こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
16日(日)は津島グランツにてカナーンドッグ ライブに出演させていただきました。
いつものようにライブの様子をダイジェストにまとめましたので、よかったらご覧あれ。
https://youtu.be/x2TGvCjU4Qk
セットリストは毎度おなじみの曲に加え、新曲「ギター」初披露でした。この曲は初のベース クズヤさんメインボーカルに起用ということで、また今までになかった味が出ております。
この「ギター」という曲のデモを初めてクズヤさんに送った時、クズヤさんからもらった感想は
「かなり男前な曲ですね」でした。
その後、超渋い高倉健さんの画像が送られてきまして、それ以来私は、魂は高倉健さんのように男らしくなったつもりでドラムを叩いております。押忍。
ギターって、楽器の中でも象徴的な感じがするんで「ギター」というタイトルにしたんですが。
実際はドラムでもベースでも歌でも何でも言えることなんですけど、
バンドを今やってる人に、よくよくお話しを聞いてみると、忙しかったり、体壊しちゃったり、家庭の事情とかで楽器がまったく触れなかった長いブランク期間を経ている人がけっこういます。
もちろん、完全に楽器を手放したり、しまい込んでそれっきりの人もたくさんいると思います。
でも後に何らかの形で音楽に戻って来る人は、多分ですけど、まったく楽器に触っていなかった時期も、どっか心の奥底に、捨てきれずに楽器を持ち続けていた人なんじゃないかと、思うんです。心の片隅でね。根がミュージシャンの人っていうか。プロとかじゃなくて趣味でもね。
本人は長年音楽と無縁の場所に生きてすっかり音楽を忘れ去っていたように見えても、ただその人の中のどこかに音楽があり続けたなら、またいつか気付けば一緒にいました、みたいな感じで再び音楽に向かう時が来るような気がするんです。
そんなこんなを、男性ボーカルで歌うイメージで書いたら、なんかすごい男前な曲になってしまったんですね。自分、不器用なもんですから・・・。
ところで、
今回のライブでお会いした対バンの方々は、以前ヨニンミマンで対バンさせてもらった二村ユーリさんと、弾き語りの五十嵐浩司さんと、うちと同じく3ピースバンドのTrio-de-Guessさんは初めてご一緒しました。
私はうまいことレビューができないものですから、一言。
この3組のライブは、一度見に行った方がいいよ。
MCの常套句じゃないけども、「この機会に名前だけでも憶えて下さい。」
どこかのライブハウスのスケジュールとかイベントのフライヤーで名前を見かけたら、見に行った方がいいよ。ツイッターとかチェックした方がいいよ。
私、どういうバンドでどんな音楽で、どこがどう良かったかを説明しようとすると、どうしても何かエラそうな言い方になってしまいそうだし、感じ方は人それぞれなので、とにかく私は一見の価値ありと思ったとだけ言わせてもらいます。
どういうバンドかって、説明するの難しいですよね。
カナーンドッグも、よく「どういう音楽やってるんですか?」と聞かれるんですが、そういう時どう説明するのが適切か考えちゃいます。オリジナルをやってますからねぇ。
メンバー各人聴いて育った音楽もけっこうバラバラだし、コピーじゃないから例えば何に似てるとか言うの迷うしねぇ。
昔は、「ゆるめの、暗めの、激しめ」とか言ってたりしたんですが、なんかそうとも言い切れない気もするし・・・。
でも、ライブ見てもらったりCD聴いてもらって色んな人からいただいた感想で、自分達のことをあらためて知る、みたいなこともありますね。
例えばCanaan Dogのことを紹介していただく時、
ライブハウスの方から「シンプルながら心にガツンと響くギターロック」なんて言っていただいたり、
今回Trio-de-Guessさんから「ざらついたロックンロール」と表現いただいたり。ほぉ、そういう表現になるのかぁ、と。うふふ・・・なんかキャッチコピーみたいでカッコよさげだし。
ちなみに、既存のバンドで「曲が~みたいな印象を受けました」とかで、言われたことがあるのは、ACIDMAN、bloodthirsty butchers、ブランキージェットシティ、THEE MICHELLE GUN EREPHANTとかかな。
確かにどれも好きなバンドだから悪い気はしないですね。
あと、ライブもそうだけど、レコーディングするとまた自分達のことがわかりますよね。
今11月半ばからのレコーディング本番に向けて、仮の音源を自分達で録って作っていて、
メンバーとどういう音に仕上げるか、みたいな話し合いを重ねているんですが、その時に、
あのバンドのあのアルバムのあの曲のようなテイストにしたいよね、とか。
そういうので、また自分達の方向性を確認するきっかけにもなっています。
カナーンドッグ始めた当初は、探り探りだったってのもあるんだけど、自分達がどんな音楽をやりたいのか、どんな音が合うのかとか、あんまりわからずにやっていたけど、
だんだん自分達のことを知ることができてきてるな、と思う、今日この頃です。
しばらくはライブはお休み。レコーディングにかかります。
またご報告しますね。
2016年10月18日火曜日
2016年10月13日木曜日
素直じゃないもので
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
わたくし、基本的に性格がひん曲がっておりまして、(なんちゅう出だしや)
よくライブで、「みんな手拍子~~!」とか「もっと前来て~~!」とかあおられると、
「え、大丈夫です。」みたいな感じで逆にちょっと引いてしまうんですよね。
ノリが悪くて大変申し訳ありません。
私の場合、外からはノリノリに見えなくとも、頭の中ではめっちゃ感動していて、心は躍り出していることだって多々あります。
や、手拍子することもあるし、前にグイグイ出て行って見ることはもちろんありますよ。イエ~イと手を上げることだって、あるにはありますよ。自らね。
でも、なんか言われたからみんな「せーの」で揃ってそうしましたみたいのが、どうも・・・
たまにMCの途中で「拍手っ!」とか完全に言っちゃってる方を見かけるのですが、
そもそも拍手は要求するものではない気もします。
「イェ~」も自然に出ちゃったみたいのが、理想ではありますね。
あと、
「みんな大きい声出して!盛り上がってこうぜ~!」
「わ~パチパチ」
耳の後ろに手を添えて「足りないよ~?もっと大きくぅ~!」
「わわ~パチパチ(大きめ)」
「まだまだ、ぜんぜん足りな~い!もっともっと!もっと大きな声で~!」
「わわわ~バチバチ(さらに大きめ)」
のように、やっても重ねがさね要求される場合がありますでしょ。
あれが、けっこう辛いんです(笑)
壁際で石のようになってそのうち壁と同化してしまいそうです。
1回テレビで放送されてたプロの人の野外フェスかなんかの映像で、
ボーカルの人が客席の拍手と歓声を何度かあおった後、
「はんっ。やめだやめだ。今日の客ノリ悪いや。帰ろうぜ。」とか言って、いったんバンドメンバー全員ステージから袖にはけて、
「え~~!やだーーー!」とか客席が悲鳴を上げて最大級の拍手を必死で送ったところ、
「待ってました~!それそれ~!」みたいな感じでステージに戻ってきて大いに盛り上がっていた光景を見て、私は・・・気が遠くなりました。
あ、すいません、会場をより盛り上げる為に、皆さん演出を工夫して、あえてやっていることだと思いますので、あまり批判してはいけないですよね。私自身が苦手っていうだけでして。
あ!!
しかも今思い出したんですが、以前にカナーンドッグで野外出た時に、「ロスト」っていう曲のサビで、“Hey!”というのが24回出てくるんですが、演奏前に「みなさんも一緒にHey!を忘れなければ14、5回言ってみて下さい。」と何とも中途半端に遠慮がちに要求したことがありました。(恥辱)
そうなってくると、ただ単にやっぱり私が素直じゃないだけのことですね。
そして、ステージからのリクエストに応えて声を出し、手拍子や拍手を送ってくれるお客さんの協力姿勢、そして驚異的な素直さに、まずは敬意を払い、それこそ拍手を送らなければいけないです。
それと、根本的なことですが、
結局は、何言ったって、会場の空気が一変するような演奏ができるかどうかなんですよね。
それが一筋縄ではいかなくて、難しいんだよぅ!
レコーディングも控えていて色々準備中ですが、その前に、
10月16日(日)は津島グランツで18:00~のライブに、カナーンドッグで出演します。
【出演】
・Trio-de-Guess
・Canaan Dog
・五十嵐浩司
・二村ユーリ
前にヨニンミマンとしてライブ出た時に対バンさせてもらった弾き語りの二村君とも、またご一緒させてもらいます。
カナーンドッグとしては初めての対バンかな。
カナーンドッグは3番目で19:15頃から出演予定です。
4組、異色の組み合わせ?のようで面白いライブになりそうです。
楽しみです。
わたくし、基本的に性格がひん曲がっておりまして、(なんちゅう出だしや)
よくライブで、「みんな手拍子~~!」とか「もっと前来て~~!」とかあおられると、
「え、大丈夫です。」みたいな感じで逆にちょっと引いてしまうんですよね。
ノリが悪くて大変申し訳ありません。
私の場合、外からはノリノリに見えなくとも、頭の中ではめっちゃ感動していて、心は躍り出していることだって多々あります。
や、手拍子することもあるし、前にグイグイ出て行って見ることはもちろんありますよ。イエ~イと手を上げることだって、あるにはありますよ。自らね。
でも、なんか言われたからみんな「せーの」で揃ってそうしましたみたいのが、どうも・・・
たまにMCの途中で「拍手っ!」とか完全に言っちゃってる方を見かけるのですが、
そもそも拍手は要求するものではない気もします。
「イェ~」も自然に出ちゃったみたいのが、理想ではありますね。
あと、
「みんな大きい声出して!盛り上がってこうぜ~!」
「わ~パチパチ」
耳の後ろに手を添えて「足りないよ~?もっと大きくぅ~!」
「わわ~パチパチ(大きめ)」
「まだまだ、ぜんぜん足りな~い!もっともっと!もっと大きな声で~!」
「わわわ~バチバチ(さらに大きめ)」
のように、やっても重ねがさね要求される場合がありますでしょ。
あれが、けっこう辛いんです(笑)
壁際で石のようになってそのうち壁と同化してしまいそうです。
1回テレビで放送されてたプロの人の野外フェスかなんかの映像で、
ボーカルの人が客席の拍手と歓声を何度かあおった後、
「はんっ。やめだやめだ。今日の客ノリ悪いや。帰ろうぜ。」とか言って、いったんバンドメンバー全員ステージから袖にはけて、
「え~~!やだーーー!」とか客席が悲鳴を上げて最大級の拍手を必死で送ったところ、
「待ってました~!それそれ~!」みたいな感じでステージに戻ってきて大いに盛り上がっていた光景を見て、私は・・・気が遠くなりました。
あ、すいません、会場をより盛り上げる為に、皆さん演出を工夫して、あえてやっていることだと思いますので、あまり批判してはいけないですよね。私自身が苦手っていうだけでして。
あ!!
しかも今思い出したんですが、以前にカナーンドッグで野外出た時に、「ロスト」っていう曲のサビで、“Hey!”というのが24回出てくるんですが、演奏前に「みなさんも一緒にHey!を忘れなければ14、5回言ってみて下さい。」と何とも中途半端に遠慮がちに要求したことがありました。(恥辱)
そうなってくると、ただ単にやっぱり私が素直じゃないだけのことですね。
そして、ステージからのリクエストに応えて声を出し、手拍子や拍手を送ってくれるお客さんの協力姿勢、そして驚異的な素直さに、まずは敬意を払い、それこそ拍手を送らなければいけないです。
それと、根本的なことですが、
結局は、何言ったって、会場の空気が一変するような演奏ができるかどうかなんですよね。
それが一筋縄ではいかなくて、難しいんだよぅ!
レコーディングも控えていて色々準備中ですが、その前に、
10月16日(日)は津島グランツで18:00~のライブに、カナーンドッグで出演します。
【出演】
・Trio-de-Guess
・Canaan Dog
・五十嵐浩司
・二村ユーリ
前にヨニンミマンとしてライブ出た時に対バンさせてもらった弾き語りの二村君とも、またご一緒させてもらいます。
カナーンドッグとしては初めての対バンかな。
カナーンドッグは3番目で19:15頃から出演予定です。
4組、異色の組み合わせ?のようで面白いライブになりそうです。
楽しみです。
2016年10月2日日曜日
ベストテンポはおいくつ?
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
今日は四日市のスタジオエチュードさんでカナーンドッグの練習だったんですが、
今は16日のライブに向けて、新曲「ギター」の仕上げと、セットリストに入れ込んでるその他の曲のおさらい、それから近々レコーディングする曲について演奏しながら色々確認って感じでした。
レコーディングするにあたっては、まずメンバー全員一致で決めておきたかったことがありまして、それは何かと言いますと、タイトルにも書きました、
それぞれの曲の「ベストテンポはおいくつ?」ということです。
私は、ドラマーにあるまじきことと言われるかもしれませんが、正直、けっこうテンポってテキトーでして・・・
例えば、流れてる曲のテンポがだいたいいくつぐらいとか言い当てるなんてのは全く無理だし、
頭の中に正確なメトロノームは組み込まれていないようです。
その時のテンションによって速い遅いの感じ方もマチマチ。
デモ録音の時はけっこうゆっくり目に作ってあっても、スタジオで作り込む段階で、自分達が演奏していて気持ちの良いテンポはもう少し速かったり、ライブの時なんかはさらにテンションも上がってるもんだから俄然テンポも速まっておりまして、後であらためて動画で見てみたら、その爆走っぷりに仰天ってことも多々あります。
まぁ、私の場合はもともと走り癖がありまして、若い頃よくライブの後に「また走ってたよね・・・」とか言われ、その度にへこんだりしてました。
それでも昔よりは・・・多少、マシになった気もするけど・・・なかなか安定しないですね。
さてさて、そのテンポですが、レコーディングしてCDという形に残すからには、ある程度は、いつどんな時に聴いても、速過ぎず遅過ぎないような、だいたい中間どころで心地よいテンポで録りたいものです。
それでメンバーとLINEで打ち合わせてたりはしてたんですが、せっかくだから今日のスタ練中に、実際にクリックに合わせて演奏して歌ってみて、その曲に適切なテンポの落としどころを探ってみようってことになりまして、2上げたり、1下げたり、みたいなことを試行錯誤してみたのです。
そしたら、けっこうクリックに合わせた練習って、やってみると面白いもんですね。
BPMで1とか2変えるだけでも、歌いやすさとかスピード感みたいな印象ってやっぱり違うもんです。
Aメロは88だと丁度いいけど、サビは90ぐらいあるとノリが出る、じゃ、間取って89に決定、とか。
まぁそんなこんなで、メンバーとの間でとりあえずレコーディングする3曲のテンポについて決着点が出ました。
なるべく早いうちに、決めたテンポでまずはプリプロを録って、それをエンジニアさんに提出して、
正式なレコーディングは11月半ば以降ぐらいの予定です。
でもさでもさ~
たとえいつもよりだいぶ速くなってても、ライブテンポってのはそれはそれで普段出ない勢いが出てかっこよくなっちゃってたりしますやん?
その日によって、その人のベストテンポって、変わるやん??
・・・最後はまたガッツリ言い訳をしてしまいました。17年走り癖が治らないわけだ(笑)
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