2018年4月3日火曜日

アルバム制作 中間報告⑥「回り道して出せる味」

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

ヨニンミマンのアルバム制作、気付けば第6段です。いよいよ完成間近。
ゴールは近い...ような、とてつもなく遠いような...

3月中に、予定の5曲、全パートの録音は終わりました。今はエンジニアの青木さんにミックス作業してもらっていて、その音源が来るのを今か今かと首を長~~くして待っています。
多分初回のミックスが来てから最終的にまとまるまで、なんだかんだで一ヶ月くらいかかると思います。
ところでミックスって、なぁに?
ってな感じの方もみえると思いますので、ミックスのお話、またあらためて次回にでもしますね。

今回は、CDの顔、ジャケット作りについてお話しします。
カナーンドッグの時も、前回作ったヨニンミマンの無料配布CD「Pictures」も、ジャケットは毎回、勝手ながら私がデザインを考えているんですが、ジャケットにはいつも私が彫った消しゴムハンコの画像を印刷しています。
あ、そこのアナタ、消しゴムハンコて、なんとアナログな!とか、思われました?

たしかに今の時代、実際にチマチマとハンコ彫らなくたって、ハンコ“風”の画像なんてパソコンでもっと簡単に素早く作れるんでしょうね。
でもさー、そこはどれだけ時間がかかっても、やっぱりホントに精魂込めた手仕事を入れていきたいのです。

今回はけっこう大作で、彫らなきゃいけないハンコの数も多かった。いやー多かった。。。
















ハンコの画像だけ見てもワケがわからないでしょう(笑)
一応、彫る前と後はこんな感じってのが、下の画像です。
1コ1コ、下絵を描いてそれを消しゴムに写して、黒い部分を残すように彫っていきます。

Before:消しゴムに図案を写して彫刻刀で彫る前

After:黒い部分を残して彫った後































ていうか何このネジネジ?ってなりますよね。
ネジネジだけ見てもワケがわからないでしょう(笑)
そう、これらのハンコは、この後ちょっと面倒な工程を経ます。
まず実際に黒色のインクつけて紙に押したものを写真撮って、その画像データをパソコンに取り込み、それをパソコンで編集し直します。
背景を透明化し、色を塗り(何せ今回はカラー印刷ですからね!)、大きさを調整し、画像を組み合わせたり、配置したりします。結局けっこうパソコン使うやん。

どうです?このやたら回り道な感じ。
でもね、こうやって回り道してこそ、手作り感と言いますか、独特の味が出るんですよ。

さて、それでは中身が出来上がる前ではありますが、
一足先に完成したジャケットをお見せしますね。
















いぇ~い。こちらが、ヨニンミマンのアルバム「オンガク」のジャケットです。
ジャケットって、収録曲の内容と関連あり過ぎてそのままでも趣が無いし、逆に無さ過ぎても調和が取れずちぐはぐになっちゃうし、バランスが難しいところです。
なんとなく収録曲にも合うような、でも何か別のストーリーが感じられるようなものがいいな、と思って、イメージを膨らめました。

今回の主役は、フレンチブルドッグのヨンタ君。
彼は、おそらく音楽を観賞するという感覚はわからない。ただ、側にあるラジカセから聞き覚えのある音楽が流れてきた時に、記憶とリンクして思い出が甦ることはあるみたい。
ウトウトまどろんでる時には、音楽と一緒に、いくつも夢を見ることがある。(犬って夢見るんですよ)
その夢に出てくるのは、彼が「夢にまで見ちゃうくらい」心惹かれてるもの達です。
例えばお気に入りのテニスボール、何個でも食べたい骨形ビスケット、噛み噛みして遊ぶネジネジおもちゃ、たまに外を通りかかる近所の猫、そして大好きな飼い主の愛用してる手袋。
浮かんでは消えるヨンタの夢に、音楽が合わさっています。
そんなイメージです。
ちなみにジャケットを開くと、歌詞カードになっています。レコーディング風景もたくさん載せました。他にもバックインレイ、帯など、1枚1枚、丁寧に折り目を付けて、重ねて綴じたり、ケースにセットしながら、私は完成を夢見ています。それこそ夢にまで見ています(笑)

そう言えばこの前、CDを予約したいと言ってくれた人の隣にいた方が、
「あ、じゃあ私はそれをCD-Rに焼いてもらおうっと♪」と何気なくおっしゃったのですが、
できれば・・・こういうジャケットも含めて一つの作品と考えていただければ幸いです。

もちろんその方も悪気はないし、今回はアルバムということで1枚1,000円という有料になってしまうもので、たくさんの方に聴いてもらいたい気持ちはあっても、あまり気楽にどうぞどうぞと勧められないのが悩みどころではあります。

だけど簡単にコピーできてしまう時代だからこそ、回り道して、手間暇かけてやっと生み出したものを味わって、楽しんでもらえればありがたいのです。

またご報告しますね!

2018年3月26日月曜日

アルバム制作 中間報告⑤ 「音楽」


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

ヨニンミマンのアルバム制作、中間報告 第5弾です。
本日、年明けから少しずつ録り進めてきた5曲、全てのパートを録り終えました!わーいわーい。

最後に録音した曲は「音楽」と言うタイトルの曲です。
実は今回のアルバムのタイトルも「オンガク」と言います。
アルバムのタイトルになってることからもお分かりのように、私の中で特に思い入れのある曲です。

「音楽」なんていうタイトルは、けっこうありふれているかもしれません。きっと数えきれない人が歌ってきたと思うし、書かれてきたテーマだと思います。

私は、音楽に救われてきたし、自分自身音楽をやっている者ですが・・・ただ単に「音楽っていいね!」みたいなことを言いたいわけではなくって、
例えば、
この場で今、同じ音楽を共有するということが叶わない人、そういう人のことを心の奥でずっと気に掛けるような気持ち。
遠くの人を心配したり、懐かしく思い出したりするような気持ちなんです。
でもそういう気持ちが湧いてくるきっかけが、また音楽だったりする。
音楽が、過去の記憶ととリンクして、昔のことがありありと思い出されるような感覚。
どうでしょうね、実際曲を聴いた方がどういう印象を受けるかはわからないですが・・・

この曲はアレンジなんかもすごく気に入っていて、スライドギターが入ってたり、ヨニンミマンの曲の中ではちょっと他の曲と違う曲調でありながら、けっこう「らしさ」が出せたような気がするんです。
とにかく、ここ数年作ってきた楽曲の中で、特別な作品になりました。

この曲、最初私のデモではアコギとカホンで作ったし、アコースティックな編成ではわりとじっくり時間かけてやってきて、ライブでも何度か演奏したんですが、どうしてもエレキとドラムのバンドサウンドでのバージョンもやってみたいというのがあって、急きょドラムのカケル君にお願いしてそちらも試してみて、結局レコーディング本番もドラム入りのバンドバージョンで録ることにしました。

準備期間も短い中で、きっちりいいドラム叩いてくれたカケル君、ありがとう。
しかも、ただデモ通りにこなすだけではなくて、私の欲張りな注文にもちゃんと応えて小粋なドラムフレーズ足してくれるもの。(自分が叩かないのをいいことに無茶振りしてすいません(笑))

コーラスもレコーディングではちょっといつもより贅沢に、クズヤさんに下のハモり、モモちゃんに上のハモりを入れてもらって、三声にして厚みを出してみました。

録音しながら聴いてて、既にかなり良い感じです。

さぁ、後はエンジニアの青木さんからのミックスを待って、いよいよ完成に向かいます。
その前に、もう一つ大事なお仕事があるんですよ!

そう、CDのジャケット製作です。今回もせっせと自分でデザインし、一枚一枚精魂込めて作ります。
そのお話しは次回にしようかな。

またご報告しますね!

2018年3月8日木曜日

アルバム制作 中間報告④ 「スペシャルサンクス!」


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

さてさて、ヨニンミマン アルバム制作の中間報告も第4弾となりました。
前回は「サヨナラワルツ」という曲についてお話ししたんですが、
今回は、その曲のコーラス録りについてお話しします。

ちょっとこのアルバムの中の特別企画みたいなものなんですが、
実は今回、数名の方にコーラスのお手伝いをお願いしました。
もともとこの曲は私のボーカルに、所々ユニゾンで歌ってもらったり、ハモってもらうようになってまして、もちろんライブの時は、普段からコーラスお願いしてるモモちゃんやクズヤさんに歌ってもらうんですが、せっかくアルバムのレコーディングするんだから、ちょっと特別ゲストもお招きして声重ねてもらおうよってことになりまして。

だったらあの人の声が欲しいな、あ、あの人も!ってな感じで勝手にイメージが膨らみ、
思い切ってお願いしてみたら、快く引き受けてくれました。スペシャルサンクス!

そして本日までに無事予定してた全員から声を頂戴しました。ではコーラスにご参加いただいた方々、声をもらった順にご紹介しますね。

まずは、HIROYUKIさん。
HIROYUKIさんご自身も曲を作って弾き語りをされるのですが、何を隠そうわたくし、HIROYUKIさんの作る曲大好きなんです。言葉選びとか、メロディとか、重苦しくないのに、暗くないのに、何か深いものを感じます。ヨニンミマンの曲もすごく気に入ってくれて、お互いファンなのです。なんてありがたい。それでつい甘えさせていただきました。オクターブ下でユニゾンしてもらったらめっちゃいい味出てます。今回コーラス以外にもジャケットの制作のこととか色々相談に乗って下さり、助けていただいて、本当にありがたいです。

続いて名古屋中心に弾き語りで活動されている二村ユーリさん。
ライブ何度かご一緒させてもらってますが、心を開いて真っ直ぐに思い届けようとする姿が清々しく、明るくのびやかな歌声にその人柄が表れています。今回、参加いただけるということで、喜んで名古屋まで声をいただきに伺いました。二村くんの声が加わることによって、曲にさわやかさがプラスされます。

それから私がベース弾いてるLippsというバンドで一緒のリナさん。&スペシャルちびっこコーラス隊のマヒメちゃん・ヒナリン姉妹。
まずリナさんはLippsのボーカルとして歌はもちろんよく知ってますので、安心感があります。それにしてもヒメヒナちゃんのお二人、もう!かわい過ぎてメロメロなるやんか!まさに天使の歌声。そして堂々たる歌いっぷり、お見事でした。

そして最後はミクちゃん。
ドラムのカケル君の奥さんです。以前に一緒にバンドやったことがあって、その時ミクちゃんに、ヨニンミマンの「風のない夜」という曲を歌ってもらったことがありました。
https://youtu.be/MYklNME72ss
(これは私が歌ってるやつですが)
そしたら私が歌うのとぜんぜん雰囲気が変わって、ピュアな感じですごくよかったんです。今は子育てに奮闘中でなかなか音楽をやる時間は無さそうですが、また歌ってほしいなぁと思ってお願いしたら、忙しいところ協力してくれて、赤ちゃん抱っこしながら歌ってくれました。
実は彼女、フェイクスイーツの人気作家でもあります。Atelier 39で検索してみて下さい。リアルでかわいいミニチュアケーキやフルーツのアクセサリーや小物がたくさん出てくると思いますよ。すごいアーティストって意外と近くにいるもんなんですねぇ。

なんかホント、おかげで曲がますます賑やかに、そしてスペシャルなものになります。
もはやWe are the worldにも負けないくらいのLove and peace感溢れる作品になっちゃいます。
もう一度言わせてもらっていいですか・・・

スペシャルサンクス!

さぁ、いよいよ残すはあと1曲。「音楽」という曲です。
またご報告しますね!

2018年2月18日日曜日

アルバム制作 中間報告③ 「“あえて”無しで」


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

さてさて、前回曲の解説をさせていただきました、ヨニンミマンの「One Day」と「サヨナラワルツ」という2曲なんですが、
いよいよレコーディング本番に入り、おかげさまでサクサクと進みまして、今日だいたいのパートについては録り終えました。

どちらも、ドラムではなくカホンの入っているちょっとアコースティックな曲なんですが、
ぜんぜんイメージの異なる曲なので、録り方もちょっと違います。

特に「サヨナラワルツ」については、まぁ一周回って新しい試みと言いますか、今回“あえて”という録り方をしてまして・・・
たいていレコーディングでは、特にリズム隊を録る時は「ピッ ピッ ピッ ピッ」と正確なテンポを示すクリック音に合わせて演奏するもんですが、今回は、“あえて”クリック無しで録りました。
伴奏の基本となるカホン・ベース・アコギの3人が、お互いの動きを見ながら「せーの」で一緒に演奏して、それを同時録音しちゃうというやり方です。手っ取り早いね~。いやいや、手っ取り早いだけではありません。その目的は、今まさに呼吸を合わせてアンサンブルしてる、という「ライブ感」を出すことです。

クリックを聴きながらだとどうしても、クリックに合わせることを意識し過ぎて、自由なノリが出ない。当然、常に基準となるものが無いってなると、テンポが揺れたり細かいズレは生じるんですが、この曲で優先すべきは、そういうタイトさよりも、その一回限りのレアなノリなんですよね。
だから、ちょっとやそっとミスしてても、それも含めて味、ということで、“あえて”部分的に直したりはしないで、何度か一曲通して演奏してみて、いい感じのノリが出てきたところでそのテイクをOKとしました。
この3人の演奏に、ボーカルとかリードギターとか、コーラスを加えて、最終的に一つにまとめます。そしてそのコーラスについては、また次のブログで詳しくお話ししたいなと思ってます。
ふふふ。こちらもちょっと特別な、構想がありましてねぇ。ふふ。

一方の「One Day」はと言うと、こちらは生演奏のノリというよりは、曲のイメージに基づいて、より作り込む感じですね。音数が少ない分、一音一音が結構大事になってくるというのかなぁ。ヨニンミマンの曲の中で、ある意味では最も難しい曲だと思います。
でも、手前味噌ですけど、非常にいい感じに仕上がりつつあります。私がこの曲を作った当初は、まったく想像がつかなかったぐらい、いい曲に育っています。これは本当に、メンバーに感謝としか言いようがないですね。
私が「新しい曲できたよ」と言ってメンバーにデモを渡す時、歌詞があって、メロディがあって、なんとなくのコード進行、大まかな展開やアレンジも含めて「こんな曲ですよ」と出しますが、その時点ではまだまだ未完成の状態です。
そこからメンバーそれぞれが曲を解釈してくれて、それぞれのパートを練ってくれます。
他の楽器との兼ね合いも考えながら、どこにどんなフレーズを入れていこうか、どんな音色で鳴らすか。スタジオで実際合わせてみて、また「ここは足そうか、引こうか、変えてみようか」って試行錯誤しながら。曲が本当の完成に至るまで、それはとても大変な工程だと思います。中でも、やっぱりリードギターは、何も無い状態から曲に合うフレーズを一から編み出して付けますから、一番大変かなと思います。
でもそんなメンバー達のおかげで、私一人では絶対に作れないようなものができています。
色んな音の力があって、曲に広がりが出て、よりよくしてもらっています。
これは単に演奏の上手い下手じゃなくて、感性とかセンスもあると思うので、そういう意味も含めて気の合う人とバンドができているというのは本当にありがたいことです。
そうそう、エンジニアの青木さんのおかげでまたこれがね、いい音で録れてますよ。ここからミックスでバランス整えて色んな効果を加えていただいて、よりよく仕上がるはずです。楽しみだなぁ。

ぜひ、曲を聴いていただく時、歌中心に聴くだけではなくて、そんな音も楽しんでいただけたらありがたいなぁと思います。“あえて”歌は聴かずにリードギター中心に聴くとか、ベース中心に聴くとか、ドラムやカホン中心に聴くとか。そんなこと言うと怒られるかな(笑)
え?実は歌から気を逸らしたいだけじゃないかって?・・・そんなこと・・・無いとは言い切れないですが、まぁ、どうしても皆さん歌ものはいつも歌中心で聴く感じになりますからねぇ。たまには“あえて”歌無しでオケだけに集中してみるっていう聴き方だっていいと思うんですよ。

さあ、途方もないと思っていたけれど、なんだかんだでレコーディングもだいぶ進んできました。
残すは「サヨナラワルツ」のコーラスと、あと一曲バンド編成の曲も、これから録る準備にかかります。

またご報告しますね!

2018年2月11日日曜日

アルバム制作 中間報告② 「似ていない兄弟」

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。1月からやっておりますヨニンミマンのアルバム制作。
今回は中間報告 第二弾です。

今ちょうど、アルバムの中に収録する「One Day」と「サヨナラワルツ」っていう2曲のプリプロ(本番の前に自分達だけで試しに録音してエンジニアさんに渡す音源)を作っています。
2曲とも、ドラムではなくカホン、私もエレキではなくアコギを弾くという、ちょっとアコースティック寄りな編成になっています。
実はこの2曲、生まれはほぼ同時期。と言うのも、もともとぼや~っとしたおぼろげなテーマを、だんだん糸口つかんでいって、少しずつ見えて来たぞ、いや、まだわからない、あ、またちょっと見えたぞ・・・いやまだだ・・・と苦悩しながら作り進めて行ったら、途中で自然に2曲に分かれていって、ぜんぜん曲調の違う作品にそれぞれ仕上がったという、お得なような、おかげで苦労が2倍になったような、そんな、似てない兄弟みたいなもんなんです。

そのおぼろげなテーマっていうのが、
・・・あ、曲のテーマを話すなんて、無粋なことしようとしてますかね?私。
多分こういう曲作りの裏話みたいのを話すこと自体、ダメだっていう人もいて、曲をシンプルに味わってもらうには、その背景とか苦労話とかそんなものは全く知らない状態で、何の偏見も持たず聴いてもらわなきゃって言う人だっていると思います。
けど、えっと、例えば私の場合、ウイスキーが好きなんですけど(←2018年からハマった新しい趣味)、
ウイスキーの製造工程を知ることでより興味が深まったり、スーパーニッカっていうウイスキーは、ニッカウヰスキーの創業者 竹鶴政孝が最愛の妻リタが亡くなった悲しみを乗り越える為、開発に没頭しブレンドを完成させ、そのボトルは「立派な衣装を着せてやりたい」と探しに行った各務クリスタルのガラス工房で一目ぼれした手吹きのボトルを採用した、なんてことを知ると、また味わいが変わってくるってもんです。
なーんつって。あーだこーだが長かったですね、すいません。

それで、結局気にせず話しちゃいますと、この2曲の出発点となったテーマは・・・何と言うか、
日々の落ち込んだりわりと平気だったり持ち直したり、みたいな変動は誰でも普通あると思うんですけど、
辛いを通り越して疲れ果てて、もう完全に「しーん」ていう空白にまでなってしまった時、周りの「早く元気になってほしい」という優しさとか期待に応えられない時期がある。
そこからまた「そろそろ歩きだそう」と起き上がるには、自分が思い立つというきっかけしかない。ただ、自分の力だけが大事と言いたいんではなくて、やっぱり心の拠り所となる色んな人とか、場所とか、音楽とか、との巡り合わせに救われてるということ。つまり「浮上」と「ご縁」ですね。
あら、よくよく考えたらテーマ2つやんか、と。

で、2曲に分かれて、まったく違うテイストの曲になったわけです。
「サヨナラワルツ」は、何故そんなタイトルにしたかと言いますと、ライブの最後なんかで、
「じゃ、ここはしんみりせず明るく、短い曲やって帰ります!」って感じでカラっと終われる曲にしたいなと思って、小さい頃見ていた教育テレビの、「おかあさんといっしょ」のラストに流れる、にこにこぷんの「さよならマーチ」みたいな感じの雰囲気にしようと思ったんです。
それで、作ってみたらなんと3拍子だったので、「サヨナラワルツ」としました。
今回、アルバムにも最後に収録しようと思っています。カラッと明るくね。

一方の「One Day」ですが、こちらはとにかくたっぷりと、可能な限りスローに、間延びしないギリギリのところまでテンポを落として、静かにじっと自分自身と向き合うような曲にしたかった。その分、音数も少ないので、緊張感が半端無いです。やだーもう、我ながら難しい曲作ったもんです。

そんな感じで、ちょっと今回はアルバム制作の中間報告と言いつつ、曲解説になってしまいました。

え?実はスーパーニッカについて語りたかっただけじゃないかって?
そ、そんなことないですぅ・・・け、決して・・・でも、もしかしてそのうち、音楽的な話題の割合が徐々に減っていって、ただのウイスキーブログに変わってたらすいません。

「One Day」と「サヨナラワルツ」のレコーディング本番は来週17日なので、実際の録音風景なんかも紹介しながら、またご報告しますね!

2018年2月4日日曜日

アルバム制作 中間報告①「苦戦のギター録り」


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

カナーンドッグではないんですが、私がギターボーカルをやっているヨニンミマンっていうバンドで、
今レコーディングをしています。今回も四日市のスタジオエチュードで、エンジニアの青木さんに録音段階から付いていただき、ミックス・マスタリングまで一貫してお願いしています。
去年の年末ぐらいから準備にかかって、年明けから本格的に始動し、おそらく・・・けっこうなペースで頑張っても、4月ぐらいまではかかりそうな見込みです。
何せ、新たに5曲録って、これまでに録り貯めた3曲も加えて、8曲入りのアルバムにまとめようという構想ですから。そりゃもう、時間かかりますよ。

ですのでその間、ライブのお誘いをいただいてもなかなかお応えできない状態です。
とにかくまずはレコーディングをしっかり終わらせて、作品が完成すればそれを持ってライブに出て行こうと思っています。乞うご期待!Coming soon!・・・あ、soonとはちょっと言えないですが。

さて、完成するまでに何度か、その中間報告をさせてもらおうかなと思うんですが、
今回は第一弾。

今ほぼ一段落したのが、バンド編成の2曲、「歩いて帰ろうか」と「この夜を」っていう曲です。
まず最初にドラムのカケル君とベースのクズヤさんがクリックを聴きながら一緒に演奏して同時録音しまして、それらを聴きながら私のバッキングギター、次にケイスケがリードギター、その後私のメインボーカル、クズヤさんのコーラス、というふうにだんだんトラックを重ねていくわけですね。

私は今回、ドラムは叩かず歌とバッキングのギター担当ですけども、
今のところ喉の調子は、花粉症もまだだし風邪も引かず、悪くないです。
問題は私のギターですね。
私、まだまだギターはたいして弾けない、弾けてないっていう自覚がありまして、
こんなちゃんとしたレコーディングでくっきりハッキリクリアに録音されて、繰り返し繰り返し再生されると思うと、まぁ気後れして、緊張するのなんの。

録音の時はヘッドホンでみんながじ~~~っと私のギターに集中して耳を傾け、
「あ、そこ。変な音鳴りました。」とか
「あっここです。弾き切れずに途切れてます。」とか
「あぁーここ、音が濁ってます」とか。
「うん、弾けてないですね。」とか(笑)
はいもう一回、はいもう一回と、一通り弾き直したり部分的に直したりしながら、問題の箇所をつぶしていくんです。そんでその問題箇所が多いのなんの(恥)

まぁ私のギターに限らず、他のどのパートでも同じなんだけど、
レコーディングとなるとね、完璧な演奏を録りたいってことを重視するあまり、全体通してのノリが失われても困るんで、あまり細かく直し過ぎるのもよくないし、ある程度「生演奏」としての味は残したい。
だから少しぐらいヨレていても人間味があっていいじゃない、とか、ちょいと粗削りでも勢いの出てるテイクを採用したりすることもありますけど、それでも普段よりはやっぱりシビアになりますよね。

特に「この夜は」は私の「ツンツンツンツン・・・」ていうそんなに歪ませてないブリッジミュートとドラムのみで始まる曲なんですが、私のブリッジミュートがあまりにも残念で愕然とされまして、最初のレコーディングの日は「これじゃダメだよ」と録り始める前に不合格になり、後日あらためて出直してくるってことになりました。その日はホントに、いっそのことプライドをかなぐり捨てて他の人に弾いてもらおうか一晩悩んだぐらいです。
まぁ一応、下手なりにがんばって自分で弾きます、と決心しリベンジすべく、練習は、一生懸命しました。けど、、、残念なのはあまり変わらなかったですけど、なんとか自分で弾いて録り終えました。
(まぁ・・・バカ正直に言いますと、どうしても弾き切れてなかったり余分な音が鳴ってるところは、部分的に切ったり貼ったりしてテクノロジーで整えたりお掃除していただいたんですけども。)

そんなこんなで、徐々に完成に近づいております。
と言っても、全工程から考えるとまだまだ先は長いんですよ。

先の2曲はミックス作業を進めてもらいつつ、次、ちょっとアコースティックな感じの曲を2曲、再来週レコーディングの予定です。
昨日はその練習で最終的な確認と、具体的にどういう風に録り進めて行こうかとか、メンバーと打ち合わせしまして、なんかすごく面白い、良いものが出来そうな予感です。

また、報告させてもらいますね!

2018年1月16日火曜日

遅ればせながら


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
皆さん、賀正!
なんて言うには、ちょっともう遅いですね。気付けばもう1月も半ば過ぎだもの。

遅ればせながら、新年第一号のブログ更新でございます。
今年もボチボチ書かせていただきますので、よろしければ・・・すごくお暇な時にお読みください。

今年は、そう、戌年ですね。カナーン「ドッグ」イヤーじゃないですか。
そうそう、思い起こせば去年の今頃は・・・カナーンドッグの新作CD「3rd」を持って名古屋へ新年初ライブに行ったのですが、大雪に見舞われ、そりゃあもう大変なことになったのでした。
今年はですね、去年の教訓を生かして、と言いますか、雪でえらいこっちゃ移動に苦労した経験を鑑みて、1月2月、ライブ入れてません!
その代わり、ちょっとスタジオにこもって、春までレコーディングをガッツリする予定です。
ただ、カナーンドッグではないんです。私がドラムじゃなくてギターボーカルやってるヨニンミマンの方で録りたい曲がたくさんありまして、とにかくこの機会に頑張って“アルバム”作っちゃいます。
大まかな構想としては、今までに作った「Pictures」という無料配布CDに収録されている3曲に、新たに5曲(ドラム入りで3曲、カホン入りで2曲)を加え、8曲入りの大作にするつもりです。
え~?5曲も一気に録るとか大丈夫?って思います?
そこはもう、ね、ちょっと、ホントにどれも外せない曲なので・・・。

ちなみに私は、人前で歌い始めて3年ぐらいかな。最近ようやく自分の声ってものがわかってきて、コンディションが良い時と悪い時の声質、けっこうビミョーな差もわかるようになってきました。
だからやっぱり、できれば最も良い状態の時に形に残したいですよね。風邪引かないように予防するのはもちろん、花粉症の季節までにボーカルを録ってしまいたい。そうなんです、私は杉とヒノキの3月・4月の2ヶ月間は鼻水・鼻づまりもひどく、喉の調子も悪くなります。急がなきゃ・・・

あと一応、ジャケットとか歌詞カード、今回もできる限り手作りでやりたいと思ってます。当然そんなに大量には生産できませんが、少数でも、まずは今まで無料版を聴いてホントに気に入ってくれた方とか、ライブ等で知っていただいてもっと聴いてみたいと思ってくれた方とかに購入いただければありがたいなと思っています。詳細はまだまだ考え中。
あと、初回数量限定でおまけグッズとか作ろうかなーなんて、あれこれ考えています。
考えなきゃいけないことは山ほどあるし、もちろん練習もつめないといけない。
けっこう、春まで気ぜわしいです。

そんで春までにアルバムが出来上がったら、おそらく、それを持って色んなところにライブしに出かけて行きましょうってことになると思うので、もしかしたら今年は、カナーンドッグの活動の方はやったとしてもかなり控え目になると思われます。
せっかく戌年なのにあまり外に吠えには行かず、おとなしく家でお留守番わんこ状態です。

もう一つ、私がベースで参加してるLippsの方も、今年はあまりライブの活動はできなさそうなので、ホントにヨニンミマン中心の年になりそうですかね。

ギターボーカル、今年はちょっとまじめにやろうと思います。
今まで私はわりと、「そうは言っても私は本来ドラマーだ」みたいな感じから抜けれないでいたんですが、ドラム、それからカホンも、今後はどんどん人に任せていこうと思ってます。
幸いヨニンミマンでは、ドラムはかける君、カホンはももこちゃん、素晴らしいサポートがいてくれます。2人ともしっかり上手いし、人柄も信頼できるから、本当に恵まれていると思う。
今年は、私自身にドラムでサポートの依頼が来ても、知り合いのドラマーに振ろうかな。
(まぁ、内容によりますが。←そこちょっとだけ濁しとく)
とにかく、ギターボーカルとして頑張ります。

さっそく今週末からレコーディング本番が始まります。く、くじけないぞ!
また中間報告などさせてもらいますね!