2017年12月31日日曜日

ゆく年、くる年。

 
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
 
Myアンプが届きました。VOXのヘッド MV50 ACとキャビBC108のセットです。
つまみはゲインとトーンとボリュームの3つという、シンプルなもので、とにかく小さい。
しかしあなどるなかれ。
家だとちょっとパワーがあり過ぎてほとんどボリュームを上げられません。スタジオで試してみましたが、ボリューム12時~1時くらいでドラムにもかき消されないくらい、充分な音量です。

ちなみに、このヘッドを、でっかいマーシャルのキャビに接続することもできて、そうするとまた深みが増し豊かな感じになってとてもいいです。私はギターのことがぜんぜんわからないので、幼稚な言い方しかできませんが、小さいBC108のスピーカーでもパワーあるし、音もぜんぜんチープじゃないんだけど、まぁやっぱりでっかいキャビに繋いだ方が、より余裕のある音に感じます。荷物も少なくていいね!

難しいことはわかりませんが、とにかく!出したい音、出ちゃいました。気に入りました。以上!
さぁそんなわけで、来年はこいつを活用してレコーディングをすすめていきたいと思います。

わ~。
わ~大晦日ですね。気付けば。
私は今年、バンドを基本カナーンドッグと、それからヨニンミマンとLippsの3つ、入れ替わり立ち代わり、やっていました。
それプラス、サポートドラムもさせてもらいました。
ザッと数えてみたら、今年1年で、ドラム・ギターボーカル・ベース合わせて、出演したライブは計21本ありました。
(もちの木広場の野外と、ジャズフェスが悪天候で中止になってなかったとしたら、23本でした。)
目標という目標も無く、ほぼ無計画に、行き当たりばったりではありましたが、いっぱい新曲も作ったし、レコーディングもしたし、それを「いい」と言ってくれる人もいたし、音楽を通して素敵な人に出会いまくりました。本当にありがたいです。

来年はまずレコーディングにかなりの日数かかると思いますし、ライブも、もうちょっとゆっくりのペースになるかなぁと思ってますが、できれば、また時々音楽を持ってどこかへ出かけて行きたいですね。
ひたすらわがままに音楽をやらせてもらってますが、皆さん、こんな感じでよければ、これからも一緒に遊んで下さい。そんで色々教えて下さい。

よいお年を。

2017年12月23日土曜日

自分の音を出したい。


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

私がギターボーカルをしているヨニンミマンの方で、年明けから本格的にレコーディングに入ります。
まだはっきり決まってませんが、けっこうな曲数録って、ミニアルバムくらいの感じに仕上げるつもりです。
実は前々から、3曲入りの無料配布CDをもらってくれた方々から
「もっとたくさん曲を入れてほしい。車でずっと繰り返し聴くから、無料じゃなくていいからアルバムを作って欲しい」という要望がありまして、

そんなふうに言っていただけるのってありがたいなぁと思うし、個人的にも、この曲は形に残しておきたいっていう曲ができてきていて、あれも録りたい、これも録りたいと、欲が出てきまして・・・。
それでメンバーにも相談してみたら、わりと前向きに考えてくれてたので、じゃ、具体的に準備を始めましょう、てな感じで始動しました。

ヨニンミマンっていうと、けっこうアコースティック寄りなイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、私がエレキ弾きながら歌って、サポートドラマーに入ってもらっての、バンドバージョンの曲もありまして、まずは手始めにそんな編成の2曲録ることにしました。
先日プリプロ録音を終えたところです。
プリプロ、つまりエンジニアさんに「録るのはこんな曲ですよ」と示す為の音源を、自力でレコーディングしてみたわけですね。
簡易的にでもレコーディングをしてみると、色々と課題が見えてくるもんです。
私の場合は何と言ってもギターですね。必要最低限のバッキングではありますが、ギターは特にド素人なもんですから、全然わかんなくて・・・。
演奏ももちろんですが、音作りってのは、難しいもんですねぇ。

出したい音色はあるんですよ。曲によって出したいギターの音。頭の中のイメージで。
でもどうやったらそうなるのかがわからないし、人に説明ができないんです。
・・・でも、ちょっと楽しくなってきてます。

まず、今年の秋にやっと人生初、自分のエフェクトボード作りました。
とにかく色々設定が難しいのは無理なんで、アナログな感じで操作が簡単なやつ。ツマミは極力3個まで!そしてコンパクトに!
ペダルチューナーと、曲によってどうしても必要な、オーバードライブ、リバーブ、ディレイ。
どれも小ぢんまりとしたかわいい奴です。これで事足ります。満足。

あとは、それらと組み合わせて、アンプの方も色々いじって試行錯誤なわけですが、私はだいたいスタジオに常設のアンプの中では、マーシャルよりJCなのかなと思って、とりあえずJC使ってきたし、JCで音作りしてみて、まぁだいたいこんな感じの音だなっていうところまでは来てたんですけど、けど、けど...(←ディレイかかりました)

長い目で見たら、やっぱ、自分のアンプ、欲しいやん?
ライブの時、そこにJC無い場合もあるやん?
ライブにも、スタ練にも、レコーディングにも、使い慣れてる自分のアンプ、持ってきたいやん?

前にこのブログで、ドラマーがMyシンバルとかスネア・キックを持参して付け替えるのは、傍らに味方をつけるようなもの、みたいなことを書いたんですが、ギターも自分の楽器はもちろん、持参した自分のアンプやエフェクターに繋ぐってのは、やっぱりその会場に備え付けの「初めまして」の機材に挿してその場で音作りを探るより、ずっと気が楽だし心強いですよね。

と、いうことで、あーだこーだ前フリが長かったんですが、
やっぱりMyギターアンプ、買います!
ていうか、もう発注しました!
何を買うか、すっごい色々考えて決めました。もう知恵熱出そうです。
ケイスケにも相談(というか議論かな?)しまくりました。
うっかりすごい高いアンプ勧められたりしましたが(笑)そこそこのやつに落ち着きました。

あ!ところで話は変わりますが、
先月このブログでかもしかマラソンに出場したことについて書いた時、12月は鈴鹿サーキットのマラソンで10km走るから、またご報告しますと言っていたのでした。
はい、ご報告しますと、無事完走しました。前回(一昨年)走った時とほぼ同じタイム。思ったよりよかったです。
何か大きな目標があってやったわけではないけど、苦しいながらもできる範囲でコツコツやってたら、こんな自分にもできるんだなぁと思いました。
それ以来、いっさい、走ってないです(笑)

まぁこれから冬の間は、室内にこもって、レコーディングのことをあれこれやってる感じですかね。

そしてなんと今夜はお楽しみ、ヨニンミマン忘年会です。
実は今日もともとヨニンミマンで静岡にライブに行く予定だったんですが、ケイスケがやむを得ず仕事になってしまい、断念したのです。で、せっかくだから遠出はできないけど、仕事終わってから夜、忘年会しようよってことで。
いやぁ、今年1年自分達にしてはけっこうライブもやったし、レコーディングもしたし、頑張ったよなぁ。
メンバーはじめ、色んな方に感謝。ありがとう、みんなありがとう。。。

今年も本当に色々お疲れ様でした。

・・・意外とこんだけ締めの挨拶しときながら、年内もう一回ぐらいブログ書いたりして?
わかんないけど、もしかしたら年内にアンプとか届いちゃった日にゃあ。

まぁ、今日のところはこのへんで。では、また!

2017年11月21日火曜日

知らなかっただけなんだ。


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

11月19日(日)、「鈴鹿の街音楽祭2017」にヨニンミマンで出演してきました。

このイベント、私達は初参加でしたが、鈴鹿市制70周年記念に合わせて2011年から毎年行われている、入場無料のライブイベントです。
鈴鹿市文化会館の「けやきホール」と「さつきプラザ」の2会場同時に鈴鹿に関係する多くのミュージシャンが出演し、お客さんはタイムテーブルを見ながら2つのホールを行ったり来たりして自由に見たいライブが見られるという、いわゆるサーキットイベントってやつです。

けやきホールの方だと合唱団とか吹奏楽、リコーダーアンサンブル、ビッグバンドとか、
ヨニンミマンも演奏したさつきプラザでは、わりとバンド系とか弾き語りとか。でもほんとにジャンルは様々で、普段なかなかライブハウスでは見る機会のない演奏も見れて、非常に興味深かったですね。

例えばね、鈴鹿市を拠点に活動されているブルーグラスバンドのDRY GRASSさん、よかったですねぇ。
皆さんブルーグラスってどんな音楽かご存じでしたか?
ブルーグラスっていうのは、アメリカのカントリー音楽で、スコットランドなどの移民の伝統音楽がアメリカ南部で発展したものだそう。DRY GRASSさんもギター・ベースの他に、ブルーグラスに特長的なバンジョーやマンドリンを用いた編成になっていました。
そのバンジョーやマンドリンの細かく速いフレーズや、音色がまたなんともかっこいいのです。
あと、演奏スタイルと言いますか、独特なステージングなんですが、舞台中央にコンデンサーマイクを1本立ててあって、メンバーの方がそのマイクを囲むような形で演奏していまして、マイクとの距離感が絶妙。歌やハモリもちょっと遠くからさりげなく聴こえてくる感じで、曲中の楽器のソロが入る時も、音量をガーッと上げるんじゃなくて、少しマイクに近づいて前に出す、みたいな距離感でコントロールする感じ。超かっこいいんですけど~~~。
ちなみに現在、フィドル(バイオリンみたいの?)とドブロ(スライドギターみたいの?)募集中と言っていました。鈴鹿周辺に弾ける人いるのかな?でもそれが入ったバージョンも是非見てみたいですねぇ。

会場には、お子様から年配の方まで幅広い層のお客さんがみえて、さつきプラザもおそらく100人近く?席が埋まってました。たくさんのお客さんの前で演奏できる機会をいただけて、本当にありがたかったです。無料配布CDを持って行ってたのですが、他出演者の方や、会場で聴いて下さった方にたくさん声をかけていただき、全て完売というか、まぁ売ってないので、持って行ってもらいました。
その後も数名「CDほしいんですけど残ってますか?」と来ていただいた方がみえて、本当に申し訳なかったです。
今回こうやって知っていただいたことで、こんなに受け入れていただけるのなら、もっと準備してこればよかったな・・・。

会場ではしっとりと癒しの音を聴かせる感じのグループもいれば、ガツーンとハードなのを鳴らすバンドもあったのですが、ジャンル関係無く、本当に幅広い層の方が聴き入っていました。
けっこうお年寄りの方でも、普段は生で聴く機会がないだけで、機会があれば大音量の激しいバンドサウンドだって聴いてみたいっていう人もいるのかも。その逆もあって、普段はテレビから聞こえる流行の曲しか耳にしない10代の若者だって、クラシックのオーケストラサウンドでじ~んと来たり。こんな音楽もあるのか、こういうのもいいな、とか。

それにしても、今回つくづく思ったのは、

レベル高い・・・。

私は主にさつきプラザのライブを見ていましたが、どの人もまぁ上手いこと!
近くにこんな上手い人いたの!?っていうぐらい。びっくりしました。
それで、みんな自分達の音楽のテーマを追求してるというか。

恥ずかしながら・・・私は若い時、鈴鹿という地元にはすごいミュージシャンはあまりいなくて、どこか違う遠くのところに行かなきゃ会えないんだと思っていました。
だけどそれは、私が知らなかっただけで、ずっと長年鈴鹿で音楽をやっていて、すごいミュージシャンはいたんだと。
今回、こういうイベントに出させていただけて、また色々勉強になりました。

さて、年内のライブ予定は、いよいよ残すところあと1本になりました。
それが静岡なんですが、私にとってホームといえる、ライブハウスUHUで、ヨニンミマン、初めて4人でお邪魔します。レコーディングのことも色々しながら、ライブもしっかりと準備して臨もうと思ってますよ。
またご報告しますね!

2017年11月14日火曜日

シンプルで充分。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

11月12日(日)カナーンドッグで、伊勢にライブに行って来ました。
前々から知り合いのバンドも出演していて気になっていた、伊勢Questionというライブハウスで、
今回ブッキング担当のTOMOさんからお誘いをいただき、出演させていただけることになりました。

カナーンドッグでライブっていうと、三重県だと鈴鹿・四日市、あとは愛知県、静岡県はあったんですが、意外と三重県の南の方ではやったことがなかったのです。でも、行きたかったんですよ。
だって...楽しそうなんだもの。
伊勢って県内だけど近所ではないので、ちょっと遠征気分と言いますか、プチ旅行な感じ。あら、せっかくだからほんのり観光しちゃおっかなーとか、何か美味しいもの食べたいよねーとか。バンドで自分達の音楽ちょいとひっさげてプチ旅行なんて一石二鳥で尚更楽しいじゃないですか。
さすがにツアーまわるのはしんどいけど、たまにだったらいいですよね。

それで、伊勢入りしたらまずリハ前にちょっと行きたいご飯屋さんがあったのですが、あいにく周辺の駐車場がどこもかしこも満車。ぐるぐる探し回ってるうちに時間もなくなってきて焦り始めていたところ、導かれるように伊勢神宮の外宮の前に辿り着きまして、ちょうど参拝者用の駐車場が空いていたのでそこに車をとめ、じゃあ素直にまず参拝しようということになりました。

ちなみに外宮に祀られている神様は、内宮の天照大御神のお食事を司る御饌都神(みけつかみ)で、衣食住、産業の守り神なんだって。
まぁ、衣食住の神様からすれば、バンドマンの犬3匹がいきなりやって来て何の用だい?って感じかもしれませんねぇ。若干お門違いな感も拭えませんが、我々的には、参道の木々に囲まれ澄んだ空気を吸いながら玉砂利を踏みしめ歩き、勝手に心洗われた気になったのでした。

それと、実はけっこうレア?で、なかなかお目にかかれないという白馬の神馬(しんめ)にも会えたんですよ。じっと動かず静かに佇んでいる神馬、何を思ってるんでしょうか・・・



さてさて、参拝の後、近くでやっていた奉納市でちょいと腹ごしらえしまして、とりあえず無事現場入りしました。


さて、今回の対バンさんも皆さん素晴らしかったのですが、その中でも特に印象的だったのが、四日市からの高校生4人組ですね。
こういう外のライブハウスで大人に混ざってのライブは初めてと言っていましたが、いやいや、30分間のステージ、曲もMCときちんと準備してきてすごい気合入っていて、堂々としたステージでした。

それに、何と言うか、あらためて大切なことに気付かされるっていいますか、逆に教えられることがあったなと思うんですね。
ちょっとうまく説明ができないんですが、長年バンドやって、妙にライブ慣れしてくると、ライブに出始めた頃の、バンドで息を合わせて「せーの」で一生懸命音出してっていうことの楽しさとか喜びみたいなパワーが、だんだん薄れてくると思うんですよ。

演奏面も、なんかだんだんやってるうちに無駄な知識(もしかしたら無駄な技術も?)も増えてきて、細かいことばかり気になり過ぎちゃうというか・・・とにかく、より小難しくしたがるっていうか・・・

例えばドラムだってね、本来、最低限安定したビートさえ刻めれば、何をこまごましたことを入れなくても、他のメンバーが気持ちよく、アンサンブルがまとまりさえすればいいはずなんですよね。
それを、何かやっぱり無駄に色んなことしたくなっちゃうですよ。バスドラもシンバルも1回より2回、2回より3回と、細かく多めに入れたくなっちゃう。そこまで必要ないというか、まず大切なことはもっと他にあるはずなのに。
それで思い出したけど数年前、河村カースケさんのドラムセミナーに参加した時、吹奏楽部でサンバの曲を練習しているという高校生の女の子からの質問で
「バスドラをドドッ ドドッとダブルで入れるのができないんですが、どうすればいいですか?」という問に対して、
「それがその曲に本当に必要だと思えば、できるように練習するしかないんだけど、例えばドッ ドッとシングルにしても、全体でサンバのグルーヴが出るのなら、ダブルを入れることに囚われなくてもいいと思う。」と答えていて、
なるほどなぁと思った覚えがあります。

手数、足数・・・とかくもっと増やせる、もっと難しいこと入れられる、そういうことに走りがちですが、
今一度立ち戻ってみると、実は人の心を動かすのは意外とそういうところではなくて、もっとシンプルなエネルギーだったりするんですよね。

色んな意味で、心洗われた一日となりました。

カナーンドッグとしては今後のライブは決まっていません。また来年になるかな。

ヨニンミマンはまだ年内ありますので、またご報告しますね!











2017年10月24日火曜日

気持ち切り替えてこう。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

10月22日(日)、ヨニンミマンで四日市ジャズフェスティバルに出演予定でした。
「でした」・・・

そう、嫌な予感はしていましたが、台風で中止になりまして、幻となってしまいました。
「仕方ないよね、天候はどうにもならないもの。」
そんなふうにものわかりのいいこと言ってはみるけども、じわじわ、じわじわと、やり切れない思いが湧き上がってきてしまいますね。
出演者だけじゃなくて、この一大イベントの為に長い間色んなことを調整して、準備して、これを励みに、楽しみにして毎日を送ってきた人が、たくさんいたはずです。それを思うと切ないですね。

ヨニンミマンとしても、ジャズフェスの音源審査に出す為もあって、とにかくどこに出しても恥ずかしくない音源を作ろうと、レコーディングも頑張ったし、出演が決まってからは、ヨニンミマンとしては過去最長の40分7曲というセットもけっこういい状態に仕上げていました。
ジャズフェスは日中に開催のイベントでチケットも必要ないフリーライブだし、こんな機会はなかなか無かったんで、普段遅い時間帯のライブには誘いにくい方々にも声をかけやすくて、実際、けっこう知り合いで「是非行きます」と言ってくれていた人もいたんです。
だから・・・ひたすら残念です。

だけどね、ジャズフェスの為に色々やってみたこと、無駄ではなかったよなぁ、とも思うんですよね。
例えばジャズフェスに参加することをきっかけに新たにつながれた方もいたし、手元にヨニンミマンのCD「Pictures」という作品が残ったし。それこそ、可能な限り、練習しました。少しは、成長したかな?
来年、リベンジできるといいな。

さぁ、気持ち切り替えて、今のところヨニンミマンとしては、11月19日(日)鈴鹿の街音楽祭という鈴鹿市文化会館で行われるイベントで、4曲ですが演奏させていただきます。こちらも入場無料で気楽に見に来ていただけるし、他にも吹奏楽とか色んなジャンルの演奏が盛りだくさんで、マルシェみたいなのもあるみたい。よければ美味しいものを食べに来るついでにでもどうぞ。

それとその一週間前はカナーンドッグなんですが、11月12日(日)伊勢クエスチョンでライブに出演予定です。初の伊勢です。県内だけどちょっと遠征気分。カナーンドッグのドラムはストレス解消に効果的です。難しいことを考えず、パーンとかバシコーンとか心の赴くままに叩く。たまにカカーンと入れるチャイナがまたストレス解消にもってこいです。くれぐれも、入れすぎに注意ですが。

ヨニンミマンのバンドバージョンの方も、ボチボチでいいから動き出したいな、と思ってるところです。エレキの方も音作りとかちょっとずつ勉強してがんばります。

ちなみにLippsの方は、なかなか都合が合わず、活動休止状態に入っています。
ライブはしばらくの間難しそうかな。でもベースはやめないよ。レッスンもやめない。
スタジオにはたま~にでいいから、入りたいと思ってます。ただ楽器を鳴らしながらのおしゃべり女子会になるかもしれないけど(笑)

Lippsに限らず、思うようにライブに出れない時期、いかに有意義に過ごすかってのが大事ですよね。台風もそうだけど、これから寒くなると雪の心配も出てくるから、あまり安易に遠征とか入れられなくなってきます。そういう時期、バンドとしてどういうライブを入れるのか、どう過ごすか。
うまく計画立てないとね~。

な~んて、ちょっとこれ前フリだったりして?

またご報告しますね!

2017年10月17日火曜日

実力以上は出ない


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

ずいぶんお久しぶりな感じになってしまいました。秋は忙しくって・・・
何から書けばいいかしら。とりあえず、思い出せること書きますね。

10月8日(日)、わんわんフェスティバル2017inボトムラインにサポートドラマーとして出演してきました。
去年は、ベースを担当してるLippsで出演したんですが、ドラムのさなみんがどうしても都合つかなくて、今年はボーカルのリナさんがギターのトシさんと組んでいる「CHERISHTIE」というアコースティックユニットをバンドバージョンにする、という形で、私はドラム、Lippsでギター弾いてるアッコさんはベースで参加しました。パートチェンジで誰が誰やらややこしいですか?(笑)

今回もまた、ホントにすごいバンドさん出てましたね。感動しました。ボトムラインのような大きいステージって、すごいバンドはもちろん小さい箱でもすごいんだろうけど、より映えるな~と思いました。
やっぱり積んできたものがあるからこその演奏が出せると言いますか、大きいステージにも飲まれない実力みたいなのを感じましたねぇ。
それは一朝一夕には出せないし、やっぱりボトムラインは「出たければ誰でもいいから気軽に出ていいよ~」という箱ではないと、私は感じましたね。
思い起こせば1年前、ぜんぜんベース自信がないままボトムラインのステージに立ってしまったことで、もうホントにへこみ倒して、レッスンに通い始めたんだもんなぁ。
ドラムは一応長年やってきてそれほど緊張はしないようにはなりましたが、何せ普段と違う構成で曲も難しくて、不安も多かったので、本番までひたすたドラムの練習しまくることで不安を払拭していました。あとは気心の知れたLippsメンバーも側にいてくれたし、まぁ、何とかやり切った感じですかね。

ところで音楽と違う話なんですけど、その翌週10月15日(日)は、菰野かもしかマラソンに参加してきました。
ケイスケは初のハーフに出場し、私は3kmの部。今年初めてのマラソン大会です。私は毎年花粉症と暑い夏で練習を中断してしまい、振り出しに戻った状態からようやく秋に始動する感じなんですが、まぁ手始めにって感じで気楽に考えていました。
ケイスケは初のハーフでしかも菰野の「激坂」と言われる難コースに向け、忙しい仕事の合間にも疲れた体にムチ打ってコツコツ練習を重ねていました。徐々に距離も伸ばしてきていて、完走はできると思ってはいましたが、思いがけずタイムも良かったみたい。
私はわりと頑張ったらこのぐらいかな、みたいな普通のタイムでしたが、まぁまぁ満足。

次回は12月に鈴鹿サーキットのレーシングコースを走る「鈴鹿シティマラソン」で10kmを走るので、タイムとか順位が人よりどうこうというよりは、そこにむけてコツコツ努力してみて、自分がどう変わるかを確かめてみたい気持ちはあるんですよね。
なんかかっこつけた言い方になっちゃいましたが・・・
マラソンってね、実力以上は絶対出ないんだって。その日のコンディションとかはあるだろうけど、やってきたこと以上は出せない。ビギナーズラックでは勝ちようがない、積み重ねがものを言う世界って、誰かが言ってました。
なるほど、そうかも。それって、ライブにも言えることかもしれないな、と思います。
やっぱり長くやってきて色々なライブのステージを経験してきている人って、何か上手い下手以上に説得力があるような気がするなぁ。

何を隠そう、私、マラソン苦手なんですよ。
だけどこんな私でも牛歩戦術でヨチヨチ練習を続けていったら、いつかハーフとか走り切れるようになるのかしら?とか。

まずは自分がどれぐらい実力が無いかを思い知るところからかな。びっくりするぐらい走れないからねぇ。もうびっくりしちゃうからー。

さぁ、12月の鈴鹿シティマラソンの10km、どうなることか。またご報告しますね!

あ、その前にライブのご報告なんかも、するかもしれませんよ!
(いつの間にかただのマラソンブログになってたりして?)

2017年9月23日土曜日

そういうものだと思ってた。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

皆さん、自分が何かの初心者だった頃って、憶えてますか?
右も左もわからない。これ正解のなの?間違ってんの?いいの?悪いの?
そもそも、何がわからないのかわからない感じ。

私は長年、自分はドラマーだと思って生きてきたんですが、ひょんなことからここ数年、
なんだか急に人前でベースを弾いたり、ギターを弾いたりするようになりました。

ベースは、去年の秋、身の程知らずの大きいステージに立ってしまい凹み倒しまして、
レッスンに通い始めました。「基礎の基礎から教えて下さい」と。もうそろそろ1年になります。
1年でテキスト1が終わって、2に入ろうとしてます。でも、初心者っていつ卒業できるのかな。

ギターはね、学生の時にテレキャスター1本買って、ずっと持ってはいました。でも、ロクに弾いてはいませんでした。アンプにもロクにつながずに、コードの押さえ方を何パターンか覚えたぐらいのもんで、ちょろちょろ遊びで弾くぐらい。それと、曲作りに少し使うぐらい。あ、おもちゃみたいなミニギターをホントにおもちゃとして買ったことはあったかな。
完全に、独学ってやつですね。独学って言えば聞こえはいいけれど、要するにちゃんと勉強しないまま、見よう見まねってやつです。
だって、まさか自分がバンドでギターボーカルを担当して、人前でギター弾きながら歌うなんて予想だにしてなかったもんね。正直言ってギターのこと、何もわかんないです。
ちなみに、私が今持ってるエレアコは、2015年6月に購入したもので、買った当時のこと、このブログでも書いてます。
http://canaandog-htm.blogspot.jp/2015/06/blog-post_10.html

それで、2年以上前から相変わらずずーっと悩んでたのが、アコギ弾くと、手が超痛いってことです。細い弦に交換してみたりしたけど、左手がめっちゃ痛いのです。

左手の痛みについてギター弾ける人に相談してみると、「あぁ、毎日練習しないと痛くなるよね~。毎日弾いて慣れるしかない。」とか、「もっと負荷の高いことをするしか鍛える方法は無い。例えば太い弦のベースを弾くとか。」などと言われ、え~~~こんなに痛いのにまだ弾かないといけないのか。そして痛みの向こう側に本当にラクに弾けるようになる日々があるのか?と疑問を抱きながらひたすら歯を食いしばっていました。

スタ練も、メンバーの都合の合う日に色んな練習を固めると、日によってはヨニンミマンのバンドの方でまずエレキ2時間、その後間髪入れずにアコギに持ち替え、アコースティックなバージョンで2時間弾きっぱなしとか、Canaan Dogでドラム2時間叩いた後、ヨニンミマンでアコギ2時間弾いて、その後Lippsでベース2時間弾くとかの日があって、もう左手が痛くて痛くて、湿布貼って寝るんだけど肩まで痛くなって、首が回らなくなったりしていました。

もちろん、押さえ方、指の角度や位置、弾き方が悪いのもあると思う。何を隠そう、私は手がびっくりするほど小さいです。えっ!神様・・・設計ミス?みたいな。この図体になぜこのミニサイズのハンドよ!

そんなある日、あ、今日なんですけど、暑い夏を超えたし、もしかしたら変な弦の巻き方でネックにダメージを与えたかもしれないしってことで、四日市にあるギター工房に私のアコギの状態を見てもらいに行ってきました。

そしたら、「こんなに弦高が高いと手が痛くなるでしょう。僕なら、これを毎日弾けと言われたら拷問ですね。」と。どうやらネックはだいたいまっすぐを保っているらしいのですが、弦高がものすごく高い。しかもトップがだいぶ膨らんでいるそうで、弦高を下げるにはサドルを削らないといけないとのこと。急にお邪魔したのにもかかわらず、すぐに取り掛かってくれました。およそ1時間後、「標準よりも若干低めくらいにしましたよ。」と手渡された私のアコギは、なんということでしょう。サラーンと軽い力でハイコードが鳴ってくれるではありませんか。

「それでだいぶ手の痛みは軽減されるとは思います。でも毎日弾いたら、毎日弾いてても、手が痛くなることあるんですけどね。」と言う言葉に、私は救われました。
全部、私が練習不足で、下手なのが悪いと思って自分を責めてましたから。

弦高とか、そんなの、そういうものだと思ってたし。すごい弾きやすいアコギ弾いたことなかったし。
どれが正解とか、どういう感じが標準かがわからないんだもの。

考えてみたらドラムだって、これからドラム始めるって人から「最初にどのスティックを買えばいいの?」って聞かれたことがあって、「標準的なのはこのへんだけど、手に持って振ってみて重過ぎたり、逆に軽すぎたりしない、太さや長さも持ってみてちょうどいいと思うものを選べばいいですよ。」と答えたら、「や、だからそれがわからん!!」と言われたことがあったな。そりゃそうだよね。

最初に持ったものが、そういうもんなのかーと思うもんねぇ。

さて、弾きやすく調整していただいたギターで、がんばって練習して、がんばっていいライブできるようになります。

2017年9月12日火曜日

体感してこそ


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

先日9月9日(土)、四日市 「ドレミファといろは」にてヨニンミマンでライブ出演させていただきました。この箱は以前に対バンした方から素敵な箱だと教えてもらって、是非出演したいと思いながらなかなか機会がなく、今回色んな方に取り持っていただいたおかげで、ようやくお邪魔することになりました。

店内に入ると、壁にはちょっと気になる本や漫画、そして懐かしのファミコンソフトがぎっしりで、何かかわいくてユニークな雑貨やら、レトロでちょいと洒落たインテリア、でもあんまりゴチャゴチャしてなくて大人がくつろげる落ち着く空間・・・なるほど素敵です。

ライブをやる場は色んなところがあるけれど、それぞれそこでライブを体感して初めてわかる味ってのがあります。ストリートライブのように人々が気にせず目の前を行き来するところもあるし、ライブハウスでもわりと客席もステージも同じ高さで照明もほぼ落とさず、飲み食いしながらわいわいガヤガヤみたいなとこともありますよね。
けっこうヨニンミマンでは今までそういう場所が多かったんです。

ドレミファといろはさんは、リハの時には普通の明るさでわからなかったのですが、ライブ本番が始まると一転、グーッと客席の照明を落とし、ステージのライトアップもごく抑えたスポットが最小限、パーッと派手に照らすのではなく、暗闇の中にぼんやりとステージが浮き立つような雰囲気ありまくりの照明でした。ステージに立った時、客席の反応や様子はほぼ見えなくて、直向きに自分の演奏と向き合うって感じ。実は私、これに面食らってしまい、ものすごい不安に襲われ、緊張しまくってしまったのです。
もしかしたら次回はこの独特の雰囲気を一度味わっているから、多少緊張感は和らぐのかもしれないし、一度誰かのライブを見に行ったことがあれば、もう少し落ち着いて臨めたのかもしれません。

だけど理想はね、本当に初めての場所で演奏する時でも、すぐにそのステージの雰囲気に順応して、気持ちを作ることができなきゃいけないんですよね。だから、まだまだだな、と反省いたしました。
ただ、勇気を出して動画とか見てみたら、やっぱりこのメンバーで色んな場所で経験を積んできたからか、すごい息が合ってきてるなぁっていうのは感じたんですよね。
演奏した曲の中では特に「風のない夜」という曲なんか、お店の雰囲気に合ってるような気がしました。
ということで、今回はその「風のない夜」の動画を少しアップしときます。
今回、なかなか乙なカメラアングルです。
https://youtu.be/MYklNME72ss

それと、その翌日なんですが、いつもお世話になっているギター講師の落合先生主催のライブイベントで、今年も7曲ほどサポートでドラムを叩かせてもらいました。
いつもは毎年6月に行われていたんですが、今年は諸事情で延期になり、このタイミングの開催となりました。だけど音源は6月に合わせてかなり前にもらっていたから、いやぁ、助かりました。
だって、難しいんですもの。普段はただでさえオリジナルばっかりやってて、自分の都合のいいドラミングしかしてないのに、カバーとなると無意識に避けてるようなフレーズがいっぱい出てくるもんね。しかも最近の曲は展開目まぐるしくてキメ、キメ、キメの連続で覚えられないし、難しいフィルのオンパレードだもの。まぁでも、失敗もけっこうやらかしたけど、一応しっかり時間をかけて根気よく覚えれば、けっこう難曲でもそこそこ対応できるんだという自信になりました。

今回担当した曲の中でもね、特に会場の感動を呼んでいたのが、小学生の女の子がギターを弾きながら歌った「夢をかなえてドラえもん」ですね。
一生懸命歌う姿がなんともけなげと言うか、もうかわい過ぎて、思わず感涙してしまったという方もいたぐらい。我が子を見てその成長ぶりに親バカながらじ~んときて・・・とかではないんですよ。会場に居合わせた人が思いがけず自然に泣いてしまったんです。すごくないですか?大人一人涙をこぼさせるって、これはもう、説明のできない力なんですよね。それこそ、その場で体感しないとわからない感覚なんです。

他にも出演者の皆さん、楽器を始めたばかりの方、大ベテランの方、自分で作る方、色んな方が参加していましたが、みんな音楽好きで、努力して、それをライブにぶつけてきてるんだもんねぇ、ホントにどのライブも、かっこよかったなぁ。

やっぱりそう考えると、ライブってすごい大事ですね。
数こなす感じじゃなく、一本一本、味わっていかないとね。

2017年8月20日日曜日

いい意味で!



こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

いつも「カナーンドッグのブログ」といいながら違うバンドの活動報告ばっかりじゃないのよ!と言っていたアナタ。今日は珍しくカナーンドッグの話題ですよ。

昨日は三重から遠征と言いますか、日帰りで静岡までライブに行って来ました。
今は3人中2人三重県、1人は三重寄りの愛知在住なので、まぁ当然、三重や愛知で音楽活動することが多いんですが、実は静岡っていうところは・・・これまた3人中2人色々と所縁がありましてですね、
まず、ギターボーカルのケイスケは静岡生まれの静岡育ち。生粋の静岡人ってやつです。
私も三重の高校卒業後、静岡へ引っ越して一人暮らしして、大学生活と、そのまま就職も静岡県内で、旧清水市~沼津市~静岡市と、何度か引っ越したりはしながらもなんだかんだ10年以上もの間、静岡県内で生活していました。第二の故郷みたいなもんですね。

バンドの方も静岡時代、ケイスケも一緒に346(サンシロウ)っていうグランジ系?バンドを組んで活動していた時期があったので、当時のライブハウスの思い出とか、バンド仲間との思い出も多いです。

ええと、今回ライブ出演させてもらった静岡UMBERという箱は、実は大学時代の後輩、吉光くんがやっているライブハウスで、立ち上げて間もない頃に一度だけ346で出させてもらったことがあったんですが、三重に引っ越してからはずっとご無沙汰していて、かなり久々にお邪魔することになりました。
残念ながらその日は吉光くんは不在だったんですが、久々に訪れたUMBERは、楽屋の壁の落書きとか、貼られたバックステージパスとかも増えていて、数年前よりも、何と言うかライブハウスって感じの味が出ていました。あぁ、色んなバンドマンがここでライブをして、いっぱい色んなことがあって、それで色んな人から愛されて応援されて、頑張って続けて来たんだろうなぁと、感慨深い気持ちになりましたね。

さてさて、今回ね、一番心に残ったことを書きますとね、すっごいシンプルな言い方させてもらいますと・・・
対バンさん、久々に再会した昔からの仲間、みんな、頭おかしいぜ!(←いい意味で!)

あ、大変失礼な言い方してごめんなさい。言っておきますが、これ褒め言葉ですから。
今回特に、対バンさんは皆、なかなかグッと来る日本語詞を書いて歌ってる方ばかりで、非常におもしろかったです。
こんな言葉で言い切れるかはわかりませんが、ユニークな世界持ってて、ハートがあるなぁと思ったんです。打ち上げにも参加させてもらったんで、色々話してみると、若いのに我々のような世代の曲もよく知ってて、色んな音楽たくさん聴いてて、その中から自分の音とか、言葉とかを見つけてきてるんだなぁと感心しました。何より音楽好きだよなぁ、音楽愛熱いなぁって。

それとね、昨日は久々に静岡にいる古い友人や、バンド仲間がライブを見にかけつけてくれて、短い時間ではあったんですが久々に話して、
もう、この人達、やっぱりおもしろいなって。や、みんな普通に立派な社会人よ。だけど、なんかやっぱ頭おかしいやん。(←いい意味で!)
なんだろうな、ちょっと話そうもんなら、ちょっとした会話が、いちいちおもしろいんですよ。何食わぬ顔でどっか人並み外れた人間力だね。
普段、日常生活、お互いの距離は離れてても、こういう頭のおかしい(←いい意味で!さすがにしつこくなってきましたか?)友達がいてくれるんだっていうこと、どっか気持ち強いなって思うんですよね。

そんで、たまたまライブハウスかどっかでその頭のおかしいもん同士が出会っちゃって集まっちゃって、仲良くなったり一緒に音楽やり始めちゃったりした日にゃあアナタ、また面白いことになっちゃいます。
あ、ちなみに今回、対バンさんと対バンさんが既につながってて、我々もまたさらにつながって・・・みたいな重ね重ねのご縁みたいなこともあり、頭のおかしい方々の連鎖、そうまさに、頭おかしい方々の「類は友を呼ぶ」を実感いたしました。

動画はそんなUMBERでのライブから「類」。
決して狙ったわけではないんですが、この曲の歌詞は、今回のブログで書いていることそのままのような気もしてきます。
https://youtu.be/2W1ILf7dTsQ

これからも色んなところに出て行って、頭のおかしい人(←いい意味で!ラスト!)に新しく出会ったり、再会したりしながら、心強く生きて行きたいなと思います。

2017年8月1日火曜日

妖怪出た?

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

先日、ヨニンミマンで刈谷ハイウェイオアシスの野外ライブに出演させていただきました。
度々対バンさせてもらってる二村ユーリ君の紹介で、出演もされていたOne Life One Soulさんっていうバンドの方主催のイベントです。刈谷以外にも星ヶ丘テラスとか、三重県でもイオンとか色々な場所でイベントを開催しているそう。

野外ですから…とにかく心配していたのが天気。
ちょっとでも雨が降れば機材はヤバいことになるしザーザー降りならもちろん中止だし、逆に天気良すぎてカンカン照りで暑くても、それはそれで倒れそうだもの。
ちなみに出発した時、三重県内はけっこうな勢いで雨降ってました。それがですね、刈谷の空はどんより厚い雲に覆われていても、今にもザーッと来そうなのにギリギリ降らずにもったんですよ。雨女と呼ばれ続けた私にとっては奇跡ですね。

さてさて、日曜日の刈谷ハイウェイオアシス、旅の途中の休憩所として短時間利用する方はもちろん、休日丸々ハイウェイオアシスって感じで長時間過ごされている方もけっこういるみたいです。
さすがディズニーランドやUSJに次ぐ来場者数を誇るテーマパーク。家族連れも多いですね。

我々ヨニンミマンは、二村くんの次の出番だったのですが、準備してさぁ始めようと思ったら、なんと私のエレアコの電源がいっさい入らない。あれ?おかしいな昨日家で弾いた時普通にオンになってたのに…チューナーも内蔵だから、まずはそれが付いてくれないと話にならないんだけど、つまみを上げてもいっさい音も上がってこない…。しーんと静まり返っています。
やばい、こんなタイミングで電池切れたっぽいぞ、と。
こんなこともあろかと、予備の電池がございます。急いで電池を入れ替えました。…付きません。あいかわらず音出ません。
うそでしょ~!しかしとにかく転換の時間も短いのです。大急ぎで二村君にギターを借りて、てんぱりながらもなんとか始まりました。

そしたら次、途中で急に、ギターアンプがいっさい音鳴らなくなりました。復旧してライブを再開し、しばらくしたら今度は、ベースアンプが完全に出なくなりました。
次々に、順番によ?昔から、ライブには魔物が住んでるって言うけれど、こうも順番にトラブルに見舞われるライブは初めてですよ。
どちらも接触不良とかではなく、スッと音が消えていって電池が終わったって感じ。
実は初めての場所の野外ライブということで、電源まわり、数とかコンセントとの距離もわからなかったので、念の為ギターとベースのアンプを電池駆動にしていたのです。
でも、ギターアンプもベーアンも、その日の朝買ったばかりの新品とか、フル充電したての、かなり安心な電池を搭載してたんですよ。
確かに電池は湿気とか暑さに弱いとは聞くけれど、長時間高温の車内に放置したわけでもないし、蒸し暑いとはいえ、ずっと曇り空でそこまで気温も上がってないと思うし、何しろ不可解な電池切れ。
これは・・・魔物と言うより、もしや「妖怪でんちきらしぃ」の仕業でしょうか。
どちらのアンプも、一応保険で持って来てたアダプターをつないで事なきを得ました。持っててよかった予備電源。
そっか、もしかしたらそこに現れたのは「ライブでは何が起こるかわからないから、ちゃんと万が一の為に備えとけ」っていう教訓を私達に伝える「妖怪そなえあればうれいなしぃ」だったのかもしれない。
いやいや、私は結局備えがあってもダメだったと落胆した時、最後はその場に居合わせた二村君に助けてもらったんだから、「妖怪もつべきものはともぉ」とか「妖怪すてるかみあればひろうかみありぃ」的なやつが出たかもしれない。わかんないけど、的なやつよ。

とにかくね、立て続けに謎のトラブルが発生しても、まぁまぁ、なんとかライブはやり終えたんです。
聴いてくれた方がCDもらってくれたり、よかったと声をかけて下さった方もみえました。初めての参加でしたが他出演者の皆さん、そして主催の方のバンド演奏も素晴らしかったです。
ありがとうございました。
それで、なんだかんだ、楽しく過ごして帰ってきました。
妖怪「なんだかんだでらいぶたのしぃ」の仕業か?仕業ではないです。やっぱりライブは楽しいんです。

でもね、最後に、衝撃の事実言っていいですか?
家に帰ったら、エレアコも、ギターアンプも、ベースアンプも、全部電池のまま電源入ったんですよ。
一瞬復活したとかじゃなく、けっこうそれでずっと問題なく、使えたんですよ。

もう一つ衝撃の事実言っていいですか?
なんと動画撮影のビデオカメラも、確認してみたら途中で電池切れてて映像途中で終わってたんですよ。

かわいい妖怪のいたずらってことににしときたいけど、もうただの怪奇現象やないかぁい!(泣)

2017年7月25日火曜日

今後の予定をぜ~んぶ。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

暑いです。とても暑いです。しかもなんなんでしょうかこの湿気は。
こう暑いと、何にもやる気が起きません。でも、テンション上げて、やる気出していかないといけないのです。この夏が勝負ですもの。

と言うのも・・・ありがたいことに、秋まで色々とライブの予定が入ってきています。
ちょっと自分の頭の中を整理する為にも、今決まってる音楽関係の予定をぜ~んぶ書き出しておきます。その都度日程が近づいたらあらためてお知らせすると思うんですが、
ザーッと書き出しますので、ザーッと見てもらって、もしご興味持っていただいたのがありましたら、ちょちょっと手帳の隅にでもメモって下さいね。

① 7月30日(日)ヨニンミマン 刈谷ハイウェイオアシス 野外ライブ
ヨニンミマンで何度もご一緒させてもらったり、この前のカナーンドッグも見に来てくれた二村ユーリ君から紹介いただいたイベント。テーマパークとしても人気のビッグなサービスエリアですので、たくさんの方が通る場所だと思います。その中から、どのくらいの方が私達の音楽に耳を傾けて下さるかわかりませんが、旅の休憩にちょっとでも音楽で和んでもらえたら嬉しいですね。どのくらい暑くなるかな・・・でも、どうか晴れますように・・・。

② 8月6日(日)Lipps 大四日市祭り 諏訪公園ステージ
昔から夏の恒例となっている地元の大きなお祭りの大きなライブステージで、びっくりなんですが今回出演のオファーをいただきました。出番は18時頃かららしいのですが、日中にラジオの公開収録なんかもあるみたいです。
※私はラジオの方はメンバーに任せて、完全にリスナーになるつもりです。

③ 8月19日(土)カナーンドッグ 静岡ライブハウス「UMBER」
ケイスケは静岡出身、私も高校卒業後13年住んでた静岡です。思えばバンド始めたのもドラム始めたのも静岡。三重で結成のカナーンドッグですが、2ピース時代には静岡でライブしたこともあったけど、ベース加入後は初めてです。3ピースになってから再び静岡でライブがしたいとずっと思っていて、念願の、という感じです。学生時代の友人、静岡のバンド仲間が駆けつけてくれるかも?

④ 9月3日(日)Lipps 鈴鹿EGG
こちらも念願のライブ。GRACEというバンドさんの企画に誘っていただきました。Lippsのライブを見て下さってから、何度も対バンのお話しをいただいたのに、その度に都合が合わず、なかなか実現しなかったのですが、ついにご一緒できます!

⑤ 9月9日(土)ヨニンミマン 四日市ドレミファといろは
こちらの箱は昔対バンした方から、すごく素敵なところで、ヨニンミマンの雰囲気にも合うと思うよと教えてもらって、以来ずっと興味がありました。このたびようやく出演させていただくことが決まりました。独特な空間とヨニンミマンの音がどんな風に融合するのか、楽しみですね。

⑥ 9月10日(日)サポート(ドラム)、Lipps
いつもお世話になっているギター講師の落合先生主催のイベント。楽器をやっていてもなかなかバンドを組む機会が無い方とか、落合先生の知り合いを集めてのライブで、ドラムのサポートで7曲ほど(ちょっと減りました)叩かせてもらいます。ここ数年毎年欠かさずお手伝いさせてもらってます。いつもオリジナルばっかりやってるので、こういうドラムのカバーは大変勉強になります。前前前世からドラえもんまで幅広く・・・難しいよ!でも毎年これは修行としてドラムの上達の為に必ず引き受け、きっちり仕上げます。ゲストとして、Lippsで演奏の時間をいただけるようです。

⑦ 9月24日(日)ヨニンミマン 津島グランツ
カナーンドッグで何度も出演させてもらってる津島グランツ。今回初めて、ヨニンミマンでお邪魔することになりました。その日はバンドの方や、アイドルの方も出演されるようで、バラエティー豊かなラインナップになるようです。ビンゴ大会も開催されるとか。

⑧ 10月8日(日)サポート(ドラム) わんフェス 名古屋ボトムライン
去年Lippsで出演したわんフェスですが、今年は残念ながらドラムの方が都合つかず、Lippsでの出演はかないませんでしたが、ボーカルのリナさんがやっているCHERISH TIEという別のユニットのサポートドラムとして参加することになりました。でっかい舞台なので緊張するけど、あの大舞台でドラムが叩けるのは嬉しいかも。

⑨ 10月22日(日)ヨニンミマン 四日市ジャズエスティバル
地元の秋の音楽イベントとして代表的なジャズフェス。さらに年々パワーアップしているようで、ゲストもビックリするような豪華な顔ぶれです。そんなイベントにヨニンミマンで応募して、信じられないことに、出演合格をいただきました。たっぷり演奏時間40分。まだ具体的な会場や時間はハッキリ決まってませんが、この機会に、普段はなかなかライブハウスに足を運べない人にもたくさん見てもらいたいという思いです。

⑩ 11月3日(金)文化の日 第一楽器 プレイヤーズセッション
私は、去年のわんフェス後、10月~ベースのレッスンに通っています。このイベントは発表会とライブの中間くらい?のイメージで、普段触れ合うことのないギターやボーカル、ドラムの生徒さんとその日限りのバンドを組んで発表するというもの。まだ曲やメンバーは決まっていません。ものすごくドキドキしています。先日課題曲(候補曲)が知らされましたが、どれも超難しそうです。一応、ベースはうまくなりたいと思って通っていますが、なかなか思うように弾けません。とにかく、曲が決まったら練習を開始しないと・・・です。

はい!
今のところ以上です。
どれ一つ気を抜いていいやつが無いんです。全部大事なので、とにかく、全部がんばるんですが、
何よりまずは、風邪引くなよ!って感じですね。

また何か決まればお知らせさせてもらいます。

2017年7月18日火曜日

演奏力だけじゃない、何か。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
カナーンドッグのブログ、久々にカナーンドッグの話題ですよ。

カナーンドッグ、7月16日(日)津島グランツにて、グランツ3周年記念のイベントに出演させていただきました。
ちなみに…なんか、カナーンドッグも始めて3年経つんだって。(←記念日憶えてないタイプ)

それで、今回の対バンさんもすごい豪華でして、みなさんめっちゃよかったです。
前回岡崎CAMHALLで対バンさせてもらったザ・ベースランナーズに、ご近所四日市で何かとお世話になったり仲良くしてもらってるsheeptwarp 、
そして今回初めてご一緒させてもらったMORNING GLORY と folt 。
それこそドでかい箱でドでかいライブとかバンバンやってきた方だそうで、名前を聞けば「あぁ、あのバンド!」とテンションの上がる人も多いとか。

確かに!素晴らしいステージでした。
何が素晴らしいって、何だろ、もちろん音、曲や演奏がいいんだけど、やっぱりそれだけじゃないなって感じました。

つまり、もっと見てたいと思わせるような何か、また会いたくなるような何か。
にじみ出る人柄なのか、センスなのか、積んできた経験の差なのか、何が違うのかうまく説明はできませんが、決して単純な演奏力だけじゃない特別なものを持っている気がしたんですね。
それを含めて“音楽性”なんだなと思いました。

それで、あと何より嬉しかったのが、私達なんぞまだまだひよっこなわけですが、
それでも「この人達とはどっか同じところがある」と思えたことです。
どっちがどうとか比べる前に、やっぱ色んなことあってもバンド好きで、なんだかんだこの年になってもまたバンドやってっていう共通のものを持っていて、それですぐに何か通じて、すんなり親近感が持てた。
まず偶然にも同年代どころかまったく私と同い年のS54年生まれが3人もいらっしゃって、こんなに音楽で輝いているなんて、誇らしいじゃないですか。
あとは話しててひとっつも偉そうにしない、やっぱり人柄なんでしょうかね。
また会える機会があるといいなぁ。
その為にも、とにかくボチボチでも続けていたいなぁと思いました。

さてさて、またいつものように少しだけライブの様子を動画でご紹介しますが、

実は今回カナーンドッグは久々に新曲を持って行ってたのです。
「カテゴリー」という曲でね、めずらしく跳ねてるリズムの曲です。バッシンバッシン大振りな感じで男気溢れるドラムを心がけておりますが、ちょっとさすがに振りかぶり過ぎたかな。この曲はまだこれからやりこんでいって、もうちょっと育てようと思います。
https://youtu.be/cEZZM2zvdCA

それと初ライブから主にラストの締めくくりにやっている「グロウアップ」。
最近はダイジェストにしてアップしてることが多かったんで、久々の1曲通しての丸ごとアップです。
https://youtu.be/2v4BsoV-j5w

次は7月30日にヨニンミマン、8月5日にLippsでライブ、その後、8月19日静岡でカナーンドッグライブさせてもらいます。
またご報告しますね!

2017年7月11日火曜日

叩いてみた!

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

カナーンドッグのライブが近いです。7月16日(日)津島グランツ3周年記念月間のイベントです。
対バンも素晴らしい方ばかりらしく、楽しみです。
先日、ライブ前としては最終となるスタジオ練習に入っていました。
当日のセトリを確認。新旧織り交ぜてって感じですね。お馴染みの曲に加え、久々に登場の曲とか、実は今回初披露となる曲も入っているのですが、何かわりとスタジオでやってきたからか、けっこうカナーンドッグ味も出ていて「そうそう、私達、こんなバンドでした」感が出ていたのでOKかな、と。
あまり緻密に作り込むタイプのバンドではないもので、自分らしさが出ればあとは思い切ってやるだけ。ということで、ライブに向けては一応大丈夫そうです。(←果たして本当にそうでしょうか?)

それで、カナーンドッグのスタジオの時間を少しばかり頂戴して、メンバーに協力してもらったことがありまして、それはいわゆる「叩いてみた動画」の撮影です。
よくYou tubeで「~~弾いてみた」とか「~~叩いてみた」っていう動画あげてる人いますよね。
おそらくけっこう難曲だったり、テクニカルなやつだったりを、腕に自信のある方が投稿していたり、その楽器やってれば頑張ってカバーしたくなるような曲をやってる人が多いと思うんですが、
私の場合は、自分の持ち曲をた叩いてみたっていう・・・わぁ・・・何か自分好きっぽくて気持ち悪いですか?

いや、これにはワケがありましてね、実は職場の方が最近、ドラムを始めたんですよ。見せてもらったらけっこうキレイに叩けていて、8ビートだったら問題なく叩けちゃう。それで、けっこうハマってきていて、ちょくちょく個人練習に入っていて、何か1曲通して叩けるようになりたいようなんです。

だけど「知ってる曲のドラムの難易度もわからないし、何の曲からどうやったらいいかわからない」とか、「ドラムのどこをどう叩いたらどう鳴るのかわからない」とか、とにかく行き詰っている様子でして、
だったらヨニンミマンの「太陽が昇ったら」なんて基本8ビートで手数は少ないし、細かいこと省けばけっこうやりやすいんじゃないかなーと思って提案してみたところ、けっこう乗り気な感じだったので、まずは楽譜を書いてあげました。
そしたら、「これって叩いてるところの動画は無いんですか?」と聞かれまして、うん・・・そうね、たしかにYou tubeに1曲丸ごとアップしてるのは静止画しかないし、ライブ映像でもサポートのかっくんがだいぶ後ろの方で叩いている様子しか映ってないし、しかもダイジェストだからごく一部しか流れてないし・・・

これはもう、叩いてみた動画、撮っちゃう??ってなりまして。

いつもスタ練の時は、クズヤさんの高性能ビデオカメラで音声だけ録音して練習後の振り返りだとかセッションの記録に活用させてもらってるんですが、それで叩いてみた動画の撮影もお願いしました。
そしたら高い位置から見下ろすようなカメラアングルに加え、左足のアップをワイプで入れてハイハットのオープンクローズのタイミングもわかるようにしたらどうか?とか、本当にちょっとした教則ビデオの撮影みたいになってきまして、妙に緊張しました(笑)

で、出来上がった動画を見たら、思った以上に叩いてみた動画感が出ています。ただ単にモニターからCD流して、それに合わせてドラム叩いただけなんですが、そのスピーカーからの音も、ドラムの生音もちょうどいい具合にキレイに入ってますねぇ。

ただ、これが実際役に立つのかはわかりません。もしかしたら、単に私の自己満足で終わるかもしれませんが、まぁおもしろかったので、いいじゃないですか!

では、これからドラムを始める方、よければご参考にどうぞ。

https://youtu.be/Gts6CpgzJQ4

2017年7月6日木曜日

書き込んじゃあ、書き込んで。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

今私は、先日完成したヨニンミマンの「Pictures」というCDをパソコンで焼いています。
i-Tunesから1枚ずつCD-Rにデータを書き込んでいく単純作業なんですが、けっこうな枚数になってくると次々やっていかないと終わらないもので、パソコンの前に待機し、終わったらポチッとして入れ替え、また終わったらポチっとして入れ替えを繰り返すのですが、音源が書き込まれるのを待っている間、大変暇です。それで暇つぶしにこのブログを書き込んでいます。えっ 暇つぶしを読ませる気なのかい?って?すいません、ザーッ ザーッ と流し読みして下さいね(笑)

しかもバンド関係で今思い付く出来事が無いもので、あんまり関係無い私事を書きますが、

先日、仕事関係でなんちゃら記念パーティみたいの(そこ曖昧かい)に出席してきました。
普段はほとんど接点が無く、顔を合わせる機会の無い方々も一堂に会するもので、会場に着いて周りを見渡すと知らない人が大勢いて、アウェイ感と緊張で私は・・・気が遠くなりました。

これは早いうちに誰か知っている人とつるんで、とりあえず気楽に料理を食べて過ごしたいなんて考えながら受付を済ますと、一枚くじを引くよう促されました。どうやら引いた番号のテーブルに着席するっていうシステムのようです。
引いた番号の丸テーブルに行ってみると、他のテーブルよりもひときわ渋めの、年配の男性中心のテーブルになっておりまして、全く話したことがないどころか、お名前もわからないお初な面々ばかりで、私は・・・気が遠くなりました。
それは私だけじゃなくそのテーブルに居合わせたお互いそういう気持ちだったのか、会が始まるまでの間、他のテーブルでは既に和やかな談笑が始まっているというのに、誰一人声を発することなく、うつむいたまま、まるで石のように固まっています。
私は・・・気が遠くなりました。(←3回目)

ところが、会が始まって乾杯になると「今日はお酒飲まれますか?」「いえいえ、車で来てますので」「どちらからですか?」みたいな軽い会話を皮切りに、徐々に打ち解けてきまして、
普段の仕事なんかを紹介し合ったところ、両隣の方がどちらもベテランのピアノ調律師の方でして、お二人ともギターやドラムなどの楽器経験もあるとおっしゃっていて、自分から多くを語るタイプではないものの、穏やかに会話のキャッチボールができる優しい方であることがわかり、私は心が救われました。

それで、色々とお聞きしたら、
例えばお一人はフュージョンが好きで昔Tスクエアのカバーバンドをやっていて、若い頃はドラムのレッスンにも通っていたとか・・・
もう一人の方は昔ギターをやっていて、友人の一人が有名な海外のラテンバンドでボンゴを叩いていらっしゃるとか・・・
あとは調律していて「これはすごい」と思わせる楽器に出会うことがあるというお話とか・・・

とにかくとっても興味深いお話しが聞けたんですが、パーティー会場での会話の宿命ですかね、「へぇ~!それもっと詳しく聞かせて下さい」と前のめりになったタイミングで「皆様、ご歓談中かと存じますがこちらにご注目を・・・」と何か1コーナー挟まり中断、また会話を始めると壇上でどなたか話し始め中断、と切れ切れになってしまい、なかなか一つの話題についてゆっくりはお話しできませんでした。

本当は私だって、昔Tスクエアの「it's magic」という曲のベースソロのスラップが子供心にかっこようて、エレクトーンで一生懸命耳コピし、鍵盤のイニシャルタッチ(強く弾くと強く鳴り、弱く弾くと弱く鳴ってアクセントが付けられる機能)を利用して再現しようと奮闘した話とか、長野県松本市にあるディバイザーのギター工房を見学して、“信州の名工”百瀬さん作のアコギを弾かせてもらった話とか、幻の神代木をトップ材に使ったベースの話とか、もっとお話ししてみたかったのにな。

しかも今後何かでつながれるような連絡先の交換をする時間も勇気も無く、結局、またどこかで偶然お会い出来たら今度はもっと・・・とそっと密かに決意しただけで、少々後ろ髪を引かれる思いで会場を後にしたのでした。
その後、せっかく名古屋まで来たんだからと、ちょっとLippsのリナさんとお茶してから帰りました。
新しく知り合った方と会話するのは世界が広がっていいけれど、やっぱり緊張して気疲れしちゃう。気を遣わなくていい人と飲食するのって、やっぱホッとするし楽でいいね。おかげで疲労回復しました。

さて、ブログの文章書き込んじゃあCD書き込んで、CD書き込んじゃあ文章書き込んで、
ほぉらそんなこんなで、CDがたくさん焼けましたよ。

あ、だけどこれで終わりじゃないんですよ。このCDを入れるジャケットや歌詞カードの生産に入らないとね。今回ジャケットはカナーンドッグと同じ折り紙式なので、折る作業はちょっとメンバーにも手伝ってもらおうかと思ってます。

もらってくれた人が気に入って聴いてくれるといいな。

2017年7月2日日曜日

Pictures


















こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

カナーンドッグとほぼほぼ同じメンバーなのにやってることが違う、ヨニンミマンというバンドのことですが、ついにレコーディングした音源が完成しました!

今回新たにレコーディングしたのは、「星」と「ないものねだりの日々」という2曲なんですが、
CDは2016年のお正月に録音した「太陽が昇ったら」という曲も合わせて3曲入りにしてあります。

それで今回もですね、この3曲入りCDの為に私がジャケットをデザインさせてもらいました。
CDジャケットって、よくジャケ買いとか言いますけど、CDの顔ですよね。ジャケットのデザインがいいと、手に取った時に音源がすごく気になるもんです。
ジャケットのデザインがあまり直接的でも風情が無いし、かと言って曲のイメージからかけ離れてると「えっ何故!?」と困惑させちゃう。
その辺りのバランスって難しいんですが、わりと収録の3曲のことを考えていたら、額に入った写真がソファの部屋の壁に飾られている構図が自然と浮かんできまして、というか、たまたま思い付いたからそのまま使っちゃった感じですね。

デザインって言っても、イラストレーターとかパソコンのデザイン用ソフトを駆使したわけではなくて、まぁなんともアナログな、カナーンドッグのCDでも毎度お馴染みの、そう、消しゴムハンコです。
もともとこのジャケットは大きな1枚ではなく、
1枚1枚の絵を別々のパーツとして彫ってあります。彫り上がったら実際にインク付けて紙に押して、いったん写真に撮り、画像データとして保存し、それをアプリで切り抜いたり背景を透明化したり・・・という少々面倒な作業を経ていまして、それからあらためて1枚の作品になるようにパーツを配置し直しています。
















出来上がったデザインをメンバーに見てもらったら、まずまずの反応だったのでホッとしていたんですが、
「で、このCDのタイトルは?」と聞かれ、そう言われてみると・・・えっとーー、タイトル、タイトル・・・考えてなかったなぁと困り果て、カナーンドッグと同じように1枚目が1、2枚目は2と順に進んでやろうかと考えたり、でもそれじゃ安易過ぎて却下かぁとか、しば~らく悩んだ後、
先日ヨニンミマンのプロフィールに、「日常で心に浮かんだ情景を切り取って曲にしています」と書いたことと、このジャケットの額に入った写真達が結びついて、「Pictures」というタイトルにしようと思い付きました。
「Pictures」というタイトルはメンバーからも概ね好評だったんで、急いで「Pictures」の文字のハンコも彫りまして、再度レイアウトし直し、本当に正式なジャケットが完成したわけです。

こうして今じっくり眺めてみると、あぁ、感慨深いなぁ。メンバーはもちろんですけど、色んな人のおかげでこういう作品作りができたんだなぁと思いますね。いやぁ、ありがたいですねぇ。
今はCDのような形を必要としない、ネット配信の時代なのかもしれないけど、CDっていう形になると、かわいいねぇ。ニヤニヤしちゃうなぁ。親バカですわ。

こういうCD作った時に、どうやってどこまで配布するかってのは、色々な考え方がありますし、賛否両論あるとは思いますが、
あくまで趣味で手作りってのもありますが、大ロットで生産するわけではないもので、まずは、CDを楽しみにしててくれる友人・知人中心に、個人的にお渡しします。
あとはライブ等で我々の演奏を実際に聴いてもらった方で、曲を気に入ってくれて希望された方に手渡しさせていただければと思います。
でも、限られた人にしか渡さないんだからね!ってことではなくて、多くの方にもらっていただければもちろん嬉しいですけどね。
このブログを読んでいただいている方で、もし興味持っていただいて、CDを希望される方は是非お声かけください。喜んでお渡しします。

大事に育てて作った音楽だから、大勢じゃなくても、好きで繰り返し聴いてもらえる方がいてくれれば最高ですよ。

2017年6月18日日曜日

弾んだ感じ、大事!

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

今、この前ヨニンミマンで録った音源のミックス待ちで、どんなのが送られてくるのか楽しみなんですが、待ち遠しくって、若干やきもきしています。

それで、他の事でも考えてようかと思いまして、タイトルの「弾んだ感じ」についてなんですが。

弾んだ感じの曲って、かっこいいですよね。それこそ全体的にシャッフルなリズムで跳ねているとか、跳ねてないリズムの曲なのに、ちょい跳ねに聴こえるとか。
んでまた、そんなの理屈では説明し切れないところがいいですね。
弾んだ感じを出すには、色んな要素があるんだろうけど、
歌ものの場合、歌詞も大事な要素になってきます。

つい最近、実はヨニンミマンの曲で、『音楽』ってタイトルの曲を書いたんですが、その中の歌詞にどうしても“いつだって”という言葉を入れたかったんですよ。
メロディに乗っけて発した時に「いつも」や「いつでも」では出せない感じがあって、「いつだって」っていう響きがいいんです。
サビ前に「いつだって想ってるよ」というふうに入れています。声に出して言った時に、リズムが心地いいんですよ。
作詞において、歌詞の中に何かメッセージを入れ込む、思想を表現するという、それも大切かもしれないけど、メロディがあってリズムがあって、ある程度限られた文字数や譜割の中では、1~10まで言い切れなくても、全部が全部意味が無くても、まずは歌った時に妙にしっくり来る響きを持ってるってことが大事な気もします。

あ、そうそう、カナーンドッグで対バンさせてもらったり、スタジオやライブハウスでもちょくちょくお会いするmalcabさんってバンドがあるんですが、その曲がかっこよくてね、もちろんCDも買ったんですけど、『べっぴんさん』っていうタイトルがあって、ほら、「べっぴんさん」て、口に出してみて下さい。
弾んでるよね~。なんだろう、BとかPとかの発音が入ってるのがまたいいのかな。

あと、同じCDに入ってる『ザナック』って曲だと「あけてビックリ」とか「あけてガックリ」とか「やけにサッパリ」なんて歌い出しになっていて、これは完全にリズムとか響きを楽しんで作ってるなぁと思うんですよね。

日本語詞だと、普段はそれほど意識して発音していなくても、曲に乗せた時に不思議と気持ちがいいぞみたいな発見があって、なんとなくこのフレーズと言葉を合わせて使った曲ができないかな?というとこから考え始めるパターンもあるし、メロディありきで歌詞をパズルみたいにはめていく時に、パチンとピースが埋まるみたいに「あら、ピッタリ!」とフィットすることもあります。

そう考えると、作詞もある意味リズム感が必要かな。
とにもかくにも、なんだかんだ、弾んだ感じ、大事!

あ、ちょっと今のはリズムを意識し過ぎてわざとらしかったですか?(笑)

2017年6月12日月曜日

録り終えた!ヨニンミマンレコーディング。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。




















写真は「とりあえず白黒にしとけば何でもそれっぽくなっちゃう」シリーズです。

ここ最近、ヨニンミマンの方でずっとスタジオエチュードにこもって、2曲ほどレコーディングをしておりました。今回レコーディングしたのは、ヨニンミマン(私がギターボーカルのやつ)の「星」という曲と、「ないものねだりの日々」という曲で、どちらかというとガッツリとバンドサウンドって感じではなくて、ちょっとアコースティック寄りな感じになってます。何せ、今回はドラムではなく、カホンを入れてますからね。あえて、なんですよ。あえて。
カホンを本格的にレコーディングするって・・・わくわくするよねぇ~。
 今まで、自宅でデモを録る時にカホンに1,500円のマイク1本向けて録ることはありましたけど、どうしても低音がボフッとか言ったり、スタスタ・・・みたいなゴーストノートと言いますか、さりげなく指先で入れてる弱~い音は録り切れないんですよね。
だから、今回カホン1つに対してマイクを前から3本、後ろから1本立てて録るって・・・わくわくするよねぇ~。
とりあえず録ったテイクをチェックで聴いた段階で、既にまぁ~くっきりキレイに録れてますこと!って感じだったので、これで色々バランスとか調整してもらったら・・・わくわくするよねぇ~。

今回の2曲、「ないものねだりの日々」はカラっとした感じで、それに対して「星」はしんみりした感じなので、対比がおもしろいかなぁと思います。
あ、ちなみに「星」では私がもう15年以上前に買ったビルローレンスのテレキャスを使っています。なんかこのギターは、学生時代ぜんぜんわからずに35,000円で買ったものなんですが、数年前にギター工房の方に見せたら、なんか木の質が良いとかなんとかで、すごい良品なんだって。是非レコーディングに使うようにと勧められて、ちょうど「星」という曲のイメージは、アコギではなく、テレキャスに薄いショートディレイをかけてちょっとキラキラっとさせた感じと思ってたので、今回満を持して登場となりました。
しかし、一つ問題がありまして、今回は「私が自分で弾く」と言ってしまったのです。前回、「太陽が昇ったら」という曲のギターは、早々と降参してクズヤさんにギターを弾いてもらったのですが、今回は自分で弾くことにしちゃったので・・・せっかくの良いギターが全く生かせてないかもしれません。私のギター録りの時、メンバー「う~~~~ん・・・悪くはないけど、良くもない。」って悩んじゃってたもの。一応、弾き切れていないとこ(そんな難しいことしてないんです。ただの和音が押さえられずに鳴ってないっていうね)部分的に何度も録り直したりしながら、なんとかヨチヨチ録り終えました。

今回、サポートのモモコちゃんも「星」のカホンと、2曲のコーラスで参加してくれて、もちろん演奏もすごい良い感じなんですが、何より精神的に助かったな。やっぱり若いうちから色んなバンドでしっかり経験積んで来てるだけあって、ホントにレコーディングのこともよくわかってて的確なこと言ってくれるし、なおかつ場を和ませてくれて、最初から最後まで楽しかった。

もちろんオリジナルメンバーも気心知れてるから、だからぜんぜんピリピリしたムードは無かったですね。むしろ・・・私達ビデオカメラ片手に終始はしゃいでましたので、ずいぶんエンジニアさんの仕事を邪魔してしまったかもしれません(笑)
あ、その膨大な映像から、また誰かがいい感じのトレイラーみたいの?ミュージックビデオみたいの?を作ってくれるらしいって噂ですよ。
・・・だけど無駄なシーンが多過ぎて、使えるとこあるのかしら・・・ろくな映像ない気もするけどなぁ。
見たいような見たくないようなですね。

今はミックスを待ってます。わくわくするよねぇ~。(念押し)

またご報告します!







2017年6月1日木曜日

音楽に乗っけて




こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

5月26日(金)、津市一身田の「手作り惣菜の店ぼんぼり」というところで、「ぼうずLIVE inぼんぼり」というイベントにヨニンミマンとして出演させていただきました。このイベントは奇数月の第4金曜日の夜に開催されていて、美味しい料理や飲み物をいただきながらワイワイ気軽な雰囲気の中ライブが見れるというもので、今回は、monk no sakebi!とヨニンミマンの2マンライブでした。
今回も2曲ほどアップしてます。https://youtu.be/xH95O0m_1H4

なんでイベントタイトルに“ぼうずLIVE”と付いているかと言いますと、主催者でmonk no sakebi!というバンドのギターボーカルとして出演されている佐藤弘道さん(アラモちゃん)が、久居にあるお寺の副住職を務めていらっしゃる正真正銘のお坊さんなんですね。
佐藤さんは同時に幼稚園の園長さんだったりしながら、色々と音楽活動されている方で、ZTVの番組テーマソングを制作し、番組にも出演されてます。その時の映像がバッチリyou tubeに上がっていました。https://youtu.be/uQ4llKbarus

その佐藤さん率いるmonk no sakebi!(モンクの叫び!)というバンドは、仏教系ロックバンドとして、 「“No 念仏 No Life”を合言葉に、仏教の心をロックに乗せて高らかに叫ぶ」というのがテーマだそうで、メンバーはもう一人ギターの方がみえるのですが、この日はギターボーカルのアラモちゃんとカホンのモモコちゃんによる2人で出演されていました。このモモコちゃんというのが、今ヨニンミマンでサポートカホン&コーラスをしてくれてまして、そういった“ご縁”で今回ヨニンミマンも呼んでいただいたわけです。

「仏教の心を高らかに叫ぶ」とありますが、ぜんぜん説教くさくなくて、曲はとっても
ポップ、明るくてノリの良いリズムで、まったく気楽な感じで聴けます。
だけど確かに内容は仏教に通じることがあって、

例えば、その名も「お布施」っていう曲は、お布施ってのは何もお金だけじゃなくて、困ってる人がいたら大丈夫?ってちょっと声かけるとか、ちょっとした心がけで誰でもできるよ。みたいな内容とかですね、あとは「悩んだら気軽にお寺に来てごらん」みたいな曲とかね。
先ほど紹介したテレビ番組の中で佐藤さんが「お坊さんがより親しみやすい存在で皆さんのそばにいられるように」とおっしゃってましたが、本当にそういう感じですね。それでまたさすがに話がうまいもんだから、MCもおもしろくて笑いが絶えないライブでした。

そうそう、monk no sakebi!で私が一番お気に入りの曲がですね、「ご縁」って曲なんですけども、
♪ご~縁 ご縁~ ご~縁 ご縁~
右へ行っても間違ってな~い 左へ行っても間違ってな~い

てな感じのちょっとラップ調?のフレーズがありまして、これがキャッチーだもんだから、頭の中をグルングルン回るんですよ。CMソングとかでも、一度聴くとついつい口ずさんでしまって、ずっと脳内リピートしちゃうっていうのありますよね。すごい力です。

私、最近よく考えるんですけど、音楽は、人の生活に必須ではないかもしれないし、水や食料と違って無くなっても即死ぬわけじゃない。人間が生きてく上で切実に必要とされてるものではないかもしれない。それに、音楽そのものが、人を救えるとは言い切れない。
だけど、音楽に乗っけて、発せられたメッセージというか、何かしらの思いは、思わぬところまで飛んでって届くことがありますよね。普通に「こうだよ」って話すより、もっと長く誰かの心に残って、繰り返し繰り返し励ましたり、時々ふっと思い出されて気持ちを和らげたりね。

例えばそんな立派なことじゃなくて、特別すんごい良いこと言ってる曲じゃなくても、あるメロディの1フレーズを口ずさんだ瞬間「ま、いっか。独りじゃないし。」って自然に思えるようなことがあったらいいですよね。
そういう曲が作れたらいいな、と本当に思うんですよ。
オリジナルで曲作って音楽をやっていて、音楽に乗っけて、やっぱり、何かは届けたいという思いはあります。
あ、だけどね、やっぱり押しつけることもできないし、自分の音楽がどう受け取られるかは自分ではどうにもできないことです。それこそ、お耳に合いましたらどうぞ、というしかないですね。

この前テレビで、プロボクサーの村田諒太さんが「ボクシングをやっていて絶対にコントロールできないものがあります。それはレフェリーの判断、ジャッジの判断、観客が自分のプレイを見て喜んでくれるかどうか。これはこちらがコントロールしようがないもの。コントロールできるものと言ったら、リングの上で自分がどうするかだけです。コントロールできるものだけに焦点を合わせないといけない。」と言ってました。

なるほどな、ライブもそういうとこあるかもなーと思いました。拍手が沸き起こるかどうか、CDもらってくれるかも、お客さんの判断。こちらが強制できるものではない。

たかが趣味で、嗜好品の音楽ではありますが、音楽に乗っけて、誰かに届けれらるものがあれば…いいな、とは思いながらやってますよ。

2017年5月16日火曜日

長く続けるっていうこと。



こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

またまたカナーンドッグではないんですが、
5月14日(日)、ベースで参加しているLippsで、鈴鹿ハンター弁天広場で行われたストリートライブに出演させていただきました。

今回参加させてもらったこのイベントは、主催の青井さんがもう12年間、春と秋の年2回ずっと続けてこられているイベントです。イベントを一から立ち上げる、機材、必要な設備を揃えてセッティングする、出演者とか関係者とか、色んなことに気を遣いながら実際にイベントを進行する、しかも一回実現してそれっきり終わりじゃなくて、長年続けるってのは、並大抵のことじゃないです。
それに賛同して協力してくれる昔からの仲間とか、また新しい関係の広がりとか、そういうのが続いていかないと絶対できないから、やっぱり人柄なんですかね。
青井さんは初めてであまり勝手がわからないまま参加させてもらった我々にもにこやかに接してくれて、それでまた他の出演者の方々もベテランでホントに長年バンド続けてる方もいらっしゃったんですが、何より気さくで親切。もちろん演奏も素晴らしかったです。

ハンター自体もね、もう30年以上の老舗のショッピングセンターで、私も小さい頃から買いものって言ったらハンターですもの。小さいお子様からお年寄りが集う、鈴鹿市民にとってはずっと昔から馴染みの場で、幅広い世代の憩いの場ですよね。
そんな場所で、ライブってなかなか想像がつかないと思いますが、音楽の場は、地下の重い扉を開かないと入れないライブハウスだけじゃないんですよ。限られた人だけが経験できるものではないはずなんです。
今回は普段はなかなかライブを見に来れないような人も見に来てくれて、そうそう、けっこう年配の方っていうかおじいちゃんが、通りかかってそのまますっと客席に座って、手拍子したり足を踏み鳴らしたりしてロックな音楽を聴いていたりして、それがまた何かすごく心温まる光景だったんですよね。

この会場は、野外ライブとしても最高の場所ですよ。だって屋外だけど、ちゃんと屋根があるんだもん。野外ライブは解放感あって楽しいんだけど、どうしても雨のリスクがあるから、いざって時に楽器や機材を守る屋根があるかどうか、この違いは大きいです。お客さんも雨に当たらなくて済むし。何より雨で中止ってのが一番切ないもんねぇ。(←経験あり。しかも一度ではありません。)

とにかく、とっても楽しくいい一日を過ごさせてもらいました。また是非参加したいです。


今回あらためて思ったのは、何かを長く続けるってのはそれだけですごいことだなって。
私はドラム続けて18年くらいですね。なんか、ずっと好きでやってられるって幸せなことですよね。
ベースやギターボーカルはまだまだ最近のことだけど、色々と不思議なご縁に恵まれたり、色々活動が広がってきてまして、ますますおもしろくなってきたところです。
頑張って続けていきたいな。

ちなみに今後は、もっともっと地元のローカルなイベントにも積極的に参加していこうかな、なんて考えてますよ。

その前に、近々アコースティック寄りな方のヨニンミマンでちょっと2曲ほどレコーディングします。
私はギターとボーカルと、カホンを担当します。ちなみに先日サポートで入ってくれたミハラさんも、カホンとコーラスで参加してくれます。
またご報告しますね!

2017年4月16日日曜日

新メンバー仲間入り。

 
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

4月15日(土)、カナーンドッグは名古屋栄もちの木広場にて野外ライブに出演予定だったんですが、ホントにその時間帯だけ雨が降りまして、残念ながら中止となりました。
ビミョーな天気予報だったんですよ。もしかしたらうっかり降らずにライブできたりして?なーんて淡い期待は見事に打ち砕かれ、結局現場に着いてから中止が決定。会場の近くでお昼を食べただけで特にすることもなく、帰りました。あはは、徒労感。
ま、誰が雨女とか晴男とか、そういうのは考えないことにします。
ただ、今回は雨が降った。以上!

ところで、

実は、カナーンドッグではないんですが、私どものもとに、新しいメンバーが仲間入りしております。

まずは、ヨニンミマンに、サポートカホン&コーラスとして、ミハラモモコさんが加入してくれました。
ミハラさんとは2ピース時代のカナーンドッグで対バンしたことがあって、ミハラさんがドラム叩いてたバンドのライブが楽しくて曲もおもしろくて、近くでライブがあると知るや否や勝手に見に行ったりしていました(笑)
ミハラさん自身も、かわいらしくて親しみやすい人なんですが、ドラムはしっかりとした実力があって、個人的に今後どこかで何か一緒にできたらいいなぁと思っていたのです。

そんなある日、ヨニンミマンでカホンと女性のコーラスがどうしても欲しい曲ができたり、弾き語りで活動している二村くん主催のイベントに参加させてもらったことで、アコースティック寄りのライブでもっと色んなところに出て行きたい気持ちが高まったり、
そんなこんなで、ヨニンミマンの活動をお手伝いしてくれるカホン&コーラスの方で誰か良い人いないかなぁ~と考えていたら、ミハラさんのことを思い出しました。
それで、曲を送ってダメ元でお願いしてみたとことろ、カホンはあまりやったことが無いとは言っていたのですが、曲は気に入ってくれたみたいで、嬉しいことに引き受けてくれたのです。
色々とクリエイティブな方で、カホンも手作りのなかなか素敵なのを持っていて、スタジオで合わせた感じもとっても気持ちがいいです。ありがたいよ~。

早速、ミハラさん加入のヨニンミマンでは4月29日(土)名古屋市港区「夜空と月のピアス」にて、先ほども少し触れた二村くん主催のイベントに出させてもらいます。その後同日、桑名市「ベルエキップ」にて、いつもお世話になっている落合先生の集いで、少しですが演奏させてもらいます。
初めて披露する曲もあり、ハッキリ言って緊張してます。が、良いメンバーに恵まれて、やっと手塩にかけて育てた新曲をお披露目できる嬉しさ。待ち遠しいです。

それと・・・

新メンバーっていうのかわかんないけど、
実は先日ベースを1本、買いました。めっちゃ迷いに迷って、fender USAのジャズベにようやく決めました。ジャズベが欲しいとは思っていたのですが、こだわったのは弾き心地と軽さ。
ちなみに意外とクズヤさんから譲り受けた5弦ベースがすごく軽くて、3.9kgぐらいなんですよ。
それに慣れちゃったから、4.3kgとかあると、けっこうズッシリと重みを感じるんです。何百グラムの差でも、けっこう大きいんですね。ベースはある程度重くなくちゃダメという意見の方もいるらしいですが、やっぱ軽いとありがたい・・・ずっと肩にかけてると地味に重いじゃないですか。
で、具体的に言うと、4.0kgに限りなく近いものを探してました。あと深い理由はないですが、メイプル指板でボディの色は黒って決めてました。音もだけど、見た目も大事やん?
それでけっこう長い間デジマートとか見まくって、全国各地の楽器店の在庫を探してたんですが、これが、意外とありそうで無いんですよ。もうオーダーした方が早いとか言われながら、それでも買う前に必ず試奏して弾き心地は確かめたいし、そうは言っても、あまり遠くまでは弾きに行けないし、ぐるぐるぐるぐる悩んでたところに、名古屋のクロサワ楽器さんにひょっこり出てるのを発見しまして、試奏しに飛んで行きました。ウェイトも4.01kg。難しいことはわからないけど、とにかく、なんか私にしっくり来ます。これやんか。「う、うちの子になるかい?」と、思い切って一大決心して買いました。まだまだベース下手くそだけど、長年愛用して、ちゃんと良い音鳴らしてあげられるようになりたい。ちょっとずつ一緒に育っていきたいな。

ということで、私のベースはBacchusの5弦と、Fenderの4弦。どちらも相棒として、曲によって使い分ける感じでいきます。

おNEWベースは5月14日鈴鹿ハンターでの野外イベントで初お披露目かな。
え?野外はまた雨で流れやしないかって?

ふふふ・・・ご安心を。ハンターは、屋根があるから大丈夫さ!

2017年4月11日火曜日

イベント目白押しの春。


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

カナーンドッグではないんですが、4月9日(日)、四日市BAR EASTにて、ベースで参加しているバンドLippsのライブでした。
EASTさんは、カナーンドッグで2回ほどライブさせてもらったことがあるんですが、Lippsでは初めて。

こちらは、バーカウンターとテーブル席が少し。ステージはフラットでお客さんは同じ高さですぐ目の前にいらっしゃいます。
客席を見下ろす高さのステージで照明とかストロボがピカピカーンとかする感じでもなく、そしてPAさんにある程度作ってもらった音を大音量でドーンバーンと鳴らすという感じでもないのです。あ、違うんです。どういう設備のライブハウスがいいとか悪いとかじゃないんです。ごめんなさい、表現力が乏しくて。えぇと、つまり、
あくまで大人な雰囲気で生演奏を楽しむ隠れ家的ライブバー。アコースティック限定ってわけではないものの、ドラムは生音、ギターやベースはアンプから出てる音が全てです。生演奏に近いんです。
よく「力量がもろに出る」って言われる箱ですね。

私は、最近じゃドラムでものすごい緊張するってことは無くなってはきましたが、ベースはとにかくまだまだ始めたばっかだしわかんないしで、緊張しまくっていました。
演奏面の不安も心配ももちろんありましたが、リハで音量とか色んなことで怒られやしないか、アンプもどんな感じかわからないんでちゃんとそれなりの音が作れるか、不安で不安で仕方ありませんでした。
そしたらまんまと不安が的中して、まったくアンプのつまみをどういじってみてもまずまずOKと思える音にならない。なんだろう・・・ズーンという低音が聞こえてこない。なんかペラペラな音・・・みっちり詰まった感じの音にならない。ローを上げようが、ミッドをいじろうが、なんかダメ。色々やってみましたがイマイチな音。わーもうしょうがないか。それより演奏の方も不安。時間は限られてるし、とにかくコーラスもあるしバランス確認するとこ確認してリハを終えなきゃ・・・

実は、前日に急きょハイフレットを使うフレーズを追加した曲が一曲あって、そこを念には念を入れてちゃんと確認しときたかったのです。そこでズッコケるとかなりカッコ悪いので、その場所が近づくにつれ鼓動がみるみる速まっていました。

そしたらちょうどそこに差し掛かった時、なんとストラップがスポーン!と外れてベースがいきなり落下したんです。床ギリギリでなんとか受け止めたからよかったものの、そんな緊張MAXのとこでそんなさらに肝を冷やすようなこと起こしますかね?神様。いじわる!もう!神様か誰か知らないけど、これ姿の見えない誰かが「ほれ」って外したでしょ。
だってけっこう買ったばっかのストラップで穴も小さくて、グイーッと押し込んで付けてあったやつよ?留め具も大きいやつで、絶対ストラップは外れないと思ってたのに。こんなことあります?

そんなこんなでリハの段階でかなり消耗していたわけですが、対バンのふぁきゅーむさんとDUCK BROSさんのリハを見て、その超絶うまい演奏に加え、ベースめっちゃめちゃいい音出してたのを目撃して死にそうになりました。

ダメだ・・・やっぱり私には無理かもしれない・・・

そんな思いがチラチラしながらも、結局、Lippsメンバーは素晴らしいんです。
なんでかって言うと、一緒にいればなんだかんだ楽しく過ごさせてくれるんです。
不安とかあっても笑えることがいっぱい起きて、自然と励まされて気が楽になるんです。あ、ちなみにボーカルのリナさんがお子さんを連れて来てくれたんですが、その笑顔がまためっちゃめちゃかわいくて癒されるんですよね。
本番も客席の一番前にいてくれて、けっこう心が折れそうになった時に、何度か見て勝手に回復していました。ありがとう。

ライブ本番はね、楽しかったですよ。お客さんも温かくて、メンバーもみんな輝いててかっこよくて、嬉しかったです。
ただ、へこみたおしました。はい。
これは特に驚きはしなかったけど、やっぱり激しく間違えたし(笑)、案の定、音については指摘されてしまった。図星です。どんな環境でも、どんな初めてのアンプでも、すぐその場で対応できるようにしないといけないってことなんでしょうけど・・・なんかまだまだ色々勉強しなきゃいけないですね。もう私、知恵熱出そうです。
演奏面も課題が山積過ぎて、ちょっと途方に暮れていました。

そしたらまたメンバーから心温まるLINEとか来て、また少しずつ、元気を取り戻してきました。
しょうがないかー急には成長できないもんね。場数踏みながら、ボチボチ楽しみながら頑張ってくか~。

て感じで、

Lippsとしては次回は5月14日(日)、ショッピングセンター鈴鹿ハンターの野外ライブイベントに出演予定です。

その前に、まずはカナーンドッグで4月15日(土)、名古屋もちの木広場で野外ライブ。
ひたすら晴れることを祈ります。

その後、今度はヨニンミマンで4月29日(土)、名古屋市港区の夜空と月のピアスにて二村ユーリさん主催のイベントに出演、その後同日に、桑名市ベルエキップにて(打ち上げがてら?)演奏させていただく予定です。

ということで、なかなかイベント目白押しの春。忙しいよ!!しかしバッチ来いっス。
とにかく、一個一個、できるだけ頑張ってみます!

ちなみにEASTのマスターから、帰り際「俺、カナーンドッグけっこう好きやで。」と言ってもらえました。ありがたいお言葉です。

2017年3月21日火曜日

唯一無二のシンガー、ビョークのこと。


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
今回、カナーンドッグとはいっさい関係ない内容だってことを、あらかじめ明言しておきますよ。

ただ単に私が好きなアーティストのことを語る回です。あしからず。
独り言みたいなもんです。

ビョーク(Björk)って歌手をご存じ?
アイスランド出身の、えっとー、シンプルに言いますと、天才です。

なんでこんなこと唐突に書くかって、ケイスケが最近、TSUTAYAでそのビョーク主演の「ダンサー イン ザ ダーク」って映画をレンタルして来て、ここ数日、仕事終わってから少しずつ見ているんです。
今夜あたり最後まで見終わるんじゃないかな。
私は、もちろん映画公開された当時、見ました。でももう見ません。
今回もなるべく見ないようにしています。ちょっとミュージカル映画のような要素もあって、そういうシーンはいいんですが、あまりにも悲し過ぎる映画で、とにかくもう直視できない。

しかしやっぱり音楽は素晴らしいんです。「セルマソングス」っていうサントラCDも持ってるんですが、そこでは映画の中で登場する「I've seen it all」って曲をトム・ヨークと一緒に歌っていたりして、これまた電車のガタガタゴットン・・・みたいな効果音をうまくリズムにしてオーケストラサウンドと馴染ませてあって、それがまた悲しげでねぇ。美しく作ってあるんですよねぇ。
https://youtu.be/UK3qqdvu0KY

思い起こせば・・・初めてCD買って聴いたのは、高校生の頃です。「post」ってアルバムでした。
それから何枚もアルバムを買って、ビョークの音楽にのめり込んで聴いてました。

まず、何と言ってもこの人は特別な声を持っていますよね。少しハスキーな感じもあり、細かく震えているような、ちょっとあどけないようなかわいらしい声ですけど、独特な節回しと、時々スパーンと空間を切り開くような伸びというか、力強さがある。私の大好きな曲で「Hyperballad」って曲、ザッと和訳すると早朝に山頂から崖下へ色んな物を投げ落とすのが習慣なのって感じの歌なんですけど(笑)、このサビがホントに、山の高いところから景色を眺めて新鮮な空気を吸ってるような爽快感があって、気持ちが良いんですよ。
https://youtu.be/EnZzE89Qn7w

それとサウンド、「独創的」なんて言葉で表現していいのかわかりませんけど、デジタルな電子音や機械音で構成されるテクノサウンドと、生々しいオーケストラとかアコースティックなサウンドが融合していて、アレンジがすごくおもしろいですね。
特に「joga(ヨーガ)」という曲は、さらさらと流れるようなストリングスと一緒に、ジュワ~というノイズ音とハネたようなシンセベースみたいのが同時に鳴っていて、それがめちゃかっこいい。https://youtu.be/3ahhieWx7vc

そして歌詞とメロディ、ライブの演出やプロモ映像や、ジャケットとか楽曲のアレンジがすごい奇抜というか、前衛的なので、歌も非常に難解な内容を想像するかもしれませんが、これがまた、ビョーク本人の持ってる素朴さみたいなのが出ていて、ユニークだけど意外とシンプルでグッとくるものがあるんですよ。
「All is full of love」なんて、私はじ~んと沁みてくる、心をつかまれた曲ですね。
目を閉じてじっと聴き入っていたい曲です。
https://youtu.be/yDYMfm0JQOE

ビョークのLIVEは一度だけ、1998年に豊洲で行われたフジロックで見れました。バイオリンとかチェロとかの弦楽器隊を引き連れて歌う姿は、神々しく、後光が差してるみたいだったな。全身鳥肌が立つ感覚というのを覚えています。

さてと、はい、満足です(笑)
一個人の感想ですが、ご興味持たれた方は是非どうぞ。ハマる方はハマるかも?

あ、次はちゃんとバンドのことを書くと思います。
ではでは、お付き合いいただきありがとうございました。

2017年3月13日月曜日

無い手ぬぐいは振れない



こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

3月12日(日)、岡崎CAM HALLにてカナーンドッグLIVEに出演させていただきました。

こちらのライブハウス、実はよくお世話になっている津島グランツさんからご紹介いただいたんです。
それで今回初めてお邪魔したんですが、もう30年の老舗ライブハウスだそうで、内心ドキドキしながら伺いました。せっかくご紹介いただいたのにガッカリされたらどうしようとか・・・。
まぁでも、いくら背伸びしたって急にとんでもなくすごいバンドにはなれやしないので、そこはそのままで覚悟決めて、と言いますか、当たって砕ければいいかなってことで、とにかくいつも通りやらせていただきました。

さて、会場に入ってみてびっくり。まず、広~い。ステージも、客席も、広々としています。しかもこちらのステージ、ボーカル前のモニターの上がしっかりとしたプレートで覆われていて、お立ち台みたいになってるんですよ。へぇ~かっこいい~。
しかし、我々がそのお立ち台を活かしたライブパフォーマンスとかできるとお思いになりますか?

今回、対バンの皆さんは、それこそ10代とか、20代前半とか、もうめっちゃフレッシュなわんぱくな世代の方々が多かったもので、曲の途中で、ギターソロとかでタタタッとお立ち台に駆け上がって、ソロが終わったらすぐさまダダンっと飛び降りて戻ったり、片足をお立ち台にかけてお客さんに拍手をあおったりと、存分にお立ち台を使って元気いっぱいのステージを繰り広げていた方もいたんですけど、

カナーンドッグ、唯一お立ち台を使った場面としては、最初SEが流れてステージ袖から入って来て、演奏を始める前にケイスケが毎度おなじみカナーンドッグ手ぬぐいを高々と掲げるんですが、その時一瞬、登りました。以上です。
客席に対して「どやー」と魅せる演出とかそういうのに向いてない我々にしては、やった方です。

いやいや、無い袖・・・あっ、無い手ぬぐいは振れないですよ。
・・・え?説明はしませんよ。

まぁ今回、とっても若い方々に囲まれて若干浮いてた気もしますが、終演後の打ち上げでも特に避けられたり無視されたりもなく会話に入れてもらい(←疑心暗鬼)、楽しく過ごさせていただきました。

店長さんもすごく話しやすい方で安心しました。

岡崎CAM HALL、また是非!お邪魔したいです。

2017年2月28日火曜日

色々と、ご縁ですねぇ。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

2月26日(日)、津島グランツにてカナーンドッグLIVEに出演させていただきました。

グランツさんは何度か出演しましたが、スタッフの方も気さくに接してくれて、いつもリラックスして楽しく演奏させてもらえるのでありがたいですね。
特に今回は、今までの中で一番落ち着きつつもノリの出た演奏ができた気がするんです。
やっぱりこんなゆる~く活動してる中でも、それなりに数を重ねてきて、このブログでいつか書いたように、ライブで理想としながらも難しい「冷静と情熱の間」が少しずつできるようになってきたのかも。な~んて。
今遡って見てみたら「冷静と情熱の間」っていうタイトルでブログ書いたの、去年の4月末、やっぱりグランツのライブ出た後だったみたい。
ちなみにヨシヅヤのキャラクター「ヨッタン」についても書かれています。
【ご参照↓↓↓】
http://canaandog-htm.blogspot.jp/2016/05/blog-post.html

対バンの皆さんもグランツで何度も出演されてる方のようでしたが、私達は初めてお会いする方ばかりでした。

今回思ったこと。
まずは、やりたい音楽があって、その為にバンドのメンバーが揃って、一緒に何かを仕上げるってことは、ある意味、奇跡的なことだよなぁ、ということ。

メンバーがいったん揃っても、なかなか噛み合わずに離れてしまったり、ライブまでは至らなかったり、それは個人の実力だけではなくて、運というか、よっぽど何かご縁に恵まれないとバンドで想い描く音を作り上げるのって難しいと思うんですよね。オリジナルだけじゃなくて、カバーでもそうですよ。好きな事を一緒にできる人が集まるってことは、すごいことですよね。

ライブ後スタッフの方との雑談でも、バンドで本格的にライブ活動できてる若者はなかなか少ないとかいうお話もあったし。
でも、例えばボーカル、ギター、ベース、ドラム、とかいうような基本的なバンドの編成ではなくても、一人とか、少ないメンバーでも何とか色んなツールを駆使して、工夫してライブに出たりしている人もいるわけです。
今回の対バンの方にも、自分で打ち込みで作った音源に合わせて演奏したりして、本格的なバンドサウンドを鳴らしている方がいたり、バンドの演奏にプラスアルファで電子音と言いますか、ピコピコした感じのサウンドを随所に取り入れている方がいたり、興味深いスタイルのライブを見せてもらうことができました。

だから、「バンドってのはこういうもんだ」とか、「弾き語りってのはこういうもんだ」とか、そんな固定概念みたいのは取っ払っちゃって、みんな、自分が今できる形で表現したいものを表現するってのが大事なんだなーとか思いましたよ。
とにかくすごくみんな見ごたえがあったし、新鮮でね、すごいおもしろかったです。

ライブ後も色んな方が声をかけてくれたり、実は近所の方や、遠くの方でも、また会いたいなと思える方と知り合うことができて、嬉しい一日でした。色々と、ご縁ですねぇ。

この次は、3月12日(日)初めて岡崎CAMHALLさんにお邪魔します。

2017年2月8日水曜日

大人の集うライブバー。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

先日、JR四日市駅からすぐ近くにある老舗のライブBAR、EASTさんにて、EAST PRESENTS [異種音楽集会8] に出演させてもらいました。

こちらでの出演は今回で2度目。前回は去年の夏頃だったかな。FOOL APARTMENTさん企画のイベントに誘っていただいた時でした。
その日イベントが終了してから帰り際マスターにご挨拶させてもらった時、マスターから「アンタら気に入ったで!また是非ブッキングで出演して!」とありがたいお言葉をいただきました。
それからすぐに、そして何度も声をかけていただいたのに、なかなか都合が合わなくて、ずいぶん日が経ってしまいましたが、今回やっと念願の出演を果たすことができました。

だいたい普段出演しているライブハウスだと、持ち時間25~30分くらいなんですが、今回は基本の持ち時間が40分、出演バンド数が減ったことでさらに時間に余裕ができたということで、新旧織り交ぜての計10曲も演奏させてもらいました。
でも不思議なもので、リラックスしていたからか最後まで力がいい感じに抜けていてバテることなく、なんか普段のスタジオに近い感覚で演奏させてもらえた気がします。

その中から今回は「鷹」と「ミラー」の2曲を少しずつですがyou tubeにアップしました。
いつもよりカメラもグッと寄っていて、音も間近で拾ってるので、「生演奏」って感じが出てる気がします。その分ちょっと音も映像もハッキリくっきり撮れているので、なんか・・・ウフフ・・・ちょい照れる(笑)
なんとなく照れ隠しにモノクロにしときました。
https://youtu.be/kkAk66Gy0vI

客席にはいつも仲良くしてもらってるバンド仲間が駆けつけてくれたり、対バンの桃源郷さんのお客さんもたくさんみえて、今回急きょやむを得ず出演を辞退されたふぁきゅーむさんも見に来ていただき、大変賑わっていました。
なかなかこういう大人の集うライブバーで演奏させてもらう機会もないもので、我々のようなガチャガチャした音楽が受け入れられるのか心配だったんですが、すごく温かく迎え入れて下さって、温かい拍手、CDもたくさんもらっていただき、本当に嬉しかったです。

今回対バンさんもお客さんも、四日市で長年活躍されている先輩ミュージシャンやEASTの常連さんが多くて、その中で私たちはいわゆる新参者だったわけですが、皆さん気さくに話しかけていただき、おかげさまですっかり緊張も解け、美味しい料理とお酒をいただきながら楽しい時間を過ごすことができました。
ちなみに写真はこちらも念願の、EAST名物?鉄板でじゅ~じゅ~いいながら出てくるイタリアンスパ、初めていただきました!
美味しいって噂に聞いてたんですよ。これがまためっちゃ熱いんですよ。そんでめっちゃ美味いんですよ。下のたまごと絡ませながらってのがまたニクイじゃないですか。
でもね、実はまだ気になるメニュー色々あるんですよ。たしか「チャイニーズピラフ」って書いてあったかな。それって・・・チャーハンってこと?気になるよね~。また今度行った時に他の料理も頼んでみよっとー。


今後、今月はもう1本津島グランツ、3月は岡崎CAMHALL、その合間とか4月以降も色んなところで既に予定が入っていたり、他の活動なんかも入ってきてたりして、しばらくは難しいですが、また是非カナーンドッグでEASTに戻って来たいなと思ってます。

ありがとうございました!

2017年1月16日月曜日

長い長い一日



こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

昨日、1月15日(日)は名古屋DAYTRIVEにて、カナーンドッグ新年初、そして新しいCDレコーディング後初となるライブでした。

いやぁ、まさに、波乱の幕開けでしたね。

大雪だもの。

土曜日から降り始めて降り続いて降り続いて・・・今もまだ降り続いています。いつまで降るのよ?
雪って、毎年この辺も降るには降るけど、こんなにいつまでもしつこく降ってるのは・・・さすがに経験したことないですね。

いつもはね、名古屋方面のライブだと、鈴鹿からケイスケと私が車で出発し、途中弥富でベースのクズヤさんを拾って会場まで行くってのが定番なんですが、土曜日の時点でかなり路面もヤバいことになってたので、とりあえず今回は必要最小限の荷物だけ持って電車移動しようってことになりました。クズヤさんとは現地集合に。

遅延もあってダイヤの乱れた近鉄がホームに入ってくるのを見て慌てて乗り込んで、名古屋着いたら人ごみの駅構内グルグルしてから地下鉄に乗り換えて、その間、速足で歩いたりじっと立ってたり、階段上り下りしたり、あぁ、電車移動ってなんて大変なの。

電車移動の為にシンバルの持ち込みとか色々諦めても、どうしてもスネアとキックペダルは基本の個人機材として持っていかなきゃいけないんですよね。持ち運びがラクなように、スネアケースを無理やり背負えるように改造しといたんですが、それでもやっぱり楽器は地味に重いのです。アラフォーの体力を容赦なく奪います。

こんな雪じゃあライブの開催自体無くなるんじゃないかと心配してたんですが、名古屋の空はすっかり晴れ、わりと路上の雪も融けていて、雪国状態の出発地と景色が違って一安心。
まぁ、ライブ前に気力体力は既に終了してましたが・・・

さて、今回の対バンさんは、2ピースまたは3ピースのシンプルな編成の大人のバンドさんばかりで、皆さん、大好きな音を愛情込めて出しているっていうのが自ずと伝わってきて、かっこよかったです。

音楽には色んなアプローチがあって、

例えば豪華な機材で、様々なテクニックを駆使して、楽曲も細部の細部まで凝っていて、多くの情報量で緻密に世界観を表現するバンド、それはそれで素晴らしいけれど、

例えば、ギターコード一つジャラリ~ン、ベースがブオ~ンとうなって、ドラムがスネアをタカーン、それにAH~!と一声、ただそれだけで、そのバンドの人柄がにじみ出て見てる人も「あらやだ、なんか楽しい」ってなる感じ、これもまたかっこいいんだなぁ。
あ、今のは表現が雑すぎましたが、
シンプルだけどユニークで力のあるリフ、言葉、できそうでできないんですよね。今回のライブでは対バンの方々からそれをたっぷりと見せてもらいました。

今回、自分の出番が終わり、私実は色々と不本意で落ち込んでいたんですよね。準備したものを充分に出せなかったこと。思うようにいかなくて、それに自分自身引っ張られてしまったこと。
(まずステージに上がる時に左足がつって上がらず思いっきりズッコケたこと(笑)あれは見事な出オチだった)

でもね、色々失敗したりいつも通りにいかなかったことがあっても、カナーンドッグはカナーンドッグとして3人でライブを始めて、なんとかやり終えたなって。

それに、トリを務めたfrom岐阜のThe WANDERさんが、ご自身がめちゃくちゃかっこいい音を出しながら、他の出演者さんに対して、「悩んでいた事も吹き飛ばしてもらって、楽しい時間を過ごさせてもらった」というような事をおっしゃっていてハッとしました。

そうか、私は、自分がこのライブでどれだけのことが出せるか、作ってきたもの、やってきたことが見せられるか、どれだけ人に対して残せるかってことに囚われ過ぎていたかもしれない。

私は、ライブに出る時、同時に、そこに集まったバンドから色んなものをもらうんだ、と。
ライブのその日の収穫というのは、自分達の出来不出来だけじゃなくて、そこで出会った人からもらってるものがたくさんあって、それでまた明日からの自分が何か昨日よりも少しだけ心強くなって。
まずは自分の演奏を見てもらう前に、他のバンドさんの演奏を見せてもらいに行ってるんだよなぁ。
それを楽しんで、栄養にして、それがライブに参加する意義なんだ。

そんなこんなで、ライブが終了してから楽しくて名残惜しくて、出演者の皆さんと歓談してたら、いよいよ終電の時間が怪しくなりまして、車で現地まで来ていたクズヤさんのご厚意で、なんと鈴鹿まで送っていただくことに。
ここからが本当に大変でした。いや、誰より大変なのは運転手のクズヤさんですが。
名古屋が晴れていたから油断していたけど、三重に入るとまだまだ大雪真っ最中。四日市に入ったあたりでは謎の大渋滞で完全に足止めを食らい、3時間くらい1cmも動かなかったです。

路面もガリガリに凍り付いていて、特に橋という橋がどれも恐ろしいことになっていました。ハンドルを左右に取られながらも慎重に慎重に進んで行きましたが、
帰り着いたのは3時半頃。(もちろん、クズヤさんはさらに遅いです)
こんな長い長い一日になるとは夢にも思っていませんでした。

だけどとにかく、とにかく皆無事で。
ライブしに行って、なんとか生きて帰って来れました。

ありがとうございました。
その言葉しか見つかりません。

2017年1月9日月曜日

好きなベーシスト

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

あ、「カナーンドッグのブログ」とか言っておきながら申し訳ないんですが、
実のところ、カナーンドッグの公式とは言えないかもしれません。

もともとケイスケと2人でカナーンドッグを始めて間もない頃に、私が勝手に始めたもんです。
目的も、特にカナーンドッグの活動を拡散する狙いで、とか、そんなのは毛頭無く、
徒然なるままに、思ったことや出来事を書き連ねたくて、何かにかこつけてブログを開設したかっただけの話でして、カナーンドッグに関係ないどころか音楽にも一切関係無い内容になってる回もあるぐらいです。

う~ん、ただ、タイトルに思いっきり「カナーンドッグの~」と入ってるし、カナーンドッグのCDとかにもURLを載せてる以上は、ちゃんと毎回公開前に内容をメンバーに確認取って、カナーンドッグにちなんだ内容に統一した方がよいかしら?とちょっと考えたりもしましたが、毎回の閲覧数もごくわずかですし(一度だけ爆発的に増えた回がありましたが)、だいたいいつも読んでくれている人は想像ができるぐらいの読者数ですので、ま、いっか、と。
やっぱり自分勝手に好きなこと書きます。ごめんね。
念を押しますが、私が個人的に独断と偏見で書いていて、カナーンドッグのメンバーと相談して代表で書いてるわけではありませんので、何かブログの内容でおかしな点がありましたら、私に教えて下さいね。

そうそう、それで、今回のブログのタイトル「好きなベーシスト」、それこそカナーンドッグと関係ない話なんですが、私は他でやっているLippsっていうバンドではベースを担当させてもらってますし、ベースという楽器は昔から憧れがありまして、以前にこのブログでもエスペランサ・スポルディングというベーシストのライブを見に行った話なんかも書いたことがあります。

少し前、ベースを買おうか迷ってて色々探してる時に、フェンダーのディメンションベースってのが何となくかっこよろしいなぁ~とか思って、そのベースを使って色んなプロベーシストがデモ演奏している動画を見ていたところ、ヨランダ・チャールズさんという女性ベーシストを知りました。

女性ベーシストだから余計に親近感がわくのかもしれませんが、中でも特に、私にとってそのスタイルがまさに「あ、こういう感じで弾けるようになりたいな」と思わせるものがありまして、最近その方の動画を見まくっていました。

そうしているうちに、どこかの店頭かイベントスペースみたいなとこで、ジャミロクワイのギタリストと2人だけでちょいと歌ったりもしながら演奏してる映像を見つけまして、まずそのリズム感にまったく驚いちゃって。
特にクリックを聴いてる様子も無いのに、打楽器無しでこのガッチリピッタシ感なんて「まったくなんなんですか!あなた達~!リズムお化けさんですか!!」と感動してるのか怒ってるのかわからなくなったほどです。
とにかく、貼っときますね(笑)それが早いわ。
https://youtu.be/3oxeU6zplMI

今月の予定をザザザーッと。
15日(日)はカナーンドッグDAYTRIVEでライブ、
28日(土)はLipps鈴鹿eggでライブ、
ちなみに29日(日)は、ヨニンミマンでスタ練なんですが、新しい方にサポートでカホンをお願いしています。これまた楽しみですねぇ。また今後の予定など決まってきたらご報告させてもらいます。

2017年1月8日日曜日

Canaan Dog 3rd トレイラー

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

先日、やっと新しいCD「Canaan Dog 3rd」が完成したわけですが、前々からこのブログでお話ししてたように、レコーディングの時に様々な角度から撮影していた動画を少しずつ繋ぎ合わせて、クズヤさんにトレイラーを作ってもらいました。

時間にするとほんの5分くらいの映像にまとまってるんですが、演奏の様子とか、その他レコーディングの合間の一コマとか、膨大な映像からほんの一部を選び抜き、切り取って地道につなぎ合わせる作業、けっこう時間も労力もかかったみたい。
このトレーラーも、クズヤさんから来た最初の試作に対して「この場面は私の眉間のしわが酷すぎるからカットしてほしい」とか「手数の少ない私も、たまにはチャイナとか叩くよ~ってところを入れてほしい」とか、わけのわからない修正をいくつかお願いしまして、作り直してもらいました。
でも、わがままを反映してもらってから、私とケイスケ2人の方は「これで行きましょう!」となってからも、クズヤさん本人が納得いかないってのもあって、「もう少しだけ試したいことがあるからもう一晩待ってほしい」みたいなこともあり、結局試作4ぐらいまで行ったかな。トレイラーの冒頭部分とか、かなりクズヤさんのこだわりが出てます。
映像の編集も今色んなことが自宅でできちゃうからすごいよねぇ。でもツールもすごいけど、やっぱり作る人のセンスが大事ですよね。いやぁ、なんかかっこよさげな素敵なトレイラーに仕上げてもらって嬉しいです。
ちなみに要所要所で映り込んでいるレコーディングエンジニアの青木さんにも映像を確認してもらったところ、なかなか好評でした。

トレイラーもそうだし、曲のアレンジとかもそうだし、まぁあとはグッズ作りもそうかな。
カナーンドッグってバンドは、わりと、メンバーそれぞれが「あ。こんなの思い付いた。」ってことを、思い付いたその時にすんなり口に出して、やってみるってことがわりと遠慮なくできるバンドだなと思います。
「こんなの作ってみたよ」に対して、「じゃあ、こうしてみたら?」とか「この部分はこうした方がいいかも」とか言うことはあるけど、基本的にまずは自由にやってみることができるのは、ありがたいことです。
例えばレコーディングでも、ブランニューという曲の「冒頭をラジオっぽいアナログな感じで始めたらどうか?」とか「最後に残るギターの余韻をピンポンディレイのように左右交互に振り分けてみたい」とか、メンバーから出てきた色んなアイデアを導入しています。
当然、やってみて「あはは。ダメだこりゃ。これは無いね、やめとこ。」ってのもありますけどね(笑)

何が楽しいって、試行錯誤が楽しいのかもね。バンドやってて何がゴール?って特に無いんだけど、私達は趣味で好き勝手にやってるだけだし、「売れたい」とかいう考えがそもそも無いし(まぁたくさんの人に聴いてもらえるのは嬉しいけど)あーでもない、こーでもないって、こうやって作ってるのが楽しくてやってるってのも、あるかもしれません。

ではでは、そのトレイラー映像です。お楽しみ下さい。
https://youtu.be/j-3fKDM07e4

2017年1月5日木曜日

Canaan Dog 3rd、遂に完成!!



こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

昨年11月よりレコーディングしていたカナーンドッグの新しいCD「Canaan Dog 3rd」が、ついに完成しました。1.砂漠 2.氷 3.ブランニュー の3曲収録されてます。

ヒトミとケイスケが2ピースでやっていた時代に完全自主制作で作った「1st」と「2nd」、その後ベースのクズヤさん加入し、「2nd」のベースをクズヤさん演奏で録音・差し替え、ミックスし直した「2nd リミックス・リマスター版」、そして今回、カナーンドッグとしては初めて、プロのエンジニアさんに録音から付いていただき、ミックスまでお願いした「3rd」。

それぞれの作品に愛着や思い入れはありますが、レコーディングの度に、確実にクオリティとしては上がっていっています。特に、今回は、非常に自分らしい音に作り込むことができました。
何度も何度も、私達の細かい要望に応えていただき、わがままに付き合っていただいたエンジニアの青木さんに心から感謝です。

1月15日の名古屋 新栄DAYTRIVEでのLiveを皮切りに、配布開始します。お楽しみに!

ところで私たちは音源ができあがると、CDのプレスは外注せず、必要枚数だけその都度自宅のパソコンで焼いて、ジャケットや歌詞カードも手作りしています。まぁ、溢れる手作り感は賛否両論あるんでしょうが、多少見栄えは悪くても、1stから毎回こんな感じのデザインでやっていますので、今回も変わらない手法でやります。
それで、毎回新しいCDが出来上がる度におもしろいやらガッカリやらってのがですね、完成したCDを車のオーディオに入れると、オーディオの画面にぜんぜん違うタイトルが表示されちゃうという問題ですね。
今回は、絶対ちゃんとカナーンドッグというバンド名と、曲名が表示されるようにと、しっかり下調べしまして、タイトル情報等を登録、送信しました。

そして満を持してCDを挿入しましたところ、表示されたのは・・・
1.杉田かおる「鳥の詩」
2.杉田かおる「鳥の詩」New version
3.杉田かおる「鳥の詩」New version

そう、そう、そう、今年は酉年だものね・・・♪鳥よ~鳥よ~鳥たちよ~~
って何でやねんっっ!!!

渾身の、新年初ノリつっこみです。

結局、色々やって、私の車ではなんとか半角英数で、sabaku、koriのようには表示されるようになったのは確認しましたが、他の車やパソコンに入れたらどうかはわかりません。皆さま、CDを手に取ったらお試しください。そしてもし、うっかりおもしろいのが表示されたら教えて下さい。ブログで書かせていただきます。

ちなみにね、トレイラーもなかなかいい感じにできてきてますよ!近日公開です。
もうちょっとだけお待ちを!