2022年5月1日日曜日

糸口をつかんで

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

レコーディングについて。

ようやく構想したものが色んな人の手で進み始めて、少しずつ形になり始めていたところでしたが、色々なことが重なって暗礁に乗り上げまして、

ちょっと完成の目途が立たなくなりました。

一つのものを色んな人の力を借りて一緒に作るってのは、楽しいけれど大変です。一人で作るより難しいこともあります。

私は、自分自身が病気で動けなかった時期もあって、そこからさらに世の中の状況もあって自由にできなかった時間も長く、動き出したからには絶対にやり遂げるんだと、躍起になっていました。ずいぶん肩の力が入っていたと思います。

ただ、そこから不可抗力もあって、現実的に企画はいったんポシャったわけです。これは誰のせいでもありません。めっちゃ先を急いで走ってたら、すごい上空からタライが落ちてきたようなものです。(どんな例えや)

しばらくはがっくり落ち込んだまま、ただただ意気消沈という感じでした。

しかしそこから、徐々にですが気持ち的に持ち直してきて、今は、まず現実を受け止めて、もがくのはやめようと、時の流れに任せようという感じです。

はい、一回寝かせます。

最近はね、過度なこだわりは捨てて、私の理想的な形で全工程「コンプリート」しなくても、既にけっこう得るものはあったんだから、それはそれで良しとしようよって思えるようになってきました。いい意味で肩の力が抜けたのかもしれません。

だってまずは、メンバーはじめ色んな方が「いいよ」「じゃあやってみようか」って一緒に動き出してくれたことだけでも、本当に嬉しかったから。それと、

私はね、友達も多い方ではないし、社交的でもない。どちらかというと人見知りで、自分から積極的に誰かに話しかけられるタイプではないです。

だけど音楽やってると不思議なもので、その課程でたまに、糸口みたいのが出てくるんです。

それは、私が音楽活動にかこつけて、自分が接したい人に、勇気を出して話しかける糸口です。

私は今回のレコーディングにまつわる色々な工程でも、思い切ってそれをきっかけに、ずっと連絡を取りたかった人に久々に自分から声をかけることができました。それは本当に貴重なことで、それだけでも良かったと思えます。

あ、こいつ今後音楽やめんのか?と思われたかもしれませんが、別に音楽やめたわけではありません。

私は、もしこれからも音楽ができるならば、思い描いたようにはいかないもどかしさに負けず、時折ぴょこっと出てくる糸口を見つけては、それを迷いなくつかんで引っ張ってみたい。

それがまた何かの糸口につながる気がしているんです。

ただ今できないことはできないし、できそうなことを見つけてコツコツやってくしかないですね。

ちなみに今は、家で曲のアレンジ?カバー?したり、ベースを弾いたりしています。

またご報告しますね!