2015年6月5日金曜日

即席レシピ

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

書きたいテーマはあるのに作詞が進まなくて、色んなライブ動画を見まくっています。
世界にはすごいミュージシャンがいるもんだ。
ものすごいパフォーマンスで聴衆をねじ伏せる、この前対バンしたある方の言葉を借りれば、
“グルーヴやくざ”(笑)

このパフォーマンスに辿り着くまでに、一体どんな生活を送って来たんだろうか、と思います。
もちろん世界の一線で活躍するような人の生まれ持っての才能たるや、とんでもないものがあると思いますが、どれほどの音楽の要素が組み合わさって、ここまでの強烈なオリジナリティにつながっているんだろうか、と。何か途方もないものを感じます。

よく、「この人のギタープレイは結局、あの人のスタイルなんだよね。」
「このバンドの音楽性はあのバンドの系譜で」とか言われますが、
まぁ、確かに影響が色濃く出てる場合もあるし、どんな人も辿ってみれば革新的なスタイルで一時代を築いたロックスターの影響は少なからず受けていると思うし、色んなジャンルの音楽も実は繋がっているんだろうとは思います。
けれど、これとこれ足したらこれが出来上がり、とかあんまり簡単に言ってしまうのもどうかと思うんです。
その人の音楽性は即席レシピのようなものではなくて、それこそ幼少期の経験から、ものすごい膨大な数の音楽が絡み合って、少しずつ確立して来たものなんでしょう。
それで、死ぬまで進化の過程なんだと思います。

とか言って。