2016年5月17日火曜日

テクノを少々たしなんでおります。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

先日このブログで、我が家のパソコンに音楽制作ソフトを導入したって話をしたんですけども、
それを使って、打ち込みならではのちょっとピコピコした感じのコンピューターミュージック的なのを作っちゃおうと思い立ちました。
それでやりはじめたら最初は難しかったんですが、そのうちハマってきちゃって、ついつい長時間パソコンにかじりついておりました。

や、実は学生時代エレクトーンやってた時なんかは、ドラムの打ち込みも大好きで、けっこうリズムシーケンスとか凝ったやつ組んで、音色もエディットして変な効果音みたいのとか作って、ディレイとかかけて、それを使ってテクノの曲とかよく作ってたんですよね。
まぁ、その曲を当時のエレクトーンの先生に聞かせたら、ほんのり困惑の表情で
「うん・・・えっと、そっか・・・これは・・・ひとみちゃんの感性なんだろうねぇ。。。」と、若干、あら?この子頭おかしいのかな?と思われた感はありました。

今回、初めてDTMソフトを使っての打ち込み練習曲として作ったんですが、あわよくばカナーンドッグのSE(出ばやしみたいなもんですね)として使っちゃおうかな、と目論んでたので、1分くらいの短い曲にまとめることにしました。
一応、ソフトを入れた時に、クズヤさんから軽く使い方の手ほどきをいただいたものの、やっぱり最初はわけがわからなくて、ぜんぜん思うように動いてくれず、遅々として進まなくてイラついてたんですが、なんとなく操作がわかってきてからはおもしろくなってきちゃって、気分転換にちょっと作り、また時間が空いたらちょっと作り、と、少しずつ少しずつトラックを増やして、じわじわと曲を作り込んできました。

テクノの曲作りはね、とにかくちょっとずつ音を足していくってのが醍醐味なんですよね。
最初はごく少数の音で始まって、そこに一つ、また一つと音が加わって、最後はラヴェルの『ボレロ』のようにたくさんの音がオーケストラになって重なって、みたいな足してく感じが楽しいんですよ。

さて、あらためて出来上がったものを聴いたら、あまりにもピコピコしてて、この後にカナーンドッグの曲が始まるイメージがまったく浮かびません。残念ながらSEとしてはボツです。

だけど、ちょっとまたテクノ作りに目覚めちゃったなぁ。
もちろん、カナーンドッグとかバンドの活動が主なんですけど、
「休日は、趣味でテクノを少々たしなんでおります。」
みたいなノリで今後も暇があればテクノの曲を作り足して、しれっとテクノアルバムでも作って、ジョギングの時にでも聴きながら走ろっかなーと思ってます。うしし・・・

では、そんなわけで、記念すべきパソコンの打ち込みだけで作った初の楽曲。
「モノクローム」という曲です。よろしければ試聴どうぞ。

https://youtu.be/iAqkB_bvxSs

2016年5月12日木曜日

ひたすらTシャツの話ですけど。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

最近、またTシャツ作りに明け暮れております。

あ、あのいつも物販に並べてるカナーンドッグTシャツではなくて、違うバンドのなんですが、
カホンで参加している「アカラ マカニ」ってハワイアンのバンドがあって、今月末にイベントに出るもので、その為のTシャツなんですよ。
ハワイアンの方々って、だいたい皆さんお揃いのアロハシャツを着ているんですが、アロハってけっこうなお値段するみたいで、手頃な値段のTシャツで揃えようということになりまして、私にバンドロゴのデザインからTシャツの制作までやってほしいとの依頼が舞い込んだわけです。

ちなみにデザインに関する要望としては、
「パイナップル・ギター・ベース・ウクレレ・カホンの柄を入れてほしい」ということと、
「Tシャツ前面だけではなくて、側面にも柄を入れてほしい」
ということだったので、それを踏まえて、色々悩みつつもデザインを練り、型紙を彫りました。

 
一応、「アカラ マカニ」っていうのが、ハワイ語で「太陽と風」っていう意味らしいので、
リクエストのあったパイナップルを太陽に見立てて、そこを風が吹き抜けているようなイメージにしてあります。色は老若男女着れるように紺色地に白い柄ということになりました。
 
 
こちらは脇腹のあたりに入れる楽器隊。ストラトとかジャズベとか、実際に演奏する楽器の形に忠実にしてあります。ちょっとネックとか細かいとこは版画っぽいタッチにデフォルメしましたが。
 
さてさて、いよいよこの型紙をTシャツに当てて1枚1枚、布用絵具で柄を手染めしていきます。
 
まずは刷毛で隈なくパッティング。
 
 
そ~~っと型紙をはがします。けっこう柄が細かいので、型紙が絵具にくっ付いて「ベリッ」といっちゃわないように、慎重に、慎重に。
 
 
前面の柄が完全に乾いたら、側面も同様に染めていきます。こちらもネックの辺りが首の皮一枚状態なので、かなり緊張感あります。

 
ステンシルの型紙を彫る場合、染めずに残したいところを型紙の余白のどこかにつなげておかないと、模様が完全にスコンっと抜け落ちてしまうので、(意味わかるかな?)
例えばOの文字はCみたいに彫って、柄が途切れていてどうしても気になる部分は後から筆で書き足します。
 ウクレレはつなぎをあえて縦に数本入れることで、後から筆で書き足した時に出る微妙な色の違いがウクレレらしい縦の木目に見えるようにしました。
他、ちょっとかすれたり滲んでるところも筆で補修したりするので、本当に同じものは一つとして無いです。

 
完成品。乾くのを待ったりしながら作業するので、だいたい一日3枚くらいのペースです。
今回作ることになってるのが、私のも入れて総勢12名分。
1枚も失敗せずにすんなり納品したい!
 
みんな気に入って着てくれるかな・・・がんばって作ります!
 
ねえ、
びっくりするぐらいカナーンドッグと関係なかったでしょ。(笑)
もはやただの手芸ブログになってしまいました。

次は音楽について語る・・・かもしれませんよ。

2016年5月7日土曜日

リミックス&リマスタリング


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
カナーンドッグとしては次のライブが決まっていないこの時期、
新しいレコーディングに向かうべきか、やるならどういう方法でどう録るかとか、
色々と考えたり話し合ったりしていたのですが、

ひとまず、
ヤマグチ家のパソコンに、いわゆるDTMソフトってのをインストールしてみました。

え~っと、まずDTMソフトってのがどういうもんかってことすら上手く説明できない私ですが、
まぁパソコンで音楽編集する為のソフトっていうんですかね?(ざっくり過ぎます?)
難しいことがわからないので詳しく説明できないんですが、とにかく、今までMTRって録音機材を使ってそれに搭載されてる編集機能を使って、録ったものを加工し直したりバランス整えたりして最終的にCDの音源として仕上げてたんですが、今後はパソコン上で画面見ながらもっと色々効率よくスピーディに作業できるようになるはずです。

それでちょっと練習がてら、カナーンドッグ2ndのCDをリミックス・リマスタリングしてみようぜってことで、早速取り掛かっています。

そしてせっかくだからこの機会に、クズヤさんの演奏してるベースに差し替えようということになりました。実はそっちの方が大事な目的だったりします。
と言うのも、2ピースだったカナーンドッグにクズヤさんが加入して3ピースになってもうだいぶ経つんですが、ライブ会場等で配布するCDはいまだに2人時代に私がベース弾いて録った音源しかなかったりして、それはちょっと問題だなと思っていたのです。
もちろん新たに3人で一からレコーディングするのがベストではありますが、それも一朝一夕に出来上がるものではないし、とか何とか言ってる間にスタジオとか知人のお店に設置していた「ご自由にお持ちください」のCDラックはすっかり空になってしまったし、そのうちまたライブに出ることがあったらいつまでも古いCD持ってくのも変だし、でも手ぶらで行くのもどーかと思うし・・・し・・・し・・・(←残響)

そんなこんなで、クズヤさんの弾いてるベーストラックのデータを加え、とりあえず3人がそれぞれミックスして聴き比べてみました。う~む、聴き比べると、まさに三者三様。
さて、それでどうしようかってことになり、LINEのグループ通話にて緊急会議を開いた結果、
まぁ私のは完全に何もわかってない勘だけに頼ったミックスなので論外なのですが、音圧の上げ方からパンの振り方などなど、ネットでこまめに調べたり、時にはエンジニアさんにLINEで相談したりしながら色んな技を盛り込んだケイスケミックスが最も聴きやすいということで、ケイスケミックスを採用しそれを元に仕上げていこうということに決まりました。

ということで、私はミックスから御役御免になりました。
へへへ。これで私は文句言う側だもんね~。(←失言)

まず鼓動の改訂版がほぼ仕上がりつつありますが、改定前よりもクリアに、さらにパワーや疾走感が増して、もちろんベースのうねりも加わり、明らかに音質が上がっております。

でもね、1stも改定前の2ndも、自分の中では否定はしたくないんですよ。
前の方がよかったとは決して思わないですけど、前のもそれはそれで、素朴な味があってよかったと思うし、MTRだけでアナログな感じでちまちまやってた時代も、苦労したけど楽しかった思い出として大事にしておきたいな。

2nd改訂版、でき次第何らかの形でまた発信したいと思ってます。
お楽しみに!

2016年5月1日日曜日

”冷静と情熱の間”

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
昨日は津島グランツにてライブに出演させていただきました。

こちらのハコは2回目。今回も様々なジャンルの個性的なバンドが集まり、楽しいライブでした。
見てくださった方々、対バンさん、スタッフの皆様、ありがとうございました!

私ども一応、
毎回ライブを重ねるごとによりよいものにしたいという向上心を持って臨んでいるわけですが、
今回のライブにあたっては、前回の反省点などを踏まえて、一言で表すならば
“冷静と情熱の間”をテーマとしていました。
(たしかそんなタイトルの映画ありましたよね)
えっと、ですからつまり、
ライブだからといってわーっとカーッとなってやたらとシンバル入れすぎちゃったりとか、1曲目で喉潰しちゃったりとか、そういうのやめよって(笑)
勢いがありつつも、ちゃんと細部まで気が回ってる演奏をするって感じですかねぇ。

で、結果どうだったかといいますと、いやー、なかなか難しいもんですね。
全体の出来は悪くないと思うんですが、
私はぜんぜんでした。

何しろ、ライブが始まったら尋常じゃないぐらいの汗かいちゃいまして、
スティックがつるつる滑りそうになるのを無意識的に強く握りしめてしまい、練習不足もあってか、本番中にあれよあれよと言う間に左の小指に豆ができていって、「ん?」と思っててどんどん水たまってきて「ちょっと、やだやだ・・・」と思ってたら、
終わりからから2曲目の「サブリミナル」の途中でついにバシュって潰れて「痛~!」ってなって、
・・・リズム、思いっきり狂いました。
あんなに見事にはずしたの久しぶりです。
その後、ラストの「グロウアップ」のまぁ力の入らないこと。「バーン!」と行きたいところも「とーん。」ぐらいしか行けなくて、う~ん、不完全燃焼です。

次のライブは決まってないですが、次こそ!という意気込みで頑張ります。

動画は1曲目の「鷹」です。
https://youtu.be/2lJjn56jeX8


ところで、
グランツのすぐ近所にはYOSHIZUYAっていう大きなショッピングセンターがあるんですが、
昨日たまたまリハ終わってから行ってみたら、ちょうどちびっこ向けのイベント中で、ヨシヅヤオリジナルキャラクターのヨッタンを目撃しました。


なんか、けっこうパンチありますよね。この得体の知れない感じっていうか・・・嫌いじゃないです。

このヨッタン自身のインパクトも強かったのですが、私個人的にすごい印象的だったのが、
ヨッタンの隣で会場の皆に元気よくしゃべっているお姉さんが、
「じゃあここで、ちょっとお友達に聞いてみようかな~。」と3、4歳くらいの小さい子供達にマイクを向け、
「大根のおいしい食べ方って何がある~?」
と聞いた場面です。
子供たち「・・・?」ってなってました。

会場後方から「おでん~!」って叫ぶ勇気、私にはありませんでした。