2019年7月26日金曜日

私ならこれだなという1枚!



こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

えーと、今回わたくしのドラムの個人機材についてなんですが、
スネア、キックペダル、これらについては以前にこのブログで既に色々書きました。
今日は金物について書きます。はい、シンバル類ですね。
先に言っとくけど、今日はカタカナ多いよ!

まず、わたくしの手持ちのシンバルはと言いますと、
・Kカスタム ハイブリットクラッシュ16”
・Kジルジャン クラッシュライド18”
     ※クラッシュとして使っています。
・イスタンブールAgop トラディッショナルチャイナ18”
・Kジルジャン スプラッシュ
以上の4枚だったんですが、

このたび、新たにライドシンバルが仲間入りしました!!
はい、タムの隣にあるキーンキキキーンって叩くやつですね。
ヒトミ40歳、ライドシンバル購入しました。最初のMy金物としてクラッシュライド買ったのが25歳くらいだったかなぁ?それから数年に一度のペースで増えて、何年か前にクラッシュ16”買った時には「これで最後だろう」と思ったものですが…

最近猛烈に、あぁ、いい音のライド鳴らしたいな…これが私のライドの音ですねんって言える、良いライドを常にセットに組み込んじゃいたいなって。そうしたら完全に私のセットは完成するのではないか…と。
理想のライドシンバルの音色とかニュアンスについてなんか気付けばずーっと考えちゃう、毎日デジマートとにらめっこで、気になるライドシンバルについて調べては、どんな音が鳴るのかと、寝ても覚めても想いをめぐらせちゃう毎日でして、これはもう本当に、ライドシンバルに憑りつかれてしまったのですね。

えっ…もしかして私心配されてます?

若干頭おかしいと思われてても気にせず続けますけど、
とにかく数あるライドの中から私ならこれだなという1枚を選ばないと、どうやら気が済まなくなってしまいまして、ええぃこうなったら、いっぱい叩けるところに行くしかない、ということで、もう、行ってきました!
シンバル常時600枚以上展示、大阪梅田 三木楽器 ドラムセンターです。

ここでまず店員さんに、今私が使っているシンバル類と、事前に調べて気になっているライド数種類お伝えしたところ「それならばその方向性を踏まえた上で候補になりそうなものを色々お持ちしますので、どんどんお試し下さい」と、防音の試打ルームにご案内いただき「今お使いのクラッシュとのバランスも見てもらえば」と、私の使っているクラッシュと同じものも一緒にセットしていただきました。
さぁ、それで叩かせてもらったのが、多分、なんとなく覚えてるだけで9枚あったと思います。なんとなく覚えてるまま、メーカーと品名を書きます。

Zildjian(ジルジャン)
・K-ライド 20”
・K-カスタム ダークライド 20”
・〃                                22”
・K‐ケロップ 20”
・コンスタンチノープル ミディアムライド 20”

Istanbul(イスタンブール)
・メメット ミカエルZ トリビュートライド 20”
・ノスタルジア50’sライド 20”

Bosphorus(ボスフォラス)
・シルバー ライド 20”
・20thアニバーサリーライド 20”

ご覧の通り、1枚だけ22インチの大きいのが入ってますが、他は全部標準的な20インチで、トルコ系のちょっとダーク目のふくよかなサウンドのを試させてもらいました。

チーンと弱く叩いたり、カシャーンとクラッシュ気味に叩いたり、カップをコキーンと叩いてみたり、ドラムセットでリズムパターンの中で入れてみたり、取っ替え引っ替え試しました。

その中でダントツしっくり来たのがK-ライド。

単体で叩いた時のキーンという明るく綺麗なアタック音は「私の欲しかった音色はこれよ...」とうっとりしましたし、うるさくないけどダーク過ぎず、ジャンルを選ばず幅広くマッチしそうです。何より、セットの中でのピッチや粒立ちのバランスが「ちょうど!」でした。
結局Kジルでとことん揃えることになったのね。

ということで、決定、うちの子として連れて帰ることに。

帰ってから早速シンバルケースに新しく買ったライドも足してケースを持ち上げてみたら

ゾっとするぐらい重かったです(笑)
金属の円盤5枚の重さたるや…

これスタジオとかライブハウスに持ってくのかと思ったら、
正直、ちょっとくじけそうです。
しかし浪費家の衝動買いのように思われちゃあシャクですし、使ってなんぼだと思いますので、頑張って気合いで持ち込みます!

その後で言いにくいのですが、
今のところ、ドラムではっきりと決まってるライブもレコーディングも予定ありません(笑)

また決まったらお知らせしますね。

2019年7月8日月曜日

色褪せない名曲

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

7月7日 七夕の日、ちょっとフルメンバーではないんですが、
ヨニンミマンでライブと言いますか、あるイベントに出演してきました。

ケイスケの仕事が介護関係なもので、その施設内の七夕行事で、
七夕をテーマにした演奏をしてほしいというリクエスト頂きまして、
今回初めてボランティアとしてお邪魔することになったわけです。
お客様は80代以上の大先輩が30名ほどいらっしゃいまして、いやぁ緊張しました。

[セットリスト]
1.たなばたさま(童謡 ※ボサノババージョン)
2.願い事一つ(ヨニンミマン新曲)
3.七夕の夜(ヨニンミマン新曲)
4.太陽が昇ったら(ヨニンミマン)
5.見上げてごらん夜の星を(坂本 九)
------アンコール-----
6.ふるさと(童謡)
7.サヨナラワルツ(ヨニンミマン)

セットリスト見ていただいてわかるように、
新曲2曲入っています。
そうです、今回、このイベントの為に新たに作っていきました。

だけど新曲って、いきなり作ろうと思ってできるものではないんですよ。
少なくとも私はね。
この話を頂いてから、たまたまできたんです(笑)

「願い事一つ」という曲は、七夕の短冊をテーマに書いた曲です。
短冊をテーマに書くぞと決めたら、するする~っと1時間で曲と歌詞全部が出てきて、
自分でも驚きました。
過去最短かもしれません。
短時間で作ったわりには気に入っています。いつか七夕時期にフルメンバーで披露する機会があるといいなぁ。

「七夕の夜」という曲は、実は全くのゼロから作った曲というわけではなく、ヨニンミマンで既に何度もライブでやってきている「風のない夜」の歌詞を、七夕バージョンに変えたものです。

「風のない夜」は、冬が終わって春先に、自分の中の苦心やわだかまりに自分自身で決別する、みたいな内容だったんですけども、「七夕の夜」では、まず季節は夏の始め、夜空を見上げて、星と対話しながら色んなことを思い返して、星の光に慰められるような気持ち、静かに感謝する歌に替えました。
もともとメロディや曲調がすごく七夕っぽいので、けっこう新しく付けた歌詞がハマった気がします。

オリジナルの曲は、もちろん会場にいらっしゃった皆様知らない曲なわけですけど、
すごくリラックスして聴いて頂けて、笑顔で聴いて下さった方もみえて、安心しました。

それにしても、昔から長年歌い継がれている曲ってのは本当に、力があるなぁと思います。
無駄の無い美しいメロディと少ない言葉数の中で、たっぷりと情景が浮かぶんです。

まず「見上げてごらん夜の星を」は歌ってるだけでじ~んと来ますもんね。
特にいったん「手をつなごう~」のとこからいったんマイナーにいっといての最後また「見上げて~」に戻るあたり?
涙腺を刺激するよねぇ。

そして究極だなと思ったのが童謡「ふるさと」ですね。
実は本番の数日前にリハで伺った時、「ふるさと」を口ずさんでいる方がみえて、音出しで少しコード弾きしながら歌ってみたら、数名の方が次々と歌い始めたのです。
皆さん歌詞を完全に覚えてるんですよ。
それで、本番までに私もしっかり歌詞を覚えて仕上げてこようと思ったんです。
3番までの歌詞を調べてみたら、まぁなんと秀逸なこと。
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兎追いし かの山 小鮒釣りし かの川
夢は今も巡りて 忘れがたき故郷

いかにいます父母 恙無しや友がき
雨に風につけても 思い出ずる故郷

志を果たして いつの日にか帰らん
山は青き故郷 水は清き故郷
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ここまで削ぎ落とされていて、こんなにもストーリーが広がるなんて。お見事。

今回は本当に、貴重な経験させてもらいましたし、時代が移り変わっても色褪せない名曲の力をひしひしと実感しました。

さぁ、ライブ3週連続をなんとか無事やり遂げました。
そしてまた何か新しいことが始まる予感?
またご報告しますね!

2019年7月1日月曜日

修行中の身ですが。








こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

6月29日は、大阪にライブ出演しに行ってきました。G20の真っ最中です。
交通大混乱なんじゃないかと言われ心配してましたが、なんか、そうでもなかったです。
私は電車で行ったんですが、車組も高速こそ通行止めにはなってましたが、
下道は特に渋滞もなくすんなり現地入りできたみたいです。
なぁ~んだ。ま、無事行って帰って来れてよかった。

今回は、ベースのサポートで行きました。
いつもヨニンミマンでカホンを叩いてくれているモモちゃんからの依頼で、
ひょっこり決まった話です。彼女がドラムボーカルしてる彼女のオリジナルのバンドで、
大事なイベントが決まっているのに、何やら急きょベーシストを探さなきゃいけなくなったとのことで、いわゆるピンチヒッターです。
すごく困ってる様子だったので「私でよければ…」と引き受けましたが、
正直ベースでしばらくステージに立つつもりがなかったので、まったく予定外でした。

まず、どうしてベースでステージに立つつもりが無かったかって言うと、
ベースについては、今は孤独に修行を積むべき時期だと思っていたからです。
自分自身、また人前でベース弾こうかなと思えるまで、
人知れずコツコツ実力を付けて自信を得ようと思っていたのです。
や、勝手にね、そう決めこんでたの。とにかくそういう時期かなって。

ちょうど、少し前から、私のベースの師匠のそのまた師匠に、しばらくの間レッスンをして頂くことになり、与えられた宿題をこなすことで必死でした。
他の方からもベースしないか?とお誘いが無かったわけではないですが、
わがまま言ってお断りしてました。ごめんなさい。

でもね、誘ってくれて嬉しかったです。

何が嬉しいって、そりゃ、たまたまかもしれないけど、
いいドラマーからベース要員として思い出してもらっただけで嬉しいですよ。
私はそこそこ長い間ドラムやってきたので、
ベーシストでドラムの叩き心地や、楽しさや、どれだけバンドが変わるか知ってます。
だからついつい、ベース弾くなら良いドラマーの前で弾きたいと思うし、ドラムも、いいベーシストの後ろで叩きたいと思っちゃうんです。生意気言ってすいません。

いいドラマーとかいいベーシストとか、偉っそうにって思われたかもしれませんが、
どういう基準かはうまく説明できないですけど、この人の音がいいとか、やりやすいとか、好きなスタイルとか、あと人柄になっちゃうんですかねぇ。
結局私の勝手な好みでしょうねぇ。
技術だけではないです。センスとか、ノリとか。リズム隊って言われるくらいですから、ここの相性は大事です。信頼関係です。

そんなわけで、今回急きょ引き受けたんですけど、引き受けてよかったなと思います。
モモちゃん以外は今回初めましてのメンバーだったわけですけど、お二人ともお優しいし、しっかりバンドやってきてる方で何せ上手いんで、非常に気持ちよく弾かせてもらいました。

イベントは会場いっぱいいっぱいにお客さんが入っていて、ものすごい盛り上がりでした。







なかなかこんな熱気の中、演奏させてもらうこともないですからね。
久々のベースでのライブでしたが、不思議と緊張はほぼしませんでした。
まぁ、ミスもしたけど、楽しかった!
貴重な経験させてもらいました。ありがとうございました。

さぁ、またベースは修行に戻ります。

それから、またまた一週間後、ちょっとヨニンミマンで特殊な…まぁまたご報告しますね!