2024年11月7日木曜日

透明になって 音に溶けて…

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

先日何年かぶりに、私がベースを習っている教室の発表会で4曲ほどベースを弾かせていただきました。

発表会と言ってもソロではなく、他の楽器とかボーカルの生徒さんとも一緒にアンサンブルする、バンド形式での演奏会です。

午前中リハ、午後から本番だったんですが、バンドメンバーとはお互い当日初顔合わせ。自己紹介するタイミングも無いぐらいのタイトなスケジュールの中、リハで初めてバンドでアンサンブル、それですぐ本番を迎えるという、なかなかタフなイベントです。

ベース人前で弾くの久しぶりだし、果たして大丈夫なのか…

しかし一抹の不安を抱えながら朝会場に着いてみると、先生方も気さくに接して下さり、以前にライブとかご一緒したことのある方にも久しぶりにお会いできて、舞台袖で軽く談笑などしているうちに緊張がほぐれてきました。

リハはとりあえず曲を一回通すぐらいしかできないんですが

4曲とも必ずどこかのパートに先生が入って要所要所固めてくれてるし、まぁ何かイレギュラーあってもなんとかなるだろうと腹をくくりました。

写真はリハ中のわたくし。いつのまにか師匠が撮ってくれてました。


で、本番、これが超リラックス。

ベースでのステージ経験は多いとは言えませんが、リラックス度で言うと私のベース史上稀にみるリラックスな感じぐらいの超リラックス(←やたら長くてわかりづらい笑)

まぁ当日までに自分で準備できることはやったし

やっぱりリズム隊ですから、とにかくドラムと呼吸を合わせることに徹して…あとは周りからどう見られようがまぁいっかって感じで。もう自然。自然の中の私。

昔自分のバンド(カナーンドッグ)の曲で「ストローク」っていう曲書いたんですが

「透明になって 音に溶けて 染み込んでいって 跳ね返って 自ずと溢れて流れ出す」

という歌詞があります。そういう感覚を久しぶりに思い出しました。楽しく参加させていただきました。ありがとうございました。

まぁステージに立ってしまえば難しいことは考えず 楽しんで弾くのがいいですね。

で、も、さ、、、

…そうは言ってもさ、客席からの動画とか見返してみると、ベースの音、やっぱりもうちょい私の手元でなんとかできなかったかなぁ。コンサートホールって難しい。抜けてこないなぁ…トーン上げたりした方がよかったかなぁとか、モヤモヤと反省の霧が立ち込めて来ちゃって、う〜ん、、、

ダメダメ、反省し過ぎ癖が出てる。

さて、とにかく無事終了したということで、次!終わったことは忘れましょ。


来月はマラソン本番!気持ち切り替えないと。

またご報告しますね。


2024年10月10日木曜日

結局、そっちかい。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

先日、通勤中に「超リアルな行動心理学」というポッドキャストを聴いていたら
「なぜ練習量を増やす必要があるのか」という話題があって、
それがなかなか興味深かったんです。

誰だって効率良くものごとを習得したい。なるべく少ない練習量でてっとりばやく上手くなりたい。

だけども、結論から言うと「それじゃ上達はしないよ」みたいな話でした。

何かを習得しようとしている時、自覚できる意識としては「またできなかった」「ぜんぜんうまくいかない」という「失敗した」印象ばかり残るから、自分が上達してるってなかなか感じられない。でも実は無意識下では「今ここがダメだったから、もう少しこうしなければ」「こうすると失敗するんだな」という情報を蓄積しているというのです。

つまり、いかにたくさん失敗をしておくかが大事らしいのです。そうしているうちに、自分ができるようになる為のヒントが集まって、感覚的にコツをつかんでいくってことですよね。それって、人にいくら言葉で説明されても、頭で考えてやろうとしてもできないことだったりする。
繰り返し繰り返し「あぁ難しい」「あぁできない」って失敗しまくって練習しているうちに、フと気が付けば自然に体が動くようになってるみたいな。

確かに楽器の演奏ってそういうところあるよなぁ。
最初はできる気がしないけど、長年やってるうちにだんだん体に染み込んでくるもの。
それって、一朝一夕にはできないけれど、今の私が習得しているものは、私が山ほど失敗して私だけが手に入れたものなんだよね。

そう考えると、もしかしたらマラソンだって、
今は「ちっとも速くならない」「ぜんぜんラクに走れない」とか思っているけど、私の無意識下では走るたびに何かを捉えていて、身体もどこかしら情報が書き換えられ、知らないうちに少しずつ、より負荷の高い運動に対応できるようになっているのかもしれない。

さて、今回Charさんの「SMOKY」という曲のベースカバー動画をアップしました。
ギター好きな方がカバーすることが多いと思いますが、ベースもなかなか速くて難しくて、ちょっと不思議でおもしろいです。だけど個人的には、途中のキーボードソロが好きなんです。ベースでキーボードと絡みたいからカバーしたと言っても過言ではありません。いつものように完コピは目指さず、自分なりにフレーズは変えてみたりしてます。途中繰り返しがけっこう長いんで、そこはちょっと多めに動いてみたりしました。

やっぱり練習量がものをいうと知ったからには、失敗をものともせず鬼練だ!と弾き辛いところをしつこく弾いていたら、いたたたぁ… なんか左手の筋おかしくなったぞ。いったん休みます。湿布プリーズ。

本日の教訓:無理しない。ほどほどのところでやめる勇気も大事。

そっちかい!
結局、そっちかい。

いや、練習量を増やすことは大事って言ってもさ、気長に自分と対話しながら、ケガ無く続けられないとね。

秋は忙しいのです。体調崩さずなんとか乗り切りたい。
(10月はテンパって常に頭から煙が出ている状態なので「煙オクトーバー」と呼んでいます。※スモーキーとかけたわけではないですよ。)

またご報告しますね!

では「SMOKY」よろしければご覧ください。



2024年9月22日日曜日

あきらめるんじゃないんだ、力を抜くんだ

 

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

少し前、数年ぶりに偶然再会したドラマーから思いがけず、私にベースを弾いて欲しいとバンドにお誘いいただきました。

その方は色々あってしばらく音楽から離れていたけど、最近またドラムを叩きたい気持ちが高まってきてたそうで、ちょうどそんな時にバッタリ会えたから、思い切って声をかけてくれたのです。

まぁでも、特にライブとか外向けの活動するわけではなく、たま~にスタジオに入って大きい音出して遊ぶって感じです。

なんかそういうの、すっかり疎遠になっちゃってもうできないと思ってたから、あぁ、またできるんだなって、素直に嬉しかったです。

で、夫にもギターで入ってもらって、3ピースで歌モノのカバー曲でもやろうってことになりました。

とりあえずスタジオの日までに、なんとなく雰囲気が合いそうな2~3曲提案しました。

しかしいざ練習してみると…あら、あんまり深く考えずに選曲したけど、私ベース弾きながら歌えないといけないのね。それがやってみるとすごい難しいのです。

手元をチラチラ見ながら前向いて歌うの忙しいのなんの。ねぇねぇ、ベースボーカルの人ってさ、なんであんなに指板見ないで弾けるの?自分の出音に歌がめっちゃつられるし。

いやぁえらいこっちゃ。

ちょいと遊びだからと甘く見てたら大間違い。けっこうマジメに練習が必要なやつでした(汗)


ちなみに、11月には5~6年ぶりに発表会に参加して4曲ほどベースを弾かせてもらう予定がありまして、そちらも絶賛練習中です。

自分で出るって決めたことなんだけどさ、これがまた…けっこう不安でいっぱい。

初対面の方も入ったバンドでほぼぶっつけ本番だし、今まで経験してきたライブとはちょっと勝手が違うことが多々あるんで、どうなることやら。あぁ怖いよー。

あんまり細かいこと気にせず普通に弾いて帰って来ればいいのかなぁ。

だけどね、せめてちゃんと自分が納得いくベース弾きたいなと思っちゃうんです。せっかく新相棒momoseの5弦ベースで初めてステージに立てるんだし。

それにバンド形式で弾くからには、やっぱり一緒に演奏するメンバー(先生も含む)に「やりやすい」と思ってもらえるようなベース、しっかりまとめたいじゃないスか。自分なりの動きも入れつつ、出しゃばり過ぎず…ベストなフレーズを探って…

うーん、なかなかそこまで考えちゃうとハードル高いかな。でも、とにかく最善を尽くしたいんです。そして今日もついつい練習し過ぎて、左肩が順調に痛いです。やだわ。また鍼灸治療行かなきゃ。


それと話は変わるけど

今年12月、わたくし再びフルマラソンにチャレンジします。

前回の挑戦では制限時間に間に合わず無念の途中棄権だったので、リベンジを果たしたいのです。12/15 三重松阪マラソン 42.195km、この1本だけエントリーしています。

今年はなんとしても完走したいのよ。しかしいまだに残暑厳し過ぎてあんまり練習できてません。これから3ヶ月弱でどうにか足や心肺機能を鍛えて、一定のペースで走れる距離を伸ばしていかないと。

ぐぬぬ… キ、キツイかも。間に合うのか?時間が無いぞ。ビミョーに忙しくなってきた秋。

ちょっとアレもコレも欲張り過ぎ?妥協したくはないけれど、気が付けばズシズシとプレッシャーがかかってるじゃないか。


そうだ、こんな時はいつもこの言葉を思い出すのです。

「あきらめるんじゃないんだ 力を抜くんだ」

ザ・クロマニヨンズの真島昌利さん作詞作曲「ドラゴン」って曲に出てくる歌詞の一節です。

そう、あきらめないけど、なるべく無理せず軽やかに、気をラクに。

焦らず力まずこの状況を、この過程を一つ一つ

楽しめたらいいな。


またご報告しますね。

2024年8月13日火曜日

「太陽が昇ったら」という曲

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

先日、数か月ぶりにお会いした方から「YOU TUBE見ましたよ!」と言っていただきました。

そっか、そう言えば前に「最近バンド活動はしてないけど楽器は続けていて、たまに弾いてみた動画をアップしてる」みたいなことを話したんだっけ。

その時は会話の流れで、何の気なしに自分のYOU TUBEチャンネルを紹介させてもらったんだよね。

嬉しいなぁ~ 本当に見に来てくれたんだ。しかもそのことを覚えていてくれて「見ましたよ」って言ってくれるなんて…気を遣ってくれたんだな。私は「わ~ ありがとうございます~」と頬を緩ませました。

しかしその後が予想を上回る驚きだった。

その方は、最近アップした動画をきっかけに過去の作品もいくつか見てくれて、たまたま ヨニンミマンの「太陽が昇ったら」という曲を見つけ、それが本当に本当に好きだと 力説してくれたのです。

「感想をうまく言葉で表現できなくて」と申し訳なさそうにしながらも、どれだけ「太陽が…」を聴いて感動したか、一生懸命に伝えてくれた。その話しぶりで絶対にお世辞ではないとわかったし、私は胸が熱くなり嬉し涙がじんわりこみ上げました。

誰かにCDをお渡ししたり動画を紹介させてもらっても、その後 特に感想を聞けないことも多いです。「あれ、どうでした?」なんて聞くのも野暮かなと思うし、結局お耳に合ったのか、合わなかったのか…まぁそりゃ、それぞれ好みがあるし、もし「いい感じ」と思ったとしても、それを言葉にするのって難しいよね。やっぱり少し勇気がいるもん。

だから本当に気に入ってくれて感想を伝えてくれるっていうのは貴重なんです。

それにしても…自分の曲はどの子もかわいいけど、やっぱりこの曲は、なんかすごいな。

というのも、アルバムの感想をいただいた方のほぼ全員「太陽が…」が一番良いと言うし、ライブでもこの曲を聴いて「CD下さい」と声をかけてくれる方がみえたり、とにかく私の生涯の曲で、間違いなく最も好きになってもらった曲だと思います。大勢にヒットはしてないけど、私の曲の中で断トツ一番人気。

もちろんウケを狙って歌詞を書いたわけではないです。ただ自分の内から湧き出てきた思いを一滴も逃すまいと、真剣に書いたのは確かです。

それに、バンドで仕上げた全体のアレンジがよかったんだと思う。独りで作ってたらここまでは気に入ってもらえなかったかも。

私は、今度会う時にアルバムをお渡しする約束をしました。ジャケットや歌詞カードを見ながら音楽聴くのが好きだから、CDがあると嬉しい!と喜んでくれました。私より若い年代の人でも、CDを喜んでくれる人がいるんだねぇ。

それでまた思い出したんですが、アルバム「オンガク」にはセルフライナーノーツってものがあるのです。それを久しぶりに自分でも読み返しました。あらためて見ると懐かしいし、我ながら本当に思いがたっぷりだなぁと思います。

せっかくなので渡す前にと思って、今さらですがライナーノーツの最後に、ジャケットについて追記しました。よろしければ読んでみて下さい。(追記部分は2018年4月のブログからの引用を基本にしています)

https://yoninmiman-ongaku.blogspot.com/2018/04/blog-post.html?m=1


ちなみにこれからベースが少し忙しくなりそうですが、ちょっと歌いたいなぁという気もしてきた今日この頃です。

またご報告しますね!

2024年7月19日金曜日

ピタッと合って

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

こんなにピタッと合うことってあるんだねー。いやぁグッドタイミング。

7月に入って、なんか奇跡的なタイミングでずっと会いたかった人に会えたりして

嬉しくって。


私って昔から、

外食に出かけると店が臨時休業だとか、出かけたとたん思いっきり豪雨に降られるとか、スマホ忘れた日にタイヤパンクしたりとか(笑)そういう「よりによってなんでこんな時に」っていうバッドタイミング話も多いんですが…

最近はね、日常の思うようにならないことにもむやみに凹まず、むしろすかされてナンボ。これはいつか訪れる幸運の為のポイ活だぞ。そう、今ポイント貯めてます、と。つまり、普段から「不運」「ハズレ」「すれ違い」等の出来事に遭遇しておくことで、せっせとグッドタイミングポイント(略してGTP)が貯まり、そのうち大きいラッキー還元キャンペーンがやって来るのだと、そう思うようにしていました。

流れが来ない時期は、私がどんなに願おうがどうしようもないんで、そこは身を任せるしかないわけです。あ、昔「ないものねだりの日々」って曲で、こんな歌詞を書いたな。


ゆくあてもなく漂えば どこかへ辿り着くのか 今までだって

なにもかも忘れた頃に 思いもよらない出来事が 待ち受けていた

あいかわらずの ないものねだりの日々 僕は ただ彷徨う

あいかわらずの 捨てたもんじゃない世界 僕は まだ諦めきれない


とにかく最近、奇跡的なタイミングで良い事が重なって、いやぁピタっと合う時は合うんだなぁと思ったんです。

ところで先日、久しぶりにベース&ドラムカバー動画を撮影・アップしました。

イギリスのアシッドジャズバンド「インコグニート」の曲です。

ある日たまたまこのバンドのMVをYOU TUBEで見つけ、お洒落な心地よい曲だな~と思いながら見ていましたら、なんとびっくり!よく見ると私の心の師匠、ヨランダ・チャールズがベースを弾いているではありませんか。え!ヨランダ姉さん、インコグニートに参加してたことあったの!?

ということで、さっそくベース練習しました。それと、前回のブログでお話した通り、友達がドラムを練習し始めたことに刺激を受け、欲張ってドラムも本気練習することにしました。

で、せっかくだから、原曲以上にベース&ドラムの「リズム隊ピッタリ感」を出したい。

もちろん同一人物が一緒に弾いてるんで、双子以上に息は合うはずなんですが(笑)よりピタっと合うようにフィルインを工夫しました。特にハイハットのOPEN/CLOSE「ツーッ」ってやつです。これがベースのフレーズと合うと気持ちいいいんだよねぇ。「タツッツー」とか、すごく好きです。

それでは、インコグニートの「Still A Friend Of Mine」のベース&ドラムカバー動画、よろしければ「タツッツー」に注目してご覧ください。

https://youtu.be/R17B3PHB0wY



またご報告しますね。

2024年6月2日日曜日

諸説ございます。


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

先日友達から「ドラムに初挑戦するのでセッティングを教えて欲しい」と依頼があり、喜んで一緒にスタジオに入りました。普段担当している楽器は違うんだけど、推しのドラマーさんがいて、そのバンドの曲でドラムを練習したいとのこと。私は勝手に張り切っちゃって、自分の機材をいくつか貸し出して使ってもらうことにしました。

私は最近じゃベースばっかり弾いていて、すっかりドラマー感が薄れてきていました。そうだ、私ドラマーだったんだ。「ただいま帰りました。」初心に帰るってこういうことだよね。いい機会をいただいたなぁ。

一通り私のセッティングの仕方について話した後、スティックの持ち方とストローク、あとバスドラのキックの仕方についてもあれこれ説明したんですが、これって諸説あるよねぇ。だから私のが正しいとは限らないし、自分に合う方法を徐々に見つけて選んできた結果だから、変わっていっても構わないと思います。

私の場合フォームのお手本って言ったら、まず村上ポンタ秀一さんの ふわっ ふわっと 美しい軌道を描く腕の振り上げとか、ニック・ディヴァージリオさんの、力みは無いけどメリハリとパワーのある叩き方とか、テリ・リン・キャリントンさんの腕のしなりとか。本当に皆さん、派手なパフォーマンスはしなくても、叩き方そのものが惚れ惚れするぐらい綺麗なんです。

ドラムを叩いたことがない人に教える時、ドラム教室の先生とかってどうやって伝えるんだろう?

当たり前ですがドラムは、どんな叩き方でも打てば音は出ます。じゃあ「ドラムが叩ける」ってどういう状態か?ということになりますよね。テクニックを突き詰めればキリが無いし、私もあんまり難しいことはできないしなぁ。

だけどね、やっぱりいい音は出したいですよね。しっかり鳴らしてこそドラムという生楽器だと思うんです。ある程度は後からテクノロジーで補うこともできるかもしれないけど、その前に、楽器そのものが充分響いて鳴り切ってるのか、そこが大事かなと思います。

それにはやっぱり、力任せじゃなく強くキレイな音が鳴る理屈を知っておいた方がいいし、脱力できるフォームとかは最初にちょっと頑張って習得しといた方がいいかなと。だからつい、その辺りの解説が長くなっちゃいます。う、うざがられてないといいけど…だって長い目で見たら、最初は苦戦しても慣れれば後々ラクになるから。力で無理に叩くと体にも負担がかかるからねぇ。

そうそう、私、始めたばかりの頃は適当にスティックを握りしめて叩いていたから、すぐに手が豆だらけになってたけど、グリップを改善したらほとんどできなくなったし。筋トレとかしなくても、音はけっこうデカいと言われています(笑)

「良い音」…まぁこれも、諸説ございます。

友達のドラム道、これから成長の過程を動画に記録して随時公開していくという長期プロジェクトらしい。楽しみです!そして私のドラムがこんな形で役に立つとは。

楽器も喜んでると思う。嬉しい。

何か久しぶりに私もドラム1曲練習しようかな。

またご報告しますね!

2024年5月27日月曜日

眠れぬ夜の対処法

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

皆さま、眠れない夜ってどうしてますか?

別に大した悩み事がなくても、仕事が忙しかった日とか、パソコンやスマホ見る時間が多かった日とか…なんかいつまでも脳内で神経がチカチカ目まぐるしく何かを伝達し合っているようで、どうにも寝付けない。

最近はね、極力カフェインを摂らないように気を付けているし、昼間はなるべく日光を浴びたり運動するし、夜はゆっくり湯船に浸かるし、時にはGABA配合の快眠ドリンクまで飲んだりなんかして、私なりに眠れる準備をしているつもりなのですが(←このマジメさも眠れない要因の一つかも)

とにかく何故だか目がさえちゃって眠れない夜があるわけです。

眠れない時の対処法として、昔友人が「九九を唱えるといいですよ」と言っていたけれど、私にはあまり合わなかったみたい。「ひつじが一匹…」とか数える系も途中からめんどくさくなっちゃうし、もう少しなんというか、心休まるようなサラサラ唱えられるものって何か無いものか?

そこで私は考えました。そうだ!般若心経とか覚えて唱えてみたらどうかしら、と。

お経って心を鎮めるセロトニンって物質が分泌されるとか何とか、どこかで聞いたことがある。そう言えば電車で写経をしている人を見かけたことがあるな。今まであまり縁が無かったものだけど、なんとなく興味が湧いてきて、般若心経ってどうなのかな、と。

ということでさっそく般若心経について調べてみましたら、数あるお経の中で最も短いお経と言われてるんですね。全文は字数にして262文字。だけど、ただ闇雲に暗記してもしょうがないよね。ある程度は、どんなことが書かれているのか知った上で覚えないと、とてもじゃないけど目を閉じてスラスラ唱えるまで辿り着けないな。

そこで、Amazon Primeの無料で読める電子書籍から「眠れなくなるほど面白い般若心経」という本をダウンロードしてみました。そもそも眠ろうとしてんのに「眠れなくなるほどおもしろい…」ってタイトルの本読むのもどうかと思うけど(笑)

しかしなるほど、読んでみるとなかなか面白い。般若心経の構成や一つ一つの意味も解説されていて、へぇ~と思いながら楽しく読んでいます。もちろん凡人の私が簡単に理解できるような内容ではないですし、一朝一夕に習得できるものではありません。いくら短いって言っても、やっぱり全文覚えるとなると大変だな。

そんなある日YOU TUBEで、般若心経に音楽を融合させてサラッと聴きやすいアレンジの楽曲にしている僧侶がいらっしゃることを知りました。

愛媛県のお寺の副住職でありミュージシャンで、般若心経を日常の中でより身近なものにすべく、MV制作やライブ活動もされているみたい。国内外でたくさんの反響があるとか。

ミュージック般若心経。聴いてみると音数はそれほど多くはなく、ギターとかピアノや打楽器の音が適度に入っています。一定のリズムの中でそれらが出しゃばり過ぎず、しかしお経のハモリが何層にも重なっていって全体的にゆるやかな抑揚があり、心地よく身を任せリラックスできます。

これは飽きずに繰り返し聴けそうです。色んなバージョンがありますが、

桜の時期のお寺の映像が美しい「sakura mix.」がオススメです。よければ一度ご覧ください。


https://youtu.be/XwD-tpNsvzU?si=XhJCyZpU5A5NSz8x


またご報告しますね。