こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
何かを作って発信してますと、つい「いいね!」を期待してしまうもんです。
逆に何の反応もなければ「あ…そうよね…。」となったり、ましてや「よくないね!」的な反応があったりすると、あからさまに落ち込んだり。
SNSなんてわかりやすくそうなっちゃいますよね。
でも、今日何かで「本当の“いいね!”は意外と目には見えない」みたいな一文を読んで、「ふむ、確かに。」と思いました。
「いいね!」と思ってもらってても、こちらが気付いてないことも多々あるんですよ。
実際、「ご自由にお持ちください」の無料置きCDが誰かに持って行ってもらって無くなっていても、もらってくれた人がどんな人で、CDを聴いてくれたのか、CDを聴いてくれてどう思ったか、そこまで報告っていうか教えてもらえるのは、非常に稀です。
例えばどこかのライブに出た時、他のバンドさんの知り合いとかで、たまたま我々の曲をついでに聴いてくれた人がいたとして、その中で、ライブ後声をかけてくれる人が一体どれくらいいるでしょうか。
自分を逆の立場に置き換えてみたら、「へぇこんなバンドいたんだぁ。かっこいい。」とか「わぁ初めて見たけど、いい歌だなぁ。」とか思っても、「いいね!」ってわざわざその本人に向かってなかなか直接表明できないもんです。こんな人見知りにとっては、せいぜい帰りに「あのバンドよかったよねぇ」って知り合いに話すくらいがやっとじゃないですかね。
あ、ダメ出しの場合もそうかもしれないけど、とりあえず感じたことをパッと直接言いに行っちゃうよって人もいるかもしれないけど、わざわざすぐに感想を言いにこちらに近づいて来てくれて、直接言ってくれるなんてのは、よっぽどだと思うんです。わりとフランクにそうできる人もいるかもしれませんが、なかなかそこまでしない人の方が多いのではないでしょうか。
お金出してCD買ってくれるとか、あとグッズを買ってくれるなんてのは、ホントに貴重なことですよ。
MCで「今日は物販で黒字にしたいんでみんなTシャツとCD買ってって~。絶対買えよ~!」とか言ってるバンドマン見たことありますけど、まぁ私はそんなの言われたら絶対買わないですよねー。
とにかく、なかなか「いいね!」が直接届くのは簡単じゃないってことです。
ただね、目に見えなくて気付かなかったけど「いいね!」と思ってくれてた人がいたんだ!ってことは、実際あるんですよね。「いいね!」が押されなくとも、全くいないわけじゃないってのは確かなんですよね。
そういうの、ホントにだいぶ後になって知ることがあるんです。
その時はしーんとしてるから半ば諦めていて、もしくはこちらもすっかり忘れていて、
後で、実は「いいね!」と思ってくれてたってことが判明すること、あります。
だからね、やっぱりその時の「いいね!」の数のカウントだけでは見えないものがあるなぁ、とは思うんです。や、「いいね!」と言っていただくのは嬉しいですよ、もちろん。
えっと、それで、結局こちらとしては何をすればいいのかって考えますと...
結局、自分が納得できる、自分がいいと思うものを丁寧に作って、それを根気よく発信していくしかないかなぁと。誰も何も感じてないようで、誰かが何かを感じてたりして?ってな感じで。それがじわ~っと伏線になっていて、いずれ思いもかけない素敵なことにつながってたりして。なんてね。
「丁寧に」ってのはポイントですかね。やっぱり雑なものには誰も気にも留めないと思うから。
ていうか、好きでやってることだから、あんまり「こうしなきゃ」とか難しく考えることもないのかもしれませんけどね。
あ、そうそう、
1月26日(土)は、四日市「ドレミファといろは」にヨニンミマンで出演させていただきます。
カナーンドッグの方も、3月にまたライブしますので、新曲なんかも進めていきたいなと思ってます。大晦日に一曲、久々の新曲書いたんですよ。
またご報告しますね!