こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
“Let it go”と聞いて、ほとんどの方があの映画のあの曲を思い浮かべるのでしょうが、
私はプリンスの「Come」というアルバムに入っている曲を思い浮かべます。
なんで急にこんなこと書く気になったかというと、この前不意にケイスケから
「ところでなんでプリンスが好きになったの?」と聞かれて思い出したからです。
大きな声では言えないんですが・・・中学の頃からプリンス聴いてました。
実際、中学や高校で周りに話が合う人がいるわけがなく、こそこそ聴いていたもんです。
初めて聴いたのは確か、塾まで車で送って行ってもらっていた時、
ラジオから流れてきたのがプリンスのこの曲でした。
それまで、プリンスという名前は知っていたけど、なんかあのちょっと気持ち悪い人?
くらいの感じで(怒られるわっ)、曲はちゃんと聴いたことはありませんでした。
数あるプリンスの曲の中で、この曲が好きとか名曲とか言う人がどれくらいいるのかはわかりませんが、当時私はまさに稲妻に打たれたような衝撃を受けました。
子供心に、こんなにかっこいい曲があるのかと思いました。
今聴いても、ものすごいかっこいいです。
この曲は、なんというか独特です。
まず、たった1コードだということ。
ゆったりとしたテンポに乗って、ズシ~っと重みのある同じベースラインがひたすた繰り返されるのです。
そしてずっとオクターブのユニゾンで歌われるメロディ。サビはコーラスと掛け合いになってます。
サビの後に入る特徴的な管楽器(サックスとトランペットかな?)のリフ。
かっこいいね~。
なんか2回出てくる不思議なソロ。(キーボードとギターかな?)
全体的にちょっと和風なテイストも感じるし、
ねっとりとした曲調ですが、パシーンとキレのある音も随所に入っていて、
プリンス特有のスタッカートの効いたようなちょっと跳ねた感じ。
こういう人を天才とか奇才って言うんだろうなぁ。
まぁ、カナーンドッグの曲とはあまり関係無さそうですが、
私がプリンスからけっこう影響を受けているのは確かです。