こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
去年から、2000年に解散したブランキージェットシティの音源がサブスク解禁されたり、解散ライブのスペシャル映像が期間限定で配信されたりしていて、ファンの間で「もしや…いよいよ再結成か!?」と期待が高まっています。私もその一人。
BLANKEY JET CITY
私が中学生の時、たまたまブランキーの「狂った朝日」という曲のMVを見て、子供心に「なんだこのバンドは…!」と密かに興味を持ったのが最初。
大学生になってドラムを始めてから、ブランキーの曲をあらためて聴いたら、中村達也さんのドラムに衝撃を受けました。学生時代はまさにブランキー漬け。アルバム聴きあさりました。
1998年東京の豊洲で開催されたフジロックでブランキーのライブを初めて見た時、とんでもなくドラムの音が良かったのを今でも鮮明に思い出します。最初の一音がもうすごかった。絶対にあの音を出したいと思いました。
私がブランキーを生で見れたのはそれ1回きりですが、とにかく中村達也さんのドラムにかなり影響受けてます。リズム感、存在感、他の誰にも出せない特別なグルーヴを持っている、唯一無二のドラマーです。
少し前にYOU TUBEで千原ジュニアさんと達也さんの対談映像がアップされましたが、達也さんの話しぶりから、どうやら達也さん以外のメンバー(ギターボーカルの浅井さんとベースの照井さん)はブランキーをもう一度やる気は無い様子。たとえファンから熱望されても、過去は振り返らず自分の今を追求するってのを貫きたいと思ってるらしい。誰にも媚びずに音楽やっている真正直な人で、その姿勢はかっこいいなと思う。
でも達也さんも「ブランキーの曲を今聴いてもすごくいいと思う」「今の3人の感性で当時の曲をやってみたい」というようなことを飾らず話してくれていて
あぁ、この人は雲の上の存在だけど、根っこの部分は本当に純粋な1バンドマンで、私達と変わらない、すごい近くにいてくれてる気がする。
胸の内を包み隠さず話してくれてありがとう…そんな気持ちになりました。
さて、そんなこんなで新しい年、ここで私のルーツみたいな曲、ブランキーの「ガソリンの揺れかた」という曲をもう一度やってみようと思い立ちました。
まさに原点回帰と…+アルファ、私も、音楽的にもいろいろ経験してきて20代の頃には出せなかった感性や音色があるはず。
ハイハットオープンクローズを使った特徴的なフィルイン、やっぱりおもしろい。すごい曲だなぁ。久々に叩いて本当に楽しかったです。
では、よろしければ「ガソリンの揺れかた」ドラムカバー動画ご覧ください。
またご報告しますね。