こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
昨日、新曲を1曲完成させました。
あ、今回カナーンドッグの曲ではなくて、ヨニンミマンの方の曲なんですけど、
「歩いて帰ろうか」という曲です。
実は少し前に、けっこう大変な災難に遭遇しまして、精神的にもダメージを受けていたんですが、
それでも不幸中の幸いってのもありまして、
そんなこんなを思って、書き上げた一曲です。
生きていく中での良い事悪い事、とにかく私の心の中に本当に生まれたことを元に、大小様々なインスピレーションを栄養にして、それで曲を育ててアウトプットする、そういう作風です。
つまりまったくの絵空事ではない、ある程度実体験に基づいた曲を作っております。そういう曲しかありません。
だけど日記のようでは趣がない。自分の意見を前面に押し出すと説教くさくなる。
しかし考えが無さ過ぎても心に留まらない。あまりに意味不明だと感情移入できない。
そしてなるべく愚痴っぽくしたくない。
めちゃくちゃ明るくなくていいけど、どっか救いが無いと、と思ってます。
詩は自由だけど、言葉として、響きが大事です。メロディとの相性も大事です。
えらそーに言いましたが、あくまで自分が作るときのモットーです。
これを念頭に、推敲に推敲を重ねます。
本当に言いたいことか?言い過ぎてないか?もっと口に出した時に、メロディと合わさった時に、キレイに流れるようにならないか?
一フレーズ浮かべば、夜中でも起き出してきて書きます。一日中悩んでることもあります。
一通りできた、と思っても、けっこう直しを入れます。サビ一回、ざっくりカットすることもあります。
それで、とにかく書き上げました。
歌詞とメロディが整ってくると、だいたいのアレンジの構想も徐々にできてきます。
コードもだんだんはっきりしてきます。例えばFなのかDmなのか、だんだんわかってきます。
それで、一気にデモを録ります。
装飾的なギターはケイスケに任すので、バッキングのギター、なんとなくのベースを弾いて入れます。今回は、ドラムはパソコンで打ち込みました。けっこうゴーストノートとか入れたり、強弱とかもい入れると、わりと生っぽい感じで作れました。ちょっと聴いただけでは普通に私が生ドラム叩いてるのとあんまり変わんないです。多少時間はかかるけど、スタジオに行かずして自宅でここまでデモのドラムでニュアンスが出せると、曲の雰囲気が伝わりやすいです。
そのうちバンドでやってみたいな。それぞれのメンバーが、もっとよくしてくれるはずです。
災難にあって、それをきっかけに一曲新たに生む。
ただでは転ばないのです。