2015年5月27日水曜日

「ドラムを好きになるということ」

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

何か、こう、自分のドラムの音が曇っていると感じていた今日この頃、
著者もわからない謎のサイトを見つけました。
その名も「ドラムを好きになること」
たくさんの項目があって、グルーブ感とか、機械と人の違いとか、聴いてる側と演奏者の差とか、
どれも非常に共感できるもので、
とにかく、「そうそう、そういうことなんだよね」と再確認できる内容でした。
読んでいて、あぁ、そうなんだ、私はやっぱりドラムという生楽器が好きだ、と思ったし、
15年以上もずっとやってこれて、これからもやっていくんだろうと思った。

グルーヴ、人を自然に動かす「波」は、ちょっとした「工夫」で一朝一夕に得られるものではなくて、
長年の経験から得られるもので、理屈で理解できるものではない。
その為には、何より自分がそういう音楽に触れて、実感すること。

一音一音に集中して、雑念を排除して、澄み切った音が出せるようになるには、
ただ直向きに、自分の足りないところと向き合いながら、
終わりのないドラム道を歩んでいくしかないんですね。でもやっぱり好きだから
続けていけると思います。

2015年5月24日日曜日

ダイナミクス

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

5月31日(日)は3月に雨で流れた野外ライブのリベンジです。
今回は、無欲で行こうと思い、てるてる坊主は作りません。
雨が降ったらそれはそれでまた「いいネタいただきました」と思うことにします。
そのぐらいの方が意外と晴れたりするのかも。なんてね。

5月31日以降、今のところカナーンドッグは6月21日(日)に加佐登のライブハウスエッグにて
3曲やらせていただく予定です。そのライブでは、私は他にもう一つのバンドShi-Zuで3曲、
あと他にもドラムを頼まれてる5曲をやる予定です。
その5曲ってのが、RADWIMPS、Van Halen、GLAY、miwa、Oasis、とまぁバラバラなんですが、
普段オリジナルをやってばかりいるとついつい自分の好きなこと(ラクなこと)しか叩かないので、
たまにカバーをやると自分では叩かないようなフレーズもあるので大変勉強になります。

とは言え、完コピしたってしょうがないので、そこはやっぱり少しぐらいはオリジナリティを入れていきたいわけです。
オリジナリティとは言っても、とにかく自己主張するという意味ではなくて、曲に寄り添ったドラミングをしつつ、私なりにダイナミクスを付けたいなと思うんです。
最初から最後までそつなく間違えずに叩くよりも、「ここが一番言いたいところなんだ」みたいなクライマックスでいかに自然に大波を作ってぐわ~っとグルーヴを出せるか、みたいなところに勝負をかけています。

それには何よりまずは曲を憶えないと・・・。5曲とも4分超えで、一番長いのだと6分近くあってキメも多く、展開もめまぐるしい曲があるので、なかなか憶えるのに苦労しております。
まぁ、ドラマーの役割としてはまず最低限曲の流れが頭に入っていて、展開に応じたフィルを逃さず入れられないと話にならないので、なんとしても曲は憶えないといけません。

家の中でも、車の中でも、毎日リピート再生しております。
ダイナミクスまで考えられるのは、もうちょっと先になるかな・・・。

2015年5月19日火曜日

曲そのもの

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

振り絞って曲作って、アレンジして練って、ライブをやって、レコーディングしてCD作って、
やっと色んな人に聴いてもらう時、
単純に曲そのものの感想をもらうことがどれほど貴重か。

バンドマンに聴いてもらうことが多いので当然だし、
気付けば私自身もそうなってしまっているんですが、
録音方法はどうか、ミックスを上手くやれているか、
バンドの楽器構成はどうか、音量バランスはどうか、イコライジングはどうか、
クオリティを上げるために欠けてるものは何か、
完成度を上げるために足さなきゃいけないものは何か、
そんなコメントばかりになってしまうんです。それは当然のことです。

私はエンジニアではなくて曲を作ってる者なので、そういうことよりももっと聞きたい言葉があります。
単純に「いい曲だね!」「かっこよかった!」って、でもそれはなかなか聞けない言葉ですね。

歌詞や、曲そのものを単純に味わってもらって気に入って何度も聴いてもらうっていうのは、
思ってる以上に難しいことです。

だから、ホントにごくたま~に曲そのものをじっくり聴いてくれた人からコメントがもらえると、
ものすごい嬉しいんですよね。



2015年5月18日月曜日

久しぶりにライブ行った話

久しぶりに投稿する太鼓じゃないほうです。

昨日は久しぶりに学生時代の先輩のライブに観に名古屋行ってきました。
気づいたこといくつかありました。
俺はライブハウス好きだということです。
別にプロだとかアマだとか上手いとか下手とか関係なく、必死に何かを伝えようとパフォーマンスしてる人はやっぱカッコいい。刺激になりました。そんな人らのエネルギーの粒子が飛んでるのがライブハウスなんやなと再認識しましたね。

それと、昨日行ったライブハウス近辺久しぶりに歩いたのですが超怖かったです。淀んだ瞳の異国の方々に声かけられまくったり、理由はかけませんが近辺の駐車料金が昼間安くて夜の12時から15分100円になったりと田舎者には刺激的な環境です。そんなロケーションにあるからライブハウスはロックなんやろうな...

それと、近日何か発表あるかもしれないしないかもしれないです。多分フィフティフィフティってヤツですね〜

2015年5月14日木曜日

創作活動。



こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

実は、よくお世話になっているスタジオとお店に、カナーンドッグのCDを置かせていただくことになって、設置用のCDラックを作りました。
一応、お店のイメージに合わせて3色、色違いで作ってみました。
まだ納品(?)はしてないんですが、実物見てどんな反応かな~、とドキドキしております。

音楽をやっていながら、けっこうこういうジャケット作るとか入れ物作るとか、歌詞カード作るとか、
そういうのも好きでついつい張り切って凝ってしまいます。形ばっかりって怒られそうですが。

バンド活動は私にとっては音楽のみをやる活動ではなくて、ざっくり言って「創作活動」ですね。
曲作ったり、詞を書いたり、ステッカー作ったり、ハンコ彫ったり(笑)
これら含めて全部がバンド活動。

で、今までやってきた関係なさそうなことの色んな経験が、急に生きることもあるんですね。
このCDラックは、スチレンボードからパーツを測って切り出して、洋紙を貼って、それらをくっ付けて組み立てて、あとはポップを貼って、とまぁこんな工程なんですが、
いやぁ、まさか建築模型製作の通信講座がこんなところで役に立つとはね。
多分見る人が見ればわかることでしょう。
建築模型の手法です。多少の誤差とかズレとかOKにしちゃってるし、ものすごい雑に作ってありますけどね。まぁCDがきっちり入ってそれなりの見栄えになってればいいかなって。

さて、次は何作ろうかな~。

2015年5月10日日曜日

物販コーナー用のポップ付CDラック



こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
レコーディングが一段落して、次は5月31日(日)の野外ライブリベンジに向けて練習をしています。
今日もレコーディングでお世話になったスタジオエチュードさんにて練習。
実は昨日も練習に入っていたんですが、さささーっとセットリストを確認のつもりが、トラブル発生。
ギターのアンプから謎のノイズが・・・!
パタパタパタパタ・・・まるで近くをヘリが飛んでいるかのようです。
どうもアンプ自体からのノイズでは無いらしく、いくつもつないでいるエフェクターとシールドのどれかが原因のもよう。一つ一つエフェクターを外しては確認し、また外しては確認し、を繰り返して、
やっとトレモロがノイズの原因と判明。
エレキギターって電気系統のトラブルもつき物なので大変ですね。
ドラムはその点、本番で音が鳴らなくなるとか、変なノイズが出ちゃうとかいうことは滅多に無いですからね。ヘッドが破れるとかスティックが折れるとかそのくらいかな。

ノイズの原因が判明してとりあえずスッキリはしたけど、練習時間の大半をその原因究明に費やしてしまいました。
ということで、今日はあらためて2時間スタジオを予約し、演奏に集中。新曲の「ロスト」も入念に弾き込めました。
最終的なセットリストはまだ決定してませんが、なかなかいい感じに仕上がっては来ています。

さて、ライブの時に物販コーナーに設置するポップを改良してみました。
容量を増やして、背の部分の角度も改良。今回はちょっと渋く黒い洋紙を貼って、このブログのURLなんかもくっつけてみました。

これを見て「あら、ちょっと持ってって聴いてみようかな。」と思ってくれる人がいれば嬉しいです。

2015年5月6日水曜日

新しいCDが完成しました!!



こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
ゴールデンウィーク中はがっつりレコーディングに励み、一気に完成させました。
カナーンドッグ2ndのCDです。
今回は色々と新しい試みをしてまして、サウンド的には前回よりもちょっときれいに
仕上がってるんじゃないかな?と思いますが、どうでしょうか。

まず、録音時のマイクが違います。録る時のマイクの置き方も本数も違うし、マイク自体、
前回と比べ物にならないくらい良いものを使ってます。
いいマイクはやっぱり違いますね。ノイズが全然無いし、ものすごい透明感。
その分ミスもくっきり録れちゃうしごまかしがきかないんですが・・・
一回使っちゃうと、なかなか普通のマイクには戻れない気がします。
さて、録るもの録ってからがまた大変。そう、ミックスダウンです。

何テイクも何テイクも録った音を選別して混ぜ混ぜしてまとめるわけですが、
これがもうホントに面倒くさくて。
しかもずっと聴いてるうちにどれが良いのか悪いのかもわけわかんなくなっちゃって、
エフェクトかけるのもあーでもない、こーでもないでず~っとやってて、音のバランスも大きすぎるような小さすぎるような、それで次の日聴いたらまた違って聞こえて、またやり直して、
ほんとに耳にタコができるかと思いました。
もう最後は正直テキトーでした。(←こうなるのはいつも同じ)

ただ、今回は細かくPANを振って広がりを作ったおかげで、ライブ感は増したような気はします。
はぁ~、だけどまぁやっぱり素人なんで、機材が良くなってもそれなりの物しかできないね。
難しいです。
プロのエンジニアさんには到底かなわないです。これ仕事でやってる方は大変ですね。

まぁ、前回の1stの音もそれはそれでけっこう気に入ってはいるんですが、
2ndはまた音の質が違ってまずまずの出来になった・・・・と思います。
とにかく、終わった終わった~。できたできた~。

もうしばらくはいいです。脳みそ溶けて耳から出そう。

ライブ会場などで無料配布します。皆さんもらってくださいね。