2022年8月26日金曜日

だったら足せばいいじゃない!

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

ビヨンセの「デジャブ」という曲のベースがあまりにもかっこいいんで、ベースを弾いていなかった頃から、ずっと憧れていました。

どうやってビヨンセを知ったのか…それはよく覚えていませんが、何せビヨンセのライブの映像を見た時の衝撃は忘れられません。2007年頃のライブの模様です。

バックバンドは全員女性メンバーで固められているんですが、パワフルな演奏とダンスは圧倒的な迫力とノリで、私はその威力に仰け反りました。特にベーシストのディヴィニティ・ロックスのカッコよさたるや、こ、こ、これはすご過ぎるぞ...グルーヴの怪物か!?同じ人間とは思えないぞ!みたいな(笑)

あれから何年経ったのでしょう…

私は、その当時は思いもよらなかったのですが、6年ほど前に一念発起してベースを習い始め、色々あってもなんとかヨチヨチ続けてきて、今やベースは、私にとってドラムと並ぶぐらい大好きな楽器となりました。

そしてフと、そういえばあの憧れの曲、ついにやってみようかな、と、思い立ったのです。

しかしさっそくCDの音源に合わせてベースを弾いてみると、うーん…どうも気持ちが乗らないのです。というのも、CDだとリズムがなんというか、けっこうチープな感じの打ち込みで、ライブのようなパワフルな生ドラムではないんですね。

あえてCDでは削ぎ落とした感じのアレンジにしているんだと思うんですが、ビシビシとキメの入ったゴージャスなライブバージョンとのギャップが大きくて、あんまりテンションが上がらないわけです。ちょっと物足りない、、、かな。

やっぱりあのライブのノリを感じながらベースを弾きたい。

…だったら自分で叩くしかないでしょうが!足りないものは足せばいいじゃない!

ということで、勝手にライブイメージのドラムを録音して重ねることにしました。

ベースも、もうちょっとフレーズ足したり、ドラムのキメに合わせてパターンを変えたりしてみました。

いやぁやってみると、やっぱりかなり難しかったです。ドラムも久々にヒーヒー言いながら汗だくになって練習して、レコーディングしました。

16の裏ですばやく音を入れないといけないので、思ってたよりスピード感がありました。でも楽しかったです。やっぱり、こんな印象的でカッコいいベースのパターンなかなか無いです。

それでは、よろしければベースとドラムのカバー動画、ご覧下さい。

https://youtu.be/KwNJ-gvbKZ0










正直言うとね、バンドの方は、もう私にはできないのかもなぁ、と半ば諦めています。何度も待てがかかっても往生際悪くやってきましたが、自分以外の人に迷惑かけるの怖いし、なんだか重ね重ね疲れて、心が折れてしまいました。

人生、時には諦めも大事なのかな、とか。今は自分の意志でどうしたいとか、何か打開するために相談したり何か投げかけたりする気力もなく、何も思い浮かばず、何をどう言っていいのか、全くわからないのです。

考えたってわかんないことってあるよね、と。私は今日も独りベースを弾くのです。

…暗いこと言ってごめん!

また報告しますね。

2022年8月6日土曜日

一人の心を掴めただけで

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

音楽と関係ない話なんですけども、

近所に「鈴鹿ハンター」という長年鈴鹿市民に愛されているショッピングセンターがありまして、私自身も小さい頃から馴染みがあり、大人になってからも食材の買い出しでほぼ毎日利用しています。

週末なんかは色々なイベントが開催されておりまして、何度かハンターで開催された野外ライブに出演させていただいたこともあり、ずいぶんとお世話になっているんです。

ある日、そんなハンターがOPEN50周年を記念して、オリジナルマスコットキャラクターを募集しているという告知を見つけました。「あなたのハンター愛を表現して下さい」とのこと。

これは応募するしかありません。

ハンターと言えば、まず思い浮かぶのはそう、ヤギだよねぇ。あ、ごく自然に言いましたが、知らない方にとっては「?」ですよね。

なんとハンターの屋外広場には、大きな白いヤギ7~8頭ほどが飼育されてまして、数年前に出演した野外ライブも、そのヤギの囲いの目の前だったんです。

ドラムなんてバーンと叩いちゃった日にゃあヤギがビックリして暴れだして柵を飛び越えるんじゃないかと心配しましたが、いつものようにのんびりと草を食べたり、じっと座ってウトウトしたりしてました。どうやらバンドの大音量にも慣れっこみたい。とにかく、ヤギは知る人ぞ知るハンター名物なのです。

そんなわけで、私はもちろんキャラクターを描くならヤギでいこうと決めまして、パソコンで一枚、ハンター愛を込めてじっくり描き上げました。


名前:ハンタくん
鈴鹿生まれ、鈴鹿育ち、ヤギのハンタくんは、小さい頃からハンターが大好き。
いつもたくさんお買い物ができるように、大きいカバンを持っています。ハンタくんは今日もハンターに出かけていくのです。だってハンターに行けば欲しいものがきっと見つかるし、楽しいイベントでお友達にたくさん会えるから…。

この作品を6月末頃に送りまして、待つこと一ヶ月ちょっと。先日、郵送で結果通知が届きまして、残念ながら「落選」でした。

また参加賞として500円お買物券が同封されていました。最優秀賞と優秀賞を逃すとあとは何も無いと思ってたので、いやぁ、ありがたいでございます。











どんなキャラクターに決まったんだろう?まだ発表は無いですが、ヤギなのか、ヤギではないのか(笑) とても気になります。

でもね、私、今回受賞するかどうかは、もうどちらでもよかったんですよ。

だって、このハンタくんね、こんなの描いたよ~って姉にLINEで送ったところ、思いがけず小学生の甥っ子がめちゃくちゃ気に入ってくれて、もうハンタくんにゾッコンです、と(笑)

今まで甥っ子にそこまで私の作品がウケたこと無かったんですが、「ハンタくんLOVE」「夢で会えるといいな~」「ハート100個」なんてスペシャルな褒め言葉をもらいましたんで、それだけでもう優勝、金メダルもらったと思っております。

大勢の人に選ばれなくても、一人の心を掴めただけで、じゅうぶん価値があるじゃないですか。

音楽もそうかも。

また報告しますね!