こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
カナーンドッグとほぼほぼ同じメンバーなのにやってることが違う、ヨニンミマンというバンドのことですが、ついにレコーディングした音源が完成しました!
今回新たにレコーディングしたのは、「星」と「ないものねだりの日々」という2曲なんですが、
CDは2016年のお正月に録音した「太陽が昇ったら」という曲も合わせて3曲入りにしてあります。
それで今回もですね、この3曲入りCDの為に私がジャケットをデザインさせてもらいました。
CDジャケットって、よくジャケ買いとか言いますけど、CDの顔ですよね。ジャケットのデザインがいいと、手に取った時に音源がすごく気になるもんです。
ジャケットのデザインがあまり直接的でも風情が無いし、かと言って曲のイメージからかけ離れてると「えっ何故!?」と困惑させちゃう。
その辺りのバランスって難しいんですが、わりと収録の3曲のことを考えていたら、額に入った写真がソファの部屋の壁に飾られている構図が自然と浮かんできまして、というか、たまたま思い付いたからそのまま使っちゃった感じですね。
デザインって言っても、イラストレーターとかパソコンのデザイン用ソフトを駆使したわけではなくて、まぁなんともアナログな、カナーンドッグのCDでも毎度お馴染みの、そう、消しゴムハンコです。
もともとこのジャケットは大きな1枚ではなく、
1枚1枚の絵を別々のパーツとして彫ってあります。彫り上がったら実際にインク付けて紙に押して、いったん写真に撮り、画像データとして保存し、それをアプリで切り抜いたり背景を透明化したり・・・という少々面倒な作業を経ていまして、それからあらためて1枚の作品になるようにパーツを配置し直しています。
出来上がったデザインをメンバーに見てもらったら、まずまずの反応だったのでホッとしていたんですが、
「で、このCDのタイトルは?」と聞かれ、そう言われてみると・・・えっとーー、タイトル、タイトル・・・考えてなかったなぁと困り果て、カナーンドッグと同じように1枚目が1、2枚目は2と順に進んでやろうかと考えたり、でもそれじゃ安易過ぎて却下かぁとか、しば~らく悩んだ後、
先日ヨニンミマンのプロフィールに、「日常で心に浮かんだ情景を切り取って曲にしています」と書いたことと、このジャケットの額に入った写真達が結びついて、「Pictures」というタイトルにしようと思い付きました。
「Pictures」というタイトルはメンバーからも概ね好評だったんで、急いで「Pictures」の文字のハンコも彫りまして、再度レイアウトし直し、本当に正式なジャケットが完成したわけです。
こうして今じっくり眺めてみると、あぁ、感慨深いなぁ。メンバーはもちろんですけど、色んな人のおかげでこういう作品作りができたんだなぁと思いますね。いやぁ、ありがたいですねぇ。
今はCDのような形を必要としない、ネット配信の時代なのかもしれないけど、CDっていう形になると、かわいいねぇ。ニヤニヤしちゃうなぁ。親バカですわ。
こういうCD作った時に、どうやってどこまで配布するかってのは、色々な考え方がありますし、賛否両論あるとは思いますが、
あくまで趣味で手作りってのもありますが、大ロットで生産するわけではないもので、まずは、CDを楽しみにしててくれる友人・知人中心に、個人的にお渡しします。
あとはライブ等で我々の演奏を実際に聴いてもらった方で、曲を気に入ってくれて希望された方に手渡しさせていただければと思います。
でも、限られた人にしか渡さないんだからね!ってことではなくて、多くの方にもらっていただければもちろん嬉しいですけどね。
このブログを読んでいただいている方で、もし興味持っていただいて、CDを希望される方は是非お声かけください。喜んでお渡しします。
大事に育てて作った音楽だから、大勢じゃなくても、好きで繰り返し聴いてもらえる方がいてくれれば最高ですよ。