2018年8月6日月曜日

成分溶け込んでますよ。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

私、ベースのレッスンに通って2年弱になるんですが、
先日、私のベースの師匠と、そのまた師匠のお二人が出演されるビッグバンドのライブを見に行って来ました。

いやぁ師匠も、師匠の師匠も、素晴らしかったです。

私は普段ロックのライブをみることはあっても、ビッグバンドのジャズを生で見る機会ってそんなにはなかったですし、色々と新鮮でした。
例えば…お客さんを派手にあおったり大袈裟なパフォーマンスはしなくても、一人一人が直向きに集中して演奏してる感じから徐々に徐々にグルーヴが高まってきて、自然にお客さんの体が揺れちゃう感じとかね。そういうのがお~~クールだなぁと。

今回見たバンドを構成してるメンバーの方々は、下は18歳~最年長は75歳。
楽器続けて50年以上の方もいらっしゃいました。(「こんだけ長くやっててこの程度です」なんて謙遜していらっしゃいましたけど)

今回思ったのはですね、
単に上手いとかとは別の次元で、やっぱり一朝一夕には出ない音色ってのがあるんだなということですかね。

音楽好きで、何かの楽器好きで、バンドで合わすのが好きで、長年やってる方ってのは本当に、
なかなか出せないぐっとくる音色があるんだと思います。
説明のつかないようなことなんですけど。

超絶上手い少年少女はたくさんいるわけですけども、どうしてか敵わないようなものなんですね。
何かなぁ。
べつに笑いながら演奏していなくても、音からしてなんか楽しそうなムードっていうのかなぁ。
それじゃちょっと浅い言い方のような気がするんですが、

なんかね、成分が出てるんですよ。何かの成分が多く音に溶け込んでいる気がするんです。

数こなしてきての余裕?リラックス成分なのかなぁ。
はたまた「俺とお前は昨日今日の付き合いじゃないからさ」成分とか。
長くやってればその分音楽通して色んなことがあっただろうし、酸いも甘いもと言いますか、成分も色んなのが多く溶け込んでるのかなぁ。ダシみたいなね、旨味みたいな。

あらーやばい、また頭おかしいこと言い出したなって思われました?(笑)
まぁ、いいんです。そんなことを思いました。
私もただ弾けるとか叩けるとかじゃなくて、音にいい成分いっぱい溶け込ませたいなぁって。

ちなみに私は年明けからのレコーディング終わった後、春からドッと疲れが出たのか、胃腸風邪やったり腰痛になったり、手足がひどい皮膚炎になったり、調子を崩してしばらく楽器もまともに練習できていなかったんですが、
最近やっと、徐々に調子が戻ってきまして、ベースとかギターは問題なく弾けるようになりましたので(足腰はあともう一歩かな!だからドラム思い切り叩けるのはもうちょっと先かな!)
今は「楽器ってさわれるだけで嬉しいね」成分はかなり音に溶け込んでると思います。


8月中には完全に復調して、いや、むしろ辛い時期を経て一皮むけてブランニューして、
より良いライブ、より良いものを作っていきたいなぁと思ってます。

またご報告しますね!