてから一度アイロンをかけます。
どうです?めんどくさいでしょー。この無駄に手間をかけている工程!
プリントTシャツ業者から見たら、きっと恐ろしいほどの効率の悪さでしょう(笑)
 
あ~楽しい。
 
今のところ、販売とかはするつもりは無いですが、
万が一欲しい方がいらっしゃれば考えます。
これは誰が着るのかって?
まぁ、本人は恥ずかしがってますけど、フロントマンの責任でケイスケが着る予定です。
 
 

2015年6月22日月曜日

エッグでのライブ、ありがとうございました!

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
 
昨日はライブハウス エッグにて、カナーンドッグは3曲演奏させていただきました。
 
今回はベースの葛谷さん加入後初のライブということで、新生カナーンドッグ初披露。

ベースが入ったことによって、2ピースの時には出しきれなかったパワーと独特のグルーヴが生まれた気がします。

最後には主催の落合先生とCROSS ROADでセッションもさせていただき、(これが一番ハラハラドキドキだった)最高に楽しいライブになりました。ありがとうございました!

イベントでは、落合先生の知り合いの方々やギター教室の生徒さんら多数出演されていていて、ソロギターや弾き語り、この日の為に結成された企画もののバンド、普段から決まったメンバーで活動されているバンドなど様々でしたが皆さん本当にすばらしかったです。
私もドラムで何曲かお手伝いさせてもらって、今回もすごく勉強になって実のあるライブとなりました。

初めて人前で演奏する人や、昔からライブに出ていた人、人によって音楽への向き合い方やペースも違いますが、ライブで一緒になる人は、みんな新しいことに挑戦しているという点では同じですね。何回ライブに出たって、毎回決して同じではないし、もっといいもの見せたいと思うし。
ライブに出ると、それだけで、対バンさんから刺激やパワーもらえますよね。

今のところ次は未定ですが、何かしらエントリーしていこうと思ってます。
また決まり次第お知らせしますね!

2015年6月18日木曜日

何年後にどうなる

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

この前、こんな質問を受けました。

「ドラムを始めると、まず基礎を練習するんですか?それからどれくらいするとどんなことができるようになって、何年くらいでどういう曲が叩けるようになるんですか?」

えっ・・・

えっと~・・・

そう言われるとわからない・・・みんなどうなのかな・・

だいたい、私はちゃんと教室通ったわけでもないし、基礎からやらなかったしなぁ。
私の場合、ドラム見よう見まねで叩いてみたらおもしろくてハマって、とりあえず曲を練習してライブに出ちゃって、うまく叩けなくて毎回落ち込んで、
しかも毎回手がまめだらけになっちゃって超痛くて、それで必要にかられてやっとグリップとかストロークとか良い音出してる先輩とかに教えてもらったりして、
まめはほとんどできなくなったけど、

それでも「こういうドラムがかっこいい」って思う理想みたいのにぜんぜんほど遠くて、
行き詰って、
引き出しも少なくて、悩みながら色んな教則ビデオ見たり本読んだりして、とりあえず色んなバンドで自分のできる限り曲に挑戦してみて、

ハイテクニックなことはとっくの昔に諦めてるけど、
まぁ自分の音っていうのができてきて、だいたい自分の方向性が定まって、というか、
自分が心地よいと思えるドラムっぽいことが叩けるようになってきて、ホントに楽しめるようになってきたのは、10年目くらいからだったかなぁ?

あと、一つ言えるのは、ドラムは一人でやってても上手くならないと思う。
ドラムソロを突き詰める人もいるのかもしれないけど、バンドの中で力を発揮してこそドラムという気がするんです。
ドラムはCDに自分が合わせる楽器ではなくて、自分がアンサンブルを引っ張って、自分が指揮者でありながら演奏者である、という立場がドラマーなんで、
バンドの中で苦戦しながら曲をやって経験積んで、人知れず基礎練もやってれば、10年後にわりと余裕を持って自分達の演奏を味わえるようになるんじゃないでしょうか。

とか言えばよかったのかなぁ~。

結局、「好きこそものの上手なれ」ですよね。
興味を持ち続けていれば、必要なことはわかってくるのかも。
でも階段みたいなわかりやすいものは無いし。

さて、私はこの先、何年後にどうなっているんでしょうか。
そりゃあ、もっと上手くなりたいけど、
上手いとか下手とかよりまず、この先も音楽やれてれば万々歳な気もする!

2015年6月11日木曜日

歌の上手い日本の歌手

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

この前テレビ見てたら、プロが選ぶ歌の上手い日本の歌手ランキング?みたいのがやってて、
確か1位が玉置浩二さんでした。賛成!私もそう思います。
バラードが恐ろしく上手い。上手すぎる。
特に「メロディ」という曲が素朴で優しくて大好きです。

他にも久保田利伸さんとか、けっこう納得なランキングでした。
まぁ、そもそも1位とか2位とか言うのも野暮な話かもしれないですけどね。

でも個人的には、もう一人、白井貴子さんを推したいところです。めっちゃ歌うまい。

昔昔に、あれは確かNHKのクリスマスポップスロックなんちゃらって番組で、ユニコーンとかTMとか当時人気があったバンドがいっぱい出てたライブ特番があって、当時小学5年生だった私はビデオ録画して何度も何度も見ていたんですが、その中で白井貴子さんが、「輝きは草原の中に」っていう歌を歌っていて、そのなんかちょっと落ち着いてて抑え目な、シンプルな8ビートでも確かにロックな感じが、もう子供心にかっこようて。
決して気張り過ぎないさりげなさ。それで何とも楽しそうで。
センスの良い「大人」って雰囲気で、かっこよかったな~。
何回も見て、耳コピしてエレクトーンで弾いた。たしかボーカルはパンフルートの音にしたっけ。

最近You tubeでその動画を見つけて、あらためて見て、やっぱりかっこいい曲だな~ともう一度感動して、
それから、若い頃のライブの映像から最近の映像までたくさん見ました。
まー上手い。上手いな~~。
年を重ねて深みが増してさらに上手くなっている気がします。(←えらそーに)
野外のお祭りの会場とかで、決して充分とは言えないような簡単な設備でも、ギター1本をバックにのびやかな歌声を披露している姿は、さすがプロ、という感じです。
それでトークとかもぜんぜん気取って無くて謙虚で気さく。
あ、こういう人が実力のある人だ、と。こういう人になりたいなぁ。

最近の曲で、「sakura sakura 幸せの架け橋」という歌、メロディが美しいです。
作詞・作曲もされてるみたいで、シンガーソングライターとしてもすばらしいですね。
あと、「夢の雫」という曲、これはピアノだけを伴奏にレコーディングで歌っている姿が見れますが、久々に鳥肌が立って涙が出ました。
https://youtu.be/LkroQujetQk

やたらとこぶしをきかせて歌唱力ばかり主張しない、会話をするかのような自然な歌、でもたっぷりとグルーヴを感じる歌。
こんな風に歌えたら・・・一人妄想しながらパソコンの前で釘付けになってる私は、ただの廃人です。

2015年6月10日水曜日

ギターの道は険しい・・・

 
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
タイトル見てギターの人が書くのかと思ったでしょ(笑)
すいません、ドラムの方です。

カナーンドッグと関係無いんですが、実は少し前にエレアコ買いました。
前にヨニンミマンというバンドで弾き語り、というかアンプラグド、
というか線はつないでるけど静かめの歌ものの曲でライブやった時があって、
その時私は唯一持ってるテレキャスを弾きながら歌ったんですが、やっぱりアコギの方が雰囲気出るよな~と思ってて、だんだんアコギ欲しくなってきて、なんかいくつか試奏とかしちゃって、
エレアコで「これ結構いいじゃん」とか思って、ちょうど安くなってるの見つけて、
ケイスケも連れてって色々確認してもらって、セットアップしてもらってお持ち帰り、と。
こんな具合で、あれよあれよという間に購入してしまったのです。
大変気に入っております。

試奏でチョロチョロッと弾いただけの時には、エレキに比べてそれほど弾き辛さは感じないな~なんて思っていたけど、
何が何が!実際これで曲を練習してみると、指が悲鳴をあげています。
いや、指だけでなく、手や腕や肩や、色んなところが悲鳴を・・・
ギターってこんな疲れる楽器なの?あ、弾き方も悪いのかな。
無駄な力が入ってるわりに、しっかりとコードを鳴らし切る握力は無いという・・・トホホ

今猛練習している曲は、最近書き上げたオリジナル曲なんですが、
我ながら難しい曲を作ってしまったもんだ。
でも、簡略化はなるべくしたくないな。例えばコードを簡単なのに変えちゃうとか、
そんなのはしない。作ったままの状態を弾けるようになってみせます。はい。
諦めません。特にこの曲は大事な曲なんで、楽々ときれいに弾いて歌えるようにならなきゃ。

楽器の習得に苦労するのは当たり前。
なかなかスマートにスムーズには上達できないもの。
ある程度スパルタでやるしか無いのかもね。
今までだって、エレクトーンもドラムも、それこそ泣きながら練習してきたんだもの。

ギターボーカルはどうやって練習するのか?という問いに対して、
浅井健一さん曰く、
「弾けるようになるまで練習する」だそうで、
そういうことなんですよね、結局。

あぁ、それにしても指が痛い。
ギターの道は険しい。

2015年6月6日土曜日

お手本

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

野外ライブが終わって、その時の動画を見たりして反省の日々を送っていた私たちですが、
ギターボーカルのケイスケが突然「俺、リズム強化の為にドラムを始めたい」と言い出しました。

それで、今朝ケイスケが、「このドラマーをお手本にしようかな」と言って、
ザ・フーのキース・ムーン氏がドラムを無茶苦茶ににぶっ壊し、最後に爆破していた映像を嬉しそうに見ていたのを見て、軽くゾッとしました。

その人をお手本にするのは色んな意味で・・・あまりにも危険です。

2015年6月5日金曜日

即席レシピ

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

書きたいテーマはあるのに作詞が進まなくて、色んなライブ動画を見まくっています。
世界にはすごいミュージシャンがいるもんだ。
ものすごいパフォーマンスで聴衆をねじ伏せる、この前対バンしたある方の言葉を借りれば、
“グルーヴやくざ”(笑)

このパフォーマンスに辿り着くまでに、一体どんな生活を送って来たんだろうか、と思います。
もちろん世界の一線で活躍するような人の生まれ持っての才能たるや、とんでもないものがあると思いますが、どれほどの音楽の要素が組み合わさって、ここまでの強烈なオリジナリティにつながっているんだろうか、と。何か途方もないものを感じます。

よく、「この人のギタープレイは結局、あの人のスタイルなんだよね。」
「このバンドの音楽性はあのバンドの系譜で」とか言われますが、
まぁ、確かに影響が色濃く出てる場合もあるし、どんな人も辿ってみれば革新的なスタイルで一時代を築いたロックスターの影響は少なからず受けていると思うし、色んなジャンルの音楽も実は繋がっているんだろうとは思います。
けれど、これとこれ足したらこれが出来上がり、とかあんまり簡単に言ってしまうのもどうかと思うんです。
その人の音楽性は即席レシピのようなものではなくて、それこそ幼少期の経験から、ものすごい膨大な数の音楽が絡み合って、少しずつ確立して来たものなんでしょう。
それで、死ぬまで進化の過程なんだと思います。

とか言って。

2015年6月4日木曜日

バンドのブログリンクありがとうございます!

カナーンドッグのブログを他のバンドさんのホームページから飛べるようリンクしていただけました!
三重県は津、松坂を拠点に活動されているロスサンドイッチさんというバンドさんにリンクしていただけました。ありがとうございます!

僕らもリンク貼りたいのですが、このブログは相互リンク機能がついておらずリンクできないようです。
せめてどんな感じのバンドさんなのかだけ紹介させていただきたいと思います。

2003年結成のスリーピースバンド、ロスサンドイッチ。
8年間の活動休止を経て2015年に本格的に活動再開。

恥辱恥辱を口癖にしながらも、3人の奏でるグルーヴは極上で、ボーカルギターのマスティー氏が作る曲の歌詞は心揺さぶられるものがあります。
今後音源等も製作とのことで、1度ホームページのぞいてみてください!
日記もメチャ面白いから!

URLです。↓

http://s.maho.jp/homepage/533fa4ddd9c6dc7f/


2015年6月1日月曜日

野外ライブに出演しました!



こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
昨日は快晴の中、私の念願だった野外ライブに出演しました。

本当に3日前までは降水確率70%で、完全に中止になるだろうと諦めてました。
いや、実は開催だけではなく、色んなことを諦めてたんですよね。

そもそも、私が野外をやりたいとずっと言ってきた理由は、
まぁ単純に昔野外でドラムを叩いた時の解放感が忘れられないというのもあったんですが、
もっと根本的なこととしては、
ライブハウスのような閉鎖的な空間ではなく、もっとオープンな空間で、お客さんがお金払わなくてもフリーで通りがかりの人がフと足を止めて気軽に見ることができて、普段それほどライブ見に行かないような人でも興味を持って何かを感じてくれることができるような、そんな場所でやりたい。
そういう気持ちがずっとあって、それで野外、野外と言ってきたわけです。

しかしながら何度もガックリさせられてきた自分の強烈な雨女力と(女子力は無いくせにね)、目の当たりにした週間天気予報の降水確率に「あぁまた今回もか」、とモチベーションがどんどん落ちてきて、だいたいさぁ、もし晴れて野外ライブが実現したとしても、私たちの演奏に通りがかりの人がわざわざ足を止めてくれることなんてあるかしら?なんてことを思い始めて、結局は場所はオープンでも、ライブハウスでやるのとあまり変わらないんじゃないか?なーんて、
とにかくすねてたわけです。

そしたら思いがけなくコロッとっ天気予報が変わっちゃって、開催決行ということになり、まずはビックリの一言でした。

さて、それでその野外ライブ本番なんですが、演奏するには思った以上にハードな環境であることを痛感しましたね。ライブハウスの箱の中でやる時のように、照明のおかげでなんとなくそれっぽく見える、みたいな効果も無いし、“包まれてる感”が無い分、自分たちの音が出したそばからパーッと遠くに逃げて行く感じで、演奏中の音の実感が難しいですね。
あとは、どんどん体力消耗するね!野外の疲労をなめてました(笑)

でもね、
演奏の出来・不出来はとりあえず置いといて、
通りがかりの方が実際に足を止めて見てくれて、終わった後にわざわざ声をかけてくれてCDもらって下さったんですよ。もう感無量です。
本当に嬉しかったです。ありがたいです。
完全に諦めてたけど、今回エントリーしていて本当によかったな、と思いました。

さて、今後のカナーンドッグとしては、ライブの中でも発表しましたが、
サポートベースの葛谷さんに加入いただき、3ピースバンドとして再出発します。

今決まってる予定としては、6月21日(日)、これは日ごろお世話になっている方が知り合いを集めて行う企画イベントで、いわゆるライブハウスのブッキングライブではないので、あまり広く告知はしないものですが、ここでは3曲だけ、ベース含めた3人で初めて出演させていただきます。
また3人バージョンで曲数も仕上げていって、ライブハウスにも出ていこうと思ってますので、
またその時はお知らせさせてもらいます。

だけど、一応2ピースでも成立してると言ってくれる方もいるし、3ピースオンリーではなくて、2ピースでもライブ出ちゃうことも、場合によってはあるかもしれません。

いずれにしろ今後もカナーンドッグ、パワーアップしていきますので、よろしくお願いします。

2015年5月27日水曜日

「ドラムを好きになるということ」

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

何か、こう、自分のドラムの音が曇っていると感じていた今日この頃、
著者もわからない謎のサイトを見つけました。
その名も「ドラムを好きになること」
たくさんの項目があって、グルーブ感とか、機械と人の違いとか、聴いてる側と演奏者の差とか、
どれも非常に共感できるもので、
とにかく、「そうそう、そういうことなんだよね」と再確認できる内容でした。
読んでいて、あぁ、そうなんだ、私はやっぱりドラムという生楽器が好きだ、と思ったし、
15年以上もずっとやってこれて、これからもやっていくんだろうと思った。

グルーヴ、人を自然に動かす「波」は、ちょっとした「工夫」で一朝一夕に得られるものではなくて、
長年の経験から得られるもので、理屈で理解できるものではない。
その為には、何より自分がそういう音楽に触れて、実感すること。

一音一音に集中して、雑念を排除して、澄み切った音が出せるようになるには、
ただ直向きに、自分の足りないところと向き合いながら、
終わりのないドラム道を歩んでいくしかないんですね。でもやっぱり好きだから
続けていけると思います。

2015年5月24日日曜日

ダイナミクス

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

5月31日(日)は3月に雨で流れた野外ライブのリベンジです。
今回は、無欲で行こうと思い、てるてる坊主は作りません。
雨が降ったらそれはそれでまた「いいネタいただきました」と思うことにします。
そのぐらいの方が意外と晴れたりするのかも。なんてね。

5月31日以降、今のところカナーンドッグは6月21日(日)に加佐登のライブハウスエッグにて
3曲やらせていただく予定です。そのライブでは、私は他にもう一つのバンドShi-Zuで3曲、
あと他にもドラムを頼まれてる5曲をやる予定です。
その5曲ってのが、RADWIMPS、Van Halen、GLAY、miwa、Oasis、とまぁバラバラなんですが、
普段オリジナルをやってばかりいるとついつい自分の好きなこと(ラクなこと)しか叩かないので、
たまにカバーをやると自分では叩かないようなフレーズもあるので大変勉強になります。

とは言え、完コピしたってしょうがないので、そこはやっぱり少しぐらいはオリジナリティを入れていきたいわけです。
オリジナリティとは言っても、とにかく自己主張するという意味ではなくて、曲に寄り添ったドラミングをしつつ、私なりにダイナミクスを付けたいなと思うんです。
最初から最後までそつなく間違えずに叩くよりも、「ここが一番言いたいところなんだ」みたいなクライマックスでいかに自然に大波を作ってぐわ~っとグルーヴを出せるか、みたいなところに勝負をかけています。

それには何よりまずは曲を憶えないと・・・。5曲とも4分超えで、一番長いのだと6分近くあってキメも多く、展開もめまぐるしい曲があるので、なかなか憶えるのに苦労しております。
まぁ、ドラマーの役割としてはまず最低限曲の流れが頭に入っていて、展開に応じたフィルを逃さず入れられないと話にならないので、なんとしても曲は憶えないといけません。

家の中でも、車の中でも、毎日リピート再生しております。
ダイナミクスまで考えられるのは、もうちょっと先になるかな・・・。

2015年5月19日火曜日

曲そのもの

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

振り絞って曲作って、アレンジして練って、ライブをやって、レコーディングしてCD作って、
やっと色んな人に聴いてもらう時、
単純に曲そのものの感想をもらうことがどれほど貴重か。

バンドマンに聴いてもらうことが多いので当然だし、
気付けば私自身もそうなってしまっているんですが、
録音方法はどうか、ミックスを上手くやれているか、
バンドの楽器構成はどうか、音量バランスはどうか、イコライジングはどうか、
クオリティを上げるために欠けてるものは何か、
完成度を上げるために足さなきゃいけないものは何か、
そんなコメントばかりになってしまうんです。それは当然のことです。

私はエンジニアではなくて曲を作ってる者なので、そういうことよりももっと聞きたい言葉があります。
単純に「いい曲だね!」「かっこよかった!」って、でもそれはなかなか聞けない言葉ですね。

歌詞や、曲そのものを単純に味わってもらって気に入って何度も聴いてもらうっていうのは、
思ってる以上に難しいことです。

だから、ホントにごくたま~に曲そのものをじっくり聴いてくれた人からコメントがもらえると、
ものすごい嬉しいんですよね。



2015年5月18日月曜日

久しぶりにライブ行った話

久しぶりに投稿する太鼓じゃないほうです。

昨日は久しぶりに学生時代の先輩のライブに観に名古屋行ってきました。
気づいたこといくつかありました。
俺はライブハウス好きだということです。
別にプロだとかアマだとか上手いとか下手とか関係なく、必死に何かを伝えようとパフォーマンスしてる人はやっぱカッコいい。刺激になりました。そんな人らのエネルギーの粒子が飛んでるのがライブハウスなんやなと再認識しましたね。

それと、昨日行ったライブハウス近辺久しぶりに歩いたのですが超怖かったです。淀んだ瞳の異国の方々に声かけられまくったり、理由はかけませんが近辺の駐車料金が昼間安くて夜の12時から15分100円になったりと田舎者には刺激的な環境です。そんなロケーションにあるからライブハウスはロックなんやろうな...

それと、近日何か発表あるかもしれないしないかもしれないです。多分フィフティフィフティってヤツですね〜

2015年5月14日木曜日

創作活動。



こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

実は、よくお世話になっているスタジオとお店に、カナーンドッグのCDを置かせていただくことになって、設置用のCDラックを作りました。
一応、お店のイメージに合わせて3色、色違いで作ってみました。
まだ納品(?)はしてないんですが、実物見てどんな反応かな~、とドキドキしております。

音楽をやっていながら、けっこうこういうジャケット作るとか入れ物作るとか、歌詞カード作るとか、
そういうのも好きでついつい張り切って凝ってしまいます。形ばっかりって怒られそうですが。

バンド活動は私にとっては音楽のみをやる活動ではなくて、ざっくり言って「創作活動」ですね。
曲作ったり、詞を書いたり、ステッカー作ったり、ハンコ彫ったり(笑)
これら含めて全部がバンド活動。

で、今までやってきた関係なさそうなことの色んな経験が、急に生きることもあるんですね。
このCDラックは、スチレンボードからパーツを測って切り出して、洋紙を貼って、それらをくっ付けて組み立てて、あとはポップを貼って、とまぁこんな工程なんですが、
いやぁ、まさか建築模型製作の通信講座がこんなところで役に立つとはね。
多分見る人が見ればわかることでしょう。
建築模型の手法です。多少の誤差とかズレとかOKにしちゃってるし、ものすごい雑に作ってありますけどね。まぁCDがきっちり入ってそれなりの見栄えになってればいいかなって。

さて、次は何作ろうかな~。

2015年5月10日日曜日

物販コーナー用のポップ付CDラック



こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
レコーディングが一段落して、次は5月31日(日)の野外ライブリベンジに向けて練習をしています。
今日もレコーディングでお世話になったスタジオエチュードさんにて練習。
実は昨日も練習に入っていたんですが、さささーっとセットリストを確認のつもりが、トラブル発生。
ギターのアンプから謎のノイズが・・・!
パタパタパタパタ・・・まるで近くをヘリが飛んでいるかのようです。
どうもアンプ自体からのノイズでは無いらしく、いくつもつないでいるエフェクターとシールドのどれかが原因のもよう。一つ一つエフェクターを外しては確認し、また外しては確認し、を繰り返して、
やっとトレモロがノイズの原因と判明。
エレキギターって電気系統のトラブルもつき物なので大変ですね。
ドラムはその点、本番で音が鳴らなくなるとか、変なノイズが出ちゃうとかいうことは滅多に無いですからね。ヘッドが破れるとかスティックが折れるとかそのくらいかな。

ノイズの原因が判明してとりあえずスッキリはしたけど、練習時間の大半をその原因究明に費やしてしまいました。
ということで、今日はあらためて2時間スタジオを予約し、演奏に集中。新曲の「ロスト」も入念に弾き込めました。
最終的なセットリストはまだ決定してませんが、なかなかいい感じに仕上がっては来ています。

さて、ライブの時に物販コーナーに設置するポップを改良してみました。
容量を増やして、背の部分の角度も改良。今回はちょっと渋く黒い洋紙を貼って、このブログのURLなんかもくっつけてみました。

これを見て「あら、ちょっと持ってって聴いてみようかな。」と思ってくれる人がいれば嬉しいです。

2015年5月6日水曜日

新しいCDが完成しました!!



こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
ゴールデンウィーク中はがっつりレコーディングに励み、一気に完成させました。
カナーンドッグ2ndのCDです。
今回は色々と新しい試みをしてまして、サウンド的には前回よりもちょっときれいに
仕上がってるんじゃないかな?と思いますが、どうでしょうか。

まず、録音時のマイクが違います。録る時のマイクの置き方も本数も違うし、マイク自体、
前回と比べ物にならないくらい良いものを使ってます。
いいマイクはやっぱり違いますね。ノイズが全然無いし、ものすごい透明感。
その分ミスもくっきり録れちゃうしごまかしがきかないんですが・・・
一回使っちゃうと、なかなか普通のマイクには戻れない気がします。
さて、録るもの録ってからがまた大変。そう、ミックスダウンです。

何テイクも何テイクも録った音を選別して混ぜ混ぜしてまとめるわけですが、
これがもうホントに面倒くさくて。
しかもずっと聴いてるうちにどれが良いのか悪いのかもわけわかんなくなっちゃって、
エフェクトかけるのもあーでもない、こーでもないでず~っとやってて、音のバランスも大きすぎるような小さすぎるような、それで次の日聴いたらまた違って聞こえて、またやり直して、
ほんとに耳にタコができるかと思いました。
もう最後は正直テキトーでした。(←こうなるのはいつも同じ)

ただ、今回は細かくPANを振って広がりを作ったおかげで、ライブ感は増したような気はします。
はぁ~、だけどまぁやっぱり素人なんで、機材が良くなってもそれなりの物しかできないね。
難しいです。
プロのエンジニアさんには到底かなわないです。これ仕事でやってる方は大変ですね。

まぁ、前回の1stの音もそれはそれでけっこう気に入ってはいるんですが、
2ndはまた音の質が違ってまずまずの出来になった・・・・と思います。
とにかく、終わった終わった~。できたできた~。

もうしばらくはいいです。脳みそ溶けて耳から出そう。

ライブ会場などで無料配布します。皆さんもらってくださいね。

2015年4月27日月曜日

ベースもけっこう好きなんです。

 
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
 
昨日の夜からベース録り。そして今日も早朝からベース録り。
と言ってもベースはスタジオに入らず、ライン録りなので宅録しちゃいます。
カナーンドッグはライブではベースレスだけど、レコーディングではミックスの都合もあって
普通にベースを入れてます。
でもあんまりうねうねと派手なベース入れちゃうと、さすがにライブでの再現性にも影響するので、
(もともとそんなベース弾けないってのもありますが)、まぁごく普通に入れてます。
 
愛用のベースはcool Zのジャズベ。お手頃な値段の割によく鳴る気がするし、
健康。(←言い方が合ってるかわかりませんが、とにかく安定感のある丈夫で安心な子です)
数年前にお店で同じ種類のベースを何本も弾き比べて選んだ1本です。
個体差って実際たいして大きな違いなんぞわからないだろ、と言われればその通りかもしれませんが、
とにかくじっくり選んで買った大事な1本です。
もう一つのバンドでケイスケも弾いてるし、けっこう活躍しております。

私は、生まれ変わったらベーシストになりたいな~と思うこともあるくらい、ベースという楽器は好きです。曲でもけっこうベースに注目して聴きますね。
と言いつつあまりベーシストを知らないんですが、これ見よがしにテクニックを見せ付けないけど、ここぞというところでニクイ仕事するよね、みたいな何気にグルーヴィなベースを聴くと「お~~!」とか思います。やっぱり自己主張よりも「曲」ありきのさりげないフレーズがかっこいい。
あ、でもカナーンドッグのベースはあまり注目して聴かないで下さいね。
頭の中に理想のベースのイメージはあるけれど、なかなかその通りにアウトプットできないのがつらいところで・・・

今回の録音でも何十回と録り直しました。録っては消し録っては消し。
納得いくまで、というか、まぁ合格点かなというところまで何度も何度も弾き直し。
指が超痛いです。ベースって実際弾くの難しいねぇ~。
ベ~~ンって余分な音が鳴っちゃったり、粒が揃わなかったり・・・
ま、そりゃそうか、そんな簡単には極められない。一日にして成らずですよね。

とにかくベースはなんとか録り終えた!さて、これからバトンタッチ。
ギター録りに突入します。

2015年4月25日土曜日

レコーディング開始。まずはドラムから!

 
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。次のライブまで一ヶ月ちょっと。
それまでに新しく3曲レコーディングをしてしまおう、ということで、始まりました。
始めちゃいました。レコーディングです。
今回も、完全自主制作で録音からミックスダウン、マスタリングまでがんばります。
 
今回はレコーディング用の良いマイクをお借りしたり、マイキングやミックスのコツをアドバイスをいただいたりしながら、前回よりもめっちゃ良い音質に仕上げる予定です!
 
さてさて、今日の制限時間はセッティング~演奏~お片付けまでで、約3時間。
3時間で3曲って、短い?長い?人それぞれだけど、こだわる方は1曲ドラム録るのに9時間とかかける方もいるそうです。
私の場合、3時間以上になってくると気力、体力が限界だな。
テイクを重ねる度に疲労が蓄積されちゃって・・・
 
まぁ一応3曲、録って帰ってきましたよ。
曲の終盤に差し掛かったあたりで普段ならなんてことないところでミスって最初から録り直したり、
なんだかんだでもたつきましたが、だいたい1曲につき5~6テイクは録れました。
 
ここから一番良いテイクを選んで、ミックスに入るわけですが、
このテイクはミスは少ないけどもなんとなく置きに行っててグルーヴに欠けるとか、
部分的にミスしてるけど全体としてはわりと良い音鳴らせてる、とか、
なかなか100パーセント納得のいくテイクは生まれないもんですね。難しい。
まだまだと思い知らされます。
 
しかし今回はやっぱりマイクの性能か、細かいニュアンスまでクリアによく録れてる気がします。
 
後日ギター録り、ベース録り(ライブではベースレスですが、レコーディングではベースを弾きます)、ボーカル録りを終えていよいよ悩みの日々、ミックスダウンに突入します。
 
レコーディングすると自分の演奏と向き合って、理想と現実の差を嫌でも目の当たりにすることになるので、これがまたなかなかキツイんですが、「今の自分の全力ではここまで」と受け止めながら、なんとか完成させないとね!
 
自分らしさが出てるCDにできればいいかな。