2018年3月26日月曜日

アルバム制作 中間報告⑤ 「音楽」


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

ヨニンミマンのアルバム制作、中間報告 第5弾です。
本日、年明けから少しずつ録り進めてきた5曲、全てのパートを録り終えました!わーいわーい。

最後に録音した曲は「音楽」と言うタイトルの曲です。
実は今回のアルバムのタイトルも「オンガク」と言います。
アルバムのタイトルになってることからもお分かりのように、私の中で特に思い入れのある曲です。

「音楽」なんていうタイトルは、けっこうありふれているかもしれません。きっと数えきれない人が歌ってきたと思うし、書かれてきたテーマだと思います。

私は、音楽に救われてきたし、自分自身音楽をやっている者ですが・・・ただ単に「音楽っていいね!」みたいなことを言いたいわけではなくって、
例えば、
この場で今、同じ音楽を共有するということが叶わない人、そういう人のことを心の奥でずっと気に掛けるような気持ち。
遠くの人を心配したり、懐かしく思い出したりするような気持ちなんです。
でもそういう気持ちが湧いてくるきっかけが、また音楽だったりする。
音楽が、過去の記憶ととリンクして、昔のことがありありと思い出されるような感覚。
どうでしょうね、実際曲を聴いた方がどういう印象を受けるかはわからないですが・・・

この曲はアレンジなんかもすごく気に入っていて、スライドギターが入ってたり、ヨニンミマンの曲の中ではちょっと他の曲と違う曲調でありながら、けっこう「らしさ」が出せたような気がするんです。
とにかく、ここ数年作ってきた楽曲の中で、特別な作品になりました。

この曲、最初私のデモではアコギとカホンで作ったし、アコースティックな編成ではわりとじっくり時間かけてやってきて、ライブでも何度か演奏したんですが、どうしてもエレキとドラムのバンドサウンドでのバージョンもやってみたいというのがあって、急きょドラムのカケル君にお願いしてそちらも試してみて、結局レコーディング本番もドラム入りのバンドバージョンで録ることにしました。

準備期間も短い中で、きっちりいいドラム叩いてくれたカケル君、ありがとう。
しかも、ただデモ通りにこなすだけではなくて、私の欲張りな注文にもちゃんと応えて小粋なドラムフレーズ足してくれるもの。(自分が叩かないのをいいことに無茶振りしてすいません(笑))

コーラスもレコーディングではちょっといつもより贅沢に、クズヤさんに下のハモり、モモちゃんに上のハモりを入れてもらって、三声にして厚みを出してみました。

録音しながら聴いてて、既にかなり良い感じです。

さぁ、後はエンジニアの青木さんからのミックスを待って、いよいよ完成に向かいます。
その前に、もう一つ大事なお仕事があるんですよ!

そう、CDのジャケット製作です。今回もせっせと自分でデザインし、一枚一枚精魂込めて作ります。
そのお話しは次回にしようかな。

またご報告しますね!