こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
たまに「音楽的にはどんなジャンルやるんですか?」とか聞かれるけど、
なかなか難しいなぁ。ロックの中でも色んな分類があるんだと思うんですが、
どれとも言い切れないような気もします。色々混ざって今回はこんなん出ましたけど、みたいな。
あと「どんなジャンルが好きなんですか?」とか聞かれると、これまた難しい。
今までに通ってきた音楽も色々だし、これが専門っていうのも無いし。
だいたい好きな音楽とかやってきた音楽ってその時期にもよっても違うしなぁ。
ロックの中でも、だらだら~っとしたのを聴いてこういうのがかっこいいよねと思う日もあれば、
ザクザク速いのが気持ち良い日もあるし、
ロック以外でも、ジャズもクラシックもけっこうピコピコしたテクノとかも好きな曲あって聴くし、
ものすごい素朴なのも好きだし、どれが一番好きとかは無いです。
それに、どれが一番すばらしい音楽とも言えないです。
だから、「なんとか至上主義」みたいのはあんまり好きじゃない。
その時の気持ちとか状況とかで、うわ~良いな~・・・と感動する音楽は違うし、
ましてや人に感動を強要することはできないです。
いくら素晴らしいと私が思うものを聴いても、何も感じない、何も響かない人だっている。
それはその人が音楽がわからないとかその人が悪いんじゃなくて、
単に好みが違うからです。聴き方も違うし、ツボが違うだけ。
少し前はもっと歌ものみたいのを作ってやっていたし、
インストでジャズファンクみたいな感じの曲を作ってやってた時もあったけど、
まぁ、一つ言えるのは、その時一緒に音楽をやるメンバーによって、
どういう音楽が合うかを想像して作ってるっていうことですかね。
やっぱりカナーンドッグはカナーンドッグをイメージして、
ケイスケの声質とギターを生かすような曲を作ろうと思って作ってます。
バンドを組むと、ドラマーというよりはプロデューサーのような目線でめっちゃ見ています。
この人が歌うのならこんな雰囲気の曲、とか。
ちなみに最近感動した音楽は、
小学5年生の子がその場で急に与えられた2小節のメロディをモチーフに
ピアノの即興で弾きながら一曲にまとめた演奏です。
録音した音源を聴いたんですが、伴奏の付け方とかがめっちゃ渋くてツボをつかれました。
その時はまた疲れ気味だったせいか、いつもより多めに感動してしまいました。
結局、好みと気分です。