2015年5月19日火曜日

曲そのもの

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

振り絞って曲作って、アレンジして練って、ライブをやって、レコーディングしてCD作って、
やっと色んな人に聴いてもらう時、
単純に曲そのものの感想をもらうことがどれほど貴重か。

バンドマンに聴いてもらうことが多いので当然だし、
気付けば私自身もそうなってしまっているんですが、
録音方法はどうか、ミックスを上手くやれているか、
バンドの楽器構成はどうか、音量バランスはどうか、イコライジングはどうか、
クオリティを上げるために欠けてるものは何か、
完成度を上げるために足さなきゃいけないものは何か、
そんなコメントばかりになってしまうんです。それは当然のことです。

私はエンジニアではなくて曲を作ってる者なので、そういうことよりももっと聞きたい言葉があります。
単純に「いい曲だね!」「かっこよかった!」って、でもそれはなかなか聞けない言葉ですね。

歌詞や、曲そのものを単純に味わってもらって気に入って何度も聴いてもらうっていうのは、
思ってる以上に難しいことです。

だから、ホントにごくたま~に曲そのものをじっくり聴いてくれた人からコメントがもらえると、
ものすごい嬉しいんですよね。