こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
先日、やっと新しいCD「Canaan Dog 3rd」が完成したわけですが、前々からこのブログでお話ししてたように、レコーディングの時に様々な角度から撮影していた動画を少しずつ繋ぎ合わせて、クズヤさんにトレイラーを作ってもらいました。
時間にするとほんの5分くらいの映像にまとまってるんですが、演奏の様子とか、その他レコーディングの合間の一コマとか、膨大な映像からほんの一部を選び抜き、切り取って地道につなぎ合わせる作業、けっこう時間も労力もかかったみたい。
このトレーラーも、クズヤさんから来た最初の試作に対して「この場面は私の眉間のしわが酷すぎるからカットしてほしい」とか「手数の少ない私も、たまにはチャイナとか叩くよ~ってところを入れてほしい」とか、わけのわからない修正をいくつかお願いしまして、作り直してもらいました。
でも、わがままを反映してもらってから、私とケイスケ2人の方は「これで行きましょう!」となってからも、クズヤさん本人が納得いかないってのもあって、「もう少しだけ試したいことがあるからもう一晩待ってほしい」みたいなこともあり、結局試作4ぐらいまで行ったかな。トレイラーの冒頭部分とか、かなりクズヤさんのこだわりが出てます。
映像の編集も今色んなことが自宅でできちゃうからすごいよねぇ。でもツールもすごいけど、やっぱり作る人のセンスが大事ですよね。いやぁ、なんかかっこよさげな素敵なトレイラーに仕上げてもらって嬉しいです。
ちなみに要所要所で映り込んでいるレコーディングエンジニアの青木さんにも映像を確認してもらったところ、なかなか好評でした。
トレイラーもそうだし、曲のアレンジとかもそうだし、まぁあとはグッズ作りもそうかな。
カナーンドッグってバンドは、わりと、メンバーそれぞれが「あ。こんなの思い付いた。」ってことを、思い付いたその時にすんなり口に出して、やってみるってことがわりと遠慮なくできるバンドだなと思います。
「こんなの作ってみたよ」に対して、「じゃあ、こうしてみたら?」とか「この部分はこうした方がいいかも」とか言うことはあるけど、基本的にまずは自由にやってみることができるのは、ありがたいことです。
例えばレコーディングでも、ブランニューという曲の「冒頭をラジオっぽいアナログな感じで始めたらどうか?」とか「最後に残るギターの余韻をピンポンディレイのように左右交互に振り分けてみたい」とか、メンバーから出てきた色んなアイデアを導入しています。
当然、やってみて「あはは。ダメだこりゃ。これは無いね、やめとこ。」ってのもありますけどね(笑)
何が楽しいって、試行錯誤が楽しいのかもね。バンドやってて何がゴール?って特に無いんだけど、私達は趣味で好き勝手にやってるだけだし、「売れたい」とかいう考えがそもそも無いし(まぁたくさんの人に聴いてもらえるのは嬉しいけど)あーでもない、こーでもないって、こうやって作ってるのが楽しくてやってるってのも、あるかもしれません。
ではでは、そのトレイラー映像です。お楽しみ下さい。
https://youtu.be/j-3fKDM07e4