先日、私たちは全員カナーンドッグオリジナルTシャツを着て練習しました。心なしか、結束力が高まった気がします(笑)
だけど自分たちの手作りTシャツをお揃いで着てるのって、だいぶ恥ずかしいですよね。
でも完全にお揃いじゃないし!それぞれ異なる柄のを着てたし。柄が違うからまだ照れが少なくてすむというか・・・とにかく3種類あるんです。柄が。
で、バンドのグッズってTシャツの他には何だろうね?という話になって、よく物販で売られてるのはタオルだけど、タオルを染めるのは難しそうだな~とか言っていたら、
じゃ、手ぬぐいは?
という案が出てきまして、「何それヤバい、作りたい。」と
気づいたらもう手芸屋さんに走って布を買っていました。
いわゆる日本手ぬぐい用の生地は、真っ白のさらし生地で、ガーゼよりも少し厚手です。
綿100%。
33cm幅×10mのを買って来て、約90cmの長さに裁断して作ります。
それに柄を染めていくのですが、布用インクを付けた消しゴムハンコをぺったんぺったん押して染める方法と、Tシャツと同じように型紙を当てて上からインクを染み込ませた筆やスポンジでパッティングして染める方法、2種類で作ってみました。
ちなみに伊勢型紙のお店で買った筆が非常に使いやすく便利。さすが日本の職人の道具は素晴らしい。
ハンコをぺったんぺったん |
型紙を当ててトントントン・・・ |
後は、乾かして、色を定着させる為にアイロンをかければ完成なのですが、手ぬぐいといえば布の端が切りっぱなしになっているので、どうしてもほつれが出てきてしまいます。
それで、何かほつれ止め加工が出来るようなものは無いかな~と、例えば「ホツレーヌ」みたいなベタな名前の便利グッズとかありそうだけどな~と、手芸屋さんをウロウロしていると・・・
あった・・・ほんとに「ホツレーヌ」って商品名のが(笑)
この液体を布の端に塗っておくと、いい感じに断面がコーティングされてほつれが出にくくなるらしいです。
ちなみに、手ぬぐいの端が折り返しも無くただ切りっぱなしてあるのにはちゃんと理由があるらしく、どうやら干した時に水分が溜まらないことで乾きが早くなり衛生的だというのと、必要に応じて裂いて使うこともできるからだそうです。手ぬぐいの販売サイトでそう書いてありました。
もしほつれても、1cmくらいでほつれは止まるそうで、長い糸を切りながら使っていけばいいのだとか。でも一応ほつれにくくする為に、ホツレーヌでほつれ止め加工はしておくことにしました。
さぁ、できあがったカナーンドッグオリジナル手ぬぐい。
Tシャツよりも工程が多く作るのが大変面倒です。
いやぁ、疲れました。ここ1週間ほとんどこれしかやってなかったから(笑)
・・・気のせいかしら?バンドマンというより、ただの職人になってる・・・
・・・私は一体どこへ向かってるんでしょうか?
最近、音楽が目的か、図画工作が目的か、もはやわからなくなってきました。
それにしても、心地よい疲労です。とりあえず作りたいものを作って、満足しました。
さて、そろそろドラムの練習しなきゃ。
9月20日(日)は四日市アピタ前広場で野外ライブです。晴れますように。