こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
今私は、先日完成したヨニンミマンの「Pictures」というCDをパソコンで焼いています。
i-Tunesから1枚ずつCD-Rにデータを書き込んでいく単純作業なんですが、けっこうな枚数になってくると次々やっていかないと終わらないもので、パソコンの前に待機し、終わったらポチッとして入れ替え、また終わったらポチっとして入れ替えを繰り返すのですが、音源が書き込まれるのを待っている間、大変暇です。それで暇つぶしにこのブログを書き込んでいます。えっ 暇つぶしを読ませる気なのかい?って?すいません、ザーッ ザーッ と流し読みして下さいね(笑)
しかもバンド関係で今思い付く出来事が無いもので、あんまり関係無い私事を書きますが、
先日、仕事関係でなんちゃら記念パーティみたいの(そこ曖昧かい)に出席してきました。
普段はほとんど接点が無く、顔を合わせる機会の無い方々も一堂に会するもので、会場に着いて周りを見渡すと知らない人が大勢いて、アウェイ感と緊張で私は・・・気が遠くなりました。
これは早いうちに誰か知っている人とつるんで、とりあえず気楽に料理を食べて過ごしたいなんて考えながら受付を済ますと、一枚くじを引くよう促されました。どうやら引いた番号のテーブルに着席するっていうシステムのようです。
引いた番号の丸テーブルに行ってみると、他のテーブルよりもひときわ渋めの、年配の男性中心のテーブルになっておりまして、全く話したことがないどころか、お名前もわからないお初な面々ばかりで、私は・・・気が遠くなりました。
それは私だけじゃなくそのテーブルに居合わせたお互いそういう気持ちだったのか、会が始まるまでの間、他のテーブルでは既に和やかな談笑が始まっているというのに、誰一人声を発することなく、うつむいたまま、まるで石のように固まっています。
私は・・・気が遠くなりました。(←3回目)
ところが、会が始まって乾杯になると「今日はお酒飲まれますか?」「いえいえ、車で来てますので」「どちらからですか?」みたいな軽い会話を皮切りに、徐々に打ち解けてきまして、
普段の仕事なんかを紹介し合ったところ、両隣の方がどちらもベテランのピアノ調律師の方でして、お二人ともギターやドラムなどの楽器経験もあるとおっしゃっていて、自分から多くを語るタイプではないものの、穏やかに会話のキャッチボールができる優しい方であることがわかり、私は心が救われました。
それで、色々とお聞きしたら、
例えばお一人はフュージョンが好きで昔Tスクエアのカバーバンドをやっていて、若い頃はドラムのレッスンにも通っていたとか・・・
もう一人の方は昔ギターをやっていて、友人の一人が有名な海外のラテンバンドでボンゴを叩いていらっしゃるとか・・・
あとは調律していて「これはすごい」と思わせる楽器に出会うことがあるというお話とか・・・
とにかくとっても興味深いお話しが聞けたんですが、パーティー会場での会話の宿命ですかね、「へぇ~!それもっと詳しく聞かせて下さい」と前のめりになったタイミングで「皆様、ご歓談中かと存じますがこちらにご注目を・・・」と何か1コーナー挟まり中断、また会話を始めると壇上でどなたか話し始め中断、と切れ切れになってしまい、なかなか一つの話題についてゆっくりはお話しできませんでした。
本当は私だって、昔Tスクエアの「it's magic」という曲のベースソロのスラップが子供心にかっこようて、エレクトーンで一生懸命耳コピし、鍵盤のイニシャルタッチ(強く弾くと強く鳴り、弱く弾くと弱く鳴ってアクセントが付けられる機能)を利用して再現しようと奮闘した話とか、長野県松本市にあるディバイザーのギター工房を見学して、“信州の名工”百瀬さん作のアコギを弾かせてもらった話とか、幻の神代木をトップ材に使ったベースの話とか、もっとお話ししてみたかったのにな。
しかも今後何かでつながれるような連絡先の交換をする時間も勇気も無く、結局、またどこかで偶然お会い出来たら今度はもっと・・・とそっと密かに決意しただけで、少々後ろ髪を引かれる思いで会場を後にしたのでした。
その後、せっかく名古屋まで来たんだからと、ちょっとLippsのリナさんとお茶してから帰りました。
新しく知り合った方と会話するのは世界が広がっていいけれど、やっぱり緊張して気疲れしちゃう。気を遣わなくていい人と飲食するのって、やっぱホッとするし楽でいいね。おかげで疲労回復しました。
さて、ブログの文章書き込んじゃあCD書き込んで、CD書き込んじゃあ文章書き込んで、
ほぉらそんなこんなで、CDがたくさん焼けましたよ。
あ、だけどこれで終わりじゃないんですよ。このCDを入れるジャケットや歌詞カードの生産に入らないとね。今回ジャケットはカナーンドッグと同じ折り紙式なので、折る作業はちょっとメンバーにも手伝ってもらおうかと思ってます。
もらってくれた人が気に入って聴いてくれるといいな。