2019年9月21日土曜日

新しく動き出しました。



こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
と言いつつ、最近じゃめっきりカナーンドッグの活動はしておりませんが、
他のことはまぁまぁ色々と動いております。

まず、ヨニンミマンbandで四日市ジャズフェスティバルに出演が決まりまして、
10/26(土)14:00から、近鉄アートホールでの出演予定です。お時間ある方は是非どうぞ。パンフレットも仕上がってきてるみたいですね。またあらためてご紹介しますね。

それと、このたび、わたくし「ソウシツ」というバンドのドラマーとして新加入することになりました。2~3年間?活動休止の状態から、また私が入って再始動するそうです。
けっこう前から加入の話はいただいてたんですが、やむを得ない事情で何度か延期になりまして、ついに、満を持して、動き出した感じですね。
曲もすごく好きな感じで私自身も楽しみにしてたので、はりきっておりますよ。

手始めにけっこうバンドマンらしくアー写とか撮っちゃって(照)
あ、せっかくだからメンバー紹介とかしとく?
Gt.Vo. タマキ ジュンイチ
Ba.ハナイ アキナ
Dr.ヤマグチ ヒトミ

 以上のとっても愉快な3人組です。緑の中でピカーっと光が差し込んでますね、はい。

さっそく何度かスタジオにも入って、既存曲に加え、いくつか新曲も仕上げにかかっています。まぁまだまだなんだけど、けっこういい感じになりそうですぞ。

けっこう自分以外の作詞作曲のオリジナルって久しぶりなんですが、タマキさんのメロディ綺麗だし、言葉選びなんかもおもしろくて、新鮮ね。
ベースラインも「ほーっ」と感心することも多くて、ぜひそれを生かすドラムを付けたいものです。

そうだ、どんな感じの曲かっていうと、
ドラムは以前のメンバーさんですが、MVがあるんで(ちょっと短いんだけど)
まずはご覧ください。





今後の予定ですが年内は、とりあえず新しい曲をレコーディングする方向で進んでいますので、またその様子とか、音源でき次第お知らせできればと思っています。

またご報告しますね!

2019年8月27日火曜日

はじめてのおつかい

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

このブログも毎回ただ言いたいことを書いてますが、
今回は特に、独り言みたいなもんです。私が新しく曲を作る時の心境、を書きます。

私がここ数年一曲通しで作詞・作曲した曲は、
ヨニンミマンで16曲、カナーンドッグで15曲です。
この他にインストの曲もいくつか作ってるのでもう少しありますが、
とにかく30曲超えました。

それぞれ作り方に多少違いはありますが、基本的には、歌詞とメロディがしっかりハマってくれば、だいたいのアレンジまで構想をまとめて、昔から使い慣れているMTR引っ張り出してきてdemoを録り、その音源をメンバーに送ります。
最近ではカホンなら実際叩いてマイクで録りますけど、ドラムはCubaseで打ち込んでいます。
後はバッキングのギターを弾いて、マイクで歌を入れて、demoの段階でイメージがあればベースも入れることもあります。リードギター以外を一通りって感じです。

曲を作るのは、毎回とっても消耗します。産みの苦しみはあります。
まず、私は、普段考えていることしか、歌にはできません。
もやもやと思っていることがあって、「こういう感じ、わかるかなー…」というビミョーな感覚、イメージ、そういうのをうまく歌にできないか、どうやって言うか、どんな曲調で、どんなメロディやリズムに乗せて、どうやって違和感なく音楽にするか、四六時中悩んでいます。まず自分の言いたいことが何なのか整理がつくまで時間がかかります。

歌詞は日記じゃないんで、「そのまんまやないかい!」と何の情緒も無くてもいけないだろうし、かと言って、キレイ過ぎても白々しいし、正直さを保ちつつ何とか「詩」にならないか、口に出してちょうど心地良い響きは無いか、もっとメロディとピッタリ一致しないか、選び出すのに大変苦労します。それに、他人に腹を割って打ち明けるようなもんですから、ハッキリ言って恥ずかしいです。恥を捨てて書かないとしょうがありません。
メロディや曲調は、「毎回毎回どれも同じやん」と言われると嫌なので、目新しい感じのも書きたいとは思っていますが、やっぱり私っぽい感じは出てしまうと思うし、多少メロディやコード進行のクセとか特徴みたいのは出てもいいか、とも思っています。

私はいつでも作る気になれば新曲作れるぜ!とはいかず、どう頑張ってもできない時はできません。だからこれを仕事にするのはまったく無理です。曲のストック数なんかも話にならないでしょうね。
だけど「これ1曲近いうちにできるぞ」というモードに入ることはあります。
あまりにもおぼろげだったイメージが、何かの糸口から部分的にクリアになり始めて、徐々にパズルのピースがハマり始め、試行錯誤してるうちに全貌が見えてくる、そうなると完成までのスピードが一気に加速します。
しかしそうなると、仕事も上の空(ゴメン)、夜も寝ていられません。
喉に小骨が刺さっているようで気持ち悪いのです。言いたいことはこうじゃない、何か別の言い方があるはずなのに…とか、文字数が合わない、とか、言いたいことは言えるけど譜割が不自然だとか、類義語辞典を何度も引きなおして、暗闇の中煌々と光るスマホとにらめっこで、書いては消し、書いては消しの繰り返しです。寝不足です。

そうしてようやくメロディと歌詞がすべてハマって(と思ってもまた直しを入れることも多いですが)、demoを録り終えると、号外でも配り倒したいぐらいの気分になります。
「ついに生まれました!以後お見知りおきを!皆様のお力でより良い子に育つよう、ご指導ご鞭撻を!よろしくお願いします。」という気分です。私は子供はいませんので本当にはわかりませんが、親心みたいなもんが芽生えるのは確かです。
この子はなかなかできがいいねぇ、みたいな子や、この子はまぁちょっと不器用だけど根が正直でかわいいよ、みたいな子や、色々あります。

そして私の頭の中から外の世界へ産み落とした後は、いつも急に不安が襲ってきます。
それはまるで、我が子をはじめてのおつかいに出して、「いってらっしゃい」と送り出してから、後方の電柱の陰からそーっと見守るような心境です。(実際にはやったことないけど)

話しかけてるのに無視されないか。冷たくあしらわれないか。
受け入れられるのか。
もちろん、嫌われることだってあると思う。
外に出れば、褒められてばっかりなわけないし、批判を受けることだってあるし。
「特に個性のない普通の目立たない子だったから印象にないですね」みたいのもキツイけど、あるよね。
でもできれば、できれば、みんなにかわいがられて笑顔で帰ってきてもらいたい、みたいなことあるじゃない。

私は今、新しく1曲、はじめてのおつかいに出したばっかりなので、とっても心配なんです。

2019年7月26日金曜日

私ならこれだなという1枚!



こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

えーと、今回わたくしのドラムの個人機材についてなんですが、
スネア、キックペダル、これらについては以前にこのブログで既に色々書きました。
今日は金物について書きます。はい、シンバル類ですね。
先に言っとくけど、今日はカタカナ多いよ!

まず、わたくしの手持ちのシンバルはと言いますと、
・Kカスタム ハイブリットクラッシュ16”
・Kジルジャン クラッシュライド18”
     ※クラッシュとして使っています。
・イスタンブールAgop トラディッショナルチャイナ18”
・Kジルジャン スプラッシュ
以上の4枚だったんですが、

このたび、新たにライドシンバルが仲間入りしました!!
はい、タムの隣にあるキーンキキキーンって叩くやつですね。
ヒトミ40歳、ライドシンバル購入しました。最初のMy金物としてクラッシュライド買ったのが25歳くらいだったかなぁ?それから数年に一度のペースで増えて、何年か前にクラッシュ16”買った時には「これで最後だろう」と思ったものですが…

最近猛烈に、あぁ、いい音のライド鳴らしたいな…これが私のライドの音ですねんって言える、良いライドを常にセットに組み込んじゃいたいなって。そうしたら完全に私のセットは完成するのではないか…と。
理想のライドシンバルの音色とかニュアンスについてなんか気付けばずーっと考えちゃう、毎日デジマートとにらめっこで、気になるライドシンバルについて調べては、どんな音が鳴るのかと、寝ても覚めても想いをめぐらせちゃう毎日でして、これはもう本当に、ライドシンバルに憑りつかれてしまったのですね。

えっ…もしかして私心配されてます?

若干頭おかしいと思われてても気にせず続けますけど、
とにかく数あるライドの中から私ならこれだなという1枚を選ばないと、どうやら気が済まなくなってしまいまして、ええぃこうなったら、いっぱい叩けるところに行くしかない、ということで、もう、行ってきました!
シンバル常時600枚以上展示、大阪梅田 三木楽器 ドラムセンターです。

ここでまず店員さんに、今私が使っているシンバル類と、事前に調べて気になっているライド数種類お伝えしたところ「それならばその方向性を踏まえた上で候補になりそうなものを色々お持ちしますので、どんどんお試し下さい」と、防音の試打ルームにご案内いただき「今お使いのクラッシュとのバランスも見てもらえば」と、私の使っているクラッシュと同じものも一緒にセットしていただきました。
さぁ、それで叩かせてもらったのが、多分、なんとなく覚えてるだけで9枚あったと思います。なんとなく覚えてるまま、メーカーと品名を書きます。

Zildjian(ジルジャン)
・K-ライド 20”
・K-カスタム ダークライド 20”
・〃                                22”
・K‐ケロップ 20”
・コンスタンチノープル ミディアムライド 20”

Istanbul(イスタンブール)
・メメット ミカエルZ トリビュートライド 20”
・ノスタルジア50’sライド 20”

Bosphorus(ボスフォラス)
・シルバー ライド 20”
・20thアニバーサリーライド 20”

ご覧の通り、1枚だけ22インチの大きいのが入ってますが、他は全部標準的な20インチで、トルコ系のちょっとダーク目のふくよかなサウンドのを試させてもらいました。

チーンと弱く叩いたり、カシャーンとクラッシュ気味に叩いたり、カップをコキーンと叩いてみたり、ドラムセットでリズムパターンの中で入れてみたり、取っ替え引っ替え試しました。

その中でダントツしっくり来たのがK-ライド。

単体で叩いた時のキーンという明るく綺麗なアタック音は「私の欲しかった音色はこれよ...」とうっとりしましたし、うるさくないけどダーク過ぎず、ジャンルを選ばず幅広くマッチしそうです。何より、セットの中でのピッチや粒立ちのバランスが「ちょうど!」でした。
結局Kジルでとことん揃えることになったのね。

ということで、決定、うちの子として連れて帰ることに。

帰ってから早速シンバルケースに新しく買ったライドも足してケースを持ち上げてみたら

ゾっとするぐらい重かったです(笑)
金属の円盤5枚の重さたるや…

これスタジオとかライブハウスに持ってくのかと思ったら、
正直、ちょっとくじけそうです。
しかし浪費家の衝動買いのように思われちゃあシャクですし、使ってなんぼだと思いますので、頑張って気合いで持ち込みます!

その後で言いにくいのですが、
今のところ、ドラムではっきりと決まってるライブもレコーディングも予定ありません(笑)

また決まったらお知らせしますね。

2019年7月8日月曜日

色褪せない名曲

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

7月7日 七夕の日、ちょっとフルメンバーではないんですが、
ヨニンミマンでライブと言いますか、あるイベントに出演してきました。

ケイスケの仕事が介護関係なもので、その施設内の七夕行事で、
七夕をテーマにした演奏をしてほしいというリクエスト頂きまして、
今回初めてボランティアとしてお邪魔することになったわけです。
お客様は80代以上の大先輩が30名ほどいらっしゃいまして、いやぁ緊張しました。

[セットリスト]
1.たなばたさま(童謡 ※ボサノババージョン)
2.願い事一つ(ヨニンミマン新曲)
3.七夕の夜(ヨニンミマン新曲)
4.太陽が昇ったら(ヨニンミマン)
5.見上げてごらん夜の星を(坂本 九)
------アンコール-----
6.ふるさと(童謡)
7.サヨナラワルツ(ヨニンミマン)

セットリスト見ていただいてわかるように、
新曲2曲入っています。
そうです、今回、このイベントの為に新たに作っていきました。

だけど新曲って、いきなり作ろうと思ってできるものではないんですよ。
少なくとも私はね。
この話を頂いてから、たまたまできたんです(笑)

「願い事一つ」という曲は、七夕の短冊をテーマに書いた曲です。
短冊をテーマに書くぞと決めたら、するする~っと1時間で曲と歌詞全部が出てきて、
自分でも驚きました。
過去最短かもしれません。
短時間で作ったわりには気に入っています。いつか七夕時期にフルメンバーで披露する機会があるといいなぁ。

「七夕の夜」という曲は、実は全くのゼロから作った曲というわけではなく、ヨニンミマンで既に何度もライブでやってきている「風のない夜」の歌詞を、七夕バージョンに変えたものです。

「風のない夜」は、冬が終わって春先に、自分の中の苦心やわだかまりに自分自身で決別する、みたいな内容だったんですけども、「七夕の夜」では、まず季節は夏の始め、夜空を見上げて、星と対話しながら色んなことを思い返して、星の光に慰められるような気持ち、静かに感謝する歌に替えました。
もともとメロディや曲調がすごく七夕っぽいので、けっこう新しく付けた歌詞がハマった気がします。

オリジナルの曲は、もちろん会場にいらっしゃった皆様知らない曲なわけですけど、
すごくリラックスして聴いて頂けて、笑顔で聴いて下さった方もみえて、安心しました。

それにしても、昔から長年歌い継がれている曲ってのは本当に、力があるなぁと思います。
無駄の無い美しいメロディと少ない言葉数の中で、たっぷりと情景が浮かぶんです。

まず「見上げてごらん夜の星を」は歌ってるだけでじ~んと来ますもんね。
特にいったん「手をつなごう~」のとこからいったんマイナーにいっといての最後また「見上げて~」に戻るあたり?
涙腺を刺激するよねぇ。

そして究極だなと思ったのが童謡「ふるさと」ですね。
実は本番の数日前にリハで伺った時、「ふるさと」を口ずさんでいる方がみえて、音出しで少しコード弾きしながら歌ってみたら、数名の方が次々と歌い始めたのです。
皆さん歌詞を完全に覚えてるんですよ。
それで、本番までに私もしっかり歌詞を覚えて仕上げてこようと思ったんです。
3番までの歌詞を調べてみたら、まぁなんと秀逸なこと。
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兎追いし かの山 小鮒釣りし かの川
夢は今も巡りて 忘れがたき故郷

いかにいます父母 恙無しや友がき
雨に風につけても 思い出ずる故郷

志を果たして いつの日にか帰らん
山は青き故郷 水は清き故郷
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ここまで削ぎ落とされていて、こんなにもストーリーが広がるなんて。お見事。

今回は本当に、貴重な経験させてもらいましたし、時代が移り変わっても色褪せない名曲の力をひしひしと実感しました。

さぁ、ライブ3週連続をなんとか無事やり遂げました。
そしてまた何か新しいことが始まる予感?
またご報告しますね!

2019年7月1日月曜日

修行中の身ですが。








こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

6月29日は、大阪にライブ出演しに行ってきました。G20の真っ最中です。
交通大混乱なんじゃないかと言われ心配してましたが、なんか、そうでもなかったです。
私は電車で行ったんですが、車組も高速こそ通行止めにはなってましたが、
下道は特に渋滞もなくすんなり現地入りできたみたいです。
なぁ~んだ。ま、無事行って帰って来れてよかった。

今回は、ベースのサポートで行きました。
いつもヨニンミマンでカホンを叩いてくれているモモちゃんからの依頼で、
ひょっこり決まった話です。彼女がドラムボーカルしてる彼女のオリジナルのバンドで、
大事なイベントが決まっているのに、何やら急きょベーシストを探さなきゃいけなくなったとのことで、いわゆるピンチヒッターです。
すごく困ってる様子だったので「私でよければ…」と引き受けましたが、
正直ベースでしばらくステージに立つつもりがなかったので、まったく予定外でした。

まず、どうしてベースでステージに立つつもりが無かったかって言うと、
ベースについては、今は孤独に修行を積むべき時期だと思っていたからです。
自分自身、また人前でベース弾こうかなと思えるまで、
人知れずコツコツ実力を付けて自信を得ようと思っていたのです。
や、勝手にね、そう決めこんでたの。とにかくそういう時期かなって。

ちょうど、少し前から、私のベースの師匠のそのまた師匠に、しばらくの間レッスンをして頂くことになり、与えられた宿題をこなすことで必死でした。
他の方からもベースしないか?とお誘いが無かったわけではないですが、
わがまま言ってお断りしてました。ごめんなさい。

でもね、誘ってくれて嬉しかったです。

何が嬉しいって、そりゃ、たまたまかもしれないけど、
いいドラマーからベース要員として思い出してもらっただけで嬉しいですよ。
私はそこそこ長い間ドラムやってきたので、
ベーシストでドラムの叩き心地や、楽しさや、どれだけバンドが変わるか知ってます。
だからついつい、ベース弾くなら良いドラマーの前で弾きたいと思うし、ドラムも、いいベーシストの後ろで叩きたいと思っちゃうんです。生意気言ってすいません。

いいドラマーとかいいベーシストとか、偉っそうにって思われたかもしれませんが、
どういう基準かはうまく説明できないですけど、この人の音がいいとか、やりやすいとか、好きなスタイルとか、あと人柄になっちゃうんですかねぇ。
結局私の勝手な好みでしょうねぇ。
技術だけではないです。センスとか、ノリとか。リズム隊って言われるくらいですから、ここの相性は大事です。信頼関係です。

そんなわけで、今回急きょ引き受けたんですけど、引き受けてよかったなと思います。
モモちゃん以外は今回初めましてのメンバーだったわけですけど、お二人ともお優しいし、しっかりバンドやってきてる方で何せ上手いんで、非常に気持ちよく弾かせてもらいました。

イベントは会場いっぱいいっぱいにお客さんが入っていて、ものすごい盛り上がりでした。







なかなかこんな熱気の中、演奏させてもらうこともないですからね。
久々のベースでのライブでしたが、不思議と緊張はほぼしませんでした。
まぁ、ミスもしたけど、楽しかった!
貴重な経験させてもらいました。ありがとうございました。

さぁ、またベースは修行に戻ります。

それから、またまた一週間後、ちょっとヨニンミマンで特殊な…まぁまたご報告しますね!

2019年6月26日水曜日

なんだかんだ経て...

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

6月22日(土)、静岡 UHU(ウーフー)にてヨニンミマン ライブでした。

ケイスケと私は、静岡出身だったり、出身は三重でも静岡に長く住んでいたことがあったもので、静岡時代に組んでいたバンドでもUHUにはすごくお世話になっていました。
三重に引っ越してから8年くらい経つんですが、たまに静岡に帰る時には、UHUのボスや当時の店長 テツさんにちょくちょく顔を見せに立ち寄ったりしていました。
いつも変わらず温かく迎えてくれてありがたかったです。

ただ、UHUでなかなかライブ出演まではできないでいました。
普段あまり頻繁にはライブできない私達ですし、静岡となるとなおさら、さすがにパッと思い立って行ける距離ではないので、「またいつかUHUで…」と思いつつ、タイミングが合わないままでした。
少し前に一度ライブの日程まで決まっていたこともあったんですが、その時は急に入った休日出勤が休めず泣く泣くキャンセルになってしまいまして、今回はあらためてリベンジだったわけです。
去年アルバムも作ったことだし、私なりにここ数年精魂込めて作ってきたものを静岡のみんなに見てもらいたいというのもありました。

ところがそんな時に、わたくし6月の初めから一週間弱、扁桃腺をこじらせて緊急入院しまして、最もひどい時には喉の激痛の為、食事どころか水も飲めず、まともに声が出せないので「ふほふほっ ふほほほ」としか喋れず、丸3日間は絶飲食で点滴で過ごしました。
(後で調べたら、そういう時の特有の声を、熱々のじゃがいもを口に含んだ状態で喋っているような声ということから、“ホット ポテト ボイス”と呼ぶらしいです。私のここ最近の一番のインパクトワードです。言われてみれば確かにホクホクしてましたよ。や、辛かったんですよ!今となっては笑い話ですけどね。)
そんなわけで退院後もしばらくヘロヘロの状態だったんで、静岡に間に合うか危ぶまれましたが、
なんとか気力体力回復しまして、元気に静岡に辿り着くことができました!よかった。
私だけでなくメンバー全員、なんだかんだあっても無事にこの日を迎えられてよかったです。
合掌。

ところで今回のセットリストには、アルバム「オンガク」の収録曲の他に、1曲特別に準備していった曲があったんです。
MCでも話しましたが、私は静岡に住んでいた学生時代、勝手に静岡のご当地ソングを作っていまして、せっかくの機会なんで、その曲も仕上げていったんですよ。
むっちゃスベったらどうしようかと心配だったんですが、意外と好評いただきまして、長い年月を経てやり切った感で、大変満足です。
ていうか、お客さん、お優しい方々でよかった。30秒くらいの短い曲なのに、一番緊張したかもしれません(笑)

本当に、たくさんのお客さんの温かい拍手や歓声、そしてボスの人柄に助けられ、気持ちよく演奏させていただきました。
ありがとうございました。
とにかく言いたいのは、ラストに歌った「サヨナラワルツ」の歌詞の通りです。
UHUのような、変わらないでいてくれる場所や、人や、またそこからの新しいご縁に支えられて生きてるなと思います。
終演後ではありましたが、テツさんもわざわざかけつけてくれて、本当に嬉しかったです。

さて、その時のライブの様子をまた動画でご覧いただきますが、そのオリジナル静岡ご当地ソングは幻の曲としてそっとしまっておきまして、
(ホントはあらためてじっくり聴かれると恥ずかしいってだけです)
まじめに「太陽が昇ったら」を一曲アップします。
「サヨナラワルツ」でもないんかい!「サヨナラワルツ」はまたCDで聴いてみてね。



それと、今後のスケジュールですが、決まっているものが、あるにはありますが、
それについては、またあらためて事後報告します!
事後なのかよ!
とにかく、またご報告しますね。


2019年5月27日月曜日

カナーンドッグのスタンプ!

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

このたび、新たなグッズとして、カナーンドッグのオリジナルLINEスタンプを作り、今日からスタンプショップにて販売開始しました。
50コイン(120円)でお買い求め頂けます。

なぜ今?ライブも決まってないのに?今?LINEスタンプを作ったのかって?
それはまぁ…作りたくなったからに決まってるじゃないですか。思い立ったが吉日です。

きっかけはですね、ある日知り合いが、とっても個性的で魅力的な自作スタンプを送ってきてくれて、
え?何それ自分で作ったの?売ってるの?私にもできるのかしら?となりまして、
聞けば最近ではLINE Studioというアプリを使って、けっこう誰でも気軽に自作スタンプを登録し、審査が通れば販売もできちゃうというのです。スタンプの種類は最低8種類からで、8の倍数で登録ができるそうで、最多で40種類かな。
これは、ぜひカナーンドッグ クオリティハンドメイドシリーズに加えないと。

8種類?いやいや、せっかくだから頑張って16種類いっとく?
ということで、早速16種類の図案を考え、鉛筆でラフを描きました。


さて、ではこれを元に、消しゴムはんこを彫ります。
えっ そっから!?と思われました?
いやぁ、昔からね、LINEのスタンプ作るならホントのスタンプから作りたいと思っていたのです。回り道してこそ出る味ってあるじゃないですか。

しかしこれがさすがに大変だった!6個くらい彫り終えたところでくじけてやっぱ8個でやめとこうかと思いましたよ。
(ちなみにヨニンミマンのアルバム「オンガク」のジャケット用のはんこで計11個だったと思います。)
でも、もうこんな機会もなかなか無いだろうからね、肩こりで死にそうになりながら、約3日間かけて16個、彫り上げました。一気にやっちゃわないと。
まったく、こんなしんどいことずっとはやってられないもの(笑)


さぁ、彫り上がった消しゴムはんこを一つ一つ、実際インク付けて紙に押しまして、それを写真に撮って、色調調整したり背景を透明化したりして、アプリに取り込み、さらにアプリ内で「いいね!」とかいう文字を加えまして、LINEクリエイターズマーケットに申請します。

規格に収まってないものとか、暴力的なものとか、卑猥なものとか、あと著作権うんぬんかな?そういうのに引っ掛かるとはじかれちゃうみたいだけど、最近はわりと審査もゆるいみたいです。
以前はけっこう待たされるって聞いてたから、申請からものの一週間くらいで承認の連絡が来てびっくりしました。

と、いうことで、無事LINEスタンプ販売開始しました!



超うれしいんですけどぉ。
我ながらなかなか可愛くできました。シンプルなデザインにしたので、わりと使いやすいのでは?と思います。
これで稼ごうなんてさらさら思っていません。
ただただ、これを誰かが気に入ってくれて、ラインでの会話の中でポンっと押して、使ってくれたらいいなぁと、想像してニヤニヤしています。

さて、冒頭でも言った通り、今のところカナーンドッグでライブは決まってません。
ただ、ヨニンミマンでは6月22日静岡が一本決まっています。
あと、それ以外でのライブのお話もちらほら・・・とにかくまたご報告しますね!


2019年5月1日水曜日

満を持して!

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

4月28日(日)は四日市CLUB CHAOSにて、ヨニンミマンbandでライブでした。
小さいお子様連れのご家族で来ていただいた方もみえたのですが、
遅い時間まで残っていただいて、ありがとうございました。
お客さんも、対バンの方々もケイオスのスタッフの方々もあたたかくてねぇ、素敵な方々と夜更かしできるなんて、いやぁ楽しいね。次の朝早くてもがんばって打ち上げも行っちゃうよねー(笑)

今回は、もともと他の場所でもちょくちょくお会いして知っている方もいれば、初めましての方とも新たに交流させてもらったわけですけど、どちらも、ケイオスという場所で満を持して集うことができてとても嬉しかったですね。本当に満を持したよねーと思いました。ん?またおかしなこと言い出したなと思われたかしら?

つまり、やっぱりヨニンミマンbandとして動き始めた時から、色々な場を経て、曲育ててレコーディングもして、私たちなりにも最初に比べれば成長してきたのかなと思いますし(まだまだ自分自身の思う理想の演奏や音作りには程遠いとしても)、会う方々も、もちろん色んなことを積んでこの場に来てるんで、そうやって音楽通して、ライブ通して関わる方々っていうのは、本当に心強い存在だなと思います。特に今回はそんなことを、あらためて感じられました。
また次につながる予感?ふつふつと…胸騒ぎ?みたいなのもあったし。
本当に出てよかったです。

ところで、今回はですね、久々に新曲を一曲仕上げて持って行ったんですよ。
「お先にどうぞ」っていう曲です。

私はいつも歌を作るときに、言いたいことをもれなく言うというよりも、いかにメロディと合わせて口に出した時に気持ちの良い響きにするかっていうのを念頭に置いて作っています。そこはやっぱり作文ではなく歌、楽曲なんで、いわゆる「キャッチー」というやつですかね。つい口ずさみたくなっちゃうっていうのが、自分の中で一つの目標なんです。

例えば、この前私ね、いきなり小林幸子さんの「もしかしてpartⅡ」が頭の中をぐるぐる回り始めたんですよ。ご存じですか?80年代、昭和歌謡ですよ。「♪もしかして…もしかして…私の他にもだ・れ・か~」ですよ。小さい頃にテレビから流れてきて聴いた曲が、何十年経ってからもすらすらーっと口をついて出てきちゃうわけです。CMソングなんかも不思議と頭から離れない、みたいのありますよね。そういうのが憧れ(笑)
で、今回のライブ後も、お客さんのどなたかが
「今日初めて聴いたはずなのに…うっかり帰り道で2回ぐらい“お先にどうぞ”と口ずさんでしまったのよ…なぜかしら…」
っていうのが起こればガッツポーズだなと勝手に思っていたのです。

ですが残念ながらお客様から「あまり歌詞が聞き取れなかった」というお声を頂きまして、それならば、と、ちょっと新しい試みで、動画に合わせて歌詞を付けてみましたので、よければLIVE映像と歌詞と合わせてご覧ください。

まわれまわれ「お先にどうぞ」頭の中をぐーるぐる まわりたまえ ふふふ…

あ、ごめんなさい、別に呪いをかけるつもりではないんですが、ちょっと軽快なアレンジと共になんとなく覚えてもらえれば嬉しいです。

次はヨニンミマンで6月22日静岡!アコースティックな編成で参ります。
満を持して静岡UHU!
(「満を持して」の響きもけっこう気に入っちゃって、ついつい使い過ぎてます)

また詳細はお知らせしますね。

2019年3月25日月曜日

角(KAKU)!

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
大変お久しぶりです。
先日、久しぶりにカナーンドッグ、津島グランツにてライブでした!ありがとうございました。

そして久々の新曲完成初披露となりました。

新曲について、セルフライナーノーツ書かせていただきます。ライブ動画を先に貼っておきますね。先に見て頂いても、後で見て頂いても。

新曲「リスペクト」


この曲のテーマもだいぶ長いこと温めていたものですね。ずっと思うところは色々ありつつ、なかなかハッキリとは曲につながらないままだったんですが、それが去年の年末に急速にまとまって、大晦日一気に書き上げてデモを録りました。
それから数回のスタジオでメンバーとさらにアレンジを練って、まぁ、なんとか今回のライブに間に合わせることができて、まずは嬉しいです。
この曲の曲調を漢字一文字で無理矢理言い表すならば、ズバリ「角(KAKU)」って感じですかね。
...何をおっしゃってるの?って思われたかしら?
サントリーのウイスキー角は有名ですが、それはあまり関係ないです。

なんと言いますかね、ちょっと無骨な感じ?小難しいことはせず(まぁできないんですが)とにかくシンプルにエッジを効かせて、滑らか過ぎない感じ。
ちょっとニュアンス違うかもしれませんが、「スクエアなグルーヴ」とか言うじゃないですか。淡々としてるってのとは違うんですが、カチッ ピシッとした感じ?
それを一言で言うなら「角」となるわけです。

これは一応、歌詞の内容を踏まえてのものです。
とにかく、あまりクドクド説明しなくても、充分に伝わることがある、みたいな。
自分自身のことを器用にプレゼンできる人よりも、何気ない一言や飾らない普段の振る舞いで、その人柄や尊さが深く心に残ることがある。

ドラムもそうです。テクニカルなことをこれでもかと次々に繰り出されても「そうね」ぐらいの感じなのに、決して難しくもない超シンプルなドラミングで、スパーンってスネア一発にグッとくることがあるわけです。いつか手に入れたいな、そんなパンチ力。

とりあえず今日は角...は無いので、この前もらったバランタイン12年を飲みます。ほんのりビターで落ち着いた穏やかな甘味。美味しいよねぇ。でも一度リニューアルする前の角も飲んでみたかったなぁ。
あれっ!危うくウイスキーブログに変わるところでした。しかも曲のテーマと真逆に、誰も求めてないうんちくやレビューを長々と書くところでしたよ!

音楽の話に戻します。次回ライブは4月28日(日)ヨニンミマンband、四日市ケイオスです。

またご報告しますね!

2019年2月19日火曜日

お手本を近くで見る

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

このブログでも既に3~4年前に一度書いたことがあったんですが、

私が小学生の頃、クリスマスにNHKの音楽特番で「Xmas pops &rock」っていう番組がやっていて、当事人気だったバンドとかいっぱい出てたので、私はビデオに録画してそれを何度も何度も繰り返し見ていました。

その中で、NHKホールの広々としたステージで白井貴子さんが「輝きは草原の中に」という曲をライブで歌っている姿を初めて見て「こんなカッコいい大人がいたのか」と子供心に感動した覚えがあります。
最近、you tubeでその時のきれいな映像があがっていました。(冒頭にMCがありますが、当時の番組で放送されたのは演奏のみでした。)


あのテレビを見た日から、長い年月、私はエレクトーンとかドラムを一生懸命やってましたので、あまり歌について意識することなく過ごしてきましたが、数年前から思いがけず自分が人前で歌うことになり、それはもう苦戦しまして、私は私の歌い方を模索する中で、心の師匠というか、確かなお手本を求めていました。

それで思い出したのが白井貴子さんで、色々調べてみると、今もシンガーソングライターとして活躍されていて、最近では旦那さんのギター一本とか、ごくシンプルなアコースティック編成で日本全国あちこちまわってミニライブをされているようです。最近のイベントで歌う様子など動画を拝見しますと、
今年還暦を迎えたそうですが歌声は衰えるどころかますます深みを増していて、そして何より「どや上手いやろ」的な圧が無いのに確かにグルーヴがあってうまい(わっかるかなー)その歌い方がカッコいいのです。間違いなく私のお手本はこの人だ、と勝手に決めました。

そんなある日、白井さんが岐阜県多治見に来るという情報をゲットしました。多治見なら行けない距離でもない。

ということで、名古屋からJRで45分、行ってきました!

この日は環境をテーマにしているイベントということで、環境問題について曲間のトークでさりげなく交えつつ、セットリストには豊かな自然を描いた白井さんオリジナルのご当地ソングなども盛り込んでいて、押し付けがましくなくて素敵だなと思いました。

あと、昭和の数々のヒットソングを生み出した作詞家(現在は精神科医)のきたやまおさむさんから「次世代にきたやま作品を歌い継ぐ歌手」に抜擢され、共作の新曲3曲とカバー曲11曲からなるアルバム『涙河』を発売中で、その中からも何曲か演奏されていました。やぁうまい。やっぱりすごい。格が違うスね。

「あの素晴らしい愛をもう一度」とか「白い色は恋人の色」とか、もちろん耳馴染みのある曲ですけど、あらためてじっくり味わってみると、なるほど名曲だなぁと思いますね。
そして白井貴子さんが作った本人からご指名されてるだけあって、歌声と言葉、メロディがしっくりきます。


CD買ってサインもろて握手してもろた。

ちなみにこのCD、買ってからわかったんですが、私の大好きなドラマー、河村“カースケ”智康さんも参加していました。何年か前にカースケさんのドラムセミナーにも行ったことがあって、それこそ目の前でドラムを叩いて見せてくれたなぁ。あのセミナーすごくよかった。

とにかく、やっぱりお手本はより近くで見れるといいなということですね。
画面に映されたものより、やっぱりリアルにその場で体感すると違いますね。

今年はね、できる限り色んなところに実際に足を運んで見に行こうと思ってます。

あ、そうそう、次、自分の方のライブはカナーンドッグ、3月23日(土)、津島グランツです。ドラム、練習しないと!
またご報告しますね!

2019年1月30日水曜日

補ってくれてる

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

先日は、私がギターボーカルを担当しているヨニンミマンのライブでした。
そんな日に限って雪。友達も連れて来てくれる予定だったお客さんが雪のせいで間に合わなかったり、お孫さんも連れて見に来るのを楽しみにしててくれた方が、そのお孫さんがインフルになってしまい来れなかったり。(お一人出演者の方もインフルでキャンセルでした)

そんな寂しさつのる寒い寒い冬の日でしたが、わざわざ遠くから来てくれた方もみえたので、お客さんの多い少ない関係なく、とにかく気持ちを入れて30分のステージを乗り切ること、それを思って臨みました。

しかしいつもライブのステージ中は邪念・雑念との戦いですね。
歌詞を一ヶ所間違えたら、しばらくそのことに引っ張られそうになるし、次はチューニングしながらMCだな、とかチラチラと頭をよぎったり、ギターのちょっと難しいところで意識し過ぎちゃって変な音鳴ったり、曲の世界に完全に集中して表現しきることの難しさ。
今回もその辺は自分の実力不足を感じながらも、なんとかやり切ったという感じですかね。
とりあえず私にしてはよく頑張ったな、やった方だなって感じです(笑)

メンバーには感謝しかないです。本当に。
皆忙しくてなかなか時間が合わない中、少ない練習時間でしっかり合わせてきてくれて、私の足りないところを補ってくれている。
そうなんです。補ってくれるんです。それをあらためて思ったのは、
最近「太陽が昇ったら」という曲の、曲ができた時の最初のデモを見つけて聴いてみたんですけど、味気なくてペラーッとしていた。あぁ、ヨニンミマン皆で曲をよりふくよかに育ててくれたんだなぁと思いました。他の曲もそうだし、やっぱりライブを重ねるごとに、少しずつでも仕上がりはよくなってきてると思う...んですけどねぇ。

そんなことは関係なく、ライブの出来を見て酷評をされることもあるんです。
好き嫌いもあるでしょう。感じ方は人それぞれ。人前で表現をしてる限り、批評は避けては通れないことでもあります。確かに改善した方がいいと思えて改善できることはするし、自分達は「これでいーのだ」ということは変えないし。
しかしなんかね、自分も含めて、人の作った音楽に関して「こういうところがまずい(不味い)よね」とか言い過ぎなんです。まずは自分自身が気を付けようと思う。

矢野顕子さんがリツイートしていた料理家の土井善晴さんのツイートを引用します。

「わたしは、人間が料理する意味をかんがえて、人間が料理することを、応援するわ。お料理がおいしいとか、まずいとかいう人間の喜びより、料理するという行為がもっと大事なこととかんがえてる。料理は生存本能(手段)であり、人間の創造のはじまりだから。」

先日のライブからは、一番邪念・雑念無く思い切ってできた「歩いて帰ろうか」をアップしました。よかったら見てみてくださいね。


次のライブは3月、カナーンドッグです。
詳細またあらためてお知らせしますね!

2019年1月19日土曜日

目には見えない。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

何かを作って発信してますと、つい「いいね!」を期待してしまうもんです。
逆に何の反応もなければ「あ…そうよね…。」となったり、ましてや「よくないね!」的な反応があったりすると、あからさまに落ち込んだり。
SNSなんてわかりやすくそうなっちゃいますよね。

でも、今日何かで「本当の“いいね!”は意外と目には見えない」みたいな一文を読んで、「ふむ、確かに。」と思いました。

「いいね!」と思ってもらってても、こちらが気付いてないことも多々あるんですよ。
実際、「ご自由にお持ちください」の無料置きCDが誰かに持って行ってもらって無くなっていても、もらってくれた人がどんな人で、CDを聴いてくれたのか、CDを聴いてくれてどう思ったか、そこまで報告っていうか教えてもらえるのは、非常に稀です。

例えばどこかのライブに出た時、他のバンドさんの知り合いとかで、たまたま我々の曲をついでに聴いてくれた人がいたとして、その中で、ライブ後声をかけてくれる人が一体どれくらいいるでしょうか。

自分を逆の立場に置き換えてみたら、「へぇこんなバンドいたんだぁ。かっこいい。」とか「わぁ初めて見たけど、いい歌だなぁ。」とか思っても、「いいね!」ってわざわざその本人に向かってなかなか直接表明できないもんです。こんな人見知りにとっては、せいぜい帰りに「あのバンドよかったよねぇ」って知り合いに話すくらいがやっとじゃないですかね。

あ、ダメ出しの場合もそうかもしれないけど、とりあえず感じたことをパッと直接言いに行っちゃうよって人もいるかもしれないけど、わざわざすぐに感想を言いにこちらに近づいて来てくれて、直接言ってくれるなんてのは、よっぽどだと思うんです。わりとフランクにそうできる人もいるかもしれませんが、なかなかそこまでしない人の方が多いのではないでしょうか。

お金出してCD買ってくれるとか、あとグッズを買ってくれるなんてのは、ホントに貴重なことですよ。
MCで「今日は物販で黒字にしたいんでみんなTシャツとCD買ってって~。絶対買えよ~!」とか言ってるバンドマン見たことありますけど、まぁ私はそんなの言われたら絶対買わないですよねー。

とにかく、なかなか「いいね!」が直接届くのは簡単じゃないってことです。
ただね、目に見えなくて気付かなかったけど「いいね!」と思ってくれてた人がいたんだ!ってことは、実際あるんですよね。「いいね!」が押されなくとも、全くいないわけじゃないってのは確かなんですよね。

そういうの、ホントにだいぶ後になって知ることがあるんです。
その時はしーんとしてるから半ば諦めていて、もしくはこちらもすっかり忘れていて、
後で、実は「いいね!」と思ってくれてたってことが判明すること、あります。

だからね、やっぱりその時の「いいね!」の数のカウントだけでは見えないものがあるなぁ、とは思うんです。や、「いいね!」と言っていただくのは嬉しいですよ、もちろん。

えっと、それで、結局こちらとしては何をすればいいのかって考えますと...
結局、自分が納得できる、自分がいいと思うものを丁寧に作って、それを根気よく発信していくしかないかなぁと。誰も何も感じてないようで、誰かが何かを感じてたりして?ってな感じで。それがじわ~っと伏線になっていて、いずれ思いもかけない素敵なことにつながってたりして。なんてね。
「丁寧に」ってのはポイントですかね。やっぱり雑なものには誰も気にも留めないと思うから。
ていうか、好きでやってることだから、あんまり「こうしなきゃ」とか難しく考えることもないのかもしれませんけどね。

あ、そうそう、
1月26日(土)は、四日市「ドレミファといろは」にヨニンミマンで出演させていただきます。
カナーンドッグの方も、3月にまたライブしますので、新曲なんかも進めていきたいなと思ってます。大晦日に一曲、久々の新曲書いたんですよ。

またご報告しますね!