カナーンドッグ3rdの完成間近です。
これから、エンジニアさんから送られてきた3回目のミックス音源に対して、メンバーでまた要望のすり合わせをするところです。
かなり、イメージに近いところまできてます。あともう一歩。
ミックスって、そもそも何が正解かってのが無いような世界なので、第三者にミックスをお願いしてるバンドは、メンバー間で共通の認識を持って要望を簡潔にまとめて伝えるというところで、みんなけっこう苦労するんじゃないかなーと思うんですが、
幸い、ミックス案に対してメンバーの中で意見がどうにも食い違っちゃうとか、エンジニアさんに伝える前にこちらでまとまらないってことは無くてよかったです。
エンジニアさんからミックス案の音源が来ると、各自それを聴いてから、LINEのグループ通話とかトークで会議するんですが、どう感じたか、もっとどうしてほしいか意見を出し合うと、だいたい同感っていうか「たしかに。ではそんな感じでお願いしてみますか。」ってわりとすんなりまとまって、それを書記の私がだだーっと箇条書きにしてエンジニアさんへメールって感じです。
今回ニュアンスを伝えるのが一番難しいと思ったのは・・・ボーカルエフェクトかも。
一応事前に自分達で一通り作ったプリプロも提出しているので、こんな感じって目安はあるんですが、今よりももうちょっと攻めたい、けど、プリプロよりももう少しナチュラルに抑えたいとか・・・そのさじ加減、どう伝えるかですよね。
「これから、これをまず引いて、これと、これを足せばこうなる」みたいなレシピがわかってれば言いやすいんだけど、それがわからないし、なんとなく頭の中にあるおぼろげなイメージを・・・どう伝えればいいのかなぁって。
恥ずかしながらですけど、例えば送ったメールから抜粋しますと、
「ヒトミボーカルがちょっとつやつや?つるつる?し過ぎな気もして・・・どう言えばいいのかわからないですが、ちょっと試してみたいのが
う~ん、もっと何かうまい言い方ないのかよぅ。シルキーって何だよ(笑)
ただ、それでもこれを送った後に来た音源聴いてみたら、けっこうイメージ通りな感じになってました。エンジニアさんの察する力ってすごいねぇ。
私たちは、ただ少ないボキャブラリーでわがままをあーだこーだ言ってるだけだけど、エンジニアさんはそれに一つ一つ対応して納得する完成形までもってくんだから、相当な知識(それこそ膨大なレシピ的なものかな)とか、経験とか、するどい勘も必要ですよね。私には絶対無理だ・・・。
とにかく、完成間近です。
まずはもうひと踏ん張りしっかり会議して最終段階の要望のまとめ、つめていかないとね。
会議だよ、全員集合!
そろそろジャケットの公開もしていいのかなぁ。トレイラーの公開も間近!?お楽しみに。
ていうか自分も楽しみにしてます。早くできないかなぁ~。