2022年3月19日土曜日

足し算と引き算と。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

ヨニンミマンのレコーディングをしています。

もう少し詳しく言うと、カホンの入ったアコースティック寄りの編成の「ヨニンミマン」と、ドラムの入ったバンド編成の「ヨニンミマンband」、それぞれ3曲入りの無料CDを作る為に、音源制作しています。

アコースティック編成の方は既にけっこう進んでいて、録音は全てのパート完了して、今ミックスに入っているところです。録音はメンバーだけでやって(マイクとかケーブルお借りしたりアドバイスいただきつつ)、そのトラックデータを提出して、その後のミックスやマスタリングという工程はプロにお願いしてより良い仕上がりにしていただく、という流れです。

今回は、一つの楽器に対しても、けっこうマイクを近くにも遠くにも色んな種類立てたりして、鳴っている音をクリアにきっちり録るというだけではなく、いわゆるアンビエンス…アンビエンスってさぁ…部屋鳴りってやつだよねぇ…つまり気配みたいなこと?(←あんまり分かってない感丸出し)そういうのも逃さず録って、最終的に聴かせたい「良い音」に近づけようぜ、ということで、とにかくそれっぽくやってみています。

まぁでも、やっぱりミックスに入ってみると、選択肢が多い分、いつも以上にしっかりとイメージを持って録った音の取捨選択、というのか、どれを生かしてどれをグッと抑えるかって判断が大事だなと思ってます。

すごいクリアに録ったもんにわざわざ全体的に歪み足してちょいくぐもらせてみたり、むしろ、この曲は生々しくリアルな質感を思い切って削っちゃうんだからね!みたいな。

難しいけどね、首かしげながら、足し算引き算だよねぇとか言って、ここ上げてくださいとか下げてくださいとか、とにかくそれっぽくやってみています。(←2回目)

メンバーと意見をすり合わせながら、ちょっとずつちょっとずつ完成イメージに近づけていく、という、まぁ大変だけどその過程もまた楽しいんです。

余談ですけど、足し算と引き算と言えば、私の苦手なもの…

算数です。

あ、数学の前に算数からもうダメだから。覚えておいてください。誰に対して言ってるのかわかんないけど、覚えておいてくださいね。暗算とか無理だから、お会計で私に人数で割っていくらになるとか聞かないでね。基本、計算は任せるから(笑)

またご報告しますね!

2022年2月11日金曜日

染み込ませたい。

 


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

前回、新しい録音機器を購入したというお話をしたんですが、本格的なレコーディングの前にある程度使い慣れておく為に、ちょっとお試しでカバー曲を録音してみることにしました。

ジョーン・オズボーンさんの2000年にリリースされた「ライチャス・ラヴ」という曲で、アルバムタイトルにもなっている曲です。

ジョーン・オズボーンさんは学生時代から大好きで、最初に聞いたのは、「レリッシュ」というアルバムの「One Of Us」という曲でした。それから何枚かアルバム買って、いまだによく聴いています。現在59歳になられるそうですが、今も音楽活動されていて、けっこう最近も新しいアルバム出したりしてるみたい。独特の歌声も変わってないです。

彼女のオリジナル曲も、色んな人の曲のカバーも、すごくいいんです。とにかく声が素敵なのです。ちょっと柔らかい感じで歌ってる時も、力強く歌っている時も、なんともかっこいい特別な声を持っていると思います。

さて、それで今回、尊敬するジョーン姉さんの曲をやってみようと思い立ったわけなんですが…当然ながら英語やん?だ、だ、だ、大丈夫なのか…覚えられるのか?発音とか…やっぱ私が歌うと変だったり?

…でもさ、でもさ、

You Tubeとか見てると、海外の方が日本の曲をバンドでカバーしてる動画もいっぱいあがってて、たとえ少しぐらい発音違ってても、一生懸命覚えて歌ってる姿ってかっこいいし、この曲が好きなんだなぁってのが伝わってきてなんかこちらが元気をもらうことありますよね!

それで、やっぱり私も頑張って仕上げて公開してみようと思ったんです。

とにかく、最終的には歌詞カードを見ながらじゃなくて、完全に空で歌えるように覚えること。それを目標に毎日毎日、繰り返し聴いては練習しました。

私が演奏して録音したのは、ドラム、ベース、ギター(バッキング)、ボーカル、キーボード(ピアノ・オルガン・ストリングス・ベル)、コーラス(上・中・下)で、

あとリードギターは夫に頼みました。なんせギュインギュイーンとかキロキロ~とか私ぜんぜんできないものですから…

録音は基本的にはMTRを使って、軽いエディットとか後がけのエフェクトとかミックス作業全般はCubaseを使って私がゆる~~くやりました。あんまりシビアにはしておりませんので、どうか目を閉じてじっと耳を澄まして聴いたりしないでいただきたい(笑)

レコーディングの際カメラまわしておいたので、色んなパートの録音の様子を切ったり貼ったりしてまとめた映像と共に、そちらに多少気を取られながら聴いてみて下さい。

https://youtu.be/y8zet6dhvds

とにかく今回思ったのは、日本語であろうが何語であろうが、自分の中に染み込ませること、無意識でも口から自然にさらさら~っと出てくるぐらい、浸透させること。それが難しいけど大事だなって。あと、機材もね、使い慣れてすっかり仲良くなっておくことがレコーディング成功のカギとなりますよね。

いやしかし、

いつも弾いてみた動画とか撮るたびに反省するんだけど、もっと楽しそうに演奏できないもんかねぇ~(笑)

もうちょっと笑顔も染み込ませたいものです。

また本格的なレコーディングが始まったら、ご報告しますね!




2022年1月16日日曜日

イカツイ相棒、引退。


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

この度、かれこれ15年ほど愛用してきたZoomのHD16っていうMTR(マルチ・トラック・レコーダー)が、ついに引退することになりました。

今まで私は、これで数々の曲を録音してきました。

曲の断片的なアイデアのメモから、頭の中で曲が出来てからメンバーに伝える為のデモ録音、レコーディング前のプリプロ、そしてガッツリCD制作用のレコーディング本番と、色んな段階の音源データをこの機材で録ってきました。この一台で録音~ミックス・マスタリングまでやってたこともありました。

最終的にハードディスクの中に保存されていたプロジェクト数は、合計108です。約15年間、よくここまで音源制作を積み重ねて来たなぁと思います。

だいぶ前から、わりと満身創痍でいつ完全に壊れるか心配な状態ではありました。

ちなみにこのブログを遡って見ていくと、2014年11月に「がんばれMTR。」ってタイトルのがあるんですが、その時既にReckボタンが陥没してしまい、今にも壊れそうだけど何とか生きてはいるから、これから始まるカナーンドッグのレコーディングでどうにか持ち堪えてほしい、みたいなことが書かれています。

そこからさらに7年以上、本当によく持ち堪えてくれました。

しかしいよいよ、限界が来ています。陥没したReckボタンが押しにくいのに加え、Stopボタンの効きが悪くなり、押してもすぐに止まらなくなってきました。それに、録音途中で突然フリーズしたり、謎のエラー表示が出るようになりまして...

間もなく始めるつもりのヨニンミマンのレコーディングでもギリギリ使えるかなと思ってましたが、さすがにレコーディング中に固まったり、テイクが保存できていなかったりしたら、ちょっとシャレになりません。

というわけで、ここは思い切って、新機材に買い替えることにしました。


古いMTR(写真上)から新しいMTR(写真下)へ!お察しの通り、ポチッたよ!

それではご紹介しましょう。ZoomのR24です。ねぇーやっぱりこの形じゃなきゃー。

パソコンやスマホで何でもできちゃう時代でも、このアナログ感がいいんだもの。

おそらく使い勝手はあまり変わらずで、色々改良されてる感じだと思うんです。8トラック同時録音はもちろん、HD16よりさらに8トラック多い、24トラック同時再生。

でもだいぶ小さくなったでしょう?側に大きさの参考としてシルバニア置いときましたけど。そんで、軽いんです。重さが1.3kg。何せ今までのがずっしり6Kgありましたからね。なかなかイカツかったですよね。イカツイ相棒から、ちょっとスマートな相棒にバトンタッチします。

まずはHD16に「長年頑張って偉かったね。お疲れ様。」と労いの言葉をかけたいです。本当に、使い方がちゃんとわかってからは、お友達のようでした。私の楽曲作りのパートナーでした。

新しいMTRとも、しっかり仲良くなって、今まで以上に良い音録れるように、一緒にがんばっていきたいと思います。

またご報告しますね!


2022年1月4日火曜日

「Everything must change」


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

さて明けました。2022年でございます。

去年の年末、何気なく「Everything must change」という曲を聴き始めたら、どっぷりハマって抜けられなくなりました。

この曲はもともと、バーナード・アイグナー作で、1974年、クインシー・ジョーンズの「ボディ・ヒート」というアルバムに収録されてる、作ったご本人が歌っているバージョンがオリジナルになりますかね。

数々のミュージシャンにカバーされていて、you tubeでもちょっと検索すれば色んな人の色んなアレンジのがたくさん出てきます。

吉田美奈子さんも「移り行くすべてに」という和訳でカバーしていて、これは何年か前に、私のベースの師匠のそのまた師匠から「中盤のベースラインがホールトーンスケールのいい勉強になるからやってみなさい」てな感じで宿題にされまして、必死で練習して持ってった思い出があります。(…結果は残念でしたが)

歌は、日本語訳も良いんですけども、やっぱりね、英語で歌った時のリズムが断然かっこいいと思うんですよね。特にそっとささやくように「except...」って言うんですけど、それが心にジーンと沁みるんだよねぇ。

あと、色んな人のバージョン聴いてみても、やっぱり私はクインシー・ジョーンズのが一番好きです。音色。幻想的なキーボード、オクターブのユニゾンでうっすら入ってるコーラス、あと後半入ってくるスネアのリムショットの「コツン」って音、やば過ぎ。

確かなことは多く無い人生の中で、時代は流れ移ろい、やがて人は老い、すべては変わっていき…という諸行無常の響きのようで、美しくも物悲しくもありまして…

ということで2021年の年末は、「Everything must change」をひたすらループし、ここ数年の出来事を振り返ったり、遠く離れている人の顔を浮かべてはしんみりと感慨にふけっておりました。

あ、落ち込んでるわけではありません。むしろ、数年前に比べたら自分自身持ち直し、余裕が出てきた証拠とも言えるかもしれません。

2019年、私は、とっくに打ち勝ったと思っていたのに実は長年潜みじわじわと体を蝕んでいた病が発覚し「大丈夫」と言いながらも、内心はショックと落胆で、どちらかと言うと暗澹たる気持ちで年越しを迎えました。

そこから2020年、ようやく治療がスタートし、少しずつ安心を得て、メインの治療を終える頃にはかなり痛みもやわらぎ、仕事にも復帰して徐々に自信、とまでは言えないけれど、平常心みたいなものを取り戻してきました。

2021年は、治療を続けながらも、ずいぶんそれを忘れていられるぐらい気持ち的にも解放されてきて、不安やら心配はいったん置いといて、自分の思うままに、新しくものを作ろうという意欲を持つことができたように思います。

しかしコロナの状況で、今までのようには音楽活動が自由にできなかったわけですが、ライブ以外の方法でも何か、メンバーと納得いく作品を仕上げられる方法は無いかと、あれやこれやと思案し、ちょっとですが挑戦もしてみました。

今年はそれを踏まえて、できる範囲で、音楽活動をしていきたいなと思ってます。

具体的には…またご報告しますね!

2021年12月5日日曜日

実は「ボーーン」

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

ちょっと前に、またまたベース弾いてみた動画撮ったよって話なんですけども、今回はジェフ・ベックの「Scatterbrain」という曲です。

この曲は、テーマ部分が8分の9拍子、その後8分の6拍子をちょいと挟みまして、その後アドリブっぽいとこが普通に4拍子っていう、頭おかしい曲なんですけども。いい意味で!(←何かとこの言葉に頼り過ぎ)

なかなか疾走感、緊張感のある曲で、特に後半になるにつれて、ストリングスもからんできてますます白熱してまいります。で、なんかやっぱちょっと中毒性がある曲だよねぇ。ついついもう一回、もう一回と弾いてるうちに「あ!いつのまにかめっちゃ指痛い…」みたいな。

もちろんギターで弾いてみた動画を撮る方が多いと思いますけど、ベースも充分取り組み甲斐のある曲です。

フィル・チェンさんっていうベーシストが弾いていて、あまりベース自体は「どや~」と派手に主張することなく、けっこうさらさらーっとスマートに、しかしドラマーが絶対やりやすいだろうなっていうベースラインを素早くタイトに押さえてるなぁと思います。(←えらそーにすいません)

今回も頑張ってベース耳コピしてみましたが、なかなか完コピは難しいので、複雑なニュアンスとか聞き取りにくい音はちょっとシンプルにさせていただきました。

あと、私はドラムも叩きますので、ドラムといかにピッタシ合わせるかっていうのをテーマにやってみました。揃えて揃えて、揃えてなんぼ。これが楽しいの。例えば、急に途中でドラムがハイハットを「ンツッ」と突っ込んで入れてくるところにベースもすかさず「ンドゥッ」と合わせて弾くという。

これは瞬発力だけではどうにもならないので、徹底的にリズムの細部まで覚えて練習しました。しかしいざ撮影となると、間違えないように、タイミング外さないように、気を付ければ気を付けるほどハマっちゃって、結局、たぶん動画40~50テイク録り直したと思います(笑)最後の最後、ラストのテーマ部分で手がもつれて倒れこんだこともありました…。

だけど、あらためて客観的に見てみると、この曲って意外と、難しいリズムで弾いてるとことか、パラララって高速で動いているところより、むしろ…

冒頭の「ボーーン」っていう全音符が一番難しいのではないかと。ここを、ただ伸ばすのではなくて、8分の9拍子のあの流れの中で最適な長さで弾くことが一番難しいのではないかと。そう思いました。この曲の肝というのは、実は冒頭の「ボーーン」でした。

いやぁ、ベースって、難しいもんですねぇ。それではまた来週。

あ、来週は無いんですけども。

では、「Scatterbrain」ベース弾いてみた動画、よかったらご覧ください。https://youtu.be/vlG2bHfY_iA


実はやっと、バンドが再開できそうです。何に向かってどのように進もうかとか、具体的にはまだ何も決まっていなくて、でもとりあえず、今月中に久しぶりにスタジオに集まってみます。

ですのでこれからしばらく、独り黙々と「弾いてみた動画」を撮ってる場合じゃなくて、バンドの曲を練習した方がよさそうです。一応、新曲も何曲かできてはきているので、また仕上げてお披露目できる日が来れば嬉しいなぁとは思ってます。

できるかな!?期待半分、不安半分。

またご報告しますね!



2021年11月20日土曜日

家電ですから。

 こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

少し前に、自宅で使ってたベースアンプが壊れましてね、

修理しても高くつくんで、もう買い替えた方がいいわけですけれども、せっかく買い替えるならもう少し音質のいいのが欲しいなと思いまして。

あと、自宅でレコーディングする時に、オーディオインターフェースにもなるとありがたいな、というのと、

今はライブの予定は無いけれど、もし今後ライブでベース弾く機会があれば、自宅練習用だけじゃなくライブでも使えるぐらいパワーがあると、なお嬉しいよね?

しかしなるべくコンパクトで、つまみはシンプルがいいぞ。

あと、できるだけお手頃価格でお願いしまーす。と、

いざ買うとなると色々欲が出ちゃって、あれこれ探してはいたんですが、う~ん、どれも帯に短したすきに長しね…と、なかなかこれっていうものが見つからないまま過ごしておりました。

そんなある日見つけたのが

Warwickから最近新しく発売されたばかりのベースアンプヘッド、GNOME(ノーム)です。

まず小さいのよ。重さ約1kgで大きさもお弁当箱くらい。狭い部屋の中でも場所取らないし、ヘッドフォンアウトもあってもちろん自宅でも静かに練習できちゃう。USB端子もあるからパソコンにつないだり、オーディオインターフェースとしてレコーディングもいけちゃいます。そんでこんなに小さいのに、300w出力あって、もちろんライブでもガッツリ使えます。実際楽器店で試奏した時、ampegの8発のキャビにつないだんですが、めちゃくちゃパワーあって、ズシーンとお腹に響く良い低音出てたし、あと、トレブルけっこう上げた時も、そんなにトゲトゲしくないけどしっかりアタックがあるかっちょいい音になって、「お~いいじゃない。」と思わずにやけました。

しかしお高いんでしょう?ヘッド買うとなると6、7万、それ以上しちゃうのかな~…しちゃうよねぇ~…と思いきや、価格はちょうど3万円くらい。一応、3モデル出てる中で一番上位モデルのGNOME i proってやつなんですけど、思ってたよりはだいぶお安いじゃありませんか。

ということで条件全部満たしとるやないか!買うやないか!

しかし…強いて言うなら1点だけ気になる点がございます。

つまみがシンプル、これも私の求めていた条件を満たしているんですけども、


なぜに表記がカタカナと漢字よ?ゲイン、電源、信号て…

どうやらWarwick社が日本向けに出荷するにあたって、なぜかちょっと気を利かせたらしく、英語ではなく日本語で書いてくれたらしいんですけど、

あ、ぜんぜん英語で大丈夫だったんですけど…

店員さんによると、おそらく初期ロットだけとのことですが、なんだか昭和のオーディオ機器みたいな、家電感。

まぁでも、生活感溢れる我が家の部屋の片隅に、すんなりとよくなじんでいて、だんだんかわいく思えてきました。私は機材を買ったのではない、家電を買ったのだと、そう思っています。

今までのアンプに比べて格段に音が良くなったので、ベースの練習がますます楽しくなりました。あと、これからデモ録音とか、弾いてみた動画の音源録音に活躍してくれそうです。



2021年10月25日月曜日

【高難度】ルルベ奏法。

 こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

さて、前回、キャロル・キングの「Bitter With The Sweet」のベースを練習している、というお話をしたんですが、思った以上に苦戦しまして、仕上げるのにずいぶん時間がかかってしまいました。

と言うのもこのベース、これは多分、実際弾いてみた人じゃないとわからないと思うんですが、独特のニュアンスがありまして…

例えて言うならば、

”バレリーナのつま先歩き” みたいな感じ?

伝わるでしょうか…常につま先立ちなの。ルルベってやつですね。決してかかとを下ろしてズシっと体重かけません、みたいな。

トコトコ、トト…くるっトト(←回転ジャンプした)

これは、この曲でベースを弾いているチャールズ・ラーキーのプレイスタイルなんだと思いますが、重みのある低音の安定感で支えるぜ、というベースのイメージとは異なり、なんか歌のそばでふわふわっと軽やかに舞ってる感じ。でも歌の邪魔しない。目線は高く遠く、余裕の表情でドタバタ感いっさい無し。どこまでも軽く、ソフトに。

このチャールズ・ラーキーの弾き方を、わたくし勝手に「ルルべ奏法」と名付けました。そんな奏法無いんですけどね。いかにもありそうでしょう。タイトル見て「何それ聞いたことない」と思われたことでしょう(笑)

しかし弾いてみるとこれがまぁ難しいこと。

イントロからずっと細かく動き続けていて、しかも テトテトって微妙に一音一音切ってるのね。かなり繊細な指先のコントロールが必要で、なおかつリズムを乱さず、全体的な流れを滞らせないようにしないといけないっていう、とにかく高難度ですね。

でも最も難しいのは、結局理屈じゃ説明の付かないようなことなんですけど、

同じフレーズ弾いてるのに、絶妙な「ほのぼの感」が出せないのはどうしてかしら…

音は耳コピで出来る限り正確に、けっこう細かいところまで頑張って取ったと思うんですけど、音作り?空気感かなぁ?もっとこう、聴いた人が「あら、かわいい」って言っちゃうぐらい素朴でキュートな感じを出したかったんだけどなぁ。ちょっとそこまでは再現しきれませんでした。

ところでキャロル・キングと言えば、「サラブレッド」というアルバムは聴いたことがあるでしょうか?リーランド・スカラーっていうサンタクロースみたいなヒゲもじゃのおじさんがベース弾いているんですが、最近聴いたら、「むむむっ う、うまい…!」と思わずうなっちゃう素晴らしいベースでした。

ドラムもそうですけど、ベース「うまい」って一言で言っても本当に、テクニックだけではなく、色々なうまさがあるなぁと思います。さりげなくグッとくるようなベースが弾けるようになりたいものです。

それでは、「Bitter With The Sweet」のベース弾いてみた動画、よかったらご覧ください。

https://youtu.be/ysEzy7qjcLE