2016年1月28日木曜日

ヨニンミマン「太陽が昇ったら」

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
今日は、あえて“ヨニンミマン”のヒトミです。と言った方がよさそうですね。

ついに、できました!!
年明け早々にレコーディングした音源が、ついに完成となりました。
この曲、たしか私が最初のdemoを作ったのは去年の夏頃だったかしら。
思い返せば・・・自分で作った曲のアコギに苦戦し、泣きながら練習するも最後は結局クズヤさんに弾かせるという、無茶振りをやってのけた曲でした。
はは!いいじゃない。別にド根性を歌ってる曲じゃないんだもの。(開き直り)
あ、ライブでは頑張って弾きます。
いやぁ、だけどレコーディングではやっぱり頼んでよかった。
おかげで最高の仕上がりになりました。

今回、初めて録音~ミックス、マスタリングまで一貫してプロのエンジニアさんにお任せしたわけですが、そのクオリティは「さすが」という他ありません。
この前のブログで、私が「間奏は何というか・・・日がささ~っと差してくる感じでピカーみたいなふうにして下さい。」という超バックリした注文を出したという話をしましたが、
聴いてみたら確かに「日がささ~っと差してくる感じでピカーみたいなふう」になっている気がしました。
お見事!
 
でも、今回もやっぱりジャケットと歌詞カードは自分で手作りさせてもらいました。レコーディング中に撮りまくった写真と、静岡のバンド仲間に送ってもらった初日の出の写真を使ったら、我ながらなかなかいい感じのCDになりました。
エンジニアの青木さん、我々のわがままにとことん付き合っていただき、本当にありがとうございました。
そして写真提供してくれたシコウくん、Martinのアコギを快く貸してくれたみくちゃん、Special Thanksです。
 



CDは、誰が何と言おうと、今回も無料でお配りしたいのです。やたらとばら撒いたりはしないつもりですが、友人とか、欲しいとおっしゃっていただける方に1枚1枚手渡ししていきたいと思ってます。

それと、遠くにいたりして普段なかなかCDを渡すことができない方、でもいち早く聴いてもらいたい方の為に、スペシャルプロモーションビデオ的なものを作りました。と言っても、動画ではなくて、曲に合わせて写真をスライドショーみたいにしたやつです。
ところどころに、相当マニアックな人だけがニヤニヤしちゃうようなマイクとか機材の写真も入れ込んでおきました(笑)
 
もちろん、このブログを読んでいただいている皆様にも、お届けしたいと思います。
気に入っていただければ幸いです。
 
 
 
 
 

2016年1月24日日曜日

リフレインが止まらない



こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

写真はBOSSから最近発売されたデジタルディレイ「DD-500」です。
どんな製品かと申しますと、

操作性が良くプリセット機能も優れているため、ライブ中、曲によっていくつかのパターンを使い分けるのにも便利だし、何しろ音が良い、しかもディレイだけじゃなく様々な空間系のエフェクトが可能で、ライブで力を発揮するのはもちろんのこと、しばらくつまみを回して遊んでいるだけで想像力が湧いてきて、これからの曲作りにも役立つかもしれません。

だそうです。ケイスケが言ってました。

まぁ、私は実際操作したりしないので、使い勝手とかはよくわからないのですが、これ1台あるだけで、今まで使っていたディレイはもちろん、トレモロとかも要らなくなっちゃうということで、ディレイとトレモロを下取りに出して購入する運びとなりました。
2台売って1台買う。それはスッキリして大変よろしい。賛成!

そんなわけで、今日はケイスケと某楽器店に行ってまいりました。

早速、お目当ての品を見つけ、試奏させてもらうことに。実際に触れてみるのは初めてですが、事前の予習の甲斐もあり、操作に戸惑うこともなく機能を確認。
間違いありません。
さて、予定通り購入するとしましょうか。
ということで、近くにいた女性の店員さんを呼び止め、その旨伝えることにしました。
「すいません、今試奏させてもらったこのディレイに決めようと思うんですけど、今日下取りをお願いしたいものを2つ持って来てまして・・・」
ケイスケが話している時、実はずっと気になっていることがありました。

その店員さん、ケイスケの話を聞きながらの相づちが、ずっと、

「ふん、ふん、ふん・・・・・ふん、ふん、ふん、ふん、ふん。」

「ふん、ふん、ふん」て何すか(笑)
いや、腹が立つとかじゃなくて、「ふん」て何なんすか。
いや、怒ってるわけじゃないのよ。何故「ふん」なのよ?「ふん、ふん、ふん」て!

結局その後は違う店員さんに対応してもらい、下取り価格では多少の紆余曲折ありましたが(って言う程のもんでもないんですが)なんとか無事に下取り&購入となりました。

いやぁ、あの不可解な相づちが忘れられない。もうめっちゃおもしろかったやん。
「ふん、ふん、ふん」が、まるでディレイのように頭の中でリフレインしています。
(ディレイにからめた。うまい。あ、うまくはないですか?)

さぁ、おニューのディレイには次のライブから早速活躍してもらいましょう。
2月7日(日)、初の津島グランツにてライブです。
時間等はまだ未定?近々の決定を待ちます。

2016年1月18日月曜日

結論:「私はやらない方がよい」












こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

年明けにレコーディングした音源のミックスを待ってます。
と言っても、実は既に一回はもらったんですが、それに対してなんじゃかんじゃ注文を付けて、再度ミックスしてもらっている最中です。

その注文ってのが、何せ私のようなもんは的確に指示できないものですから、
「間奏は何というか・・・日がささ~っと差してくる感じでピカーみたいなふうにして下さい。」
みたいな抽象的にも程があるわっていう表現になってしまい、
エンジニアの青木さんも、
「わ、わかりました。もう少し光足しときましょうか・・・。」と苦笑いでした。

ところで今日、ドラムを専門的にちゃんと勉強してきた青年とケイスケが語り合ってたのを見てましたら、
なにやら
「スティックを買う時には必ず重量を測って、木目の出方を慎重に見極めた上、頭を軽く叩いてみて木の固さや詰まり具合を微妙な響き方で聞き分け・・・」
みたいな話をしており、
はたまた
「あえてイスを5cm下げることで音色を変え、後ノリ気味にし、逆にイスを5cm上げると・・・」とか楽しげに話しており、
もう私にはマニアック過ぎてほぼ「★□●◆・・・★☆○□▽▲」と宇宙の会話にしか聞こえませんでした。

もう、ただ「そーなんですかーーー(裏声)」と言い続けるしかありませんでした。

この前のレコーディングでも、
「タムに貼り付けるミュートの素材は何かこだわりありますか?」とか聞かれて、
「へ???」とマヌケに微笑んでいたところ、
「どのガムテがいいとか。こだわる人はこだわりますからね。」みたいなことを言われ、
実際にガムテを細く丸めたミュートを付けた後、タムを叩いてみて、
「どうですか?もっとこうしたいとか、ありますか?」と尋ねられ、
「別に・・・あ、いや、イ、イメージ通りですっ」とその場をしのいだ私です。

ケイスケもよく言うのですが、
「何故、こういう音になるのか、何故、この聴こえ方になるのか、それをちゃんとわかりたい」と。

で、やっと気が付きました。
私の最も欠如している部分です。

その発想がそもそも無いのです。むしろ、なんでかわかんないけどいい音な気がするね~。
でけっこう満足して生きてきたのです。

じゃあ何故わざわざ自分のシンバルに付け替えるのかって?
見た目がかっこいいからさ!!色!

それで、ついに結論が出たんですけど、
私のような人間は、ミックス・マスタリングなんてやっちゃいかん。
なぜこうなるのか、というところをめっちゃ突き詰める発想が無い人間が、やるもんじゃない。
やっぱり音の鳴り方、聴こえ方の理由をちゃんと持って、もしくはそれを知りたくて探ろうという気がある人が、レコーディング・ミックス・マスタリングの機材を扱った方がいいんですよ。
向き・不向きはあるよ、人間。

私は、抽象的な注文を出す側にいる方がうまく行くと思います。

風が吹いてる感じでふわ~っと、色で言うと青から薄緑な感じかなぁ。なんてな感じでね。

・・・すごいエンジニアさんから嫌われそう(笑)

2016年1月7日木曜日

モノクロパワー!

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

ここのところずっと、先日レコーディング中にお前達は林家ペー・パー子かってぐらいパシャパシャ撮りまくった写真を画像編集ソフトでせっせとトリミングして、サイズ変更して、色調調整して、で、その後にモノクロにしていました。

何の為に?ふふふ・・・CDのジャケットに使う為に決まってるじゃないですか。
ジャケット、というか、まぁ中の歌詞カードですね。
そこは外注しないんですよ。いつものように手作りします。

今回一つ検証したい説がありまして、ずばり
「どんな写真もモノクロにすればまぁまぁかっこよく見える」説です。

それでやってみたら、やっぱりモノクロパワーすごいな、と。(笑)
 
 
 

 




 
どうです・・・?
なんかわかんないけど、ものすごいかっこいい曲録ってそうじゃないですか?
 
ちなみにこういう写真をたくさん使って、毎度お馴染みのクラフト紙に印刷するので、
モノクロパワー&クラフト紙パワーでまたもう一段渋い風合いが出ちゃいますよ~。

あ、そうそう、あとジャケットには静岡で一緒にやってた346というバンドのギターボーカル、シコウくんが元旦に送ってくれた初日の出の写真を採用させてもらいます。
高知県の桂浜付近で撮った写真だそうで、それがとってもいい写真で素敵だったので、「ジャケット写真として使わせてほしい」とお願いしたら、「ぜひ」と快くOKいただきました。

まさに「太陽が昇ったら」という曲にピッタリです。

 
さぁ、パッケージの準備は整いました。
あとは中身を待つのみ。あー待ち遠しいなぁ。

2016年1月5日火曜日

新春レコーディング

明けましておめでとうございます。カナーンドッグのヒトミです。

年明け早々、私たちはスタジオにこもっていました。
カナーンドッグの楽曲ではないんですが、まったく同じメンバーで一曲レコーディングしたんです。

「太陽が昇ったら」っていう曲です。この曲は人に贈るために作った曲で、今回ちゃんとプロのエンジニアさんに録音~ミックス・マスタリング一式をお願いしようってことになって、いつもお世話になっているスタジオエチュードの店長青木さんに依頼しました。

録音はなんとかすべて終了して、今はミックス作業をしてもらっているところです。

おそらくレコーディング作業を自分達でやらずに外部の方にお任せする場合、デメリットというか、もっとも懸念されるのが、意思の疎通がうまくいかないってことだと思うんですが、
その点では青木さんは普段からよく話もさせてもらったり、こちらは勝手に気心知れてると思ってるので、録音時もわりとリラックスして和気あいあいとさせてもらったし、ミックスに関しても、些細なことも遠慮せずに、素朴な疑問だって投げかけられそうです。

実際、レコーディング中も私たちけっこう小さな疑問やら心配やらも出てきたらすぐ聞いては解決し、「せっかくだから」を連発してはあちこち写真を撮りまくっていました。
(一応、企業秘密とかがあるとダメだから、ちゃんとあらかじめ許可もらいましたよ!)

いやぁ、それにしても興味深い機材の数々とすごいマイクの数。とんでもなく高価な物も使わせていただいたようです。
そして作業がスムーズで早い。さすがプロの仕事ですね。
しかし本当にビックリするぐらいの良心的な価格でやっていただきました。
ここまで至れり尽くせりやってもらって、こんな値段で大丈夫なの!?という値段です。

たくさん撮った写真から、ごく一部ですがレコーディングの様子をお見せしましょう。

ボリューム奏法をクズヤさんが黒子になってサポート。

ベースとドラムはあえて同時録音にしました。

アコギ録音中。アンビエンスと生っぽさを重視で。

とりあえず全テイクを録り終えた段階で、ほとんど未加工の状態で聴いても、なかなかいい感じに録れてましたので、ここにまたプロのミックスやマスタリング技術が盛り込まれたら、かなりいいものに仕上がるんじゃないかな。
納品が楽しみです!