2016年12月23日金曜日

会議だよ、全員集合!

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

カナーンドッグ3rdの完成間近です。
これから、エンジニアさんから送られてきた3回目のミックス音源に対して、メンバーでまた要望のすり合わせをするところです。
かなり、イメージに近いところまできてます。あともう一歩。

ミックスって、そもそも何が正解かってのが無いような世界なので、第三者にミックスをお願いしてるバンドは、メンバー間で共通の認識を持って要望を簡潔にまとめて伝えるというところで、みんなけっこう苦労するんじゃないかなーと思うんですが、
幸い、ミックス案に対してメンバーの中で意見がどうにも食い違っちゃうとか、エンジニアさんに伝える前にこちらでまとまらないってことは無くてよかったです。

エンジニアさんからミックス案の音源が来ると、各自それを聴いてから、LINEのグループ通話とかトークで会議するんですが、どう感じたか、もっとどうしてほしいか意見を出し合うと、だいたい同感っていうか「たしかに。ではそんな感じでお願いしてみますか。」ってわりとすんなりまとまって、それを書記の私がだだーっと箇条書きにしてエンジニアさんへメールって感じです。

今回ニュアンスを伝えるのが一番難しいと思ったのは・・・ボーカルエフェクトかも。
一応事前に自分達で一通り作ったプリプロも提出しているので、こんな感じって目安はあるんですが、今よりももうちょっと攻めたい、けど、プリプロよりももう少しナチュラルに抑えたいとか・・・そのさじ加減、どう伝えるかですよね。
「これから、これをまず引いて、これと、これを足せばこうなる」みたいなレシピがわかってれば言いやすいんだけど、それがわからないし、なんとなく頭の中にあるおぼろげなイメージを・・・どう伝えればいいのかなぁって。

恥ずかしながらですけど、例えば送ったメールから抜粋しますと、
「ヒトミボーカルがちょっとつやつや?つるつる?し過ぎな気もして・・・どう言えばいいのかわからないですが、ちょっと試してみたいのが、ショートディレイ系?コーラス系?のボーカルエフェクトを何かをうっすらかけて、サラサラっとした質感、シルキーな感じと言えばよいのでしょうか?それで聞いてみたいです。」とか。
う~ん、もっと何かうまい言い方ないのかよぅ。シルキーって何だよ(笑)

ただ、それでもこれを送った後に来た音源聴いてみたら、けっこうイメージ通りな感じになってました。エンジニアさんの察する力ってすごいねぇ。
私たちは、ただ少ないボキャブラリーでわがままをあーだこーだ言ってるだけだけど、エンジニアさんはそれに一つ一つ対応して納得する完成形までもってくんだから、相当な知識(それこそ膨大なレシピ的なものかな)とか、経験とか、するどい勘も必要ですよね。私には絶対無理だ・・・。

とにかく、完成間近です。
まずはもうひと踏ん張りしっかり会議して最終段階の要望のまとめ、つめていかないとね。
会議だよ、全員集合!

そろそろジャケットの公開もしていいのかなぁ。トレイラーの公開も間近!?お楽しみに。
ていうか自分も楽しみにしてます。早くできないかなぁ~。

 

2016年12月8日木曜日

3rdレコーディング 中間報告?事後報告?





こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

えっ!

えっ!?

今って、もう12月!?いつの間に!バタバタしてたら、気が付かなかった!


・・・あ、すいません、ブログの更新が滞ってたので、すごい忙くて、みたいなフリしてしまいました。

そんなに忙しくは・・・なかったです。

ご無沙汰しております。
前回、またレコーディングの中間報告しますね。とか締めくくっておきながら、ブログを書かないうちに11月中にすっかり録音終わってしまいました。今はエンジニアさんのミックス待ちです。
近いうちに、エンジニアさんから「こんな感じでいかが?」という音源が送られて来るはずなんですが、それに対して「さらに、こうしてほしい」という要望をメンバー間でまとめて返して、またそれに対して色々やってもらって・・・というのを今後何回か繰り返す感じですかね。
おそらく12月中には全てまとまって、“完成”という形になるはずです。それで、来年早々には配布開始できる見込みです。

レコーディングはね、おもしろいですね。エンジニアさんの仕事ぶりを見てるだけで、興味深いですね。
こんな録り方があるんだーとか、だんだん音が重なって完成に近づいていく感じとか、毎回おもしろいです。
だけど大変ですね。凝れば凝るほど、どんどん時間がかかって、大変になりますよね。色んなことが気になって、もう一回、もう一回と。3曲でこれだけの手間がかかるんだから、アルバムをどんどん出していってるバンドはすごいですね。

言うても、私なんかはドラムで音作りにそれほど凝ってるわけでもないし、レコーディングにあたって特別に試すようなこともないんで、ただいつものセットで叩くだけなんですが、
やっぱり一番時間をかけるっていうとギターですよね。
レコーディングとなると、やっぱり普段ライブでは表現しきれない部分の演奏が可能ですからね。

例えば分身の術で同じフレーズを2本同時に鳴らしてステレオ効果を狙うとか、ソロの後ろでバッキングを重ねるとか。ライブではその場で演奏してる人間1人につき出せる音数は限られてますが、レコーディングではそれこそ無限なわけです。多分トラック数も、ほとんど無限ですよね。
ただ、欲張り過ぎちゃって、ライブと雰囲気があまりにも変わっちゃうのはマズイし、普段と違うことをし過ぎて、自分らしくない音になっちゃうのは本末転倒ってもんです。

だから、その辺のバランスは気を付けながら、でもちょっとはレコーディングならではの試みもしつつ、録音していきました。
まぁ、とりあえず録り終えたその場で全体を通しで聴いてみたかぎりでは、わりと自分達っぽい音になってる気はしましたよ。
ここからパンを振ったり、イコライジングしたり、色んなエフェクトが加わって、さらに臨場感が出て聴きやすく、かっちょいい仕上がりになることを期待して、毎日わくわくしながら待ってます。
早く来ないかな~。

えーと、いつものことなんですが、気が早いですけどもう手作りのCDのジャケットや歌詞カードは出来上がってます。
そして、実は今回様々な角度からレコーディングの様子を動画撮影していまして、それらをうまくつなぎ合わせて短いトレイラー的なものを作ろうと計画しているんですよ。トレイラーの制作はクズヤさんにお任せしています。You tube等で公開して、新しいCDの宣伝をしようと。クズヤさん、めっちゃ張り切ってまして、レコーディング中は自分の演奏以外は完全にカメラマンになっていて、こだわりのカメラアングルで定点だけでなく、時にはカメラを手に身をよじりながら楽器にギリギリまで接近し、アグレッシブに撮影しまくっていました。

いやぁ、こちらもどんな仕上がりになるか楽しみです。