2018年2月4日日曜日

アルバム制作 中間報告①「苦戦のギター録り」


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

カナーンドッグではないんですが、私がギターボーカルをやっているヨニンミマンっていうバンドで、
今レコーディングをしています。今回も四日市のスタジオエチュードで、エンジニアの青木さんに録音段階から付いていただき、ミックス・マスタリングまで一貫してお願いしています。
去年の年末ぐらいから準備にかかって、年明けから本格的に始動し、おそらく・・・けっこうなペースで頑張っても、4月ぐらいまではかかりそうな見込みです。
何せ、新たに5曲録って、これまでに録り貯めた3曲も加えて、8曲入りのアルバムにまとめようという構想ですから。そりゃもう、時間かかりますよ。

ですのでその間、ライブのお誘いをいただいてもなかなかお応えできない状態です。
とにかくまずはレコーディングをしっかり終わらせて、作品が完成すればそれを持ってライブに出て行こうと思っています。乞うご期待!Coming soon!・・・あ、soonとはちょっと言えないですが。

さて、完成するまでに何度か、その中間報告をさせてもらおうかなと思うんですが、
今回は第一弾。

今ほぼ一段落したのが、バンド編成の2曲、「歩いて帰ろうか」と「この夜を」っていう曲です。
まず最初にドラムのカケル君とベースのクズヤさんがクリックを聴きながら一緒に演奏して同時録音しまして、それらを聴きながら私のバッキングギター、次にケイスケがリードギター、その後私のメインボーカル、クズヤさんのコーラス、というふうにだんだんトラックを重ねていくわけですね。

私は今回、ドラムは叩かず歌とバッキングのギター担当ですけども、
今のところ喉の調子は、花粉症もまだだし風邪も引かず、悪くないです。
問題は私のギターですね。
私、まだまだギターはたいして弾けない、弾けてないっていう自覚がありまして、
こんなちゃんとしたレコーディングでくっきりハッキリクリアに録音されて、繰り返し繰り返し再生されると思うと、まぁ気後れして、緊張するのなんの。

録音の時はヘッドホンでみんながじ~~~っと私のギターに集中して耳を傾け、
「あ、そこ。変な音鳴りました。」とか
「あっここです。弾き切れずに途切れてます。」とか
「あぁーここ、音が濁ってます」とか。
「うん、弾けてないですね。」とか(笑)
はいもう一回、はいもう一回と、一通り弾き直したり部分的に直したりしながら、問題の箇所をつぶしていくんです。そんでその問題箇所が多いのなんの(恥)

まぁ私のギターに限らず、他のどのパートでも同じなんだけど、
レコーディングとなるとね、完璧な演奏を録りたいってことを重視するあまり、全体通してのノリが失われても困るんで、あまり細かく直し過ぎるのもよくないし、ある程度「生演奏」としての味は残したい。
だから少しぐらいヨレていても人間味があっていいじゃない、とか、ちょいと粗削りでも勢いの出てるテイクを採用したりすることもありますけど、それでも普段よりはやっぱりシビアになりますよね。

特に「この夜は」は私の「ツンツンツンツン・・・」ていうそんなに歪ませてないブリッジミュートとドラムのみで始まる曲なんですが、私のブリッジミュートがあまりにも残念で愕然とされまして、最初のレコーディングの日は「これじゃダメだよ」と録り始める前に不合格になり、後日あらためて出直してくるってことになりました。その日はホントに、いっそのことプライドをかなぐり捨てて他の人に弾いてもらおうか一晩悩んだぐらいです。
まぁ一応、下手なりにがんばって自分で弾きます、と決心しリベンジすべく、練習は、一生懸命しました。けど、、、残念なのはあまり変わらなかったですけど、なんとか自分で弾いて録り終えました。
(まぁ・・・バカ正直に言いますと、どうしても弾き切れてなかったり余分な音が鳴ってるところは、部分的に切ったり貼ったりしてテクノロジーで整えたりお掃除していただいたんですけども。)

そんなこんなで、徐々に完成に近づいております。
と言っても、全工程から考えるとまだまだ先は長いんですよ。

先の2曲はミックス作業を進めてもらいつつ、次、ちょっとアコースティックな感じの曲を2曲、再来週レコーディングの予定です。
昨日はその練習で最終的な確認と、具体的にどういう風に録り進めて行こうかとか、メンバーと打ち合わせしまして、なんかすごく面白い、良いものが出来そうな予感です。

また、報告させてもらいますね!