2022年12月29日木曜日

トモダチ デキタヨー。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

2022年が終わろうとしています。

2022年は…私なりにやってみた年だったと思います。志半ばで終わったこともありましたが、とにかく、やってみました。それは自分でもよくやってみたなぁと思います。はい、やってみました。(←そろそろしつこい)

このブログを読んで下さっている方にはお伝えしておこうと思うんですが、

今まで、カナーンドッグやヨニンミマンなど、バンドを組んでライブ出演や音源・MV制作したりして、オリジナル曲を発表してきましたが、

今年、バンド活動に一区切りつける決心をしました。

何か外向けに広く「解散!」とか「無期限活動休止!」とか公言してるわけではないですが(ちなみにドラムを担当していたソウシツは今年6月にバンドのTwitterで解散を発表)、私は、これまでバンドでお世話になった人に直接会った時とか、ライブのブッキング連絡が来たりしたら個別にお伝えしていこうと思っています。

理由は、私の勝手な都合でもあり、私にはどうにもならないことでもあり、です。

ここ数年は私の病気療養期間もあって思うように活動できず、やっと集結できたと思ったらまたコロなんちゃらで暗礁に乗り上げ、どうにもこうにもやるせない、歯がゆい日々でした。

それでもしぶとく、ヨニンミマンのメンバーにレコーディングやMV撮影の企画を持ち掛け、色んな方を巻き込みながら、「今までで一番いい作品を作りたい。作るんだもん!」と意気込み、ジャケットデザインも含め四六時中考えて考えて色々聞いたりお願いしたり、けっこう心血注ぎました…たかだか趣味のことで大袈裟なと思われるかもしれませんが、本当にすごく…えー、ですからつまり…がんばったの。(←締めくくりが雑)

しかし、長引くコロなんちゃらで、ますます身動き取り辛く、難しいことが多くなりました。メンバーそれぞれ立場があり、仕事柄があり、考え方があり、そういう中で私は、リーダーシップもうまく取れないまま、遅々として物事は進まずというビミョーな状態が続きました。

基本的にせっかちで「鉄は熱いうちに打っちゃいたい」私はどんどん気が滅入っていきました。

私自身のコンディションも日によって波があり(まぁそれは誰だってそうだと思いますけど)忙しかったり遠かったりのメンバーと「この日この時間内で」と予定を合わせて集合しても、そこに居合わせている人、さらにそこに居合わせてない人にまで、何か迷惑かけたらどうしようと、どんどん不安が膨らみ、みんなと一緒に限られた時間で納得できるものまで持ってくということに、すっかり自信を失ってしまいました。

あらやだ!嘆き節みたいになっちゃってますか!?うーんと、でもね、

ちょうど「あ、これはもう潮時だな」とストンッと腑に落ちるようなこともいくつか重なったんですよ。それで、未完成で途中ではあるけれど、思い切っていったんバンドというものをやめることにしました。

メンバーに私の思いをそのまま伝えたところ、皆私がそう考えたのなら、という感じで了承してくれて、私のことを気遣ってもくれました。本当に、演奏面だけじゃなく、メンバーには恵まれていたと思います。喪失感ももちろんあるんですが、何かぐるぐる悩んでいたところから、長いトンネルを抜けたような、スッキリした気持ちもします。

バンド活動振り返ると、自分達で苦労して作った音楽持って出かけて、色んな人に会って、むっちゃくちゃ悔しいこともあったし、涙出そうなくらい嬉しいこともあったし、今でも思い出して笑えるような面白いことにも遭遇したし、大変なこともあったけど、思い返せば楽しく本当にいい経験でした。そんなに数多くないですが、あちこちでライブにも出演して、アルバムのレコーディングもできて、制作の色んなこと学んで覚えたし、音楽的にも少しは成長できたかなと思います。

それと、やっぱりバンドやってきてよかったと思うのが、

コンナワタシニモ トモダチ デキタヨー。

すいません、照れ隠しにカタカナで言ってしまいました。

とにかく、音楽を通して素敵だと思う人とつながって、友達になれたってことですね。

たくさんじゃなくても、私のことを面白がってくれて、気にかけてくれて、会えば色んな話をしてくれる、そういう間柄の人が、この年になっても新しくできたってのは、もう宝物ですね。

今後もたぶん、私自身何かしら作らずにはいられない人間だとは思うので、何か思い付いたらその時できる方法を考えて、よりマイペースに、クリエイティブな感覚は忘れずに、音楽も続けていければと思います。(今のところ何も思い付いていないけど)

この「カナーンドッグのブログ」も、どうしましょうかね。もともと、バンド活動のことを中心に書くのが目的だったはずなんですが、ただのエッセーになりつつあります(笑)

この先も、続けて…いいかしら?

とにかく読者がいる限りね、できるだけ更新していきたいと思います。

最後に、ヨニンミマンの公式キャラクター「ヨンタ」より、一言ご挨拶させていただきます。