こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
ここ数年はギターボーカルやベースもやるけれど、それでもやっぱり楽器経験としてはドラムが一番長くて...みたいな話を度々してきた私ですが、
実はドラムの前にもう一つ、長年やっていた楽器があります。
エレクトーンです。小学1年生~大学3年生まで習っていました。
あ、もちろん音大ではないですよ。
エレクトーンのレッスンは先生とマンツーマンの個人レッスンで、約15年間で4人の先生にお世話になりました。その中のお一人、小学校の途中~高校の途中まで師事していたY先生とは今でも連絡を取らせてもらってて、ヨニンミマンのライブにも何度か来てくれてます。
趣味とは言え、私がこうやって今でも音楽を続けていることを、すごく喜んでくれてるみたい。
ところでエレクトーンを習っている中で、演奏グレードっていうヤマハの検定試験みたいのがありまして、一応私も確か12級ぐらいから受験して、合格すると次は11、10、9...と進級していくんですが、6級から5級の壁がものすごく高い。何せ急に難しくなるんですよ。
私は中2で6級取ってから、5級の試験対策にそりゃあもう苦戦して時間かかっちゃって、結局取ったのが大学2年の時です。6年かかりました。合格点ギリッギリでした。
特に試験科目の中でも難儀したのが、たった2~3小節だけのメロディ譜を渡されて、その場で続きを作りながら伴奏付きの1コーラスにまとめて弾き切る「即興演奏b」です。モチーフ奏ってやつですね。
これをやるには、やっぱり何となくの勘だけを頼りにするよりは、ある程度理屈と言いますか、どういうコードを付けて進んでいってどう終わるとしっくり来るか、あと、間にこんなコード挟むとさらに曲が豊かになりますよ、みたいな、コード進行法を理解してた方が強いわけですね。
高校時代、Y先生は私にできるだけわかりやすいコード進行法の資料を集めて下さって、理解が遅く出来の悪い私にも決して怒らずじっくり丁寧に教えて下さったのです。実際5級取ったのは高校卒業してからですが、間違いなくその基礎力を育ててもらったのは高校時代、Y先生のおかげなのです。
あの資料・・・もう一度見て学び直さなきゃ。(焦)
なんで今更そんなことを思ったかと言いますと、今ベースを習ってるんですが、
ベースの先生がレッスンの中でちょくちょく
「ここはG7の代理コードでD♭7を使った方がキレイに行くかな」とか、
「ディミニッシュを挟む場合、D♯を通るよね?」とか
「ここは典型的な1-6-2-5だから」とかサラッとおっしゃるのですが(先生は私がグレード5級を持っていることをご存じ)
言われる度に、咄嗟に思い出せない自分がおりまして・・・
そう、私、実は学んだこと、わ、わ、忘れてますの・・・
しかも、当時の資料、ひとっつも残ってませんの・・・
いやぁ~~ごぉめんなさぁい(←すごい低い声で)
それで「Y先生~!すいませんあの資料、私にもう一度いただけませんか!」とLINEして泣きつきましたところ、
なんとわざわざ郵便で送って下さったんです。
しかも送っていただいたのは、先生が昔ご自分で使っていた貴重なもの。
どうやら資料の原本は、講師業をリタイアされた後まとめて処分してしまったらしく、
残っていたのは、先生ご自身が勉強の為に参考本から抜粋してコピーして使っていたもので、それを
「参考になれば、ずっとヒトミさんの手元においてもらってかまいません。いらなくなったらそちらで処分して下さい」と、譲って下さったのです。
参考資料としてありがたいのはもちろんですが、キレイにまとめられた資料のあちこちには先生の直筆でたくさんの書き込みがあり、大事なところには二重線や赤線が引かれ、いかに先生がコツコツと勉強されていたかが手に取るように伝わってきました。
そうか、こういう姿勢も、学び直さなきゃ。
あらためて恩師の地道な努力の跡に触れ、
私は、色んな意味でものすごく大事なものをいただいたと思いました。
さて、今のところ決まっているライブは2本。
まずは年内12月23日は久々のカナーンドッグで四日市CLUB CHAOSです。
それと年明け、1月26日にヨニンミマンで四日市ドレミファといろはが決まりました。
詳細はまたツイッター、Facebook等でお知らせしますね!
2018年12月15日土曜日
2018年12月4日火曜日
何故に音楽(オチ無し)
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
私は音楽に関して「続けます/やめます」とそれほどハッキリした意思を表明しているわけではありません。ただ今は不思議なことに、たまたま続いているだけです。
むしろ今のこの感じは、けっこう予想外でした。この歳になって、こんなふうに人前で楽器弾いたり歌うたったりしてるなんて思ってませんでしたから。
アマチュアだからって別にふざけてはやってませんが、そんなに堅苦しくしたくないなぁとは思ってます。仕事じゃないんだし。
それでも何かを仕上げようと思うと大変なこともあるし、しんどくなったりすることもあるんですが、あえて音楽を断つこともなく、何となく音楽に放っておかれず、気が付けばいつもそばにって状態です。
ラッキーなことに、今は体力・気力的にも?わりと元気で、最低限、楽器を練習したりする程度の時間も作れて(最低限って人それぞれ違うと思いますが)、今のところはいくつかの活動を、ポツ、ポツとやれています。
なんか音楽に関してはアイデアが浮かぶことがあって、勝手に思い付いたおもしろそうなことに、気の合う人に付き合ってもらったり、逆にこんな楽しげなことあるけどよければご一緒にって誘ってもらって、じゃ乗るよ、みたいなことがあったり。
で、「こんなん出来ました」っていうのに対して、「わかるわぁ」とか「それ素敵ね」とか言ってくれる人がいれば、そう?じゃ、もうちょっとやってみる?って欲が出ちゃって、ついつい頑張っちゃってます。
批判・酷評だけしかなかったら、多分やれてません。そこまで確固たる自信はありませんから。
音楽で野望もなければ、目標も無い。
自分に高いハードルもノルマも課さない。
しかし一応、向上心は無いわけでもない。
今まで色んな音楽を見たり聴いたりしてきた中で、
こういう音がかっこいいとか、この人の弾きっぷり(叩きっぷり)がハッとするぐらい美しいとか、
この曲のこのフレーズなんかめっちゃウマイ(上手い/美味い)とか、あの人のライブのあの瞬間はヤバかったとか、そういう感動をやたらと憶えていて、それはもう、ジャンルも何もバラバラなんだけど、そういう今まで胸を打たれた音楽達の、ちょっっとずつでもいいから、いいとこ取りをして自分のものにしていきたいと思っています。
カリスマやロックスターになんてなれませんが、テクニックだけではない、実力のようなものは上げていきたいのです。一朝一夕に劇的には変わらなくても、大器晩成型と思ってますので。
ただ、まぁいつ出来なくなってもおかしくはないわけで。
今のところはホントにたまたま。
生活スタイルや環境や、周りの協力や...
ありがたや、ありがたや。
何故にって聞かれたら、そういうことです。
だからオチは無いって言ったじゃないですか(笑)
あ、それで12月23日は約1年ぶりにカナーンドッグでライブです。これまた久々の3年ぶりの四日市CLUB CHAOS。Everyday of Despairさんの企画に呼んでいただきました。
楽しみですね。
本日のオマケ:
確か私が中学生ぐらいの時、当時写りの悪い三重テレビで見て強烈な印象が残ってる、ブランキーの「狂った朝日」のMV。
過度な演出もなく、大袈裟なパフォーマンスはせず、凄まじい集中力で演奏する3人の姿がただ写し出され、キーンと冷えているようでものすごく熱い、私にとっての3ピースのイメージが焼き付けられた映像でした。
https://youtu.be/9ykak2zWyq4
私は音楽に関して「続けます/やめます」とそれほどハッキリした意思を表明しているわけではありません。ただ今は不思議なことに、たまたま続いているだけです。
むしろ今のこの感じは、けっこう予想外でした。この歳になって、こんなふうに人前で楽器弾いたり歌うたったりしてるなんて思ってませんでしたから。
アマチュアだからって別にふざけてはやってませんが、そんなに堅苦しくしたくないなぁとは思ってます。仕事じゃないんだし。
それでも何かを仕上げようと思うと大変なこともあるし、しんどくなったりすることもあるんですが、あえて音楽を断つこともなく、何となく音楽に放っておかれず、気が付けばいつもそばにって状態です。
ラッキーなことに、今は体力・気力的にも?わりと元気で、最低限、楽器を練習したりする程度の時間も作れて(最低限って人それぞれ違うと思いますが)、今のところはいくつかの活動を、ポツ、ポツとやれています。
なんか音楽に関してはアイデアが浮かぶことがあって、勝手に思い付いたおもしろそうなことに、気の合う人に付き合ってもらったり、逆にこんな楽しげなことあるけどよければご一緒にって誘ってもらって、じゃ乗るよ、みたいなことがあったり。
で、「こんなん出来ました」っていうのに対して、「わかるわぁ」とか「それ素敵ね」とか言ってくれる人がいれば、そう?じゃ、もうちょっとやってみる?って欲が出ちゃって、ついつい頑張っちゃってます。
批判・酷評だけしかなかったら、多分やれてません。そこまで確固たる自信はありませんから。
音楽で野望もなければ、目標も無い。
自分に高いハードルもノルマも課さない。
しかし一応、向上心は無いわけでもない。
今まで色んな音楽を見たり聴いたりしてきた中で、
こういう音がかっこいいとか、この人の弾きっぷり(叩きっぷり)がハッとするぐらい美しいとか、
この曲のこのフレーズなんかめっちゃウマイ(上手い/美味い)とか、あの人のライブのあの瞬間はヤバかったとか、そういう感動をやたらと憶えていて、それはもう、ジャンルも何もバラバラなんだけど、そういう今まで胸を打たれた音楽達の、ちょっっとずつでもいいから、いいとこ取りをして自分のものにしていきたいと思っています。
カリスマやロックスターになんてなれませんが、テクニックだけではない、実力のようなものは上げていきたいのです。一朝一夕に劇的には変わらなくても、大器晩成型と思ってますので。
ただ、まぁいつ出来なくなってもおかしくはないわけで。
今のところはホントにたまたま。
生活スタイルや環境や、周りの協力や...
ありがたや、ありがたや。
何故にって聞かれたら、そういうことです。
だからオチは無いって言ったじゃないですか(笑)
あ、それで12月23日は約1年ぶりにカナーンドッグでライブです。これまた久々の3年ぶりの四日市CLUB CHAOS。Everyday of Despairさんの企画に呼んでいただきました。
楽しみですね。
本日のオマケ:
確か私が中学生ぐらいの時、当時写りの悪い三重テレビで見て強烈な印象が残ってる、ブランキーの「狂った朝日」のMV。
過度な演出もなく、大袈裟なパフォーマンスはせず、凄まじい集中力で演奏する3人の姿がただ写し出され、キーンと冷えているようでものすごく熱い、私にとっての3ピースのイメージが焼き付けられた映像でした。
https://youtu.be/9ykak2zWyq4
2018年11月14日水曜日
マストドン叩いてみた!
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
昔はがむしゃらにドラム練習した私ですが、最近は手数はなるべく少なく、しばらく叩いてなくてもすぐに思い出せて、そんな必死こいて練習しなくても叩ける、ついつい自分に優しいドラムを叩いている、そんな今日この頃です。
(お前そんなヌルイ気持ちでカナーンドッグ叩いてたのかよ!と思われました?ご、ごめんなさい)
で、たまにはこんな私でも、手数多目の難曲をガッツリ練習したりしたいなーと思っていたところ、
私の好きなマストドンっていうバンドの曲で、ドラム的におもしろいなと思う曲を見つけました。
それが「Chimes at Midnight」って曲です。
この曲、変拍子とは違うんですが、テンポが途中で変わるのと、一曲の中でいくつもリズムパターンの変化があって、それが流れるように展開される。
やたら難しいだけじゃなくて、なんか繰り返し聴いてても飽きないのよねぇ。
ということで、
よし、これ練習してみるぞ!
しかもワンタムとシングルペダルの丸っきしいつものセットで何とかしちゃうぞ!
(結局いまだにツインペダル買ってない)
そんで叩いてみた動画とか撮っちゃうぞ!と、ある日突然思い立ちました。
さてさて、さっそく耳コピしてみての第一印象は、「バッキャロー!覚えられるか!」です。(笑)
まず曲の中で次々に繰り出されるフィルイン。これはもう何百回も聴いて、イメージトレーニングでどこで何を入れるってのを染み込ませるしかないですね。
それと、完コピではなくやっぱり自分なりの解釈で、私ならここはこう叩くとか、いや、ここは叩かないとか、原曲と合わせて聴いた時に違和感が出ない程度に、自分バージョンを練って、自分のドラムとして仕上げないといけない。まぁ本来もっと多点セットでツインペダルで叩く曲ですから、無理矢理少ないタイコで叩いてるってのもありますが。
あとは、こう叩こうと決めたものを実際ドラムセットに座った時に曲のスピード感の中で咄嗟に出せるかですよね・・・。
とりあえず時間見つけては、なるべくドラムセット座って、一生懸命練習はしました。
車の中でもずっとこの曲ばっかり聴きっぱなし。ずーーっと。
そして迎えた叩いてみた動画の撮影本番は、カナーンドッグのスタ練の時にわざわざ時間を割いて協力してもらい、計3テイク撮りました。
・1テイク目:緊張しちゃってカクカク。痛恨のミスをいくつか。
・2テイク目:ちょくちょくミスもありましたが、わりとリラックス。エンディングで気を抜いたら「ドンっ」ていうタム一発の謎のフィルインを入れてしまい、我ながらウケる。
・3テイク目:集中力終了。疲れが出まくり、気持ちがいいくらいダメでした(笑)
ということで、消去法で2テイク目を採用です。
難しいね!練習したことを限られたチャンスでしっかり出すのって。
仕方ないです。これが私の今の実力です。
あらためて、マストドンのドラマー ブラン・デイラーってうまいんだなぁと思ったし、昔つまらないと思ってたパラディドルとか、アクセントの移動とか、チェンジアップとかいう基礎練って、やっぱり必要なんだなぁと実感しました。まったく、これほどまで随所に盛り込まれてる曲があるとはね。
あと、今さらですが、タイトに叩こうと意識することって大事ね。ゆる~く叩いてたカナーンドッグも、もうちょっと精度を上げるようにがんばります。
カナーンドッグ、12月23日(日)、久々の四日市CHAOSでライブです。
またご報告しますね!
Mastodon 「Chimes at Midnight」
ドラムカバー動画
https://youtu.be/X-_j0ghrcWQ
昔はがむしゃらにドラム練習した私ですが、最近は手数はなるべく少なく、しばらく叩いてなくてもすぐに思い出せて、そんな必死こいて練習しなくても叩ける、ついつい自分に優しいドラムを叩いている、そんな今日この頃です。
(お前そんなヌルイ気持ちでカナーンドッグ叩いてたのかよ!と思われました?ご、ごめんなさい)
で、たまにはこんな私でも、手数多目の難曲をガッツリ練習したりしたいなーと思っていたところ、
私の好きなマストドンっていうバンドの曲で、ドラム的におもしろいなと思う曲を見つけました。
それが「Chimes at Midnight」って曲です。
この曲、変拍子とは違うんですが、テンポが途中で変わるのと、一曲の中でいくつもリズムパターンの変化があって、それが流れるように展開される。
やたら難しいだけじゃなくて、なんか繰り返し聴いてても飽きないのよねぇ。
ということで、
よし、これ練習してみるぞ!
しかもワンタムとシングルペダルの丸っきしいつものセットで何とかしちゃうぞ!
(結局いまだにツインペダル買ってない)
そんで叩いてみた動画とか撮っちゃうぞ!と、ある日突然思い立ちました。
さてさて、さっそく耳コピしてみての第一印象は、「バッキャロー!覚えられるか!」です。(笑)
まず曲の中で次々に繰り出されるフィルイン。これはもう何百回も聴いて、イメージトレーニングでどこで何を入れるってのを染み込ませるしかないですね。
それと、完コピではなくやっぱり自分なりの解釈で、私ならここはこう叩くとか、いや、ここは叩かないとか、原曲と合わせて聴いた時に違和感が出ない程度に、自分バージョンを練って、自分のドラムとして仕上げないといけない。まぁ本来もっと多点セットでツインペダルで叩く曲ですから、無理矢理少ないタイコで叩いてるってのもありますが。
あとは、こう叩こうと決めたものを実際ドラムセットに座った時に曲のスピード感の中で咄嗟に出せるかですよね・・・。
とりあえず時間見つけては、なるべくドラムセット座って、一生懸命練習はしました。
車の中でもずっとこの曲ばっかり聴きっぱなし。ずーーっと。
そして迎えた叩いてみた動画の撮影本番は、カナーンドッグのスタ練の時にわざわざ時間を割いて協力してもらい、計3テイク撮りました。
・1テイク目:緊張しちゃってカクカク。痛恨のミスをいくつか。
・2テイク目:ちょくちょくミスもありましたが、わりとリラックス。エンディングで気を抜いたら「ドンっ」ていうタム一発の謎のフィルインを入れてしまい、我ながらウケる。
・3テイク目:集中力終了。疲れが出まくり、気持ちがいいくらいダメでした(笑)
ということで、消去法で2テイク目を採用です。
難しいね!練習したことを限られたチャンスでしっかり出すのって。
仕方ないです。これが私の今の実力です。
あらためて、マストドンのドラマー ブラン・デイラーってうまいんだなぁと思ったし、昔つまらないと思ってたパラディドルとか、アクセントの移動とか、チェンジアップとかいう基礎練って、やっぱり必要なんだなぁと実感しました。まったく、これほどまで随所に盛り込まれてる曲があるとはね。
あと、今さらですが、タイトに叩こうと意識することって大事ね。ゆる~く叩いてたカナーンドッグも、もうちょっと精度を上げるようにがんばります。
カナーンドッグ、12月23日(日)、久々の四日市CHAOSでライブです。
またご報告しますね!
Mastodon 「Chimes at Midnight」
ドラムカバー動画
https://youtu.be/X-_j0ghrcWQ
2018年10月30日火曜日
はじめまして。ノクシー ヒトミと申します。
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
タイトルで「え?なんて?」と思わせときながらいつも通りに始めてしまいました。(笑)
実はですね、ここのところずっと水面下で動いていたプロジェクトがありまして(大げさ)
やっと公開できるわけです。
まぁ簡単に言いますと、一曲だけの企画モノのバンドなんですが、
その名も「ヤキトリ・ノクシー」。
ヨニンミマンのアルバムレコーディングの時「サヨナラワルツ」のゲストコーラスに参加して下さったHIROYUKIさんによる企画です。
※「サヨナラワルツ」のゲストコーラスについてはその時のブログでも紹介しています。
https://canaandog-htm.blogspot.com/2018/03/blog-post.html
楽曲も、普段弾き語りで活動されているHIROYUKIさんの作詞・作曲で、それを今回集結したメンバーでバンドバージョンにアレンジしました。私はベースを担当しております。で、このバンドの中では、わたくし「ノクシーヒトミ」と名乗らせていただいておりますので。
今度どこかで見かけたら「もしかして…ノクシーヒトミさんですよね?」と声をかけて下さい。
いいのよ、迷わないで。思い切って呼んでみて。「あ、ハイそうです。」って言うから(笑)
それで、早速その作品を聴いていただきたいんですが、今回一曲だけなんで「ライブに出る」とかではなくて、動画を作ってアップしています。
HIROYUKI監督によるこだわりのカメラアングルで撮影したMVです。
一回見て「いいね」と思ったら、二回、三回、四回と見て下さいね!
ヤキトリ・ノクシー「路地裏」
https://youtu.be/D7kcTPzPq2A
タイトルで「え?なんて?」と思わせときながらいつも通りに始めてしまいました。(笑)
実はですね、ここのところずっと水面下で動いていたプロジェクトがありまして(大げさ)
やっと公開できるわけです。
まぁ簡単に言いますと、一曲だけの企画モノのバンドなんですが、
その名も「ヤキトリ・ノクシー」。
ヨニンミマンのアルバムレコーディングの時「サヨナラワルツ」のゲストコーラスに参加して下さったHIROYUKIさんによる企画です。
※「サヨナラワルツ」のゲストコーラスについてはその時のブログでも紹介しています。
https://canaandog-htm.blogspot.com/2018/03/blog-post.html
楽曲も、普段弾き語りで活動されているHIROYUKIさんの作詞・作曲で、それを今回集結したメンバーでバンドバージョンにアレンジしました。私はベースを担当しております。で、このバンドの中では、わたくし「ノクシーヒトミ」と名乗らせていただいておりますので。
今度どこかで見かけたら「もしかして…ノクシーヒトミさんですよね?」と声をかけて下さい。
いいのよ、迷わないで。思い切って呼んでみて。「あ、ハイそうです。」って言うから(笑)
それで、早速その作品を聴いていただきたいんですが、今回一曲だけなんで「ライブに出る」とかではなくて、動画を作ってアップしています。
HIROYUKI監督によるこだわりのカメラアングルで撮影したMVです。
一回見て「いいね」と思ったら、二回、三回、四回と見て下さいね!
ヤキトリ・ノクシー「路地裏」
https://youtu.be/D7kcTPzPq2A
2018年9月5日水曜日
スネアでいて下さい。
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
ドラマーの個人機材、スティック、キックペダル、シンバルなどなど色々ありますが、
中でも「これが自分の音色です。」と主張できるアイテムと言えば、Myスネアですよね。
思い起こせば…そう、私が初めて買ったスネアは、学生時代に当時近所の楽器屋で店主から掘り出し物だよと、安いからと勧められるがまま買った5,000円の中古スネアでした。
素材とか詳しいことは不明ですが、シェルには「Paul JAPAN」と書かれたエンブレムが付いていまして、先輩方に「ポールって何だよ!パールじゃないのかよ!」 と散々笑われたものです。
それでも5,000円で自分のスネアが持てるならいいじゃないかと思っていたのですが、
それはもう本当に安物でして、ある日のライブ中にいきなりストレイナーが壊れ、スナッピーが閉まらなくなりまして、「タンッタンッ」とスネアを叩いていたはずなのに、途中から「ポンッポンッ」とハイタムを叩いているようにしか聞こえないという、なんとも引き締まらない、抜けたような演奏になってしまいました。
それで、今度はある程度ちゃんとしたのをと思い、カタログを眺めて、見た目が気に入ったYAMAHAのメイプルカスタムのスネアを思い切って購入しました。ピッコロスネアまではいかないけど、深さ4インチとけっこう浅めのシェル。
当時はけっこうカーンっていうピッチ高めの音が好きだったんですよね。
このスネアは、学生時代はもちろん、社会人になってからも静岡でBACHMAN(バッハマン)っていうオリジナルのインストジャズファンク?バンドを組んでいた時に活躍してくれました。ヘッドは、柔らかい丸みのある音になる「ファイバースキン」っていう月面みたいなヘッドを張って、あまりピッチが高くなり過ぎないようにチューニングはゆるめにして使っていました。
その後、やっぱりもうちょっとロックテイストっていうか、力強いこしのある音のスネアが欲しいと思って、26?か27歳の誕生日だったかな?自分で自分にプレゼントで、今も愛用している深さ5インチのアルミシェルのスネアを買いました。楽器屋さんでスチールシェルとアルミシェルの2つ叩き比べて、アルミの方が一段音が明るかった印象があったのと、単純にアルミは軽いから持ち運びがラクだなと思って、アルミに決めたんです。
ただ、音が明るいのはいいんだけど、ちょっとピシピシというか、ギタリストがよく言う「トレブリー」
ってやつ?ちょっとまったり感が足りなくて耳に障る感じがして、それを和らげるようなヘッドを探しました。で、色々試して最終的に行き着いたのが、REMOのエボニーピンストライプっていう、黒地に白線の入ったヘッドです。なんかわかんないけど、「パシーン」に、まろやかなローミッドが加わって「トーン」って深みが出た気がするし、何より見た目がシルバーと黒で完全に仕上がったなっていう(笑)
は・・・いけない・・・またキョトーンとさせちゃいました?
とにかく、それ以来ずっとこの組み合わせです。気に入ってるんです。
それで、こればっかり使うようになっちゃいまして、カナーンドッグはもちろんですが、けっこう何でもこれいっちょあればいけるんじゃないかなと思えてきて、ついにメイプルのスネアを売りに出すことにしました。
で、売る前に最後もう一度だけ叩いてみようと思ったら・・・
あれ?・・・スナッピーが効かない・・・「ポンッポンッ」とハイタムのような音しか鳴らないではありませんか!
何度スナッピーを付け直そうが、ストレイナーをいじろうが、変わりません。
原因不明・・・でもやっぱり壊れてる・・・これはポールジャパンの呪いか?
私が使うスネアは最後タムになってしまうという運命を辿るのでしょうか。
現在愛用中のアルミのスネアだけは、ずっとこれからもどうか・・・スネアでいて下さい。
最後に、こんだけスネアとヘッドの話あーだこーだしてからなんですが、
ギターボーカルの方でライブが近いんです。
9月15日(土)
四日市 ドレミファといろは
<出演>
■リトルキヨシ(神奈川)
■中山大之
■法橋ハジメ(大阪)
■ヨニンミマン
18時オープン/19時スタート
2000円(ドリンク代別途500円)
ヨニンミマンの出番は1番目です。お酒もカレーも美味しいお店です。
ぜひ遊びに来て下さい。
ドラマーの個人機材、スティック、キックペダル、シンバルなどなど色々ありますが、
中でも「これが自分の音色です。」と主張できるアイテムと言えば、Myスネアですよね。
思い起こせば…そう、私が初めて買ったスネアは、学生時代に当時近所の楽器屋で店主から掘り出し物だよと、安いからと勧められるがまま買った5,000円の中古スネアでした。
素材とか詳しいことは不明ですが、シェルには「Paul JAPAN」と書かれたエンブレムが付いていまして、先輩方に「ポールって何だよ!パールじゃないのかよ!」 と散々笑われたものです。
それでも5,000円で自分のスネアが持てるならいいじゃないかと思っていたのですが、
それはもう本当に安物でして、ある日のライブ中にいきなりストレイナーが壊れ、スナッピーが閉まらなくなりまして、「タンッタンッ」とスネアを叩いていたはずなのに、途中から「ポンッポンッ」とハイタムを叩いているようにしか聞こえないという、なんとも引き締まらない、抜けたような演奏になってしまいました。
それで、今度はある程度ちゃんとしたのをと思い、カタログを眺めて、見た目が気に入ったYAMAHAのメイプルカスタムのスネアを思い切って購入しました。ピッコロスネアまではいかないけど、深さ4インチとけっこう浅めのシェル。
当時はけっこうカーンっていうピッチ高めの音が好きだったんですよね。
このスネアは、学生時代はもちろん、社会人になってからも静岡でBACHMAN(バッハマン)っていうオリジナルのインストジャズファンク?バンドを組んでいた時に活躍してくれました。ヘッドは、柔らかい丸みのある音になる「ファイバースキン」っていう月面みたいなヘッドを張って、あまりピッチが高くなり過ぎないようにチューニングはゆるめにして使っていました。
その後、やっぱりもうちょっとロックテイストっていうか、力強いこしのある音のスネアが欲しいと思って、26?か27歳の誕生日だったかな?自分で自分にプレゼントで、今も愛用している深さ5インチのアルミシェルのスネアを買いました。楽器屋さんでスチールシェルとアルミシェルの2つ叩き比べて、アルミの方が一段音が明るかった印象があったのと、単純にアルミは軽いから持ち運びがラクだなと思って、アルミに決めたんです。
ただ、音が明るいのはいいんだけど、ちょっとピシピシというか、ギタリストがよく言う「トレブリー」
ってやつ?ちょっとまったり感が足りなくて耳に障る感じがして、それを和らげるようなヘッドを探しました。で、色々試して最終的に行き着いたのが、REMOのエボニーピンストライプっていう、黒地に白線の入ったヘッドです。なんかわかんないけど、「パシーン」に、まろやかなローミッドが加わって「トーン」って深みが出た気がするし、何より見た目がシルバーと黒で完全に仕上がったなっていう(笑)
は・・・いけない・・・またキョトーンとさせちゃいました?
とにかく、それ以来ずっとこの組み合わせです。気に入ってるんです。
それで、こればっかり使うようになっちゃいまして、カナーンドッグはもちろんですが、けっこう何でもこれいっちょあればいけるんじゃないかなと思えてきて、ついにメイプルのスネアを売りに出すことにしました。
で、売る前に最後もう一度だけ叩いてみようと思ったら・・・
あれ?・・・スナッピーが効かない・・・「ポンッポンッ」とハイタムのような音しか鳴らないではありませんか!
何度スナッピーを付け直そうが、ストレイナーをいじろうが、変わりません。
原因不明・・・でもやっぱり壊れてる・・・これはポールジャパンの呪いか?
私が使うスネアは最後タムになってしまうという運命を辿るのでしょうか。
現在愛用中のアルミのスネアだけは、ずっとこれからもどうか・・・スネアでいて下さい。
最後に、こんだけスネアとヘッドの話あーだこーだしてからなんですが、
ギターボーカルの方でライブが近いんです。
9月15日(土)
四日市 ドレミファといろは
<出演>
■リトルキヨシ(神奈川)
■中山大之
■法橋ハジメ(大阪)
■ヨニンミマン
18時オープン/19時スタート
2000円(ドリンク代別途500円)
ヨニンミマンの出番は1番目です。お酒もカレーも美味しいお店です。
ぜひ遊びに来て下さい。
2018年8月20日月曜日
校歌っておぼえてます?
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
最近、甲子園を見ていて、フと、
「そういえば自分の母校の校歌ってどんなのだっけ?」と思い
一生懸命思い出そうとしたのですがまったく出てこず、
それでも小・中はなんとなく思い出せたのですが、高校の校歌だけはすっかり忘れてしまったんですよね。
しかしだんだん気になってきまして、ずーっと思い出そうとねばってたんですが、やっぱり一部分も思い出せない。で、ついにはネットで検索してみたら、見つけましたよ。YOU TUBE何でも出てくるわ。
鈴鹿の川に みそぎして
文化の虹をかくるもの
我が学び舎の さやけさや
いよよ励みて いそしみて
あぁ知恵さとき 人たらむ
いやぁ、これ一番の歌詞なんですけど、
…こんな歌い出しだったとは。
鈴鹿川でみそぎとは…。
しかし不思議なもんでメロディと歌詞と合わせて聴くと、あぁ、こんな歌だったなぁと思い出してくるもんですね。
今あらためて見ると、そして口に出して言ってみると、ほぉ、なかなか響きがキレイじゃないですか。
文化の虹をかくる者なんて、ねぇ、かっこいいフレーズですよね。
当時は内容とか意味なんて何にも考えずに歌ってましたけど。
ところで田舎の校歌ってたいてい近場の川か山が盛り込まれている気がするんですが、都会の校歌ってどんな感じなんですかね?
あと、あんまり古語とか使ってない、校歌っぽくないのがあったり?新しめの学校だとだいたいそうか。
あと、けっこう有名な人が作詞とか作曲してたりね。
ちなみに歌詞ではないんですけど、うちの旦那の母校の校歌は、全国的にもめずらしい、いや唯一かな、口笛が入ってるんだって。なんか間奏に全員で口笛を吹くらしいです。
そんな話を職場で昼休みにしましたら、意外と皆自分の母校の校歌をすぐさま調べ出したりして、
「そうそうこれよー!」と懐かしがったり、他の学校の校歌を聞いて「へぇなんか格調高いやんかー」とか「うわぁいきなりスケールが大きいですね」とか言いながら盛り上がり、なかなかいい昼休みになりました。
「校歌っておぼえてます?」
昼休みのちょっとした話題としておススメです。
さてさて、次のライブは9月15日(土)四日市「ドレミファといろは」 にて、
アコースティック寄りな方のヨニンミマンで出演します。
<出演>
■リトルキヨシ(神奈川)
■中山大之
■法橋ハジメ(大阪)
■ヨニンミマン
18時オープン/19時スタート
2000円(ドリンク代別途500円)
初めてお目にかかる方々ばかりで緊張しますねぇ。
よろしければ是非どうぞ。
最近、甲子園を見ていて、フと、
「そういえば自分の母校の校歌ってどんなのだっけ?」と思い
一生懸命思い出そうとしたのですがまったく出てこず、
それでも小・中はなんとなく思い出せたのですが、高校の校歌だけはすっかり忘れてしまったんですよね。
しかしだんだん気になってきまして、ずーっと思い出そうとねばってたんですが、やっぱり一部分も思い出せない。で、ついにはネットで検索してみたら、見つけましたよ。YOU TUBE何でも出てくるわ。
鈴鹿の川に みそぎして
文化の虹をかくるもの
我が学び舎の さやけさや
いよよ励みて いそしみて
あぁ知恵さとき 人たらむ
いやぁ、これ一番の歌詞なんですけど、
…こんな歌い出しだったとは。
鈴鹿川でみそぎとは…。
しかし不思議なもんでメロディと歌詞と合わせて聴くと、あぁ、こんな歌だったなぁと思い出してくるもんですね。
今あらためて見ると、そして口に出して言ってみると、ほぉ、なかなか響きがキレイじゃないですか。
文化の虹をかくる者なんて、ねぇ、かっこいいフレーズですよね。
当時は内容とか意味なんて何にも考えずに歌ってましたけど。
ところで田舎の校歌ってたいてい近場の川か山が盛り込まれている気がするんですが、都会の校歌ってどんな感じなんですかね?
あと、あんまり古語とか使ってない、校歌っぽくないのがあったり?新しめの学校だとだいたいそうか。
あと、けっこう有名な人が作詞とか作曲してたりね。
ちなみに歌詞ではないんですけど、うちの旦那の母校の校歌は、全国的にもめずらしい、いや唯一かな、口笛が入ってるんだって。なんか間奏に全員で口笛を吹くらしいです。
そんな話を職場で昼休みにしましたら、意外と皆自分の母校の校歌をすぐさま調べ出したりして、
「そうそうこれよー!」と懐かしがったり、他の学校の校歌を聞いて「へぇなんか格調高いやんかー」とか「うわぁいきなりスケールが大きいですね」とか言いながら盛り上がり、なかなかいい昼休みになりました。
「校歌っておぼえてます?」
昼休みのちょっとした話題としておススメです。
さてさて、次のライブは9月15日(土)四日市「ドレミファといろは」 にて、
アコースティック寄りな方のヨニンミマンで出演します。
<出演>
■リトルキヨシ(神奈川)
■中山大之
■法橋ハジメ(大阪)
■ヨニンミマン
18時オープン/19時スタート
2000円(ドリンク代別途500円)
初めてお目にかかる方々ばかりで緊張しますねぇ。
よろしければ是非どうぞ。
2018年8月6日月曜日
成分溶け込んでますよ。
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
私、ベースのレッスンに通って2年弱になるんですが、
先日、私のベースの師匠と、そのまた師匠のお二人が出演されるビッグバンドのライブを見に行って来ました。
いやぁ師匠も、師匠の師匠も、素晴らしかったです。
私は普段ロックのライブをみることはあっても、ビッグバンドのジャズを生で見る機会ってそんなにはなかったですし、色々と新鮮でした。
例えば…お客さんを派手にあおったり大袈裟なパフォーマンスはしなくても、一人一人が直向きに集中して演奏してる感じから徐々に徐々にグルーヴが高まってきて、自然にお客さんの体が揺れちゃう感じとかね。そういうのがお~~クールだなぁと。
今回見たバンドを構成してるメンバーの方々は、下は18歳~最年長は75歳。
楽器続けて50年以上の方もいらっしゃいました。(「こんだけ長くやっててこの程度です」なんて謙遜していらっしゃいましたけど)
今回思ったのはですね、
単に上手いとかとは別の次元で、やっぱり一朝一夕には出ない音色ってのがあるんだなということですかね。
音楽好きで、何かの楽器好きで、バンドで合わすのが好きで、長年やってる方ってのは本当に、
なかなか出せないぐっとくる音色があるんだと思います。
説明のつかないようなことなんですけど。
超絶上手い少年少女はたくさんいるわけですけども、どうしてか敵わないようなものなんですね。
何かなぁ。
べつに笑いながら演奏していなくても、音からしてなんか楽しそうなムードっていうのかなぁ。
それじゃちょっと浅い言い方のような気がするんですが、
なんかね、成分が出てるんですよ。何かの成分が多く音に溶け込んでいる気がするんです。
数こなしてきての余裕?リラックス成分なのかなぁ。
はたまた「俺とお前は昨日今日の付き合いじゃないからさ」成分とか。
長くやってればその分音楽通して色んなことがあっただろうし、酸いも甘いもと言いますか、成分も色んなのが多く溶け込んでるのかなぁ。ダシみたいなね、旨味みたいな。
あらーやばい、また頭おかしいこと言い出したなって思われました?(笑)
まぁ、いいんです。そんなことを思いました。
私もただ弾けるとか叩けるとかじゃなくて、音にいい成分いっぱい溶け込ませたいなぁって。
ちなみに私は年明けからのレコーディング終わった後、春からドッと疲れが出たのか、胃腸風邪やったり腰痛になったり、手足がひどい皮膚炎になったり、調子を崩してしばらく楽器もまともに練習できていなかったんですが、
最近やっと、徐々に調子が戻ってきまして、ベースとかギターは問題なく弾けるようになりましたので(足腰はあともう一歩かな!だからドラム思い切り叩けるのはもうちょっと先かな!)
今は「楽器ってさわれるだけで嬉しいね」成分はかなり音に溶け込んでると思います。
8月中には完全に復調して、いや、むしろ辛い時期を経て一皮むけてブランニューして、
より良いライブ、より良いものを作っていきたいなぁと思ってます。
またご報告しますね!
私、ベースのレッスンに通って2年弱になるんですが、
先日、私のベースの師匠と、そのまた師匠のお二人が出演されるビッグバンドのライブを見に行って来ました。
いやぁ師匠も、師匠の師匠も、素晴らしかったです。
私は普段ロックのライブをみることはあっても、ビッグバンドのジャズを生で見る機会ってそんなにはなかったですし、色々と新鮮でした。
例えば…お客さんを派手にあおったり大袈裟なパフォーマンスはしなくても、一人一人が直向きに集中して演奏してる感じから徐々に徐々にグルーヴが高まってきて、自然にお客さんの体が揺れちゃう感じとかね。そういうのがお~~クールだなぁと。
今回見たバンドを構成してるメンバーの方々は、下は18歳~最年長は75歳。
楽器続けて50年以上の方もいらっしゃいました。(「こんだけ長くやっててこの程度です」なんて謙遜していらっしゃいましたけど)
今回思ったのはですね、
単に上手いとかとは別の次元で、やっぱり一朝一夕には出ない音色ってのがあるんだなということですかね。
音楽好きで、何かの楽器好きで、バンドで合わすのが好きで、長年やってる方ってのは本当に、
なかなか出せないぐっとくる音色があるんだと思います。
説明のつかないようなことなんですけど。
超絶上手い少年少女はたくさんいるわけですけども、どうしてか敵わないようなものなんですね。
何かなぁ。
べつに笑いながら演奏していなくても、音からしてなんか楽しそうなムードっていうのかなぁ。
それじゃちょっと浅い言い方のような気がするんですが、
なんかね、成分が出てるんですよ。何かの成分が多く音に溶け込んでいる気がするんです。
数こなしてきての余裕?リラックス成分なのかなぁ。
はたまた「俺とお前は昨日今日の付き合いじゃないからさ」成分とか。
長くやってればその分音楽通して色んなことがあっただろうし、酸いも甘いもと言いますか、成分も色んなのが多く溶け込んでるのかなぁ。ダシみたいなね、旨味みたいな。
あらーやばい、また頭おかしいこと言い出したなって思われました?(笑)
まぁ、いいんです。そんなことを思いました。
私もただ弾けるとか叩けるとかじゃなくて、音にいい成分いっぱい溶け込ませたいなぁって。
ちなみに私は年明けからのレコーディング終わった後、春からドッと疲れが出たのか、胃腸風邪やったり腰痛になったり、手足がひどい皮膚炎になったり、調子を崩してしばらく楽器もまともに練習できていなかったんですが、
最近やっと、徐々に調子が戻ってきまして、ベースとかギターは問題なく弾けるようになりましたので(足腰はあともう一歩かな!だからドラム思い切り叩けるのはもうちょっと先かな!)
今は「楽器ってさわれるだけで嬉しいね」成分はかなり音に溶け込んでると思います。
8月中には完全に復調して、いや、むしろ辛い時期を経て一皮むけてブランニューして、
より良いライブ、より良いものを作っていきたいなぁと思ってます。
またご報告しますね!
2018年7月4日水曜日
踏み込んでなんぼ。
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
お久しぶりでございます。ずいぶん更新が滞っていました。
たしか前回は、私がギターボーカルをしている ヨニンミマンというバンドのアルバムが完成間近というところで、ミックスについてどんなこと考えてどんなやり取りをしているかとか、そんな話で終わっていたと思います。
その後アルバム「オンガク」は、なんとか完成まで漕ぎ着けました。
大切にくり返し聴いていただいている方もいらっしゃるようで、本当に嬉しいです。ありがとうございます。今後も少しずつ、ライブなんかもしつつ、お耳に合う人には手に取ってもらえればと思っています。
さてさて、なんかじめじめ蒸し暑い日が続いておりまして、まったくすっきりしない毎日なんですが、こんな日は、ちょっくら激しめのメタルなんか聴いて、憂鬱など吹き飛ばして元気出したいものです。・・・え?メタルとかイメージに無いって?
いやいや、けっこうね、好きなんですよヘヴィーなやつ、私。きっかけは何だったかなぁ。
あ、そろそろ忘れてる方もいらっしゃるかもしれませんけど、私ドラム叩くんですが、たまたま「モダンドラマーフェスティバル」の映像見ていて、lamb of godのクリス・アドラーというドラマーを知って、そのパシパシッと軽やかでキレのある音色と、ユニークなドラミングがクセになりまして。https://youtu.be/8LMwK3reNpg
それから色々探してみると、意外と私にもわりと耳に優しく(笑)聴きやすい感じのバンドがあったりして、すっかりメタルサウンドにハマり、2014年にはさいたまスーパーアリーナで開催されたメタルのフェス“ラウドパーク”も見に行きました。あぁでも、もう4年くらい前のことなんですね。今年は私の中で久々にメタルブームが到来してるっていうのに、今年開催無いんですよ。また行きたいなぁ。
ちなみに最近のお気に入りはですね、Mastodonってバンドなんですけど、そのブラン・デイラーってドラマーがまた上手くて、パワー押しの体育会系のドカドカしたドラムではなく、けっこうスマートで爽快感あって心地よいんですよ。https://youtu.be/yw7-cSwtXtw
こんな風にツインペダル踏めたら気持ちがいいだろうねぇ。ということで、もうこうなったら聴いてるだけじゃなく、自分でもツインペダル買って練習しちゃおうかなー。でも挫折するかなー。どこのメーカーの何買えばいいのかなー。色んなの試してみたいなー。
そんなことをあちらこちらで呟いてましたら、お優しい方々から、普段使っていないツインペダルを「どうぞこれもお試しで踏んでみて」と言っていただき、少しの間お借りできることになったのです。
そして集まったのがなんと贅沢にも5種類。先日のヨニンミマンのスタジオ練習の時間を利用して、試踏みの会を開催しました。
メーカーや仕様もバラエティーに富んでまして、(ほぉらドラマーの皆さん、どれがどこの何かわかるかな?)とりあえずズラリと並べて眺めてから一個ずつ「あー確かに音も踏み心地もさっきと違うね」とか言いながら楽しく踏み比べさせて頂きました。
ホントはね、それぞれのペダルについて、ものすごいマニアックにその特徴とかあーだこーだ書こうと思ったんですよ。チェーンだとかベルトだとかダイレクトドライブだとか、
真円カムとか偏芯カムとか。ビーターの違いで出音が変わるとか、シャフトの違いが追従性に影響するとか。(すべて受け売りです。私自身、実際あんまりピンと来てません。)
ただ今回、わかったことが一つある。
ある程度一つのペダルが足にしっかり馴染むまで踏み込んだことがないと、実際どれがいいやら悪いやらわからないってことですね。
私のようなツインペダル初めてさんは、とりあえず何か一つそれなりのを手に入れて時間かけて踏み方やセッティングをよく研究してみないといけない。
ツインペダルそのものの特徴ももちろんあるんですが、その人の踏み方で音も変わるし、調整の仕方によってぜんぜん動き方は変わりますからね。
だから結論としては、ある程度ちゃんとしたやつなら、どれでもOK。そこから試行錯誤して自分の物にしていくこと。愛着こそいい音出すためのポイントです。なーんつってかっこつけましたが、とにかく使いこなすには、予備知識も大事だけど、踏み込んでなんぼかな!
とりあえず、近いうちに、あまりクセの無い標準的な仕様のペダルを思い切って買ってみようと思います。
その前に7月21日は津島グランツにてヨニンミマンBANDの方でライブです。
こんだけドラムのこと話しておいてギターボーカルなんですけども。
またご報告しますね!
お久しぶりでございます。ずいぶん更新が滞っていました。
たしか前回は、私がギターボーカルをしている ヨニンミマンというバンドのアルバムが完成間近というところで、ミックスについてどんなこと考えてどんなやり取りをしているかとか、そんな話で終わっていたと思います。
その後アルバム「オンガク」は、なんとか完成まで漕ぎ着けました。
大切にくり返し聴いていただいている方もいらっしゃるようで、本当に嬉しいです。ありがとうございます。今後も少しずつ、ライブなんかもしつつ、お耳に合う人には手に取ってもらえればと思っています。
さてさて、なんかじめじめ蒸し暑い日が続いておりまして、まったくすっきりしない毎日なんですが、こんな日は、ちょっくら激しめのメタルなんか聴いて、憂鬱など吹き飛ばして元気出したいものです。・・・え?メタルとかイメージに無いって?
いやいや、けっこうね、好きなんですよヘヴィーなやつ、私。きっかけは何だったかなぁ。
あ、そろそろ忘れてる方もいらっしゃるかもしれませんけど、私ドラム叩くんですが、たまたま「モダンドラマーフェスティバル」の映像見ていて、lamb of godのクリス・アドラーというドラマーを知って、そのパシパシッと軽やかでキレのある音色と、ユニークなドラミングがクセになりまして。https://youtu.be/8LMwK3reNpg
それから色々探してみると、意外と私にもわりと耳に優しく(笑)聴きやすい感じのバンドがあったりして、すっかりメタルサウンドにハマり、2014年にはさいたまスーパーアリーナで開催されたメタルのフェス“ラウドパーク”も見に行きました。あぁでも、もう4年くらい前のことなんですね。今年は私の中で久々にメタルブームが到来してるっていうのに、今年開催無いんですよ。また行きたいなぁ。
ちなみに最近のお気に入りはですね、Mastodonってバンドなんですけど、そのブラン・デイラーってドラマーがまた上手くて、パワー押しの体育会系のドカドカしたドラムではなく、けっこうスマートで爽快感あって心地よいんですよ。https://youtu.be/yw7-cSwtXtw
こんな風にツインペダル踏めたら気持ちがいいだろうねぇ。ということで、もうこうなったら聴いてるだけじゃなく、自分でもツインペダル買って練習しちゃおうかなー。でも挫折するかなー。どこのメーカーの何買えばいいのかなー。色んなの試してみたいなー。
そんなことをあちらこちらで呟いてましたら、お優しい方々から、普段使っていないツインペダルを「どうぞこれもお試しで踏んでみて」と言っていただき、少しの間お借りできることになったのです。
そして集まったのがなんと贅沢にも5種類。先日のヨニンミマンのスタジオ練習の時間を利用して、試踏みの会を開催しました。
メーカーや仕様もバラエティーに富んでまして、(ほぉらドラマーの皆さん、どれがどこの何かわかるかな?)とりあえずズラリと並べて眺めてから一個ずつ「あー確かに音も踏み心地もさっきと違うね」とか言いながら楽しく踏み比べさせて頂きました。
ホントはね、それぞれのペダルについて、ものすごいマニアックにその特徴とかあーだこーだ書こうと思ったんですよ。チェーンだとかベルトだとかダイレクトドライブだとか、
真円カムとか偏芯カムとか。ビーターの違いで出音が変わるとか、シャフトの違いが追従性に影響するとか。(すべて受け売りです。私自身、実際あんまりピンと来てません。)
ただ今回、わかったことが一つある。
ある程度一つのペダルが足にしっかり馴染むまで踏み込んだことがないと、実際どれがいいやら悪いやらわからないってことですね。
私のようなツインペダル初めてさんは、とりあえず何か一つそれなりのを手に入れて時間かけて踏み方やセッティングをよく研究してみないといけない。
ツインペダルそのものの特徴ももちろんあるんですが、その人の踏み方で音も変わるし、調整の仕方によってぜんぜん動き方は変わりますからね。
だから結論としては、ある程度ちゃんとしたやつなら、どれでもOK。そこから試行錯誤して自分の物にしていくこと。愛着こそいい音出すためのポイントです。なーんつってかっこつけましたが、とにかく使いこなすには、予備知識も大事だけど、踏み込んでなんぼかな!
とりあえず、近いうちに、あまりクセの無い標準的な仕様のペダルを思い切って買ってみようと思います。
その前に7月21日は津島グランツにてヨニンミマンBANDの方でライブです。
こんだけドラムのこと話しておいてギターボーカルなんですけども。
またご報告しますね!
2018年4月30日月曜日
アルバム制作 中間報告⑦「大詰め!ベストバランスを目指して」
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
年明けからスタートしました、ヨニンミマンのアルバム制作、今は録音した各パートのミックス作業をしていただいているところです。
それも、仕上がりまであともう少し、という段階まで来ています。
ところでミックスって何なのよ?ということなんですが、①「何それさっぱりわからん」の方も、②「なんとなくわかるけど詳しくはわからない」の方も、③「そんなの今更説明されなくてもよく知ってるし」の方も、まぁここは一緒にお付き合いください。
ちなみに私は、②の「なんとなくわかるけど詳しくはわからない」に該当します。(笑)
すっごいざっくり言いますと、
バンドの演奏って、いわゆるアンサンブルなわけですが、レコーディングも、ホントにライブの時と同じように「せーの!」で全員がいっせいに演奏して、それをリアルタイムで録音しちゃうという方法もあります。それが一番シンプルで、ライブそのまま、という臨場感が出るから、それはそれでいい。
ただそれだと、どうしても録った後に細かいバランス調整とか、タイミングの修正などのエディット、あと部分的に、パートによって例えばギターソロだけもうちょっと納得いくまで何回も弾き直したいとか、ボーカルの歌い方のニュアンスを何パターンか試したいとか、より細かいとこまでこだわって作り込みたい場合には、やっぱりちょっと難しいかな、と。
で、基本的には各パート、別々に録音したものを、あらためて混ぜ合わせるということをするんですね。そう、ミックスです。
それぞれの楽器の録音ですが、一つの楽器に対して1トラックどころじゃなくて、ドラムだけで計何トラック使ってるのかな?ドラマーが演奏してるのを、四方八方から色んな種類のマイクで同時に録音していて、例えばスネアの表面に1本、裏面にもう1本、バスドラに1本、右上方向から1本、左上方向から1本、真正面のちょっと離れた場所から1本とか言う感じで、ビックリするぐらいたくさんのマイクを立てて複数のトラックに録音します。
スネア一つでも、打面や淵にスティックがカタンと当たる音や、それが内部に伝わってターンと響いて出ていく音、他のタイコに共鳴してるような、「音」にならないくらいのもはや空気感まで、微塵も逃すまいと、すごい繊細に音を拾って録っていくわけですね。
・・・録られてる人は、そりゃあもう、緊張するよねぇ。考えただけで。
ちょっと私のギターはそんなよく録ってもらわなくてもいいんですけど(笑)
まぁとにかく、そうやって録った音を、どれをどのくらいのボリュームで聴こえるようにするか。さらに、低音域、中音域、高音域、どんな配合でどんな音色で聴かせるか、はたまた、よく「パンを振る」って言いますけど、ステレオで再生した時に、右・左・真ん中、どの位置から聴こえるようにするのか。後方に居る感じなのか、近くに居る感じなのか。
そうやってエンジニアさんに立体的に編集して一曲全パートまとめてもらった「こんな感じでどうでしょう?」という音源データに対して、バンド側はそれを聴き込んで、相談して、もっとこうして下さいという要望を返します。
例えば「もう少しサビのコーラスを下げてください」だとか、「ドラムのバスドラの低音を少し削って、ライドシンバルのアタック音を少し下げてください」だとか、「ソロ後からエンディングは、バッキングギターをもうちょっとだけ上げてください」とか。それをまた反映してもらって、「ではこんな感じですか?」といただいた音源を聴いて、また「コーラスは少し下げ過ぎた感じがするので、もうちょっと音量的には戻して、他の手法で控えめな感じになるよう馴染ませてください」とか、さらに細かく要望を出して・・・みたいなことを、最終的に「ベストバランス」ってやつに行き着くまで繰り返していきます。
ねぇその「ベストバランス」ってどういうの?って、まぁ、それぞれのパートが他のパートに紛れず埋もれず、でも役割を踏まえて決して出過ぎず、アンサンブルとして聴いた時にちょうど心地よく聴こえるようにって・・・曲によっても違うし、そりゃ、好みもありますよね。実際バンドの中でも見解が分かれることもあります。
いやーこれが大変。独りよがりになってはバンド全体として納得のいく作品とは言えないし、とは言え、各人のイメージってのもあるし、それぞれこだわりポイントがあったりするし。
あ、でも実際にミックスの作業するエンジニアさんがまず大変ですよ。膨大な知識が必要だし、編集ソフトを駆使して、作り手の要望にすばやく応えないといけないですからね。
とにかく、まさに今、ほぼほぼ仕上がり段階、最終調整というところまでは来ています。
「ベストバランス」までもうちょっとかな。
ちなみにですね、ミックスを待っている間、気晴らしに色々とアルバム関連の作り物なんかもしてまして、ちょっとしたグッズを作ったり、あと、セルフライナーノーツも作りました。歌詞の解説ってほどのものではないんですが、収録曲について、作詞者としてコメントをさせてもらいました。
希望の方のみ、お渡ししますので、もし欲しい方はおっしゃって下さい。一応、ネットでも見れるようにはしようと思います。
では、アルバムの仕上がりを、お楽しみに!
またご報告しますね。
年明けからスタートしました、ヨニンミマンのアルバム制作、今は録音した各パートのミックス作業をしていただいているところです。
それも、仕上がりまであともう少し、という段階まで来ています。
ところでミックスって何なのよ?ということなんですが、①「何それさっぱりわからん」の方も、②「なんとなくわかるけど詳しくはわからない」の方も、③「そんなの今更説明されなくてもよく知ってるし」の方も、まぁここは一緒にお付き合いください。
ちなみに私は、②の「なんとなくわかるけど詳しくはわからない」に該当します。(笑)
すっごいざっくり言いますと、
バンドの演奏って、いわゆるアンサンブルなわけですが、レコーディングも、ホントにライブの時と同じように「せーの!」で全員がいっせいに演奏して、それをリアルタイムで録音しちゃうという方法もあります。それが一番シンプルで、ライブそのまま、という臨場感が出るから、それはそれでいい。
ただそれだと、どうしても録った後に細かいバランス調整とか、タイミングの修正などのエディット、あと部分的に、パートによって例えばギターソロだけもうちょっと納得いくまで何回も弾き直したいとか、ボーカルの歌い方のニュアンスを何パターンか試したいとか、より細かいとこまでこだわって作り込みたい場合には、やっぱりちょっと難しいかな、と。
で、基本的には各パート、別々に録音したものを、あらためて混ぜ合わせるということをするんですね。そう、ミックスです。
それぞれの楽器の録音ですが、一つの楽器に対して1トラックどころじゃなくて、ドラムだけで計何トラック使ってるのかな?ドラマーが演奏してるのを、四方八方から色んな種類のマイクで同時に録音していて、例えばスネアの表面に1本、裏面にもう1本、バスドラに1本、右上方向から1本、左上方向から1本、真正面のちょっと離れた場所から1本とか言う感じで、ビックリするぐらいたくさんのマイクを立てて複数のトラックに録音します。
スネア一つでも、打面や淵にスティックがカタンと当たる音や、それが内部に伝わってターンと響いて出ていく音、他のタイコに共鳴してるような、「音」にならないくらいのもはや空気感まで、微塵も逃すまいと、すごい繊細に音を拾って録っていくわけですね。
・・・録られてる人は、そりゃあもう、緊張するよねぇ。考えただけで。
ちょっと私のギターはそんなよく録ってもらわなくてもいいんですけど(笑)
まぁとにかく、そうやって録った音を、どれをどのくらいのボリュームで聴こえるようにするか。さらに、低音域、中音域、高音域、どんな配合でどんな音色で聴かせるか、はたまた、よく「パンを振る」って言いますけど、ステレオで再生した時に、右・左・真ん中、どの位置から聴こえるようにするのか。後方に居る感じなのか、近くに居る感じなのか。
そうやってエンジニアさんに立体的に編集して一曲全パートまとめてもらった「こんな感じでどうでしょう?」という音源データに対して、バンド側はそれを聴き込んで、相談して、もっとこうして下さいという要望を返します。
例えば「もう少しサビのコーラスを下げてください」だとか、「ドラムのバスドラの低音を少し削って、ライドシンバルのアタック音を少し下げてください」だとか、「ソロ後からエンディングは、バッキングギターをもうちょっとだけ上げてください」とか。それをまた反映してもらって、「ではこんな感じですか?」といただいた音源を聴いて、また「コーラスは少し下げ過ぎた感じがするので、もうちょっと音量的には戻して、他の手法で控えめな感じになるよう馴染ませてください」とか、さらに細かく要望を出して・・・みたいなことを、最終的に「ベストバランス」ってやつに行き着くまで繰り返していきます。
ねぇその「ベストバランス」ってどういうの?って、まぁ、それぞれのパートが他のパートに紛れず埋もれず、でも役割を踏まえて決して出過ぎず、アンサンブルとして聴いた時にちょうど心地よく聴こえるようにって・・・曲によっても違うし、そりゃ、好みもありますよね。実際バンドの中でも見解が分かれることもあります。
いやーこれが大変。独りよがりになってはバンド全体として納得のいく作品とは言えないし、とは言え、各人のイメージってのもあるし、それぞれこだわりポイントがあったりするし。
あ、でも実際にミックスの作業するエンジニアさんがまず大変ですよ。膨大な知識が必要だし、編集ソフトを駆使して、作り手の要望にすばやく応えないといけないですからね。
とにかく、まさに今、ほぼほぼ仕上がり段階、最終調整というところまでは来ています。
「ベストバランス」までもうちょっとかな。
ちなみにですね、ミックスを待っている間、気晴らしに色々とアルバム関連の作り物なんかもしてまして、ちょっとしたグッズを作ったり、あと、セルフライナーノーツも作りました。歌詞の解説ってほどのものではないんですが、収録曲について、作詞者としてコメントをさせてもらいました。
希望の方のみ、お渡ししますので、もし欲しい方はおっしゃって下さい。一応、ネットでも見れるようにはしようと思います。
では、アルバムの仕上がりを、お楽しみに!
またご報告しますね。
2018年4月3日火曜日
アルバム制作 中間報告⑥「回り道して出せる味」
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
ヨニンミマンのアルバム制作、気付けば第6段です。いよいよ完成間近。
ゴールは近い...ような、とてつもなく遠いような...
3月中に、予定の5曲、全パートの録音は終わりました。今はエンジニアの青木さんにミックス作業してもらっていて、その音源が来るのを今か今かと首を長~~くして待っています。
多分初回のミックスが来てから最終的にまとまるまで、なんだかんだで一ヶ月くらいかかると思います。
ところでミックスって、なぁに?
ってな感じの方もみえると思いますので、ミックスのお話、またあらためて次回にでもしますね。
今回は、CDの顔、ジャケット作りについてお話しします。
カナーンドッグの時も、前回作ったヨニンミマンの無料配布CD「Pictures」も、ジャケットは毎回、勝手ながら私がデザインを考えているんですが、ジャケットにはいつも私が彫った消しゴムハンコの画像を印刷しています。
あ、そこのアナタ、消しゴムハンコて、なんとアナログな!とか、思われました?
たしかに今の時代、実際にチマチマとハンコ彫らなくたって、ハンコ“風”の画像なんてパソコンでもっと簡単に素早く作れるんでしょうね。
でもさー、そこはどれだけ時間がかかっても、やっぱりホントに精魂込めた手仕事を入れていきたいのです。
今回はけっこう大作で、彫らなきゃいけないハンコの数も多かった。いやー多かった。。。
ハンコの画像だけ見てもワケがわからないでしょう(笑)
一応、彫る前と後はこんな感じってのが、下の画像です。
1コ1コ、下絵を描いてそれを消しゴムに写して、黒い部分を残すように彫っていきます。
ていうか何このネジネジ?ってなりますよね。
ネジネジだけ見てもワケがわからないでしょう(笑)
そう、これらのハンコは、この後ちょっと面倒な工程を経ます。
まず実際に黒色のインクつけて紙に押したものを写真撮って、その画像データをパソコンに取り込み、それをパソコンで編集し直します。
背景を透明化し、色を塗り(何せ今回はカラー印刷ですからね!)、大きさを調整し、画像を組み合わせたり、配置したりします。結局けっこうパソコン使うやん。
どうです?このやたら回り道な感じ。
でもね、こうやって回り道してこそ、手作り感と言いますか、独特の味が出るんですよ。
さて、それでは中身が出来上がる前ではありますが、
一足先に完成したジャケットをお見せしますね。
いぇ~い。こちらが、ヨニンミマンのアルバム「オンガク」のジャケットです。
ジャケットって、収録曲の内容と関連あり過ぎてそのままでも趣が無いし、逆に無さ過ぎても調和が取れずちぐはぐになっちゃうし、バランスが難しいところです。
なんとなく収録曲にも合うような、でも何か別のストーリーが感じられるようなものがいいな、と思って、イメージを膨らめました。
今回の主役は、フレンチブルドッグのヨンタ君。
彼は、おそらく音楽を観賞するという感覚はわからない。ただ、側にあるラジカセから聞き覚えのある音楽が流れてきた時に、記憶とリンクして思い出が甦ることはあるみたい。
ウトウトまどろんでる時には、音楽と一緒に、いくつも夢を見ることがある。(犬って夢見るんですよ)
その夢に出てくるのは、彼が「夢にまで見ちゃうくらい」心惹かれてるもの達です。
例えばお気に入りのテニスボール、何個でも食べたい骨形ビスケット、噛み噛みして遊ぶネジネジおもちゃ、たまに外を通りかかる近所の猫、そして大好きな飼い主の愛用してる手袋。
浮かんでは消えるヨンタの夢に、音楽が合わさっています。
そんなイメージです。
ちなみにジャケットを開くと、歌詞カードになっています。レコーディング風景もたくさん載せました。他にもバックインレイ、帯など、1枚1枚、丁寧に折り目を付けて、重ねて綴じたり、ケースにセットしながら、私は完成を夢見ています。それこそ夢にまで見ています(笑)
そう言えばこの前、CDを予約したいと言ってくれた人の隣にいた方が、
「あ、じゃあ私はそれをCD-Rに焼いてもらおうっと♪」と何気なくおっしゃったのですが、
できれば・・・こういうジャケットも含めて一つの作品と考えていただければ幸いです。
もちろんその方も悪気はないし、今回はアルバムということで1枚1,000円という有料になってしまうもので、たくさんの方に聴いてもらいたい気持ちはあっても、あまり気楽にどうぞどうぞと勧められないのが悩みどころではあります。
だけど簡単にコピーできてしまう時代だからこそ、回り道して、手間暇かけてやっと生み出したものを味わって、楽しんでもらえればありがたいのです。
またご報告しますね!
ヨニンミマンのアルバム制作、気付けば第6段です。いよいよ完成間近。
ゴールは近い...ような、とてつもなく遠いような...
3月中に、予定の5曲、全パートの録音は終わりました。今はエンジニアの青木さんにミックス作業してもらっていて、その音源が来るのを今か今かと首を長~~くして待っています。
多分初回のミックスが来てから最終的にまとまるまで、なんだかんだで一ヶ月くらいかかると思います。
ところでミックスって、なぁに?
ってな感じの方もみえると思いますので、ミックスのお話、またあらためて次回にでもしますね。
今回は、CDの顔、ジャケット作りについてお話しします。
カナーンドッグの時も、前回作ったヨニンミマンの無料配布CD「Pictures」も、ジャケットは毎回、勝手ながら私がデザインを考えているんですが、ジャケットにはいつも私が彫った消しゴムハンコの画像を印刷しています。
あ、そこのアナタ、消しゴムハンコて、なんとアナログな!とか、思われました?
たしかに今の時代、実際にチマチマとハンコ彫らなくたって、ハンコ“風”の画像なんてパソコンでもっと簡単に素早く作れるんでしょうね。
でもさー、そこはどれだけ時間がかかっても、やっぱりホントに精魂込めた手仕事を入れていきたいのです。
今回はけっこう大作で、彫らなきゃいけないハンコの数も多かった。いやー多かった。。。
ハンコの画像だけ見てもワケがわからないでしょう(笑)
一応、彫る前と後はこんな感じってのが、下の画像です。
1コ1コ、下絵を描いてそれを消しゴムに写して、黒い部分を残すように彫っていきます。
Before:消しゴムに図案を写して彫刻刀で彫る前 |
After:黒い部分を残して彫った後 |
ていうか何このネジネジ?ってなりますよね。
ネジネジだけ見てもワケがわからないでしょう(笑)
そう、これらのハンコは、この後ちょっと面倒な工程を経ます。
まず実際に黒色のインクつけて紙に押したものを写真撮って、その画像データをパソコンに取り込み、それをパソコンで編集し直します。
背景を透明化し、色を塗り(何せ今回はカラー印刷ですからね!)、大きさを調整し、画像を組み合わせたり、配置したりします。結局けっこうパソコン使うやん。
どうです?このやたら回り道な感じ。
でもね、こうやって回り道してこそ、手作り感と言いますか、独特の味が出るんですよ。
さて、それでは中身が出来上がる前ではありますが、
一足先に完成したジャケットをお見せしますね。
いぇ~い。こちらが、ヨニンミマンのアルバム「オンガク」のジャケットです。
ジャケットって、収録曲の内容と関連あり過ぎてそのままでも趣が無いし、逆に無さ過ぎても調和が取れずちぐはぐになっちゃうし、バランスが難しいところです。
なんとなく収録曲にも合うような、でも何か別のストーリーが感じられるようなものがいいな、と思って、イメージを膨らめました。
今回の主役は、フレンチブルドッグのヨンタ君。
彼は、おそらく音楽を観賞するという感覚はわからない。ただ、側にあるラジカセから聞き覚えのある音楽が流れてきた時に、記憶とリンクして思い出が甦ることはあるみたい。
ウトウトまどろんでる時には、音楽と一緒に、いくつも夢を見ることがある。(犬って夢見るんですよ)
その夢に出てくるのは、彼が「夢にまで見ちゃうくらい」心惹かれてるもの達です。
例えばお気に入りのテニスボール、何個でも食べたい骨形ビスケット、噛み噛みして遊ぶネジネジおもちゃ、たまに外を通りかかる近所の猫、そして大好きな飼い主の愛用してる手袋。
浮かんでは消えるヨンタの夢に、音楽が合わさっています。
そんなイメージです。
ちなみにジャケットを開くと、歌詞カードになっています。レコーディング風景もたくさん載せました。他にもバックインレイ、帯など、1枚1枚、丁寧に折り目を付けて、重ねて綴じたり、ケースにセットしながら、私は完成を夢見ています。それこそ夢にまで見ています(笑)
そう言えばこの前、CDを予約したいと言ってくれた人の隣にいた方が、
「あ、じゃあ私はそれをCD-Rに焼いてもらおうっと♪」と何気なくおっしゃったのですが、
できれば・・・こういうジャケットも含めて一つの作品と考えていただければ幸いです。
もちろんその方も悪気はないし、今回はアルバムということで1枚1,000円という有料になってしまうもので、たくさんの方に聴いてもらいたい気持ちはあっても、あまり気楽にどうぞどうぞと勧められないのが悩みどころではあります。
だけど簡単にコピーできてしまう時代だからこそ、回り道して、手間暇かけてやっと生み出したものを味わって、楽しんでもらえればありがたいのです。
またご報告しますね!
2018年3月26日月曜日
アルバム制作 中間報告⑤ 「音楽」
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
ヨニンミマンのアルバム制作、中間報告 第5弾です。
本日、年明けから少しずつ録り進めてきた5曲、全てのパートを録り終えました!わーいわーい。
最後に録音した曲は「音楽」と言うタイトルの曲です。
実は今回のアルバムのタイトルも「オンガク」と言います。
アルバムのタイトルになってることからもお分かりのように、私の中で特に思い入れのある曲です。
「音楽」なんていうタイトルは、けっこうありふれているかもしれません。きっと数えきれない人が歌ってきたと思うし、書かれてきたテーマだと思います。
私は、音楽に救われてきたし、自分自身音楽をやっている者ですが・・・ただ単に「音楽っていいね!」みたいなことを言いたいわけではなくって、
例えば、
この場で今、同じ音楽を共有するということが叶わない人、そういう人のことを心の奥でずっと気に掛けるような気持ち。
遠くの人を心配したり、懐かしく思い出したりするような気持ちなんです。
でもそういう気持ちが湧いてくるきっかけが、また音楽だったりする。
音楽が、過去の記憶ととリンクして、昔のことがありありと思い出されるような感覚。
どうでしょうね、実際曲を聴いた方がどういう印象を受けるかはわからないですが・・・
この曲はアレンジなんかもすごく気に入っていて、スライドギターが入ってたり、ヨニンミマンの曲の中ではちょっと他の曲と違う曲調でありながら、けっこう「らしさ」が出せたような気がするんです。
とにかく、ここ数年作ってきた楽曲の中で、特別な作品になりました。
この曲、最初私のデモではアコギとカホンで作ったし、アコースティックな編成ではわりとじっくり時間かけてやってきて、ライブでも何度か演奏したんですが、どうしてもエレキとドラムのバンドサウンドでのバージョンもやってみたいというのがあって、急きょドラムのカケル君にお願いしてそちらも試してみて、結局レコーディング本番もドラム入りのバンドバージョンで録ることにしました。
準備期間も短い中で、きっちりいいドラム叩いてくれたカケル君、ありがとう。
しかも、ただデモ通りにこなすだけではなくて、私の欲張りな注文にもちゃんと応えて小粋なドラムフレーズ足してくれるもの。(自分が叩かないのをいいことに無茶振りしてすいません(笑))
コーラスもレコーディングではちょっといつもより贅沢に、クズヤさんに下のハモり、モモちゃんに上のハモりを入れてもらって、三声にして厚みを出してみました。
録音しながら聴いてて、既にかなり良い感じです。
さぁ、後はエンジニアの青木さんからのミックスを待って、いよいよ完成に向かいます。
その前に、もう一つ大事なお仕事があるんですよ!
そう、CDのジャケット製作です。今回もせっせと自分でデザインし、一枚一枚精魂込めて作ります。
そのお話しは次回にしようかな。
またご報告しますね!
2018年3月8日木曜日
アルバム制作 中間報告④ 「スペシャルサンクス!」
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
さてさて、ヨニンミマン アルバム制作の中間報告も第4弾となりました。
前回は「サヨナラワルツ」という曲についてお話ししたんですが、
今回は、その曲のコーラス録りについてお話しします。
ちょっとこのアルバムの中の特別企画みたいなものなんですが、
実は今回、数名の方にコーラスのお手伝いをお願いしました。
もともとこの曲は私のボーカルに、所々ユニゾンで歌ってもらったり、ハモってもらうようになってまして、もちろんライブの時は、普段からコーラスお願いしてるモモちゃんやクズヤさんに歌ってもらうんですが、せっかくアルバムのレコーディングするんだから、ちょっと特別ゲストもお招きして声重ねてもらおうよってことになりまして。
だったらあの人の声が欲しいな、あ、あの人も!ってな感じで勝手にイメージが膨らみ、
思い切ってお願いしてみたら、快く引き受けてくれました。スペシャルサンクス!
そして本日までに無事予定してた全員から声を頂戴しました。ではコーラスにご参加いただいた方々、声をもらった順にご紹介しますね。
まずは、HIROYUKIさん。
HIROYUKIさんご自身も曲を作って弾き語りをされるのですが、何を隠そうわたくし、HIROYUKIさんの作る曲大好きなんです。言葉選びとか、メロディとか、重苦しくないのに、暗くないのに、何か深いものを感じます。ヨニンミマンの曲もすごく気に入ってくれて、お互いファンなのです。なんてありがたい。それでつい甘えさせていただきました。オクターブ下でユニゾンしてもらったらめっちゃいい味出てます。今回コーラス以外にもジャケットの制作のこととか色々相談に乗って下さり、助けていただいて、本当にありがたいです。
続いて名古屋中心に弾き語りで活動されている二村ユーリさん。
ライブ何度かご一緒させてもらってますが、心を開いて真っ直ぐに思い届けようとする姿が清々しく、明るくのびやかな歌声にその人柄が表れています。今回、参加いただけるということで、喜んで名古屋まで声をいただきに伺いました。二村くんの声が加わることによって、曲にさわやかさがプラスされます。
それから私がベース弾いてるLippsというバンドで一緒のリナさん。&スペシャルちびっこコーラス隊のマヒメちゃん・ヒナリン姉妹。
まずリナさんはLippsのボーカルとして歌はもちろんよく知ってますので、安心感があります。それにしてもヒメヒナちゃんのお二人、もう!かわい過ぎてメロメロなるやんか!まさに天使の歌声。そして堂々たる歌いっぷり、お見事でした。
そして最後はミクちゃん。
ドラムのカケル君の奥さんです。以前に一緒にバンドやったことがあって、その時ミクちゃんに、ヨニンミマンの「風のない夜」という曲を歌ってもらったことがありました。
https://youtu.be/MYklNME72ss
(これは私が歌ってるやつですが)
そしたら私が歌うのとぜんぜん雰囲気が変わって、ピュアな感じですごくよかったんです。今は子育てに奮闘中でなかなか音楽をやる時間は無さそうですが、また歌ってほしいなぁと思ってお願いしたら、忙しいところ協力してくれて、赤ちゃん抱っこしながら歌ってくれました。
実は彼女、フェイクスイーツの人気作家でもあります。Atelier 39で検索してみて下さい。リアルでかわいいミニチュアケーキやフルーツのアクセサリーや小物がたくさん出てくると思いますよ。すごいアーティストって意外と近くにいるもんなんですねぇ。
なんかホント、おかげで曲がますます賑やかに、そしてスペシャルなものになります。
もはやWe are the worldにも負けないくらいのLove and peace感溢れる作品になっちゃいます。
もう一度言わせてもらっていいですか・・・
スペシャルサンクス!
さぁ、いよいよ残すはあと1曲。「音楽」という曲です。
またご報告しますね!
2018年2月18日日曜日
アルバム制作 中間報告③ 「“あえて”無しで」
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
さてさて、前回曲の解説をさせていただきました、ヨニンミマンの「One Day」と「サヨナラワルツ」という2曲なんですが、
いよいよレコーディング本番に入り、おかげさまでサクサクと進みまして、今日だいたいのパートについては録り終えました。
どちらも、ドラムではなくカホンの入っているちょっとアコースティックな曲なんですが、
ぜんぜんイメージの異なる曲なので、録り方もちょっと違います。
特に「サヨナラワルツ」については、まぁ一周回って新しい試みと言いますか、今回“あえて”という録り方をしてまして・・・
たいていレコーディングでは、特にリズム隊を録る時は「ピッ ピッ ピッ ピッ」と正確なテンポを示すクリック音に合わせて演奏するもんですが、今回は、“あえて”クリック無しで録りました。
伴奏の基本となるカホン・ベース・アコギの3人が、お互いの動きを見ながら「せーの」で一緒に演奏して、それを同時録音しちゃうというやり方です。手っ取り早いね~。いやいや、手っ取り早いだけではありません。その目的は、今まさに呼吸を合わせてアンサンブルしてる、という「ライブ感」を出すことです。
クリックを聴きながらだとどうしても、クリックに合わせることを意識し過ぎて、自由なノリが出ない。当然、常に基準となるものが無いってなると、テンポが揺れたり細かいズレは生じるんですが、この曲で優先すべきは、そういうタイトさよりも、その一回限りのレアなノリなんですよね。
だから、ちょっとやそっとミスしてても、それも含めて味、ということで、“あえて”部分的に直したりはしないで、何度か一曲通して演奏してみて、いい感じのノリが出てきたところでそのテイクをOKとしました。
この3人の演奏に、ボーカルとかリードギターとか、コーラスを加えて、最終的に一つにまとめます。そしてそのコーラスについては、また次のブログで詳しくお話ししたいなと思ってます。
ふふふ。こちらもちょっと特別な、構想がありましてねぇ。ふふ。
一方の「One Day」はと言うと、こちらは生演奏のノリというよりは、曲のイメージに基づいて、より作り込む感じですね。音数が少ない分、一音一音が結構大事になってくるというのかなぁ。ヨニンミマンの曲の中で、ある意味では最も難しい曲だと思います。
でも、手前味噌ですけど、非常にいい感じに仕上がりつつあります。私がこの曲を作った当初は、まったく想像がつかなかったぐらい、いい曲に育っています。これは本当に、メンバーに感謝としか言いようがないですね。
私が「新しい曲できたよ」と言ってメンバーにデモを渡す時、歌詞があって、メロディがあって、なんとなくのコード進行、大まかな展開やアレンジも含めて「こんな曲ですよ」と出しますが、その時点ではまだまだ未完成の状態です。
そこからメンバーそれぞれが曲を解釈してくれて、それぞれのパートを練ってくれます。
他の楽器との兼ね合いも考えながら、どこにどんなフレーズを入れていこうか、どんな音色で鳴らすか。スタジオで実際合わせてみて、また「ここは足そうか、引こうか、変えてみようか」って試行錯誤しながら。曲が本当の完成に至るまで、それはとても大変な工程だと思います。中でも、やっぱりリードギターは、何も無い状態から曲に合うフレーズを一から編み出して付けますから、一番大変かなと思います。
でもそんなメンバー達のおかげで、私一人では絶対に作れないようなものができています。
色んな音の力があって、曲に広がりが出て、よりよくしてもらっています。
これは単に演奏の上手い下手じゃなくて、感性とかセンスもあると思うので、そういう意味も含めて気の合う人とバンドができているというのは本当にありがたいことです。
そうそう、エンジニアの青木さんのおかげでまたこれがね、いい音で録れてますよ。ここからミックスでバランス整えて色んな効果を加えていただいて、よりよく仕上がるはずです。楽しみだなぁ。
ぜひ、曲を聴いていただく時、歌中心に聴くだけではなくて、そんな音も楽しんでいただけたらありがたいなぁと思います。“あえて”歌は聴かずにリードギター中心に聴くとか、ベース中心に聴くとか、ドラムやカホン中心に聴くとか。そんなこと言うと怒られるかな(笑)
え?実は歌から気を逸らしたいだけじゃないかって?・・・そんなこと・・・無いとは言い切れないですが、まぁ、どうしても皆さん歌ものはいつも歌中心で聴く感じになりますからねぇ。たまには“あえて”歌無しでオケだけに集中してみるっていう聴き方だっていいと思うんですよ。
さあ、途方もないと思っていたけれど、なんだかんだでレコーディングもだいぶ進んできました。
残すは「サヨナラワルツ」のコーラスと、あと一曲バンド編成の曲も、これから録る準備にかかります。
またご報告しますね!
2018年2月11日日曜日
アルバム制作 中間報告② 「似ていない兄弟」
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。1月からやっておりますヨニンミマンのアルバム制作。
今回は中間報告 第二弾です。
今ちょうど、アルバムの中に収録する「One Day」と「サヨナラワルツ」っていう2曲のプリプロ(本番の前に自分達だけで試しに録音してエンジニアさんに渡す音源)を作っています。
2曲とも、ドラムではなくカホン、私もエレキではなくアコギを弾くという、ちょっとアコースティック寄りな編成になっています。
実はこの2曲、生まれはほぼ同時期。と言うのも、もともとぼや~っとしたおぼろげなテーマを、だんだん糸口つかんでいって、少しずつ見えて来たぞ、いや、まだわからない、あ、またちょっと見えたぞ・・・いやまだだ・・・と苦悩しながら作り進めて行ったら、途中で自然に2曲に分かれていって、ぜんぜん曲調の違う作品にそれぞれ仕上がったという、お得なような、おかげで苦労が2倍になったような、そんな、似てない兄弟みたいなもんなんです。
そのおぼろげなテーマっていうのが、
・・・あ、曲のテーマを話すなんて、無粋なことしようとしてますかね?私。
多分こういう曲作りの裏話みたいのを話すこと自体、ダメだっていう人もいて、曲をシンプルに味わってもらうには、その背景とか苦労話とかそんなものは全く知らない状態で、何の偏見も持たず聴いてもらわなきゃって言う人だっていると思います。
けど、えっと、例えば私の場合、ウイスキーが好きなんですけど(←2018年からハマった新しい趣味)、
ウイスキーの製造工程を知ることでより興味が深まったり、スーパーニッカっていうウイスキーは、ニッカウヰスキーの創業者 竹鶴政孝が最愛の妻リタが亡くなった悲しみを乗り越える為、開発に没頭しブレンドを完成させ、そのボトルは「立派な衣装を着せてやりたい」と探しに行った各務クリスタルのガラス工房で一目ぼれした手吹きのボトルを採用した、なんてことを知ると、また味わいが変わってくるってもんです。
なーんつって。あーだこーだが長かったですね、すいません。
それで、結局気にせず話しちゃいますと、この2曲の出発点となったテーマは・・・何と言うか、
日々の落ち込んだりわりと平気だったり持ち直したり、みたいな変動は誰でも普通あると思うんですけど、
辛いを通り越して疲れ果てて、もう完全に「しーん」ていう空白にまでなってしまった時、周りの「早く元気になってほしい」という優しさとか期待に応えられない時期がある。
そこからまた「そろそろ歩きだそう」と起き上がるには、自分が思い立つというきっかけしかない。ただ、自分の力だけが大事と言いたいんではなくて、やっぱり心の拠り所となる色んな人とか、場所とか、音楽とか、との巡り合わせに救われてるということ。つまり「浮上」と「ご縁」ですね。
あら、よくよく考えたらテーマ2つやんか、と。
で、2曲に分かれて、まったく違うテイストの曲になったわけです。
「サヨナラワルツ」は、何故そんなタイトルにしたかと言いますと、ライブの最後なんかで、
「じゃ、ここはしんみりせず明るく、短い曲やって帰ります!」って感じでカラっと終われる曲にしたいなと思って、小さい頃見ていた教育テレビの、「おかあさんといっしょ」のラストに流れる、にこにこぷんの「さよならマーチ」みたいな感じの雰囲気にしようと思ったんです。
それで、作ってみたらなんと3拍子だったので、「サヨナラワルツ」としました。
今回、アルバムにも最後に収録しようと思っています。カラッと明るくね。
一方の「One Day」ですが、こちらはとにかくたっぷりと、可能な限りスローに、間延びしないギリギリのところまでテンポを落として、静かにじっと自分自身と向き合うような曲にしたかった。その分、音数も少ないので、緊張感が半端無いです。やだーもう、我ながら難しい曲作ったもんです。
そんな感じで、ちょっと今回はアルバム制作の中間報告と言いつつ、曲解説になってしまいました。
え?実はスーパーニッカについて語りたかっただけじゃないかって?
そ、そんなことないですぅ・・・け、決して・・・でも、もしかしてそのうち、音楽的な話題の割合が徐々に減っていって、ただのウイスキーブログに変わってたらすいません。
「One Day」と「サヨナラワルツ」のレコーディング本番は来週17日なので、実際の録音風景なんかも紹介しながら、またご報告しますね!
今回は中間報告 第二弾です。
今ちょうど、アルバムの中に収録する「One Day」と「サヨナラワルツ」っていう2曲のプリプロ(本番の前に自分達だけで試しに録音してエンジニアさんに渡す音源)を作っています。
2曲とも、ドラムではなくカホン、私もエレキではなくアコギを弾くという、ちょっとアコースティック寄りな編成になっています。
実はこの2曲、生まれはほぼ同時期。と言うのも、もともとぼや~っとしたおぼろげなテーマを、だんだん糸口つかんでいって、少しずつ見えて来たぞ、いや、まだわからない、あ、またちょっと見えたぞ・・・いやまだだ・・・と苦悩しながら作り進めて行ったら、途中で自然に2曲に分かれていって、ぜんぜん曲調の違う作品にそれぞれ仕上がったという、お得なような、おかげで苦労が2倍になったような、そんな、似てない兄弟みたいなもんなんです。
そのおぼろげなテーマっていうのが、
・・・あ、曲のテーマを話すなんて、無粋なことしようとしてますかね?私。
多分こういう曲作りの裏話みたいのを話すこと自体、ダメだっていう人もいて、曲をシンプルに味わってもらうには、その背景とか苦労話とかそんなものは全く知らない状態で、何の偏見も持たず聴いてもらわなきゃって言う人だっていると思います。
けど、えっと、例えば私の場合、ウイスキーが好きなんですけど(←2018年からハマった新しい趣味)、
ウイスキーの製造工程を知ることでより興味が深まったり、スーパーニッカっていうウイスキーは、ニッカウヰスキーの創業者 竹鶴政孝が最愛の妻リタが亡くなった悲しみを乗り越える為、開発に没頭しブレンドを完成させ、そのボトルは「立派な衣装を着せてやりたい」と探しに行った各務クリスタルのガラス工房で一目ぼれした手吹きのボトルを採用した、なんてことを知ると、また味わいが変わってくるってもんです。
なーんつって。あーだこーだが長かったですね、すいません。
それで、結局気にせず話しちゃいますと、この2曲の出発点となったテーマは・・・何と言うか、
日々の落ち込んだりわりと平気だったり持ち直したり、みたいな変動は誰でも普通あると思うんですけど、
辛いを通り越して疲れ果てて、もう完全に「しーん」ていう空白にまでなってしまった時、周りの「早く元気になってほしい」という優しさとか期待に応えられない時期がある。
そこからまた「そろそろ歩きだそう」と起き上がるには、自分が思い立つというきっかけしかない。ただ、自分の力だけが大事と言いたいんではなくて、やっぱり心の拠り所となる色んな人とか、場所とか、音楽とか、との巡り合わせに救われてるということ。つまり「浮上」と「ご縁」ですね。
あら、よくよく考えたらテーマ2つやんか、と。
で、2曲に分かれて、まったく違うテイストの曲になったわけです。
「サヨナラワルツ」は、何故そんなタイトルにしたかと言いますと、ライブの最後なんかで、
「じゃ、ここはしんみりせず明るく、短い曲やって帰ります!」って感じでカラっと終われる曲にしたいなと思って、小さい頃見ていた教育テレビの、「おかあさんといっしょ」のラストに流れる、にこにこぷんの「さよならマーチ」みたいな感じの雰囲気にしようと思ったんです。
それで、作ってみたらなんと3拍子だったので、「サヨナラワルツ」としました。
今回、アルバムにも最後に収録しようと思っています。カラッと明るくね。
一方の「One Day」ですが、こちらはとにかくたっぷりと、可能な限りスローに、間延びしないギリギリのところまでテンポを落として、静かにじっと自分自身と向き合うような曲にしたかった。その分、音数も少ないので、緊張感が半端無いです。やだーもう、我ながら難しい曲作ったもんです。
そんな感じで、ちょっと今回はアルバム制作の中間報告と言いつつ、曲解説になってしまいました。
え?実はスーパーニッカについて語りたかっただけじゃないかって?
そ、そんなことないですぅ・・・け、決して・・・でも、もしかしてそのうち、音楽的な話題の割合が徐々に減っていって、ただのウイスキーブログに変わってたらすいません。
「One Day」と「サヨナラワルツ」のレコーディング本番は来週17日なので、実際の録音風景なんかも紹介しながら、またご報告しますね!
2018年2月4日日曜日
アルバム制作 中間報告①「苦戦のギター録り」
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
カナーンドッグではないんですが、私がギターボーカルをやっているヨニンミマンっていうバンドで、
今レコーディングをしています。今回も四日市のスタジオエチュードで、エンジニアの青木さんに録音段階から付いていただき、ミックス・マスタリングまで一貫してお願いしています。
去年の年末ぐらいから準備にかかって、年明けから本格的に始動し、おそらく・・・けっこうなペースで頑張っても、4月ぐらいまではかかりそうな見込みです。
何せ、新たに5曲録って、これまでに録り貯めた3曲も加えて、8曲入りのアルバムにまとめようという構想ですから。そりゃもう、時間かかりますよ。
ですのでその間、ライブのお誘いをいただいてもなかなかお応えできない状態です。
とにかくまずはレコーディングをしっかり終わらせて、作品が完成すればそれを持ってライブに出て行こうと思っています。乞うご期待!Coming soon!・・・あ、soonとはちょっと言えないですが。
さて、完成するまでに何度か、その中間報告をさせてもらおうかなと思うんですが、
今回は第一弾。
今ほぼ一段落したのが、バンド編成の2曲、「歩いて帰ろうか」と「この夜を」っていう曲です。
まず最初にドラムのカケル君とベースのクズヤさんがクリックを聴きながら一緒に演奏して同時録音しまして、それらを聴きながら私のバッキングギター、次にケイスケがリードギター、その後私のメインボーカル、クズヤさんのコーラス、というふうにだんだんトラックを重ねていくわけですね。
私は今回、ドラムは叩かず歌とバッキングのギター担当ですけども、
今のところ喉の調子は、花粉症もまだだし風邪も引かず、悪くないです。
問題は私のギターですね。
私、まだまだギターはたいして弾けない、弾けてないっていう自覚がありまして、
こんなちゃんとしたレコーディングでくっきりハッキリクリアに録音されて、繰り返し繰り返し再生されると思うと、まぁ気後れして、緊張するのなんの。
録音の時はヘッドホンでみんながじ~~~っと私のギターに集中して耳を傾け、
「あ、そこ。変な音鳴りました。」とか
「あっここです。弾き切れずに途切れてます。」とか
「あぁーここ、音が濁ってます」とか。
「うん、弾けてないですね。」とか(笑)
はいもう一回、はいもう一回と、一通り弾き直したり部分的に直したりしながら、問題の箇所をつぶしていくんです。そんでその問題箇所が多いのなんの(恥)
まぁ私のギターに限らず、他のどのパートでも同じなんだけど、
レコーディングとなるとね、完璧な演奏を録りたいってことを重視するあまり、全体通してのノリが失われても困るんで、あまり細かく直し過ぎるのもよくないし、ある程度「生演奏」としての味は残したい。
だから少しぐらいヨレていても人間味があっていいじゃない、とか、ちょいと粗削りでも勢いの出てるテイクを採用したりすることもありますけど、それでも普段よりはやっぱりシビアになりますよね。
特に「この夜は」は私の「ツンツンツンツン・・・」ていうそんなに歪ませてないブリッジミュートとドラムのみで始まる曲なんですが、私のブリッジミュートがあまりにも残念で愕然とされまして、最初のレコーディングの日は「これじゃダメだよ」と録り始める前に不合格になり、後日あらためて出直してくるってことになりました。その日はホントに、いっそのことプライドをかなぐり捨てて他の人に弾いてもらおうか一晩悩んだぐらいです。
まぁ一応、下手なりにがんばって自分で弾きます、と決心しリベンジすべく、練習は、一生懸命しました。けど、、、残念なのはあまり変わらなかったですけど、なんとか自分で弾いて録り終えました。
(まぁ・・・バカ正直に言いますと、どうしても弾き切れてなかったり余分な音が鳴ってるところは、部分的に切ったり貼ったりしてテクノロジーで整えたりお掃除していただいたんですけども。)
そんなこんなで、徐々に完成に近づいております。
と言っても、全工程から考えるとまだまだ先は長いんですよ。
先の2曲はミックス作業を進めてもらいつつ、次、ちょっとアコースティックな感じの曲を2曲、再来週レコーディングの予定です。
昨日はその練習で最終的な確認と、具体的にどういう風に録り進めて行こうかとか、メンバーと打ち合わせしまして、なんかすごく面白い、良いものが出来そうな予感です。
また、報告させてもらいますね!
2018年1月16日火曜日
遅ればせながら
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
皆さん、賀正!
なんて言うには、ちょっともう遅いですね。気付けばもう1月も半ば過ぎだもの。
遅ればせながら、新年第一号のブログ更新でございます。
今年もボチボチ書かせていただきますので、よろしければ・・・すごくお暇な時にお読みください。
今年は、そう、戌年ですね。カナーン「ドッグ」イヤーじゃないですか。
そうそう、思い起こせば去年の今頃は・・・カナーンドッグの新作CD「3rd」を持って名古屋へ新年初ライブに行ったのですが、大雪に見舞われ、そりゃあもう大変なことになったのでした。
今年はですね、去年の教訓を生かして、と言いますか、雪でえらいこっちゃ移動に苦労した経験を鑑みて、1月2月、ライブ入れてません!
その代わり、ちょっとスタジオにこもって、春までレコーディングをガッツリする予定です。
ただ、カナーンドッグではないんです。私がドラムじゃなくてギターボーカルやってるヨニンミマンの方で録りたい曲がたくさんありまして、とにかくこの機会に頑張って“アルバム”作っちゃいます。
大まかな構想としては、今までに作った「Pictures」という無料配布CDに収録されている3曲に、新たに5曲(ドラム入りで3曲、カホン入りで2曲)を加え、8曲入りの大作にするつもりです。
え~?5曲も一気に録るとか大丈夫?って思います?
そこはもう、ね、ちょっと、ホントにどれも外せない曲なので・・・。
ちなみに私は、人前で歌い始めて3年ぐらいかな。最近ようやく自分の声ってものがわかってきて、コンディションが良い時と悪い時の声質、けっこうビミョーな差もわかるようになってきました。
だからやっぱり、できれば最も良い状態の時に形に残したいですよね。風邪引かないように予防するのはもちろん、花粉症の季節までにボーカルを録ってしまいたい。そうなんです、私は杉とヒノキの3月・4月の2ヶ月間は鼻水・鼻づまりもひどく、喉の調子も悪くなります。急がなきゃ・・・
あと一応、ジャケットとか歌詞カード、今回もできる限り手作りでやりたいと思ってます。当然そんなに大量には生産できませんが、少数でも、まずは今まで無料版を聴いてホントに気に入ってくれた方とか、ライブ等で知っていただいてもっと聴いてみたいと思ってくれた方とかに購入いただければありがたいなと思っています。詳細はまだまだ考え中。
あと、初回数量限定でおまけグッズとか作ろうかなーなんて、あれこれ考えています。
考えなきゃいけないことは山ほどあるし、もちろん練習もつめないといけない。
けっこう、春まで気ぜわしいです。
そんで春までにアルバムが出来上がったら、おそらく、それを持って色んなところにライブしに出かけて行きましょうってことになると思うので、もしかしたら今年は、カナーンドッグの活動の方はやったとしてもかなり控え目になると思われます。
せっかく戌年なのにあまり外に吠えには行かず、おとなしく家でお留守番わんこ状態です。
もう一つ、私がベースで参加してるLippsの方も、今年はあまりライブの活動はできなさそうなので、ホントにヨニンミマン中心の年になりそうですかね。
ギターボーカル、今年はちょっとまじめにやろうと思います。
今まで私はわりと、「そうは言っても私は本来ドラマーだ」みたいな感じから抜けれないでいたんですが、ドラム、それからカホンも、今後はどんどん人に任せていこうと思ってます。
幸いヨニンミマンでは、ドラムはかける君、カホンはももこちゃん、素晴らしいサポートがいてくれます。2人ともしっかり上手いし、人柄も信頼できるから、本当に恵まれていると思う。
今年は、私自身にドラムでサポートの依頼が来ても、知り合いのドラマーに振ろうかな。
(まぁ、内容によりますが。←そこちょっとだけ濁しとく)
とにかく、ギターボーカルとして頑張ります。
さっそく今週末からレコーディング本番が始まります。く、くじけないぞ!
また中間報告などさせてもらいますね!
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