2015年7月30日木曜日

生で見て来ましたよ。

 
 
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
 
行ってきました!MANISH BOYSのライブです。
次の日はまぁ腰が痛くて。翌日に疲れが残りまくっちゃうお年頃です。
 
しかしご本人達の疲労度は比べ物にならないくらい大変なもんだろうなぁと想像します。
2時間ぶっ通しでガンガンに弾いて歌って叩いて歌って、まさに全身全霊でぶつかってくるようなステージでした。
この2人の相性も絶妙ですね。しょうがない大人達、という感じで(笑)
まったく、いちいちお茶目でかっこいいんだから。
今回のライブでは曲によって堀江博久さんがキーボードやベースで参加していて、2ピースになったり3ピースになったりって感じでした。2ピースもうまくアレンジされていて、充分に聴きごたえがありました。
 
久々に中村達也さんのドラムを間近で体感して思ったんですが、MANISH BOYSはもちろんロックンロールなんだけど、中村達也のドラムはやっぱりどこかジャズだな。
 
何をもってジャズと言うのかってのは、色んな定義があるし見解も分かれますが、
やっぱり、しなりがある。ガンガン前に出ているようで、実はクッと後ろに引いてたり、
その場で変幻自在に揺れ動く炎のよう。
バーッと燃え盛ったかと思えばスーパークールに刻んでたり、とにかく、どこまでも表情豊かで自由なドラミング。・・・なんか変にかっこつけた比喩をしてしまいました。
 
そう言えば、この前テレビでタモリさんが、「ジャズというのは音楽のジャンルの一つではない。ジャズな人が演奏してる音楽ってだけ。」みたいなことを言っていました。
 
タモリさんによると、ジャズな人はスイングしてる人、ジャズな人は明日の為に今日を生きない。今日の為に今日を生きる人、とか。
 
・・・わかるような、わからないような。
私が語るには10年早い気がしてきました。これはジャズだとかこれはロックだとか。
 
まぁ、難しいことはよくわからないけど、とにかくかっこよかったということです。
 
・・・非常にチャチなまとめになりました(笑)

2015年7月26日日曜日

生で見て来ます。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

 
明日、Zepp NagoyaまでMANISH BOYSのライブ見に行って来ます。
MANISH BOYSと言えば、斉藤和義さん(ギターボーカル)と中村達也さん(ドラム)によるユニットですね。
何を隠そう、中村達也さんが大好きなんです。
こんなかっこいいドラム叩く人いますか?他に。一番影響受けてると言ってもいいかもしれません。
そこに居るだけでとんでもない存在感です。

おそらく中村達也さんをテレビで一番最初に見たのは、中学の時。
「MUSIC TOMATO JAPAN」っていう、ラジオみたいにミュージックビデオを放送する短いテレビ番組がやってて、そこでブランキージェットシティの『狂った朝日』という曲が流れていました。
当時はそれをやってたテレビ局の映りが非常に悪くて、ザーっザーっと砂嵐の紛れ込むテレビ画面に文句を言いながらも夢中で見ていました。
まぁ当時は、ドラムだけ注目してたわけではなくて、何だろうこの音楽は?という感じで強烈に印象に残っていた、という感じです。ブランキージェットシティというバンド名と、モノクロの映像がずっと頭の中に残っていました。

後にブランキーのCDを貪るように聴きあさっている時に、この曲もあらためて聴きましたが、プロモとは印象が違った。ぜんぜん歌い方も演奏も違っていて、このプロモはホントに一発撮りの生演奏をそのまま収録したようで、何かタダならぬ緊迫感が溢れています。
https://youtu.be/9ykak2zWyq4

20歳の時にドラム始めてから、ブランキーの『ガソリンの揺れかた』を聴いて衝撃を受けました。
こんなにも生々しくかっこいいスネアの音を聞いたことがなかったからです。
それに、こんな躍動感のあるフィルインも聴いたことがなかったのです。
https://youtu.be/QNQiU4-vBx0
1タムでライド右側のクラッシュシンバルを低くするセットも、もろに中村達也さんの影響です。

ブランキーを生で見れたのは、1998年豊洲で行われたフジロックフェスティバル。
その時のドラムの音が強烈によかった憶えがあります。
https://youtu.be/Dw54f4Ugm98
2年後の2000年にブランキーは解散して、それ以降はソロワークや別ユニットで活躍をされていますが、一度も生で見る機会のないまま月日が経ってました。

ということで、今回私がMANISH BOYSを見に行く動機は完全に中村達也目当てということがバレバレですけど、楽しんできます。

2015年7月20日月曜日

鳴らしてる音そのまま

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

この前練習の時に、ベースの葛谷さんが良いビデオカメラを持ってきてくれました。

SONYのデジタルミュージックビデオレコーダー「HDR-MV1」と言って、
音割れやノイズも無く、臨場感のあるサウンドをステレオ録音して撮影できる、まさにLIVE撮影に適した高音質・高画質のビデオカメラです。

あと、120度広角レンズというのも売りのようで、狭い室内で広範囲の撮影ができちゃう。
実際、スタジオで撮影してた時、カメラの角度的に、完全に私は映っていないものだと思っていました。

それで、葛谷さんから送られてきた映像を見てビックリ。
スタジオで自分自身が聴いてた音そのまま。思った以上にすごいなと思いました。
論より証拠、実際撮ったものを見てもらった方が早いですね。
先日の練習風景「グロウアップ」を演奏してる映像です。
※ちなみにここに添付するにあたって容量をかなり小さくしているので、音質的には多少落ちています。




非常に性能の良いマイクというのは、マイクで捉えた音を拾ってきてる、というんじゃなくて、
もう空間そのものを、そのまま切り取って丸ごと持ってきたような感じで、ものすごい自然なんですよね。

それと、私のドラムの音ですが、いつも私はライブに出ると、もちろんステージの中音は聴いてますけど、外音は実際どんな音が鳴っているのか、つまりお客さんはどういう音を聴いているのかはわからないわけです。マイク通して加工された音なので、生音とは違ってるんですね。その辺のさじ加減はPAさんに任せるしかないんですが。

毎回、後で録画したものを見ると、やっぱり「あら・・・私のスネアこんなにサスティーン短くなっちゃった?」とか、「バスドラがバッキバキ・・・」とか、私の出したい音、出しているはずの音とはなかなか一致しないものです。
そう考えると、生音そのままをお客さんも聴けるスタジオライブが、そのバンドの出したい音が最もわかりやすくていいのかもしれません。

何せ、鳴らしている音そのままですからね。

2015年7月19日日曜日

続けられることの奇跡

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

音楽をやめる人もいれば、続ける人もいます。

今日は四日市のバンド「BUZZ YOUNG」さん、結成15周年記念ライブでした。
会場はたくさんのお客さんで賑わっていて、15周年を祝福していました。
素晴らしいステージでした。

バンドをほぼオリジナルメンバーで15年続けるということがどれくらい大変か。
大変か、というより、
ほとんど奇跡と言ってもいいと思います。

私が音楽をやってこれたのも、何か奇跡のようなことかもしれません。
私の音楽活動も、いつ途絶えるかわかりません。

気付けば、学生時代にあんなにも一生懸命音楽をやっていた友人たちも、今はほとんど楽器に触ってさえいません。
生活環境や生活リズムが変わって、音楽がしたくてもできなくなる人も多いです。
残酷なことですが、怪我や病気で泣く泣く楽器を手放し、惜しまれながら音楽活動を終了する人もいるんです。
紆余曲折あっても、なんだかんだ言っても続けている人はかなり珍しい方です。

長い年月、ブランクがあって、また1から始める人もいます。
もし、音楽を一度諦めて、やめてしまった人も、またいつか始められることを、祈ります。
何かをもう一度始めるにはエネルギーが要るけど。

私がどうこう言う問題じゃないけど。
その人の自由だけど。その人の選択だけど。

続けられるといいな。




2015年7月13日月曜日

至高の一杯



こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

先日、行きつけの珈琲屋さんで、初めて「カフェシェキラータ」という飲み物をいただきました。
たまたまケイスケがカウンターにかわいいペンギンの形をしたシェイカーがあるのを見て、マスターに「カクテルも作られるんですか?」と尋ねたところ、
「カクテルではなくて、アレンジコーヒーに使うんですよ。裏メニューですけど飲んでみますか?」と言っていただき、「ぜひ!」ということで、既に注文していたホットコーヒーはキャンセルしお願いすることに。

どんな風に作るのか興味津々で見ていると、まずは手際よくマシンでエスプレッソを抽出し、少しのシロップと氷を入れてシェイカーでシャカシャカ。もちろんノンアルコールですが、ほんとにカクテル作ってるみたい。

グラスに注がれ出てきたそれは、少し表面が泡立ってギネスビールのようです。
そして一口飲んでみると・・・
ほぉ~~・・・アイスコーヒーとはまたぜんぜん別の飲み物ですね。
ほんのりと甘くてしっかりとしたコクがありながら、後口は驚くほどさっぱり。
何せ初めての味でどう言えばいいのか難しいけど・・・なんかとにかくフルーティで芳醇・・・美味!
マスター曰く、豆に相当自信が無いと出せないメニューだそうです。

そう言えばこの前NHKで、日本を代表するバーテンダーの毛利隆雄さんが、俳優の谷原章介さんにカクテル作りの手ほどきをする番組がやっていて、それがすごく面白かったんです。
番組では日本中・世界中からファンがその味を求め店を訪れるというマティーニや、フレッシュなスペアミントをふんだんに使ったモヒートの作り方を紹介していました。
カクテルとか全然わかんない私が特に興味をそそられたのはモヒート。
最近じゃたまにしかお酒を飲まない私ですが、一体どんな味がするのか、すごく気になる。美味しそうだなぁ・・・一度飲んでみたいなぁ。
しかしさすがに銀座の老舗のバーに飲みに行く勇気は無いので、安い居酒屋ではないどこかで、ちゃんとしたモヒートを飲ませてくれるところは無いかな~なんて思っている今日この頃です。

あ、今日は音楽とぜんぜん関係ない話だと思ってたでしょ(笑)
実はその珈琲店のマスターが音楽好きなんですよ。おい随分こじつけたな?みたいな感じしました?
いやいや、ただの音楽好きのレベルじゃなくて、ご自身もドラム叩くし音楽も作ってる方なんですが、
オーディオのことも楽器のこともすごい詳しくて、それこそ「良い音」一つ出すのに徹底的にこだわってる方です。
いつもコーヒーを飲みに行くと、思う存分マニアックな会話をさせてもらうんですよ。

でも、まだマスターの奏でる音楽は聴いたことが無いんです。これまたものすごく興味あるけど・・・
こういう至高の一杯を出す方の作る音、聴いてみたいな~~。

あ、そうそう、なんとマスターがこんなものを作ってくれました。
 
「CDジャケットがあまりにもかわいかったので作っちゃいました。よかったら貼って下さい。」って。
カッティングシート。差し上げたCDから画像をスキャンしてキレイに加工して作ってくれたらしい。
ありがとう!嬉しくて、貼るのがもったいないから、部屋に飾ってます。

2015年7月11日土曜日

感動再燃シリーズ

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

先日このブログで、子供の頃に聴いて感動した白井貴子さんの歌にあらためて魅せられているという話をしたんですが、またそんな話のシリーズ。

小さい頃、5つ上の姉が好きでよく聴いていた「PSY・S(サイズ)」というバンドです。
バンド、というか、ボーカルのCHAKAさんと松浦雅也さんのユニットですね。
アニメ 「シティハンター」のテーマソング「Angel Night〜天使のいる場所」が有名ですよね。

多分当時は、なんかわかんないけど上質な気がして興味を持ったのは間違いないのですが、正直何がすごいのかはそこまでわかってませんでした。
CHAKAさんの声がかわいくて、POPでオシャレな曲調と、カラフルなセットでバックダンサー達が南流石さんの振り付けで踊る、ちょっと前衛的なアートな感じも子供心にかっこようて。(←出た)

特に印象に残っている曲は「CHILD」。この曲はポップというよりは何か壮大な感じのするバラードで、ダーーンと思い切りリバーブの効いたドラムの音が子供心にかっこようて。(←また出た)

よく姉の部屋に忍び込んではCDをコソコソを盗み聴いていたものです。
今思えば素直に「貸して」と言えばよかったのにね。

それで、今この年になって久しぶりに聴いてみると、なんというクオリティの高さ。
まずCHAKAさんの歌の上手さには脱帽です。
PSY・Sの中では曲調やバンドコンセプトに合わせてなのか、わりとビブラートをかけずにストーンと真っ直ぐ声を出していて、ちょっとぶっきらぼうにも聴こえるのですが、ピッチの良さが半端無い。
曲自体の完成度の高さもすごい。綺麗です・・・歌詞、メロディ、色々な音色の入れ方。

そして何より驚いたのが、ライブが素晴らしい。
ボーカルもすごいけどバックの演奏の上手さ。レコーディングかと思う程のタイトさです。
https://youtu.be/u-lgyThmA70

https://youtu.be/7cCE6IvyiR4
当時こんなにすごいライブが行われていたのか~。

現在PSY・Sとしてはもうとっくに活動をやめてしまったみたいですが、CHAKAさんは、専門学校でボーカルの講師をしていたり、ジャズシンガーとしてライブも行っているようで、ボーカリストとして活躍を続けているみたいです。
数年前に中島みゆきさんの「時代」を歌っているライブ映像がありますが、やっぱり圧倒的な歌唱力です。
https://youtu.be/DR-1KSRKLDk

生で見てみたいなぁ。

2015年7月2日木曜日

カナーンドッグTシャツ



こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

勢いでカナーンドッグのTシャツを作ってみました。
ちょいとロックな感じで半分骸骨。ハーフスケルトンドッグ柄です。

や、もとはと言えば、もう一つのバンドShi-Zuの方でかわいいシーズー犬柄のを作ろうという話になって、先にそっちで作ってみたんですが、カナーンドッグ版も作ってみたくなり、つい。

最初は、いつものように消しゴムハンコを彫って、無地のTシャツの上に“ぺったん”とやろうかと思ったんですが、それだとTシャツの広範囲に大きい絵柄を染めるには無理があるかな~と思い、
悩んだ末に思い出したのが伊勢型紙です。

伊勢型紙と言えば鈴鹿の伝統工芸で、浴衣や着物の文様を生地に染める為に用いる型紙で、
分厚い型地紙に彫刻刀で細かい図柄を彫り抜く超絶技巧の職人技ですけど、
さすがにそんなに緻密なことはできないものの、とにかく型紙を彫るっていう方法だけはパクってやろうと思い立ちました。

 
それで、ちょうどカナーンドッグCDのジャケットに使ったクラフト紙が、普通のプリント用紙よりも若干厚みがあって、表面もつるつるしているので、都合がいいなと思い、型地紙に採用。
黒い部分を彫り抜きます。


 
で、彫り上がった型紙をTシャツに重ね、上から布用インクを付けて、型紙を外せばできあがり。
より色持ちがよくなるそうなので、乾いてから一度アイロンをかけます。
どうです?めんどくさいでしょー。この無駄に手間をかけている工程!
プリントTシャツ業者から見たら、きっと恐ろしいほどの効率の悪さでしょう(笑)
 
あ~楽しい。
 
今のところ、販売とかはするつもりは無いですが、
万が一欲しい方がいらっしゃれば考えます。
これは誰が着るのかって?
まぁ、本人は恥ずかしがってますけど、フロントマンの責任でケイスケが着る予定です。