2021年12月5日日曜日

実は「ボーーン」

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

ちょっと前に、またまたベース弾いてみた動画撮ったよって話なんですけども、今回はジェフ・ベックの「Scatterbrain」という曲です。

この曲は、テーマ部分が8分の9拍子、その後8分の6拍子をちょいと挟みまして、その後アドリブっぽいとこが普通に4拍子っていう、頭おかしい曲なんですけども。いい意味で!(←何かとこの言葉に頼り過ぎ)

なかなか疾走感、緊張感のある曲で、特に後半になるにつれて、ストリングスもからんできてますます白熱してまいります。で、なんかやっぱちょっと中毒性がある曲だよねぇ。ついついもう一回、もう一回と弾いてるうちに「あ!いつのまにかめっちゃ指痛い…」みたいな。

もちろんギターで弾いてみた動画を撮る方が多いと思いますけど、ベースも充分取り組み甲斐のある曲です。

フィル・チェンさんっていうベーシストが弾いていて、あまりベース自体は「どや~」と派手に主張することなく、けっこうさらさらーっとスマートに、しかしドラマーが絶対やりやすいだろうなっていうベースラインを素早くタイトに押さえてるなぁと思います。(←えらそーにすいません)

今回も頑張ってベース耳コピしてみましたが、なかなか完コピは難しいので、複雑なニュアンスとか聞き取りにくい音はちょっとシンプルにさせていただきました。

あと、私はドラムも叩きますので、ドラムといかにピッタシ合わせるかっていうのをテーマにやってみました。揃えて揃えて、揃えてなんぼ。これが楽しいの。例えば、急に途中でドラムがハイハットを「ンツッ」と突っ込んで入れてくるところにベースもすかさず「ンドゥッ」と合わせて弾くという。

これは瞬発力だけではどうにもならないので、徹底的にリズムの細部まで覚えて練習しました。しかしいざ撮影となると、間違えないように、タイミング外さないように、気を付ければ気を付けるほどハマっちゃって、結局、たぶん動画40~50テイク録り直したと思います(笑)最後の最後、ラストのテーマ部分で手がもつれて倒れこんだこともありました…。

だけど、あらためて客観的に見てみると、この曲って意外と、難しいリズムで弾いてるとことか、パラララって高速で動いているところより、むしろ…

冒頭の「ボーーン」っていう全音符が一番難しいのではないかと。ここを、ただ伸ばすのではなくて、8分の9拍子のあの流れの中で最適な長さで弾くことが一番難しいのではないかと。そう思いました。この曲の肝というのは、実は冒頭の「ボーーン」でした。

いやぁ、ベースって、難しいもんですねぇ。それではまた来週。

あ、来週は無いんですけども。

では、「Scatterbrain」ベース弾いてみた動画、よかったらご覧ください。https://youtu.be/vlG2bHfY_iA


実はやっと、バンドが再開できそうです。何に向かってどのように進もうかとか、具体的にはまだ何も決まっていなくて、でもとりあえず、今月中に久しぶりにスタジオに集まってみます。

ですのでこれからしばらく、独り黙々と「弾いてみた動画」を撮ってる場合じゃなくて、バンドの曲を練習した方がよさそうです。一応、新曲も何曲かできてはきているので、また仕上げてお披露目できる日が来れば嬉しいなぁとは思ってます。

できるかな!?期待半分、不安半分。

またご報告しますね!



2021年11月20日土曜日

家電ですから。

 こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

少し前に、自宅で使ってたベースアンプが壊れましてね、

修理しても高くつくんで、もう買い替えた方がいいわけですけれども、せっかく買い替えるならもう少し音質のいいのが欲しいなと思いまして。

あと、自宅でレコーディングする時に、オーディオインターフェースにもなるとありがたいな、というのと、

今はライブの予定は無いけれど、もし今後ライブでベース弾く機会があれば、自宅練習用だけじゃなくライブでも使えるぐらいパワーがあると、なお嬉しいよね?

しかしなるべくコンパクトで、つまみはシンプルがいいぞ。

あと、できるだけお手頃価格でお願いしまーす。と、

いざ買うとなると色々欲が出ちゃって、あれこれ探してはいたんですが、う~ん、どれも帯に短したすきに長しね…と、なかなかこれっていうものが見つからないまま過ごしておりました。

そんなある日見つけたのが

Warwickから最近新しく発売されたばかりのベースアンプヘッド、GNOME(ノーム)です。

まず小さいのよ。重さ約1kgで大きさもお弁当箱くらい。狭い部屋の中でも場所取らないし、ヘッドフォンアウトもあってもちろん自宅でも静かに練習できちゃう。USB端子もあるからパソコンにつないだり、オーディオインターフェースとしてレコーディングもいけちゃいます。そんでこんなに小さいのに、300w出力あって、もちろんライブでもガッツリ使えます。実際楽器店で試奏した時、ampegの8発のキャビにつないだんですが、めちゃくちゃパワーあって、ズシーンとお腹に響く良い低音出てたし、あと、トレブルけっこう上げた時も、そんなにトゲトゲしくないけどしっかりアタックがあるかっちょいい音になって、「お~いいじゃない。」と思わずにやけました。

しかしお高いんでしょう?ヘッド買うとなると6、7万、それ以上しちゃうのかな~…しちゃうよねぇ~…と思いきや、価格はちょうど3万円くらい。一応、3モデル出てる中で一番上位モデルのGNOME i proってやつなんですけど、思ってたよりはだいぶお安いじゃありませんか。

ということで条件全部満たしとるやないか!買うやないか!

しかし…強いて言うなら1点だけ気になる点がございます。

つまみがシンプル、これも私の求めていた条件を満たしているんですけども、


なぜに表記がカタカナと漢字よ?ゲイン、電源、信号て…

どうやらWarwick社が日本向けに出荷するにあたって、なぜかちょっと気を利かせたらしく、英語ではなく日本語で書いてくれたらしいんですけど、

あ、ぜんぜん英語で大丈夫だったんですけど…

店員さんによると、おそらく初期ロットだけとのことですが、なんだか昭和のオーディオ機器みたいな、家電感。

まぁでも、生活感溢れる我が家の部屋の片隅に、すんなりとよくなじんでいて、だんだんかわいく思えてきました。私は機材を買ったのではない、家電を買ったのだと、そう思っています。

今までのアンプに比べて格段に音が良くなったので、ベースの練習がますます楽しくなりました。あと、これからデモ録音とか、弾いてみた動画の音源録音に活躍してくれそうです。



2021年10月25日月曜日

【高難度】ルルベ奏法。

 こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

さて、前回、キャロル・キングの「Bitter With The Sweet」のベースを練習している、というお話をしたんですが、思った以上に苦戦しまして、仕上げるのにずいぶん時間がかかってしまいました。

と言うのもこのベース、これは多分、実際弾いてみた人じゃないとわからないと思うんですが、独特のニュアンスがありまして…

例えて言うならば、

”バレリーナのつま先歩き” みたいな感じ?

伝わるでしょうか…常につま先立ちなの。ルルベってやつですね。決してかかとを下ろしてズシっと体重かけません、みたいな。

トコトコ、トト…くるっトト(←回転ジャンプした)

これは、この曲でベースを弾いているチャールズ・ラーキーのプレイスタイルなんだと思いますが、重みのある低音の安定感で支えるぜ、というベースのイメージとは異なり、なんか歌のそばでふわふわっと軽やかに舞ってる感じ。でも歌の邪魔しない。目線は高く遠く、余裕の表情でドタバタ感いっさい無し。どこまでも軽く、ソフトに。

このチャールズ・ラーキーの弾き方を、わたくし勝手に「ルルべ奏法」と名付けました。そんな奏法無いんですけどね。いかにもありそうでしょう。タイトル見て「何それ聞いたことない」と思われたことでしょう(笑)

しかし弾いてみるとこれがまぁ難しいこと。

イントロからずっと細かく動き続けていて、しかも テトテトって微妙に一音一音切ってるのね。かなり繊細な指先のコントロールが必要で、なおかつリズムを乱さず、全体的な流れを滞らせないようにしないといけないっていう、とにかく高難度ですね。

でも最も難しいのは、結局理屈じゃ説明の付かないようなことなんですけど、

同じフレーズ弾いてるのに、絶妙な「ほのぼの感」が出せないのはどうしてかしら…

音は耳コピで出来る限り正確に、けっこう細かいところまで頑張って取ったと思うんですけど、音作り?空気感かなぁ?もっとこう、聴いた人が「あら、かわいい」って言っちゃうぐらい素朴でキュートな感じを出したかったんだけどなぁ。ちょっとそこまでは再現しきれませんでした。

ところでキャロル・キングと言えば、「サラブレッド」というアルバムは聴いたことがあるでしょうか?リーランド・スカラーっていうサンタクロースみたいなヒゲもじゃのおじさんがベース弾いているんですが、最近聴いたら、「むむむっ う、うまい…!」と思わずうなっちゃう素晴らしいベースでした。

ドラムもそうですけど、ベース「うまい」って一言で言っても本当に、テクニックだけではなく、色々なうまさがあるなぁと思います。さりげなくグッとくるようなベースが弾けるようになりたいものです。

それでは、「Bitter With The Sweet」のベース弾いてみた動画、よかったらご覧ください。

https://youtu.be/ysEzy7qjcLE



2021年9月26日日曜日

苦味、甘み、塩味。

 こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

私は昔からキャロル・キングの曲が大好きで、好きな曲、紹介したい曲はいっぱいあるんですが、その中で今回は、

「Bitter With The Sweet」という曲のベースを練習中なので、その曲について、あれこれ書こうと思います。

キャロル・キングっていうと、やっぱりピアノ弾き語りのイメージなので、あんまりベースが前面に出てくる曲ってないんですが、

この曲はめずらしく、ずっとリフっぽく入ってるベースが面白くて、ベースを中心に成り立ってるみたいな感じもありますよね。昔から、いつか弾いてみたいと思っていました。しかしけっこう細かく動いてるフレーズが難しいのよ。

ちなみに、この「Bitter With The Sweet」というタイトル、邦題は「喜びは悲しみの後に」なんですが、

この和訳については、ネットでどなたかも書いてたように、私も少々違和感を感じます。

スウィートとビターを、喜びと悲しみって言い換えていいのか、もしそう訳すとしても、「後に」って言っていいものか。「With」だしね、「After」じゃないもんね。

ネットでこの曲の和訳を検索していくつか見てみると、直訳ではあまりに味気ないし、皆さん自分なりに解釈を加えて意訳したりしていて、けっこう違いもあり、なるほどなぁと思います。かく言う私も、英語はあんまりよくわからないし、どう訳せば正しいかなんて、わからないです。

ただ、なんとなく私自身がこの曲から受け取るイメージとしては、

「悲しいことの後にはきっと喜びが待ってるよ」というよりは、どちらかと言うと、「苦しい中にも見方によっては喜びがあるよ」みたいなことかなぁと思うんです。常に苦楽って表裏一体で、共に存在している。なんか苦しいことが続いて落ち込むと、何にもいいことが無いように思えて、つい自暴自棄になりがちだけど、そこで物事をどう捉えるかで、自分の気持ちを立て直せることもある。

苦味の中にも、よく味わうと甘みもある、むしろ苦味のおかげで、より甘さが引き立ったりして?そんな風に、勝手に受け取ります。

あ、そういえば、歌詞の和訳ではないんですが、もう一つ違和感を感じたタイトルの話していいですか。や、これタイトルって言うのかな(笑)

この前ね、美味しいおかきを頂いたんですよ。外カリッと中サクふわで口当たり軽くて、いろんな味付けのがあって。

その中で「欧風」味ってのを食べたんですけど、欧風って皆さんどんな味をイメージされます?「欧風カレー」とか言うけど、「欧」ってヨーロッパ辺りのこと?まぁ定義はよくわからないけど、私は、バジルとか、オリーブオイルとか、ガーリックとかの風味を想像してたんです。手に取ると、何やら緑のものが練りこまれていて、どうやらこれはイタリアンなハーブの類かな?と。

ポイっと口に入れてサクサク…サク…サク、「おや?」となりました。美味しいけど、これ「欧風」か?どちらかというとファーストインプレッション思いっきり「和風」じゃね?おかきだから?いやいや、「和」のフレーバーが口いっぱい広がってるんですけども。

それで、ラベルに印字された原材料を見てみました。

「あおさのり、えび、ごま…」生地に練りこまれた緑色はア・オ・サ・ノ・リ!

これタイトル付けるなら「磯」から始まるやつじゃね?一言にまとめられないけど「磯なんとか」じゃね?

「欧風」の要素が見当たらず、なぜこれが「欧風」なのか、首をひねりながら私は、一つ、また一つと、磯の塩味を味わいました。やめられず、とまらず、ついつい食べ過ぎました。

さて、そんなわけで「Bitter With The Sweet」、一応、弾けるようになったら、ベース弾いてみた動画もアップするつもりです。練習がんばります。

またご報告しますね!



2021年9月10日金曜日

やっぱり、デカい。

 こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

今回は、スティーヴィー・ワンダーの「I Wish(回想)」という曲のベースを耳コピして弾いてみた動画を撮りまして、そのお話なんですけども、

この曲は、1976年に発売された『キー・オブ・ライフ』っていう2枚組アルバムに収録されておりまして、イントロから「ドゥンドゥンドゥンドゥン...」と繰り返される特徴的なベースラインにキーボードやホーンセクションが絶妙に絡んできて、めっちゃかっこいいですよね。

さて今回、この曲を練習するにあたって、どうしてももう一度見たくなったDVDがあったんです。その名も『メイキング・オブ・キー・オブ・ライフ』。


このDVDはテレビ番組の企画で1997年...ですから、アルバムが発表されてから20年ほど経ってから、スティーヴィー本人や、アルバムに参加したミュージシャンやエンジニアなど、作品が生み出された当時をよく知る人々が登場し、曲の解説や制作秘話を語ったり、20年ぶりに収録メンバー集結して、レコーディングスタジオで収録曲の演奏を再現したり、というドキュメンタリーです。

そんで、けっこうあるあるだと思うんですけど、久しぶりに見ようと思って探したんですが…どうやら、わし、売ったな。

しかしどうしてももう一度だけ見たくなって、中古品買い直しました!アハハ!私が昔売ったものが巡り巡ってまた私の元に帰ってきてたりしてね。おかえりなさい。

そして、あらためて見直してみた感想。

や、もう、やっぱりデカいのよ。

まずベーシストのネイザン・ワッツがデカい。あれ?ギター持ってる?と思ったらベースでしたってぐらい脳内の物差しがおかしくなる恰幅の良さです。その大きな体でいとも軽々と鳴らすベースの音の、まぁ力強いこと。グルーヴほとばしり過ぎです。

一体どうやったらそんな音になるんですか。特に後半繰り出される、グリッサンドしてきての~激しいビブラート、何ていうのかな…「バァオォ~~ゥ」「ヌィ~~ン ウィィ~ン」みたいな、猛獣の唸り声ですか、みたいなやつ。

太い指で リンゴぐらい軽く握りつぶせるくらいの握力じゃないと出せないんじゃないかと思えてきます。これらの音、弾いてみた動画で省略してる人も多いですが、私は一応、気合で全部入れてみました。しかしネイザン・ワッツのように「ちょいと軽く遊びで入れてみたぜ」感はとても無理。いかにも頑張ってる感が出ちゃってます。

あと、このアルバム、スティーヴィー26歳の時の作品なんですが、この頃、レコード会社 モータウンとの契約がいったん切れ、他のレコード会社からもアプローチを受ける中、モータウンと再契約を結ぶにあたっての、その契約金、なんと1300万ドル(当時のレートで約39億円)。それまでのレコード業界史上最高額だそうです。スケールがデカすぎて、わけがわかりません。

モータウンにとっても大きな賭けだったでしょうが、完成したこのアルバムは文句なしの傑作で、発表されると空前の大ヒットを記録し、グラミー賞の「アルバム オブ ジ イヤー」他、4部門受賞の快挙も果たしました。ビッグな契約金も充分上回る偉業をやってのけた、という感じですね。

あ、ちなみに「I Wish」のドラムはスティーヴィー本人が叩いてるってご存じでしたか?インタビューで、レコーディングで自分がドラム叩いたのになぜかクレジットされなかったとぼやいてました。実際スティーヴィーがドラム叩いているシーンもあって、うまいです。この、ハネてるのか、ハネてないのか、みたいな独特なハイハットとかね、良いところにドドッ て入ってくるバスドラとかね、なんかやっぱ、すごいですね。

このアルバムの参加ミュージシャン、皆この作品に関われたことに誇りを持っているのが伝わってきて、とにかく楽しそうに演奏していました。スティーヴィー・ワンダーの存在は、やっぱり、デカい。まさに音楽界の巨星ですね。

さて、よかったら「I Wish」のベース弾いてみた動画、見てみて下さい。

https://youtu.be/D5orfyYuKuo



2021年8月24日火曜日

日記から学ばせてもらう

 こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

またまた音楽とは関係ない話なんですが、

少し前、

2019年に91歳で亡くなった作家の田辺聖子さんが18歳の頃、終戦前後に書いていた日記が、遺族の方によって自宅から発見されたとのことで、その内容がテレビで紹介されていたのを見ました。あまりに印象的だったので、ネットで検索すると、そのことについて書かれた記事もいくつか出てきました。

日記の中からほんの少しの抜粋を見ただけで、全文は見ていないわけですけど

まずは、十代とは思えない文章に驚いちゃって。うわ、すごいな、これが、後に多くの読者を魅了する数々の文学作品を生み出す人間の文才ってものか、と。

戦争の中で目の当たりにしたあまりにも恐ろしく悲しい光景や、友達や家族との日常、自分自身の心の動きや変化などが克明に綴られた文章は、とにかく人並み外れていました。

田辺聖子さんといえば、軽妙な語り口のエッセーや、関西を舞台にした、明るいユーモアを交えた小説なんかのイメージがありますし(ごめんなさい、よく知りもしないで言っています)、ご自身の作品作りのモットーとして「深いことを軽く、面白く」とおっしゃっていたそうですが、

日記は、もっと自分の目に映ったもの、内面から湧き上がる気持ちを率直に記録していたのかなぁと思います。

ただ、同じ頃に書かれたアンネの日記もそうなんですけど、

読ませてもらっていながら、書いた本人的には他人に公開されることを望んでいたのだろうか?公開するとしても、自らが編集して、納得いく形で世に出したかったんじゃないか?できることなら、ずっと自分の中にひっそりとしまっておきたかったのではないか?と、なんだかちょっと、他人の秘密を勝手に覗き見たような罪悪感も感じます。

日記以外にも、死後ずいぶん経ってから遺族が見つけ、公開に踏み切ったというので思い浮かべるのが、向田邦子さんの恋文です。若かりし頃、誰にも打ち明けていなかった恋人に宛てた手紙を、妹さんが本にまとめて出版したものです。私、これはちょっと、読めてません。

うーん...まぁ共通して言えるのは、発見した人が、これをより多くの人に読んでもらいたいと思わせるほどの魅力があったということは、確かだと思います。長い年月を経ても、人の心に訴えかけるような力がある。実際、多くの読者が、そこから様々なことを感じ、教訓を得たり、今を生きる上での道標にしているという人もいると思います。

私が今回感動したのは、田辺さんの洞察力や文章力はもちろんのこと、やっぱり、信じていたものがグラグラ揺らいで、先の見えない混沌とした時代の中であっても、自分の進むべき道や、この先の生き方を見極めようと目を凝らしている、そんなエネルギーというのか、意志のようなものが伝わってきたからです。それは今この時代にも通じるもの、学ぶべきことがあります。

田辺さん、日記を読ませてもらって、すいません。

失礼ながら日記をきっかけに、学ばせていただきました。

これから、田辺さんがたくさんの人に読んでほしいと願って残した作品を、私も読ませてもらいます。

罪滅ぼしというわけではなくて、単純に田辺さんの作品をもっと読んでみたいと思ったんです。

音楽は、今また活動ができず、長い待ち時間に入っています。またいつか人と一緒に音楽ができる日に向けて、私自身、感性を磨いていきたい、向上心を失わずにいたい、と思います。

またご報告しますね!

2021年8月3日火曜日

誰かの気休めに

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

ヨニンミマンの新曲「奇跡」のMVが完成しました。昨日からYOU TUBEで公開しています。

今回、映像と音楽とを合わせてお届けするということで、そのイメージ、特に、質感というのかな、今まで以上にこだわりました。

こういう状況の中、メンバーと直接顔を合わせることができないまま、ほぼリモートでアレンジをまとめてレコーディングし仕上げるというのは、音の意見交換難しいこともあったし、自分自身、段取り、進め方、苦労したことや反省点も多々あります。

だけどもとにかく、映像と音楽、なんとか納得いく形で融合させて、ようやく完成させることができました。

今は、またこうして一つの作品を仕上げられたことの安堵感、達成感、そして感謝の気持ちで、なんかちょっと胸がいっぱいになっています。やっぱり自分一人の発想とか、自分だけの力ではできなかったとあらためて思っています。

そして、いったん「気が済んだ」というのか、とりあえず自分が「満足した」という感覚に浸っています。まぁでも多分これはほんの一瞬のことで、次の瞬間には、また新たな曲についてあれこれ悩んだり、葛藤したりしていることでしょう。

これから、知り合いを中心にですが、この作品を自分とかメンバー以外の人に見てもらうことになります。

どんなふうに思うかな、気に入ってくれるかな、とか、前にこのブログで書いたように、我が子を初めてのお使いに出すような気持ちで、なんとも言えない不安もちょっぴりあります。

私、何度曲を作ったって、それでむちゃくちゃバズりたいとか、すごい人に見出されて評価されたいとか、大勢の人にウケたいとか、そんなことは思いません。

ただ、めぐりめぐって、誰かの気休めになるといいな、とは思います。

それは誰かに期待してはいけないことだし、そういうの、私にいちいち言葉にして伝えてくれるとは限らないけど、誰かが、ほんのり気持ちがラクになれば、と。

ただの趣味で音楽を作っていて、そのわりにはけっこう大真面目に色々頑張ったり、それなりに産みの苦しみがあったりするわけですが、それに何の意味があるのかと問われれば、

自分が良いと思うものを作ることで「自分の気が済むから」ということ。そして私の作ったもので、誰かのちょっとした気休めになったり、

もっともっと良いものが出来たら、

それがいつか、どこかの誰かのお守りみたいになることもあるかもしれない、って。

それはずっと先で、私が死んでからかもしれないし、知り合いの知り合いのそのまた知り合いとかで、私の全然知らない人かもしれないけど。

そんなふうに信じられることがあるってことが、自分の中で大きくて意味があるんじゃないかって、最近思っています。


ヨニンミマン「奇跡」MV

https://youtu.be/zHN2QtF64tc




2021年7月7日水曜日

ペデルセンのWベース

 こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

さて、先月のブログで、ケニー・ドリュー・トリオによるJAZZアレンジの「ムーンリット・デザート(月の砂漠)」のベースを練習して”弾いてみた動画”を作るぞ!と宣言したわけですが、

あれから、けっこう…が、頑張りました…本当に…ヨロヨロ…バタッ

とにかく、大変な曲でした。

もう、参りました、としか言いようがありません。でも、ありがとうございました。という気持ちです。こんな素敵な曲を経験させてもらってありがとうございます、敬礼、です。

今回、わたくし初めて知ったのですが、この曲でベースを弾いている

ニールス=ヘニング・エルステッド・ペデルセン

ちょっと調べてみましたら、

デンマークのウッドベース奏者で、「ウッドベースという楽器の可能性を究極まで押し広げたベーシスト」と言われているようです。確かに、テクニックが超絶なだけじゃないんですよね。かなりの高音域まで縦横無尽に動き回り、ベースという楽器のイメージを超越するような旋律的なソロ、そしてその音は甘美と言うのか、秀麗と言ったらいいんでしょうか。

2005年に58歳の若さでお亡くなりになったそうですが、長きに渡ってオスカー・ピーターソン始め多くのミュージシャンと数々の名演を残し、ヨーロッパ最高のジャズ・ベーシストとも言われているようです。

耳コピして、弾いてみて、その凄さを実感しました。とんでもないな、この人。すごいね、いやぁ難しいです。ちょっとねぇ、ぜんぜん完コピには遠いです。まぁ再現しようなんて思っちゃいけませんけどね。そもそもエレキベースで弾いちゃう時点で「ふざけんな」って怒られそうですが(いちいちおびえすぎですか?)、「ンツツ」みたいな細かいゴーストノートとか、手数を省いてるところ多々あります。

速いのよ。速過ぎよ。結局のところ、100%の速度までは持っていけませんでした。結果、93%ですね。それが私にとって後半のソロのギリギリの線です。余裕無し。もう、手が、取れそうなのね(笑)

師匠にもテンポは多少落として仕上げてもいいと思う、と言って頂いてはいたんですが、しかし、逆にこれ以上テンポを落としちゃうと、それまでの4ビートのノリが失われちゃうというか、さすがに雰囲気が重たくなっちゃうんで、間を取っての落としどころが93%でした。

それで、大変失礼な話なんですが、弾いてみた動画を撮るにあたって、あらかじめ、元の音源をタイムストレッチしてテンポを落とし、それに合わせて弾いております。で、ベースが入っている辺りだけトリミングさせて頂きました。ですから、せっかくの、うっとりするほど美しいストリングスやピアノのイントロとエンディングは、ざっくりカットしちゃったので...

ぜひ、ご興味持たれた方は、あらためてオリジナルの音源を手に入れて最初から最後まで本物のを通してお聴きください。

では、ちょっとお恥ずかしいんですが、ムーンリット・デザート」のベース弾いてみた動画、このブログ内だけでリンク貼らせて頂きます。よかったらご覧下さい。


https://youtu.be/HUBV25RSjAg

最近ベースの話ばっかりになってきていて、なんかすいません。

バンド関係、また何か動きがあったら、ご報告しますね!

2021年6月17日木曜日

息を呑むほど美しい


 こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

さて、前回のブログで、ベースで苦手なジャズを練習している、というような話を書いたんですが、あれからですね、私の師匠のオススメ、といいますか、師匠が「単に私の好みだけど、特にこのアルバムは好きで…」とおっしゃったジャズのアルバムを何枚か聴きまして、

その中で、聴いた瞬間に「うわ、うわ、むっちゃくちゃカッコいい。というか、何なの、これ、もう美しいよ!」と鳥肌立ちまくりの曲があったんです。

それが、ケニー・ドリュー トリオの「ムーンリット・デザート」という曲なんですけど、

この曲名でピンと来た方、いらっしゃるでしょうか。これ、ある日本の名曲を、ジャズバージョンにアレンジしてるものなんですね。

そう、「月の砂漠」です。「♪つ~きの~ さば~くを~」です。このアレンジがすごいのよ。

まずケニー・ドリューさんのピアノが素晴らしいのはもちろんなんですが、さらさらさら~っと入っているストリングスがまた、静かな月夜の砂漠の情景を浮かび上がらせるようで、なんとも幻想的。4ビートのベースは、ほぉ、そこを通るんですね、みたいなひねりを効かせつつアウトし過ぎず、みたいな絶妙なベースライン。途中、高音弦でベースがメロディを弾いているところもあり、これがまた激シブです。

これは久々に息を呑むほど美しい一曲です。あ、なんか「気絶するほど悩ましい」by Charみたいになっちゃいました。

そして私は思いました。曲全体の5:48のうち、ベースが入っている3分弱、時間かければ、なんとか弾けるようにならないかな?と。

ウッドベースの独特のニュアンスは出ないでしょうし、再現をするということは不可能でも、自分なりにこの曲でベースに挑んでみようかと。

こうなったら、やるしかないでしょう!耳コピするしかないでしょうが!ピシッ ピシッ(←自分にムチ打った)

難しいのは重々承知。後半うねるようなベースソロもあって、まぁヤバイんですけど、

もし、なんとか弾けるようになったら、

コソコソ…このブログの中だけで、弾いてみた動画、限定公開します…コソコソ…

(一般公開はしない。だってジャズ好きから「ジャズなめんなよ」とか「違うぞ」とか言われて炎上しそうで怖いもん)

まぁとにかく、またご報告しますね!





2021年5月25日火曜日

Jazz Is A Spirit

 こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

最近ね、思い切ってやめてみたことがあります。

「ながらスマホ」ですね。今までは、これにけっこうな時間費やしてたんですよ。もう、いい加減、やめました。

きっかけはというと…

ある日、ツイッターで久々にバンドのアカウントでログインして、ライブハウスからの未読のメッセージなんかが溜まってないかチェックしたんですが、その後自分のアカウントに切り替えてログインし直そうと思ったら、何故かロックがかかっちゃって、ログインできなくなっちゃったんです。

時間を置いて何度試みても「しばらく経ってからお試し下さい」の一点張りで「なんだよっ」ってカッと腹立てて、しばらくぼんやりして…めんどくさくなっちゃってねぇ。

それで、フと立ち止まって考えてみたんですけど、

ちょっと私、依存症とまでは言わないけれど、スマホ見過ぎかなって。スマホは、そりゃ便利ですよ。でも、特にSNSとYou Tube。目的も無く長時間ダラダラ見て、時には見たくもなかったものまで見ちゃって無駄に気分を害したり、落ち込んだり。私にとって本当に必要な情報だけではない、あまりに、玉石混合の情報過多。(ちなみに既にそんなようなことをテーマに作った「ロスト」って曲とか「オーバーロード」って曲があるんですけどね。)

とにかく、スマホ見る時間を、ついつい後回しにしちゃってる色んなことにまわしたら、もうちょっと有意義に過ごせるんじゃないの?なんて思いまして。

まず、もう枕元にスマホを置かないことにしました。寝ながらスマホは体にも負担かかるし、寝付きも悪くなりますからね。スマホのアラームを使うのもやめて、安い目覚まし時計を買って置きました。意外と時刻も見やすいし、温度湿度計も付いていてとっても良いです。

そしてスマホから、ツイッターとfacebookとYou Tubeのアプリをアンインストールしたら、なんとなく気分がスッキリしました。

あ、ツイッターとか、完全にやめるわけではないですよ。SNSで何かを発信したい時はパソコンでログインすれば大丈夫だし、You Tubeだって、見たい動画がある時にはスマホの小さい画面で見てるより、パソコンで見た方が断然見やすいでしょう?(←自分で自分に言っています。他人に強制するつもりはありません。)

しかしね、こんなところでこうやってわざわざ宣言してるのは、やっぱりまだ気が付くとスマホに手を伸ばそうとプルプルしてる自分がいるからなんですよ。こびり付いた癖ってのは怖いよ。

さて、長い長い余談になりましたが、そろそろ音楽の話をしますと、

今、バンドの方は、自分からは動かずじっと待つということに徹していまして、元来せっかちで悠々と待つのが苦手な私にとっては、ある意味修業です。だけどとにかく、焦って手っ取り早い方法に走ったり、沈黙に耐えられず過度に気を揉む癖もそろそろ直して大人の階段登らないといけないんで、ここは黙って耐えることとします。押忍。

苦手な事と言えばもう一つ、

今、ベースのレッスンでスウィングジャズの4ビートの課題に取り組んでいるんですが、

ジャズって聴くのは好きなんだけど、自分がやろうとすると「なんか違うよ」みたいな雰囲気になっちゃうのよねぇ。どうしても苦手意識が払拭できなくて…

そりゃジャズの演奏経験があまりにも浅いんで、一朝一夕にどうにかしようと思うのはおこがましいとは思うんですが、にしてもね、苦手意識ですね。

なぜ自分がジャズをやることに、これほどハードルが上がってしまったのだろうと、色々と思い起こしてみるんですけど、

高校生の時、一時期だけ通ったエレクトーンのオプションレッスンで、即興演奏でジャズを弾いた後、ジャズがとても得意な先生に「うん、君はジャズがわかってないね。」とバッサリ言われたことがあったな。ガーン(←当時の私)

それと20代の頃、ジャズっていいな→もっと知りたいな、できるようになりたいな→で、ちょっとだけジャズバーに通ったことがあったんですが、飛び入りでセッションした時にドラム叩いたら「ジャズはそんな風にぶっ叩くもんじゃないんだよ!まずはエルヴィン・ジョーンズを聴いて勉強しな!」と一喝され、心が折れたことがありました。また「ロックやポップスなんかやってたって、音楽を突き詰めて行けば演奏家はいずれは皆ジャズに行き着くのさ」的な、ちょっと排他的な?ジャズ至上主義な雰囲気もあって、それで何だか嫌になって行かなくなっちゃったんですね。

でも、ジャズは嫌いじゃないんです。ジャズって言っても色々あるけどさ。

ハービー・ハンコックとか、ダイアン・リーヴス、テリ・リン・キャリントン見たさにライブにも何度も行ったし、いわゆるジャズの名曲として知られる曲で、大好きな曲もあります。

ねぇ、ジャズをやるってことに苦手意識を払拭するカギは何なの?そもそもジャズって何なんだい!

私の心の師匠、ジャズドラマーのテリ・リン・キャリントンに教えを乞いたい気分になって、テリ・リン・キャリントンのCDを引っ張り出して来たら、そのタイトルは、

「Jazz Is A Spirit」でした。

深すぎます。

そもそも教えてもらってその通りにやるものじゃないのかもしれない。

皆の中に、その人それぞれのジャズがあって、それを言いたいだけで、

正しいとか間違ってるとか、わかってるとかわかってないとか、気にするの野暮なのかな。

それよりも、自分が「これ好き」と思うジャズの曲をとにかくやってみて、その中で何かを感じ、掴むものがあるのかもしれません。結局経験が浅いのか?

今、ベースの先生の大好きなアルバムと教えていただいた、カーティス・フラーの「ブルースエット」を聴きながらこのブログを書いています。難しいことはわかりませんが、ゆかしく心地良い音に癒され励まされて、ちょっとやってみようかなという気になっています。

また何かあったら報告しますね!


2021年4月10日土曜日

ファンキーの限りを尽くして

 こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

さぁ本日も、毎度おなじみ

「このご時世、バンド活動はあんまり思いっきりはできないけれど、とりあえず独りでできることを粛々とやるんだもん」のコーナーです。

(初めて言いましたけど)

ということで、またまた弾いてみた動画を1本アップしました。

今回は、ギタリスト トモ藤田さんのオリジナル曲「Just Funky」という曲の、ギター以外(ドラム・ベース・キーボード)に挑戦しております。

まず、この曲に取り組もうと思ったきっかけはですね、

家で夫が、ギター教則本(バークリー音楽大学 ギター科助教授)トモ藤田著『ソロ・ギターでうまくなる!基礎力向上のための独奏エチュード』をずっと練習していて、横で聴いていたらすごくかっこいいギターだなぁと思って興味を持ったんです。

この本では、トモ藤田さんのオリジナル曲やカバー曲、計9曲がエレキギター用の独奏練習曲として取り上げられています。

例えば、ソウルフルにアレンジされた「きらきら星」とか、シャッフル・ビートのブルース、ジャズのコード進行のスウィング・ブルース、カントリー・ブルース等々、どれもキュッと短くまとめられながら、色んな要素が凝縮されていて、ピロピロピロ~みたいな速弾きとかは無いけども、それでも相当な難易度でして、なるほどガッツリ勉強になりそうです。










中でも、「Just Funky」は、”超難曲”というだけあって、複雑で細かいカッティングの連続で、これをリズム感とスピード感、キレ、ファンキーなグルーヴ感を出しつつ弾き切るのは至難の業です。夫も毎日コツコツこの難曲に挑んでいますが、テンポを上げると所々かなりキツイと言っていました。

それにしても聴けば聴くほどカッコいい曲なんで「Just Funky」とYOU TUBEで検索してみましたら、この曲でトモ藤田さんご本人が色んな方とセッションしている映像がいくつも出てきました。

トモ藤田さんにとってこの曲は「名刺代わりのような曲」と書いてある通り、この曲を通して色んな方と楽しくコミュニケーションを取ってるという感じですね。

ある時はジョン・ブラックウェルさんがドラムで、ニック・ウェストさんがベース弾いてたり、ウィル・リーさんがベース弾いてたり、編成も展開も様々なパターンがあって、ギターがもう一本入ってる時もあれば、キーボードが入ってる時もあり、もちろん毎回すんごいソロまわしがあったりして、その時のメンバーによっても違った雰囲気が出ているし、どれも見ていてワクワクします。

この曲でバンドアンサンブルができたらめちゃくちゃ楽しいだろうな。

ということで、いいこと考えたーっと。

ソロギター音源に合わせて、ギター以外を全部やって勝手にバンドアンサンブル気分を味わっちゃいましょう。

この本には模範演奏のCDが付属されていまして、トモ藤田さんご本人がシンプルにギターのみを弾いている音源が収録されています。メトロノームも入っていない、ギターのみの演奏音源です。

まずこのギター音源をパソコンの音楽編集ソフトに読み込みまして、そこに打ち込みでドラムを重ねました。

もともとクリックに合わせずフリーテンポで弾いている音源なので、テンポは多少揺れがあって一定ではないんですね。ですので、地道にテンポトラックで細かくテンポの設定を変えて、ドラムパートを打ち込みました。





けっこうめんどくさい作業を苦労してやったんですけどね、出来上がった打ち込みのドラムを聴いてみると、やっぱりちょっとキレイ過ぎるっていうのかなぁ。もうちょっとこう…ガシャガシャ感が欲しいっていうか、特にシンバル類がお互い共鳴し合ってシャラーっみたいな感じが欲しいなと思って…

結局、自分で叩いちゃおうか!って。

それで、一人でスタジオに入って、演奏の動画撮影も兼ねて、カメラ1台の内蔵マイクでふわっと録音しました。

で、ソロギターにそのドラムの音を重ねたものに、次はベースをレコーディングして重ね、さらにキーボードを重ね、ミックスして、バンドアンサンブルの音源が完成しました。

それぞれの楽器を入れる時、色んな方のセッションは参考にはしたんですが、あまりマネし過ぎないように心がけて、基本的には、本当にセッションさせて頂いている気持ちで、私ならこう弾く、こう叩く、というのを大切にじっくり考えました。

とにかく、曲自体めちゃめちゃファンキーなんで、今私ができるあらん限りのファンキーっぷりで、ファンキーの限りを尽くそうと。

ただし、出るところは出て、一歩引くところは引いて、という押し引きを気を付けながらまとめないと。中盤のキーボードソロを入れた3コードみたいなところも、抑揚付けながらも、ギターのおいしいカッティングフレーズは聞こえるようにしたいし、盛り過ぎないように、みたいな、これまた難しかったけどすごく勉強になりました。

ま、「ファンキーの限りを尽くして」とか言ってるわりに、客観的に見るとちょっと置きにいっちゃった感もあり…まだまだ修業が足りんぞという感じですが、でも楽しかったです!

ギターの教則本の模範演奏音源だけ拝借して自分はギターを弾かないという、トモ藤田さんご本人やリットーミュージックの方に見つかって怒られないか若干心配です。先にお詫び申し上げます。ギター弾かなくてゴメンナサイ。

では、今のところ見た方からあまりリアクションも無く、炎上したりしてないし、削除しなさいとか来てないので、「Just Funky」ギター以外を弾いてみた動画、よろしければご覧ください。

https://youtu.be/WqO04aIci0A



2021年3月11日木曜日

フラッシュザウルス

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

あぁ今、こうやって色々あってもなんだかんだ生きていて、日々の生活が送れてるってことだけでも、感謝すべきこと。それは確かなことで、わかってはいても、

贅沢言わせてもらうとしたら、

早く普通にバンド活動したいなぁ。ヨニンミマンでレコーディングしたい曲もあるし、ライブにだって出かけたいけど、まだもうちょっと先かな...

って言ってるうちに意外と、夜明けは近いのかな。まぁ、とりあえず元気出していきましょう。音楽は常にそばにあるのですから。


ということで久しぶりに、ベース弾いてみた動画を撮ってアップしました。
不思議ね…弾いてみた動画って、いつも自分の実力不足を痛感して「いや恥ずかしいわっ。すいません、もう二度とやりません。」って誓うんだけど(笑)、やっぱりグッとくるベースの曲に触れると、ほらこのベースどう?って、手を伸ばして皆の目の前に差し出したくなっちゃう。頼まれてもいないのにさ、悪いクセです。あと、動画撮ることを目標に、ちゃんと弾けるようになるまで練習してみようかなって、自分の中でじわじわモチベーションになるんですね。

今回は、昔からずっと大好きな曲で、ジョン・レノンの「Watching the wheels」っていう曲を選びました。一見シンプルで、ちょっとゆるい雰囲気が漂っているけど、聴けば聴くほど、いやぁ、すごいよ、こんなフレーズ付けれないよ。このベースライン、やっぱすごいですよね。

調べてみると、このベース弾いてるの、トニー・レヴィンさんでした!トニー・レヴィンさんって、キング・クリムゾンの人ですよね。「チャップマン・スティック」という、もはやネック部分しかないんですけども?っていうちょっと奇天烈な楽器を抱えてる、とにかくプログレの人ってイメージだったけど、こういうベースも弾くんですね。
同曲のドラムのアンディー・ニューマークさんについても、何年か前にこのブログで書いたんですけど、そっかー、そうだよね、ただ手数少ないだけじゃないんだ。ものすごいテクニックある人が、楽曲を解釈してとことんそぎ落としていった結果なのかー。

で、練習してみますと、これが想像以上に難しい。非常にゆっくりとしたテンポの曲なんですけど、だからといってラクにはいきません。このリズム感、そしてタイム感...

これって、一つ思い出したんですけど、

「関口宏の東京フレンドパーク」って番組あったでしょ?ゲストがけっこう激しく体動かす系の色んなアトラクションに挑戦して、ホンジャマカとハイパーホッケーやって、最後ダーツやって「パ・ジェ・ロ!パ・ジェ・ロ!」って観客がご唱和する番組。(ぜんぜん説明しきれてないと思うけど)
その中で「フラッシュザウルス」っていうアトラクションがあったんです。
レーンの上をテレレレレ…って光が流れてきて、その光が足跡マークの枠の中を通過する瞬間、ちょっと高い台からタイミング見計らってジャンプして、ちょうどその光の上にピョコンって着地できたら成功っていう。
あの感覚ですよね。えっ 伝わってない!?
いや、あれってスピードが「超低速」「低速」「中速」「高速」「超高速」と5段階あるんですけど、もちろん「超高速」も難しいけど、意外と「超低速」や「低速」も難しいよってことなんですよ。
フラッシュザウルスの参考動画、ちょうどいいのがありました。意外と最近のがあったな。
↓↓↓

あ、「東京フレンドパーク」自体を懐かしがってるアナタ、あくまで「Watching the wheels」のベースがいかに難しいかお伝えする為の例え話なんですよ。
つまり、この曲ね、ちょっと高いフレットからスライドで下降してきて、次の小節の頭に、ホントのジャストのタイミングで、低いCに戻ってくる、みたいな、このテンポの中で、いかに走らずに、重くならずに、ピッタリ合わせて弾けるかが意外と難易度高いと思ったんです。
なんていうか、ベテランのバッターがたっぷり球を引き付けて軽く打ち返します、みたいな。

…うっかり比喩をもう1つ追加しちゃったよ!!

タイトルにまで「フラッシュザウルス」って付けておきながら、フラッシュザウルス1本で最後まで押せず、不安になって別の例えも出しちゃうっていう...
こんな私は、まだまだ「Watching the wheels」のような無駄の無い珠玉のベースラインを生み出すことはできないでしょう。
今後も修行を積んでまいります。

それでは、よろしければご覧下さい。






2021年2月4日木曜日

ようやく実現しました。

 こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

えっと、これって多分、いわゆる「寛解」状態っていうんですかね。先月、約半年ぶりに撮ったCTの結果が出て、「胸骨の状態落ち着いてますね、他の場所にも特に異常無さそうですね」ってことで、今まで4週間に一回だった痛い痛い注射が、3ヶ月に一度でOKになりました。

あ、前に進んだー。双六で2、3マス、久しぶりにトトトンと進んだ気分です。

まだまだゴールとは言わないけど、とりあえず諸々治まってるから、しばらく安心しなよ、しばらくってどの位かわかんないけどね、みたいな感じなの?違う?(笑)

毎回毎回ブロークンMy胸骨がどうとか、なんだか持病話ばっかりして申し訳ないですけど、

さて「寛解」ってやつをいかに生きるか…なんてことを考える今日この頃です。

完全に勝った気になって調子に乗ってると、また忘れた頃に「おーい、忘れんなよ、まだだよ」ってすぐさま痛みに呼び戻されそうな気がするし、やっぱりまだどこかで甘く見てはいけない、油断せず大人しくしとかなきゃ、という気持ちはあります。

とは言え、疑心暗鬼になってたってしょうがないじゃないか、人生一度キリでしょ。むしろ今こそ、好きなことを、これが最後と思ってやれるうちにやっておかないと、またいずれ出来なくなったら後悔するぞ、先延ばしにしてる暇は無いぞ、とも思えてくる。(ちょっと生き急いでます?)

とにかくこのバランスが、けっこう難しいのです。脳内で綱引き大会。

日が経ってからのご報告になりましたが、

1月に、ソウシツでライブに出ました。出演については去年の秋頃に決まった話でして、その前からずっと、メンバーと一緒に新曲をまとめ、既存曲は練り直しライブに備えつつ、コロナにまつわる世の中の状況を、心配しながら祈るような気持ちで見ていました。

しかしライブの日が近づいても状況は明るくなるどころか、嫌なタイミングで再び緊急なんちゃらも発令されまして、どんより暗いムードの中、どうやらまたもや開催中止かなと半ば諦めてましたが...(夏にも、一本出演予定だったライブが中止になりましたからね)

今回は、イベント主催の方の最終判断で、時間前倒しで基本的には予定通り「開催」という決定通知が来まして、

本来なら、もっとたくさんの人に、早くから「ライブやるよー!来てねー!」って大声で宣伝したかったです。だけど正直、それはできないような、複雑な心境でした。やっぱり対策色々講じてもなお、この状況下でライブイベントに出るということは、周りから過剰に心配されちゃうこともありますから。

別に法律に違反してるわけではないんだから、堂々としてればいいのかもしれませんが、やっぱり周りの人の声を全く無視ということは難しいものです。私自身、出るべきか、やめるべきか、ギリギリまで迷いました。

でも実際、直前で私が出演辞退すると、本当に忙しい中この日の為に準備してきたメンバーにも色々と迷惑をかけてしまう。しかもこれを逃すと、また当分の間ライブができないんじゃないか...

ということで結局、悩んだ末、本番の25分間思い切って演奏させてもらうことに。

そして迎えた当日の朝、

私は左奥の歯茎の痛みにうなされ、目を覚ましました。鏡の前でアーと口を開けて見ると、プックリと歯茎の一部が赤紫色に腫れています。今のところ体調も悪くない。熱も無い。しかし何なんですかこの不気味な痛みは?これがもし、免疫力が弱ってることで何かしらが暴れだしそうな状態だとすると、うっかりこじらせると高熱でも出しかねない。そうなったら、ヤ、バ、イ、ぞ!

しかしライブの時間は刻々と近づいてきます。私はできる限り、リハと出番前後以外は家にいて体力温存し、会場にいる間も、他の出演者のステージを客席に出て見ることもせず、一人楽屋でじーっと座りモニターを眺めていました。本当にごめんなさい。

どうにか熱も上がることなく、痛みに耐えつつ無事に本番を終え、慌ただしくお先に失礼させて頂き、帰って市販の塗り薬を付けてすぐに寝ました。そしたら翌日にはすっかり歯茎の痛みがひいていたのです。オーMy歯茎!何だったんだい!

再始動したソウシツの、これが初ライブでした。ほろ苦いな(笑)

でもね、ライブ本番、それから本番終了後の楽屋でも少しカメラを回していたのですが、その動画を見てみたら、まず本番終わった直後の二人の表情が本当に良くて、ライブが実現したことにあらためて感謝の気持ちがわいてきました。私この二人とバンドできてよかったよ。


新曲も含めて計5曲、曲調は様々でもソウシツらしさが出ていて、お客さんにも好評だったみたい。ドラムも久々のライブにしてはまずまず落ち着いてできたかなーと。

演奏の動画を少しずつかいつまんで、ダイジェストにまとめましたので、どうぞご覧下さい。https://youtu.be/gcQMG2BFn0E


とにかく、念願かなってようやく実現しました。ありがとうございました。

今後の活動はどんな感じになるか未定ですけど、先日さっそく、タマキさんから新曲のデモが送られてきました。クリエイティブで素晴らしい。

長々とすいません。

またご報告しますね。



2021年1月20日水曜日

受け取りました。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

音楽と関係ない話、していいですか。

ちなみに、それってただの思い込みだよねって話なんですけど、していいですか。

じゃあします(笑)

今年に入って半月ちょっと、けっこうドカンドカン、ズシンズシンって、心労が重なりまして、

一つ一つは些細なことで誰のせいにもできないような事なんですけど、いちいちタイミング悪く、解消されないまま、また立て続けに、あれよあれよと、テトリスのブロックが頭上まで積み上がっちゃって、どうにもこう着状態になりまして、

本当にずっと苦しかったんです。体にもビシバシとダメージが来ていまして、かなり弱っていました。

気分転換に無理やり部屋を整理整頓して、断捨離で心のお掃除するぞと思って頑張っていたんですけど、不要な物がごちゃごちゃと詰まってた棚2つ捨ててもなかなかスッキリとはいかず、

と言いつつもご飯が食べれない程ではないので、ほぼ毎日、食材の買い出しに行き、献立を考え、料理したものを食べ、家族にも食べてもらうことで、なんとか自分を保っていたような状態でした。

そんなある日、何気なく新聞を開いたら、向田邦子さん没後40年の特別展覧会についての記事が載っていました。へぇ、向田邦子さんってあまりよく知らないけど、あの綺麗な人で、ホームドラマの脚本家でしょ?ぐらいの浅い知識で記事を読んでみたら、私の好きな角田光代さんがコメントを寄せていて、「エッセイに関して向田さんから教わったものが一番大きい」とおっしゃっていました。

それで、あ、向田さんってエッセイも書くのかーと、なんとなく興味を持ちまして、ついでに寄った本屋さんで『向田邦子ベスト・エッセイ』というのを一冊買ってみました。

家に帰って、さっそく「父の詫び状」というのから読んでみたら、その文章に、もう一瞬で惚れ込んじゃって。

口から思わず飛び出た言葉が「えっすごい…か、かっこいいんですけど…」でした。

しかも、かっこよく書いたろか感がないんです。本人、ぜんぜんかっこつけてないの。等身大の私がここに居て、あなたと同じような決して格別じゃない私が日常の中で書いてますよ感。それでもやっぱり、向田邦子は格別なんだと、そりゃあ色んな作家も向田邦子は格別だと言うわ、と。すんなり納得させられちゃったというか。

幼い頃の印象的な出来事、旅の中で見た景色、料理の味、私ってこういうところがあるの的なこととか、微妙な心境、人々の表情、それがどんなのか伝える言いまわし、うますぎ。改行とかまで、センスありすぎ。

着飾ってないのに美しいなんて最強じゃないですか。

1981年、51歳の時に飛行機事故で急逝して、ですからもし今も生きていれば91歳になるんですけど、不思議なことに、ぜんぜん昔の人の話って感じがしない。エッセイの中でも、戦時中の話とかけっこう出てくるんですけど、私が経験していない、知らない時代の話じゃないみたいに、すぐそこにあるんです。まるで今まさに、同じ場面をそばで見ているようです。なんかわかるわ~…ってなっちゃうの。

そんなことを、ついさっきまで酷く落ち込んでいたのも忘れ、テンション上がって母に話したところ、おぉっと驚いた顔をして、

「昔、父親が向田邦子作品大好きやったんやわ。へぇ、こういうところで共感があるとは、なんか嬉しいわぁ。」と言われました。

その時に私は、おじいちゃんが私のことをすごく理解してくれて、その上で「そろそろ元気だせ」と言ってくれた気がしました。

鹿児島のおじいちゃんは遠かったのもあって生前あまり話したこともなく、本を読む人だとも知らなかった。

だけどもしかしたら、もう亡くなった方とか、会ったことのない遠いご先祖様から、何かしら励ましのメッセージを受け取ることって実際にあるのかもしれない、なんて思えてきて、そしたら、だいぶ心身ともに持ち直したんです。

まぁテトリスのブロックはいつ思わぬところからガガーっとせり上がってくるかわからないんで、(あ、あんまりうまくもない例えでした?)またいつイジイジ・クヨクヨモードに逆戻りするかわからないですけど、

とにかく、私は受け取りました。受け取って、元気出ました。

こんな話に共感してくれる人は、どこかにいるんでしょうかねぇ。

2021年1月1日金曜日

修理したり新しくしたりして生きていく

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

新しい年、始まりました2021年。

昨年はえらいことになっていたMy胸骨もなんとか順調に回復し、痛みもぶり返さすことなく元気に過ごせています。まだ今後も治療は続くのですが、日常生活まったく支障がありません。一時は重いものを持つこともままならなかったのですが、今ではすっかり楽器も問題なく弾けています。ご心配おかけしましたが私は、音楽に無事戻ってくることができました。ありがたいことです。

音楽をやっている友人・知人が、病気や怪我をして楽器の演奏が難しくなったとかいう話を聞くと、心がギューっと痛みます。どうか好きな楽器を自由に弾ける日が一日でも早く来ますようにと、祈ることしかできません。

昨今の世の中の状況もあって切に思うのですが、

好きなことをずっと続けられること、離れてしまったとしても、またいつか戻ってこられること、ただただ願うばかりです。私の故障した胸骨も修理して大丈夫になったんだもの。きっと大丈夫。

そういえば昨年は、我が家のあちこち、家電やら機材もやたらと壊れて修理したり買い替えたりしたなぁと思います。

エアコン、床、PC用スピーカー、キーボード、パソコン…

ちょっとぉ、もぉ…けっこうかかりましたでぇ…

特にパソコンは年末にお亡くなりになられましてね、大急ぎで色々考えて新しいのを購入し、やっとこさっとこ今日、イラレとか、動画編集とか、使うソフト全般のセットアップが済んだところです。

ちなみに今回パソコン買い替えの勢いに乗じて、思い切ってCubase11も購入して入れました。これでデモ音源の制作とか、DTMますます便利になるんじゃない?またこのツールを活用しつつ、新しいものを生み出していく所存です。

結局人間、壊れたら修理し、修理できないものは思い切って捨て、新しく取り換え、そうやって生きていくのです。その中で、さらに良くなるものもある。それが生きるってもんじゃないですか。なんつって、無理やりタイトルのようにまとめようとしてみました。

さて、今年の音楽活動の抱負ですが、そうですね、

ギターボーカルのヨニンミマンは、新曲けっこう出来てはいるので、メンバーと仕上げて何らかの形でお披露目したいですね。

ベースはバンドが無いですが、まじめにレッスンには通い続けて、修行を積んでいうるちに、何か面白いことがあれば飛び込んでみようと思います。

ドラムは、ソウシツというバンドでとにかく曲を生かすいいドラムを叩くことに専念します。昨年中にシンバル類も充実させて、セットも本当に理想のものになっているので、あとは腕を磨くだけかな。

普段なかなかお会いできない方々に向けては、このブログも大事な、音楽的な近況報告の場になっていますので、なるべく何か活動したらすぐに文章にしてご報告をと思っています。

今年もよろしくお願いします。

ちなみにTwitter、facebook、Youtubeからこちらのブログに来られた方が多いかなとは思いますが、いろいろ貼っておきますので、よければチャンネル登録、フォローなどしていただければと思います。また色々とお知らせしますね。

youtubeチャンネル

twitter