2023年6月17日土曜日

Are you ready?

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

今回は、ゴスペルシンガー フレッド・ハモンドの「Let the Praise Begin」という曲のベースカバー動画をアップしたので、そのことについて。

フレッド・ハモンドの曲を初めて聴いたのは…15年くらい前かな?

なんとなくCD屋さんでゴスペルのオムニバスCDを試聴してみたら、フレッド・ハモンドの「Glory to Glory to Glory」という曲が入っていて、その迫力とビシビシにキメが入ったテクニカルな演奏に「なんじゃこりゃ!!」とたまげまして、もちろん買って帰りました。オムニバスだったのにそればっか聴いちゃって(笑)

そこから、その当時はドラムしかやってなかったので、YOU TUBEで「ゴスペルチョップス」と呼ばれるドラムスタイルの凄腕ドラマー達の映像をたくさん見て、ゴスペルドラムの魅力にすっかりハマりました。

そういうわけでどちらかというとドラムにばかり注目していたし、フレッド・ハモンドの曲は1曲しか知らなかったんですけども、最近あらためてフレッド・ハモンドのアルバムを購入してじっくり聴いてみたら、いやぁベースもすごいんだねぇ。5弦ベースで低音活かしながらスラップをバチバチに使ってて、イカツイよねぇ。

ちなみにフレッド・ハモンドはベーシストでもあるらしいです。自分で曲も作ってて、長年活躍していて、グラミー賞をはじめ数々の受賞歴もあり、コンテンポラリー・ゴスペル界の重鎮として知られているそうです。めっちゃ大御所。

ていうか、LIVE映像なんか見ると、中心でバンドを率いるフレッド・ハモンドはもちろん、演奏してる全員、凄すぎ。コーラス隊も上手過ぎ。歌唱力が有り余っちゃってるもの。そんでとんでもない熱量。魂の叫びというやつですかね。

クリスチャンではない私も、その歌詞にけっこう鼓舞されるというか、テンションが上がります。「今日がその日だ!喜びを感じて感謝しよう」「何が起こっても私は立ち上がる」とか、仕事に行きたくない時も通勤中に聴いたらなんとか自分を奮い立たせて踏ん張れそう。(ホント浅くてすいません)

さて、そんなフレッド・ハモンドの数ある曲の中から今回私が選んだのは、跳ねてるリズムがおもしろくて、スラップベースのフレーズも心地よい「Let the Praise Begin」という曲です。

5弦思いっきり使いました。初めてよ。こんなに5弦使ったの。だいたい今までは、5弦使ったとしても基本は指置きになっていて、実際に鳴らすのは曲中で2~3回って感じだったんですけど、この曲はルートのGを毎回5弦の低い方で、しかもスラップで鳴らすので、ヘヴィーなパンチ力出てます。でもね、やってみると、意外と繊細。ズシっと低音で押すだけじゃなくて、滑らかな高音でさらっと流しますみたいなとこがあったり、ドラムと呼応しながら絶妙に押し引きしてる感じが、いやぁ勉強になりました。

あと、この曲、歌詞の和訳が無いのであまりよくはわからないですが、私が勝手に「なるほど」と思ったのは、

Are you ready for your blessing?  Are you ready for your miracle?

神様の祝福に準備はいいか? あなたの奇跡への準備はできてるか?

って感じ?いや、解釈は間違ってるかもしれませんが、私は個人的に、あ、そうか。準備が整ってこその神の恩恵なんだなと。奇跡をただ祈るだけじゃなくて、そうなるように生きてこそ、「満を持して」ついに喜びの日が訪れるってことだよね。と思いました。

それでは、「Let the Praise Begin」のベース弾いてみた動画、よろしければご覧ください。

https://youtu.be/UIbK_pzbHmU


ところで…

去年ぐらいから、自分の体調にあんまり自信が持てなかったりして、バンドとか色んな事を諦めたままになっていたんですが、この前、定期的な診察で病院行った時に相談したら、今使っている薬と合わせて、もう一つ薬を使えるという話があり、そうするとすごくラクになるかもしれないという可能性が出てきました。まぁまずは7月にあらためて主治医の許可を得てから、飲み始められるのは8月頃からなんだけど、私としてはすごく希望を持っています。(大袈裟な言い方になってしまいすいません、生死にかかわるような深刻なことではないのでご安心を。)

今までは、ひと月の中でどうにも体調が悪くほぼ動けない日が3日はあって、その後も体調や気力が戻るまで時間がかかったりしていたんだけど、それが軽減されたら、もしかしたらレギュラーのバンドはもう無理でも、企画ものの単発ライブぐらいだったらできるかもしれないし、運動だってもうちょっとチャレンジできるかもしれない。

とにかく、光明が差した感じがしました。

またご報告しますね!


2023年5月15日月曜日

避けては通れない。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

どうも。先日小学生の甥っ子から自作の算数の問題を出された時、つい 「え〜〜算数は苦手だからダメ。苦手を避けて得意を伸ばして生きてきた人生だよ?」と言ってしまったのを、今さら反省している私です。

確かに、苦手なことで人に任せられることは任せたり、補ってもらったりしながら生きてますが

実際学校生活でも仕事でも、苦手だろうが必要ならば自力でやっつけなきゃいけない場面だって多々あるわけです。完全に得意なことだけではなかなか許してもらえないのが現実でして…避けずに通ってこそ、やっと自分に合った道を選択して、得意を伸ばせる機会を得られるってもんじゃないですか。

では、ただ好きでやってる趣味の音楽はどうでしょうか?

これがまた、得意なことばっかりでは進まないのです。習い事全般に言えることですが、
「苦しいこともあるだろさ」です。
「うれしい、楽しい、大好き」ばっかりでうまくなるかーーーい!!です。

まぁそりゃ、苦しいことだけだったらやめた方がいいかもしれないけど、必ず「できない」「うまく弾けない」という”辛い現実”と向き合わなきゃいけないのです。

なんか説教臭くなっちゃってる!?

いや、そんなつもりはなくて、結局今日もベース弾いてみた動画のお話なんですが、
私はベースの「スラップ」という奏法が非常に苦手なんです。前にも話したかもしれません。スラップ(=チョッパー)そう、あのビチッと弾くような奏法です。

親指は痛くなるしボェ~ンとか変な音鳴っちゃうしで、ちょっとかじっては「やだ苦手」と投げ出し、またちょっとかじっては「私基本スラップとかしない派なんで」と逃げ、挑戦と挫折の繰り返しでした。

でもさすがに、いよいよ苦手なことも避けては通れないぞ、と覚悟を決めました。だって私の好きなファンキーな曲をやりたいなと思うと、どうしても登場してくるんですもの。
確かにあのパンチとノリは、普通の指弾きでは得られないですから。

今回、私がどうしても弾きたいと思った曲は、コリー・ウォンというギタリストの「Direct Flyte」という曲です。
コリー・ウォンの曲、カッコイイよねぇ。めちゃくちゃうまいけどさらっとポップで聴きやすくて、ちょっと茶目っ気があって大好き。
そんなコリー・ウォンが、ベーシストのヴィクター・ウッテンとコラボしてるのがこの曲です。YOU TUBEに、ステージでホーンセクションも入ったバンドで演奏している映像があがっていて、それがそのまま音源にもなっています。
つまりライブ一発録りってことだよね。信じられないくらいタイト。爽快で聴いててスカッとして気持ちいい。この曲やりたいどうしても!…ただ、ヴィクター・ウッテンが凄すぎて何やっているかさっぱりわからないのです。手がどうなってるのよ?もはやぜんぜん意味がわからない。

ということで、雰囲気だけ参考にして自分勝手にアレンジすることにしました。
私は昔から、難しい曲を都合よく簡単にしちゃうという謎の編曲力がありまして、学生時代にはバンド仲間から「省略先生」と呼ばれていたこともあるほどです。省略先生、今こそ。

とは言え中盤のベースソロのスラップは必須。シンプルにしつつも曲の流れを止めないように考えて考えて、なんとかまとめました。そして暇さえあれば鬼練。腱鞘炎のギリギリ一歩手前。

ちなみに私はいつも弾いてみた動画を撮る時、「Moises」というアプリを使ってベースの音だけ除去した音源を作り、それに合わせてベースを弾いているのですが、
今回ヴィクター・ウッテンの弾くスラップの音は消し切れず残っちゃってます。
どうやら、アプリのAIが全体の音からベースの音だけを抽出する時、ヴィクター・ウッテンの音が独特過ぎてベースと認識できなかったようです。ベースソロの辺りで「ンペペッ」「ピキペコッ」みたいな不思議な音が聞こえるのは、そういうワケです。

そんなスーパーベーシスト ヴィクター・ウッテンの超絶な演奏を一度見てもらいたいのは山々ですが、省略先生(←ついに自分でも言い出した)の凡人バージョンとあんまり見比べてほしくは無いような…やっぱ見るな!!(笑)

まぁとにかく、おかげでスラップの苦手意識もすっかり克服、とまではいかないですが、
またスラップがある他の曲も頑張ってやってみようかなと思っています。

それでは、よろしければ「Direct Flyte」ベースカバー動画、ご覧ください。



2023年4月30日日曜日

ただの旅行記です。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
音楽と全く関係ない話します。既にお察しですよね。だってもう「ただの旅行記」って言っちゃってるもの。
4/24・25で富山県に行ってきました!

旅の目的は、チューリップを見に行くこと。
ほら、私、チューリップ、好きやん?
あ、知らないですか。
とにかく、チューリップと言えば富山県砺波市ってぐらい有名ですよね。砺波チューリップ公園で4/22〜5/5まで開催される「となみチューリップフェア」
一度行ってみたいと思ってたんだよねぇ。

家で鉢植えで育ててたチューリップは4月頭にはすっかり咲き終わり、春があっという間に通り過ぎたなぁと
少し寂しくなってたんですが、となみチューリップフェアは4月後半から。
再びチューリップの花々を楽しめるなんて最高じゃないですか。
だって私、チューリップ、好きやん?知らないか。(←しつこい)
今年はラッキーなことに、なかなかまとまった休みが取れない夫が、いいタイミングで2連休取れまして、これはチャンス。
ということで、
車で東海北陸道ひた走り岐阜を縦断。朝出発して昼くらいに目的地砺波に到着しました。

着いてみると、さすがチューリップの一大産地、そりゃあもう全面にチューリップ出してます。
看板もチューリップ、街灯もチューリップ、もちろん至る所にカラフルなチューリップの寄植えがとってもキレイ。
張り切ってます。街全体がチューリップの開花を待ちわびてたって感じです。
私もテンション上がります。だって私チューリップ好きやんかー。(←もうご存じの通り感)

ちなみに今年はめちゃくちゃ開花が早かったらしく、フェアの前に花が終わっちゃうんじゃないかと心配されてましたが、
訪れた日はこれ以上ないくらい満開でした。
平日にもかかわらずお客さんもけっこう多かったです。毎年期間中に30万人ぐらい来場するんだって。




それも納得。約300万本のチューリップが彩る花の祭典は見応え充分。
チューリップと言ってまず想像するようなオーソドックスなものから、フリフリの八重咲きになってたり、珍しい形や色だったり、
多種多様なチューリップ達が趣向を凝らした花壇で咲き誇り、まさに…すごいの。(最後うまい言い回しが全く思いつかなかった)







それにしてもその日は寒かった。天気はギリギリ持ったけど日差しは少なく、けっこうな冷え込み。
そんな中、園内で名物「チューリップソフトクリーム」を食べながら歩いている人をわりと見かけたけど、皆さん寒さに強いなぁ。見ている方が凍えそうでした。
我々は富山ブラックラーメンの熱いスープをすすり、なんとか体を温めました。

あ、そうそう、ねぇ知ってました?私、チューリップ博物館みたいなスペースで知って目からウロコだったんですけど、
チューリップって、球根じゃないですか。もちろんそれは誰もが知ってる。チューリップって球根。
ただ、それがスタート地点だという頭しか無かったけど…最初はチューリップも「種」なんだね。
まず種から球根になるのに5年かかるらしいです。そりゃ球根の状態で販売してるわけだ。

ところで、私ついついご当地ゆるキャラとか注目しちゃうんですが、となみチューリップフェアのキャラクターでチューリ君とリップちゃんってのがいるんです。
その着ぐるみ…






イラストと比べて足がすごい長いの(笑)太ももあたりからニョキっと出てて、厚底の靴みたいの履いてて、何とも言えないフォルム。
人がいないところを寂し気に歩く姿の哀愁よ…遠くから写真撮ってしまいました。

というわけで、大好きなチューリップがいっぱい見れて満足。展望スペースから眺めた雪の残る立山連峰も雄大でカッコよかった。
一泊ではありましたが、食事も富山湾の新鮮な海の幸とか堪能できて、いい旅になりました。

さて、しばらく旅の余韻に浸ってましたが、
ぼちぼち音楽。相変わらず一人でベースを弾いています。
ちょっとまた今練習してる曲がありますので…後ほど報告しますね!

2023年4月2日日曜日

MR.BIG叩いてみた!

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

今年の7月、MR.BIGが来日します。

来日は6年ぶりで、今回のツアーが本当の"最後”だそうです。

そういう噂とかではなく「34年の歴史に終止符を打つ」とハッキリ宣言されていて、大ヒットしたアルバム『リーン・イントゥ・イット』の完全再現を含むセットリストになっているらしいです。

2018年にこの世を去ったドラマーのパット・トーピー亡き後、誰がツアードラマーを務めるのか注目されていましたが、先日、公式にニック・ディヴァージリオに決まったと発表されました。

なんということでしょう。ニック・ディヴァージリオって言ったらアナタ…私が約20年前に「モダンドラマーフェスティバル2003」のDVDで、そのパワーありつつも重すぎない、バランスの取れたドラムを見て「叩き方、メリハリ、完全にお手本やないかい!」と、繰り返し繰り返し見て研究させてもらった、私が勝手に先生と呼んでいるドラマーではありませんか。

他にも勝手に心の師と仰いでるドラマーは何人かいますが、皆個性があり、技術面だけじゃなく「この人のこういうところを真似したい」というポイントがそれぞれ違うのです。私はその師匠達の良いとこ取りをして誰にも似ていないドラマーになりたい、そういう思いで今までドラムをやってきました。

今回、ニックが叩くというニュースに興奮している私の様子を見てすぐ、夫が先行発売期間に7月20日の名古屋公演のチケットを取ってくれました。謝謝。ってことは、ベースのビリー・シーンも生で見れるってことだよね…電動ドリルもきっとやってくれるよね…ビリー・シーン現在70歳だけど、変わらずすんごいベース、見せてくれるよね…!ヤバいな。楽しみです。

それにしても、できることなら、パット・トーピーのドラムも一度生で見たかったなぁ。

あぁ、パット・トーピーはかっこよかった。

学生時代、ドラマー仲間からパット・トーピーの教則ビデオを借りてパラディドルとかの基礎練を一生懸命やったな。右 左 右 右、左 右 左 左…

若い頃、髪さらっさらでドラムキレッキレでかっこよかった。

ドラムソロの時にアカペラで披露する歌声がめっちゃ甘い美声でかっこよかった。

年をとってからも、パーキンソン病を発症してからも、素敵な笑顔で自分のできる最大限のパフォーマンスを見せてくれてかっこよかった。

どんなに辛かっただろう。あれだけドラムを極めて自由自在に演奏していた人が、徐々に体が動かなくなっていくことが、どれだけ悲しかっただろう。

だけど悲壮感を漂わせず、楽しそうにシンバルだけでも叩いてライブを盛り上げていた姿はまさに「Never give up」の精神を示していて、その生き様がかっこよかった。

そうだ…MR.BIGの曲をやってみよう!2月3月は仕事も忙しかったりしてクタクタのヘロヘロのギリギリだったけれど(嫌な三段活用だな)、繁忙期もやっと一山超えて体調も気力もなんとか持ち直してきたぞ!久々にドラムの練習しちゃうぞ!そうだ今だ…今やらねば…また動けない時期がやってくる前に、今のうちだ!

ということでここ最近は家と、車で移動中にドラムの練習をしていました。

そして昨日スタジオに入り「Daddy, Brother, Lover, Little Boy」のドラム叩いてみた動画を撮影しました。高い位置から見下ろす感じのカメラアングル2パターン。激しめの曲で生ドラム叩くの久しぶりだったから、ちょっと力が入っちゃいました。

いやぁ、学生時代、周りにMR.BIGのカバーをやっているバンドはいたけど、MR.BIGの曲を自分がやってみるのは初めてです。

疾走感が大事だよねぇ。一応、なるべく原曲に忠実にと思って練習したんですが、最後の締めくくりはアドリブで頃合いを見計らって終わるしかないから、ボーカルのエリック・マーティンの一声「フゥッ!」にタイミング合わせるのが難しかったです。

他もビミョーに失敗してる箇所がありますが、修正せずそのまま使いました。まぁそこはね、ただ音源に合わせてきっちり正しく叩くことよりも、多少ズレてても、ところどころよれててもね、実際にバンドに入ってほとばしるロックのグルーヴにまみれながらアンサンブルしてるんだぜっ ていう熱い気持ちの方が大事だと思いませんか。(←ちょっと言い訳っぽかった?)

さてさて、

ではよろしければMR.BIG「Daddy, Brother, Lover, Little Boy」ドラムカバー動画ご覧下さい。

https://youtu.be/PvyVdNirTi0








2023年3月2日木曜日

NORAについて

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

前回このブログでお話した通り、初の作詞・作曲:ヤマグチ ケイスケの「NORA」という曲のMVが完成しまして、先月から公開しています。

アコギ弾き語りの状態で聴かせてもらって、本人から依頼を受け、私はバンドアレンジとドラム・ベース・コーラス(実際はツインボーカルになりましたが)を担当させてもらいました。私なりの解釈と本人のイメージを照らし合わせながら、取りかかってから早かったです。まぁそこは一応、夫婦だし音楽的な付き合いも長いので、ある程度ツーカーですから。

タイトルのNORAってのは、動画にも登場している近所のノラ猫のことでして、こやつ、実はヨニンミマンの「奇跡」という曲のMVの間奏でも登場します。

とがった耳、白黒の独特な模様、目つきは鋭くふてぶてしい態度で、あんまり可愛くはないが(笑)一目見ればなんとなく忘れがたい、インパクトのある猫なのです。あまりにそのままですが、いつからか勝手に「ノラ」と呼ぶようになっていました。

もちろん首輪も何もしていない、いわゆる「野良」なんですが、どうやらたっぷりと食べ物はもらっているらしく、丸々としています。

野良猫っていうと「自分けっこう厳しい環境でサバイバルしてるんで」みたいな雰囲気を漂わせ、シュッと痩せて俊敏で、人に対して警戒心強めなイメージがありますが、

この猫はまったく人を恐れることなく、堂々と道の真ん中で寝転んでいたりして、縄張り内で他ノラとの戦いも無いのか、緊張感のかけらも無く悠々自適、かなりゆるめです。

私達にとって、このノラの存在ってのは

散歩やジョギングの時に発見すると「あ!ほらあそこ!ノラがいる!」と思わず駆け寄ってしまう。姿が見えないとつい植込みの下とか覗いて探しちゃう。たまに遭遇するとラッキーみたいな、レアなお宝キャラのようになっていました。

しかし神出鬼没でパッタリと姿を見せない時期もあり、今日はいないな、今日も見なかった、最近見ないね…ずいぶん見てないけど生きてるのか…といよいよ心配になってくるんですが、また忘れた頃にひょっこり出没し「あぁお前生きてたのか!」と嬉しくなって思わずスマホ向けて動画撮っちゃう、みたいな。とにかくレアなお宝キャラなのです。

今回、夫の曲がノラのことを歌った曲だと聞き、これは是非撮り貯めたノラの仕草と曲をうまいことリンクさせてMVにしないとな、と久々に映像編集意欲に火が付きました。動画編集作業はNEROというソフトを使用。今までこのNEROで弾いてみた動画とかMVの編集をけっこう数重ねてきて使い方もだいぶ慣れてきたので、NEROでNORAの編集は一晩ぐらいで出来ました。NEROでNORA…わざわざさぁ…ややこしいこと言っちゃって(笑)ごめんねちょっと言ってみたかったの。NEROでNORAって(←しつこい)

もちろんノラの出演シーンだけではとても足りないので、演奏シーンもサクっと撮って挟みましたが、顔とか映らなくてもよくね?愛するかわいい楽器だけでよくね?と思い、顔はカットしちゃった。一応歌ってる口元は入れてますが、それより何より、自分の楽器ってかわいいよねぇ。

私、自分の楽器がとにかく大好きなんです。時々…もっと弾いてあげられる人に私のギターとか譲って差し上げた方が、楽器にとって幸せなんじゃないかと思うこともあるんですが、そう言う度に夫から「そんな悲しいことを言わないでよ」とたしなめられています。うん、確かに悲しいと思う。バンド活動から離れてしまい、あまり弾いたり叩いたりできなくなってしまいましたが、人前で演奏することはなくても…できることなら、最期までずっとそばにいてほしい。

おっと、今回のMVはノラが主役。気ままに、自由に生きてる。

よろしければ「NORA」MVご覧ください。

https://youtu.be/KwrqHsKHbGo



2023年2月2日木曜日

忘れてほしくない。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

相変わらずの挨拶で始めてしまいました。

前回お話した通り、昨年バンドというものをやめてから、しばらくポカーンとしていました。

単純に、曲のかけらも音楽的なアイデアも、何も思い付かなかったのです。糸が切れたのかな。

以前は、隙きあらば曲作っちゃうぞと、かすかでも何かあれば歌詞にしちゃうぞと、常にアンテナ立てて虎視眈々と狙ってるみたいなとこがあったんですが、それはバンドってものがあったから…だったんだなぁと思います。

バンドメンバーに長いこと連絡してない期間があると、妙に不安になってきて、そのまま忘れられないか心配になり、新曲をなんとか(時には徹夜で)ひねり出してデモ作って「こんなのできたからまた聴いてみてね」と送っていたものです。新曲のデモは、人付き合いの不器用な私にとって、バンド内のコミュニケーションのネタの一つでもあったんですね。

今やもうそんな切実に曲を産む必要もなくなり、音楽以外のこと、まぁ絵を描いたり料理したりして過ごしてました。あ、ベースだけは目的もなく練習してたかな。

そんなある日、夫が「俺、曲作る!」と言い出したのです。前にもそう言って曲の断片は作ったことあったけど、一曲通しては仕上がらなかった。でも今回は通しで完成できそうで、ちゃんと仕上げたいから、アレンジとか演奏とか諸々手伝ってほしいとのことでした。

夫がそう思い立ったのは、私に「音楽を作るというクリエイティブな感覚を忘れてほしくないから」だそうで、どうやら私が腑抜けになっているのを傍で見ていて相当心配していたようです。

ということで、作詞・作曲ヤマグチケイスケの曲を一曲、近々発表します。


ちなみに写真の赤いエフェクターは、私がヨニンミマンの「バースデー」という曲のレコーディングで使おうと、色々試して選んで買ったリバーブなんですが、結局レコーディングしないまま終わってしまい「どうしようかなぁ…悲しいけど売るしかないかなぁ」と思っていたものです。今回、思いがけずケイスケの曲で使えることになりました。

このリバーブもケースの中で「忘れてほしくない」と思っていたでしょうから、使えることになって少しはホッとしていることでしょう。いい感じに残響を広がらせてくれよー。

またご報告しますね!

2022年12月29日木曜日

トモダチ デキタヨー。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

2022年が終わろうとしています。

2022年は…私なりにやってみた年だったと思います。志半ばで終わったこともありましたが、とにかく、やってみました。それは自分でもよくやってみたなぁと思います。はい、やってみました。(←そろそろしつこい)

このブログを読んで下さっている方にはお伝えしておこうと思うんですが、

今まで、カナーンドッグやヨニンミマンなど、バンドを組んでライブ出演や音源・MV制作したりして、オリジナル曲を発表してきましたが、

今年、バンド活動に一区切りつける決心をしました。

何か外向けに広く「解散!」とか「無期限活動休止!」とか公言してるわけではないですが(ちなみにドラムを担当していたソウシツは今年6月にバンドのTwitterで解散を発表)、私は、これまでバンドでお世話になった人に直接会った時とか、ライブのブッキング連絡が来たりしたら個別にお伝えしていこうと思っています。

理由は、私の勝手な都合でもあり、私にはどうにもならないことでもあり、です。

ここ数年は私の病気療養期間もあって思うように活動できず、やっと集結できたと思ったらまたコロなんちゃらで暗礁に乗り上げ、どうにもこうにもやるせない、歯がゆい日々でした。

それでもしぶとく、ヨニンミマンのメンバーにレコーディングやMV撮影の企画を持ち掛け、色んな方を巻き込みながら、「今までで一番いい作品を作りたい。作るんだもん!」と意気込み、ジャケットデザインも含め四六時中考えて考えて色々聞いたりお願いしたり、けっこう心血注ぎました…たかだか趣味のことで大袈裟なと思われるかもしれませんが、本当にすごく…えー、ですからつまり…がんばったの。(←締めくくりが雑)

しかし、長引くコロなんちゃらで、ますます身動き取り辛く、難しいことが多くなりました。メンバーそれぞれ立場があり、仕事柄があり、考え方があり、そういう中で私は、リーダーシップもうまく取れないまま、遅々として物事は進まずというビミョーな状態が続きました。

基本的にせっかちで「鉄は熱いうちに打っちゃいたい」私はどんどん気が滅入っていきました。

私自身のコンディションも日によって波があり(まぁそれは誰だってそうだと思いますけど)忙しかったり遠かったりのメンバーと「この日この時間内で」と予定を合わせて集合しても、そこに居合わせている人、さらにそこに居合わせてない人にまで、何か迷惑かけたらどうしようと、どんどん不安が膨らみ、みんなと一緒に限られた時間で納得できるものまで持ってくということに、すっかり自信を失ってしまいました。

あらやだ!嘆き節みたいになっちゃってますか!?うーんと、でもね、

ちょうど「あ、これはもう潮時だな」とストンッと腑に落ちるようなこともいくつか重なったんですよ。それで、未完成で途中ではあるけれど、思い切っていったんバンドというものをやめることにしました。

メンバーに私の思いをそのまま伝えたところ、皆私がそう考えたのなら、という感じで了承してくれて、私のことを気遣ってもくれました。本当に、演奏面だけじゃなく、メンバーには恵まれていたと思います。喪失感ももちろんあるんですが、何かぐるぐる悩んでいたところから、長いトンネルを抜けたような、スッキリした気持ちもします。

バンド活動振り返ると、自分達で苦労して作った音楽持って出かけて、色んな人に会って、むっちゃくちゃ悔しいこともあったし、涙出そうなくらい嬉しいこともあったし、今でも思い出して笑えるような面白いことにも遭遇したし、大変なこともあったけど、思い返せば楽しく本当にいい経験でした。そんなに数多くないですが、あちこちでライブにも出演して、アルバムのレコーディングもできて、制作の色んなこと学んで覚えたし、音楽的にも少しは成長できたかなと思います。

それと、やっぱりバンドやってきてよかったと思うのが、

コンナワタシニモ トモダチ デキタヨー。

すいません、照れ隠しにカタカナで言ってしまいました。

とにかく、音楽を通して素敵だと思う人とつながって、友達になれたってことですね。

たくさんじゃなくても、私のことを面白がってくれて、気にかけてくれて、会えば色んな話をしてくれる、そういう間柄の人が、この年になっても新しくできたってのは、もう宝物ですね。

今後もたぶん、私自身何かしら作らずにはいられない人間だとは思うので、何か思い付いたらその時できる方法を考えて、よりマイペースに、クリエイティブな感覚は忘れずに、音楽も続けていければと思います。(今のところ何も思い付いていないけど)

この「カナーンドッグのブログ」も、どうしましょうかね。もともと、バンド活動のことを中心に書くのが目的だったはずなんですが、ただのエッセーになりつつあります(笑)

この先も、続けて…いいかしら?

とにかく読者がいる限りね、できるだけ更新していきたいと思います。

最後に、ヨニンミマンの公式キャラクター「ヨンタ」より、一言ご挨拶させていただきます。