2015年7月20日月曜日

鳴らしてる音そのまま

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

この前練習の時に、ベースの葛谷さんが良いビデオカメラを持ってきてくれました。

SONYのデジタルミュージックビデオレコーダー「HDR-MV1」と言って、
音割れやノイズも無く、臨場感のあるサウンドをステレオ録音して撮影できる、まさにLIVE撮影に適した高音質・高画質のビデオカメラです。

あと、120度広角レンズというのも売りのようで、狭い室内で広範囲の撮影ができちゃう。
実際、スタジオで撮影してた時、カメラの角度的に、完全に私は映っていないものだと思っていました。

それで、葛谷さんから送られてきた映像を見てビックリ。
スタジオで自分自身が聴いてた音そのまま。思った以上にすごいなと思いました。
論より証拠、実際撮ったものを見てもらった方が早いですね。
先日の練習風景「グロウアップ」を演奏してる映像です。
※ちなみにここに添付するにあたって容量をかなり小さくしているので、音質的には多少落ちています。




非常に性能の良いマイクというのは、マイクで捉えた音を拾ってきてる、というんじゃなくて、
もう空間そのものを、そのまま切り取って丸ごと持ってきたような感じで、ものすごい自然なんですよね。

それと、私のドラムの音ですが、いつも私はライブに出ると、もちろんステージの中音は聴いてますけど、外音は実際どんな音が鳴っているのか、つまりお客さんはどういう音を聴いているのかはわからないわけです。マイク通して加工された音なので、生音とは違ってるんですね。その辺のさじ加減はPAさんに任せるしかないんですが。

毎回、後で録画したものを見ると、やっぱり「あら・・・私のスネアこんなにサスティーン短くなっちゃった?」とか、「バスドラがバッキバキ・・・」とか、私の出したい音、出しているはずの音とはなかなか一致しないものです。
そう考えると、生音そのままをお客さんも聴けるスタジオライブが、そのバンドの出したい音が最もわかりやすくていいのかもしれません。

何せ、鳴らしている音そのままですからね。