こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
ライブをやる時、出来る限り取り払いたいもの、それは「照れ」です。
もちろん客席に向けて音を出すのですが、人目を意識し過ぎると、変に置きにいっちゃうんですね。
動きも固くなって、小さくまとまっちゃうわけです。
本当に音に集中してバーンと思い切ったライブができるとやっぱり何かしら伝わるというか、
多少ミスしていても、いいライブができたなと思えるんです。
爆発力ってやつですかね。
カナーンドッグの場合特に、和やかな曲調をやっているわけではないので、どっか
突き抜けるような勢いというか開き直りというか、我を忘れる感が無いと雰囲気が出ないのです。
逆に一歩入り切れずに中途半端な感じが出ちゃうのが一番ダサい。
だから演奏中はなるべくそこで見てるお客さんの様子とか表情とかを意識せずにいたいと思って、
最近はあえてメガネを外して臨みます。
あ、ドラム叩いてる時にメガネがずれたらそれこそカッコ悪いでしょ。
でもコンタクトもしないよ!あまり多くを見ない。
見るでもなく見ないでもなく、座禅ではないですが半眼状態でいこうかと(笑)
もしかしたら知り合いがたくさんいてくれて温かく見守ってくれているようなライブより、
私たちのことを誰も知らないような初めての箱に飛び込んでライブする方が、
真っ新な気持ちでできて、ある意味、いいのかもしれません。
もちろん知り合いの人が見に来てくれると嬉しいけどね。
爆発力のあるライブがしたい。