こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
今回は、ゴスペルシンガー フレッド・ハモンドの「Let the Praise Begin」という曲のベースカバー動画をアップしたので、そのことについて。
フレッド・ハモンドの曲を初めて聴いたのは…15年くらい前かな?
なんとなくCD屋さんでゴスペルのオムニバスCDを試聴してみたら、フレッド・ハモンドの「Glory to Glory to Glory」という曲が入っていて、その迫力とビシビシにキメが入ったテクニカルな演奏に「なんじゃこりゃ!!」とたまげまして、もちろん買って帰りました。オムニバスだったのにそればっか聴いちゃって(笑)
そこから、その当時はドラムしかやってなかったので、YOU TUBEで「ゴスペルチョップス」と呼ばれるドラムスタイルの凄腕ドラマー達の映像をたくさん見て、ゴスペルドラムの魅力にすっかりハマりました。
そういうわけでどちらかというとドラムにばかり注目していたし、フレッド・ハモンドの曲は1曲しか知らなかったんですけども、最近あらためてフレッド・ハモンドのアルバムを購入してじっくり聴いてみたら、いやぁベースもすごいんだねぇ。5弦ベースで低音活かしながらスラップをバチバチに使ってて、イカツイよねぇ。
ちなみにフレッド・ハモンドはベーシストでもあるらしいです。自分で曲も作ってて、長年活躍していて、グラミー賞をはじめ数々の受賞歴もあり、コンテンポラリー・ゴスペル界の重鎮として知られているそうです。めっちゃ大御所。
ていうか、LIVE映像なんか見ると、中心でバンドを率いるフレッド・ハモンドはもちろん、演奏してる全員、凄すぎ。コーラス隊も上手過ぎ。歌唱力が有り余っちゃってるもの。そんでとんでもない熱量。魂の叫びというやつですかね。
クリスチャンではない私も、その歌詞にけっこう鼓舞されるというか、テンションが上がります。「今日がその日だ!喜びを感じて感謝しよう」「何が起こっても私は立ち上がる」とか、仕事に行きたくない時も通勤中に聴いたらなんとか自分を奮い立たせて踏ん張れそう。(ホント浅くてすいません)
さて、そんなフレッド・ハモンドの数ある曲の中から今回私が選んだのは、跳ねてるリズムがおもしろくて、スラップベースのフレーズも心地よい「Let the Praise Begin」という曲です。
5弦思いっきり使いました。初めてよ。こんなに5弦使ったの。だいたい今までは、5弦使ったとしても基本は指置きになっていて、実際に鳴らすのは曲中で2~3回って感じだったんですけど、この曲はルートのGを毎回5弦の低い方で、しかもスラップで鳴らすので、ヘヴィーなパンチ力出てます。でもね、やってみると、意外と繊細。ズシっと低音で押すだけじゃなくて、滑らかな高音でさらっと流しますみたいなとこがあったり、ドラムと呼応しながら絶妙に押し引きしてる感じが、いやぁ勉強になりました。
あと、この曲、歌詞の和訳が無いのであまりよくはわからないですが、私が勝手に「なるほど」と思ったのは、
Are you ready for your blessing? Are you ready for your miracle?
神様の祝福に準備はいいか? あなたの奇跡への準備はできてるか?
って感じ?いや、解釈は間違ってるかもしれませんが、私は個人的に、あ、そうか。準備が整ってこその神の恩恵なんだなと。奇跡をただ祈るだけじゃなくて、そうなるように生きてこそ、「満を持して」ついに喜びの日が訪れるってことだよね。と思いました。
それでは、「Let the Praise Begin」のベース弾いてみた動画、よろしければご覧ください。
ところで…
去年ぐらいから、自分の体調にあんまり自信が持てなかったりして、バンドとか色んな事を諦めたままになっていたんですが、この前、定期的な診察で病院行った時に相談したら、今使っている薬と合わせて、もう一つ薬を使えるという話があり、そうするとすごくラクになるかもしれないという可能性が出てきました。まぁまずは7月にあらためて主治医の許可を得てから、飲み始められるのは8月頃からなんだけど、私としてはすごく希望を持っています。(大袈裟な言い方になってしまいすいません、生死にかかわるような深刻なことではないのでご安心を。)
今までは、ひと月の中でどうにも体調が悪くほぼ動けない日が3日はあって、その後も体調や気力が戻るまで時間がかかったりしていたんだけど、それが軽減されたら、もしかしたらレギュラーのバンドはもう無理でも、企画ものの単発ライブぐらいだったらできるかもしれないし、運動だってもうちょっとチャレンジできるかもしれない。
とにかく、光明が差した感じがしました。
またご報告しますね!