こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
ビヨンセの「デジャブ」という曲のベースがあまりにもかっこいいんで、ベースを弾いていなかった頃から、ずっと憧れていました。
どうやってビヨンセを知ったのか…それはよく覚えていませんが、何せビヨンセのライブの映像を見た時の衝撃は忘れられません。2007年頃のライブの模様です。
バックバンドは全員女性メンバーで固められているんですが、パワフルな演奏とダンスは圧倒的な迫力とノリで、私はその威力に仰け反りました。特にベーシストのディヴィニティ・ロックスのカッコよさたるや、こ、こ、これはすご過ぎるぞ...グルーヴの怪物か!?同じ人間とは思えないぞ!みたいな(笑)
あれから何年経ったのでしょう…
私は、その当時は思いもよらなかったのですが、6年ほど前に一念発起してベースを習い始め、色々あってもなんとかヨチヨチ続けてきて、今やベースは、私にとってドラムと並ぶぐらい大好きな楽器となりました。
そしてフと、そういえばあの憧れの曲、ついにやってみようかな、と、思い立ったのです。
しかしさっそくCDの音源に合わせてベースを弾いてみると、うーん…どうも気持ちが乗らないのです。というのも、CDだとリズムがなんというか、けっこうチープな感じの打ち込みで、ライブのようなパワフルな生ドラムではないんですね。
あえてCDでは削ぎ落とした感じのアレンジにしているんだと思うんですが、ビシビシとキメの入ったゴージャスなライブバージョンとのギャップが大きくて、あんまりテンションが上がらないわけです。ちょっと物足りない、、、かな。
やっぱりあのライブのノリを感じながらベースを弾きたい。
…だったら自分で叩くしかないでしょうが!足りないものは足せばいいじゃない!
ということで、勝手にライブイメージのドラムを録音して重ねることにしました。
ベースも、もうちょっとフレーズ足したり、ドラムのキメに合わせてパターンを変えたりしてみました。
いやぁやってみると、やっぱりかなり難しかったです。ドラムも久々にヒーヒー言いながら汗だくになって練習して、レコーディングしました。
16の裏ですばやく音を入れないといけないので、思ってたよりスピード感がありました。でも楽しかったです。やっぱり、こんな印象的でカッコいいベースのパターンなかなか無いです。
それでは、よろしければベースとドラムのカバー動画、ご覧下さい。
正直言うとね、バンドの方は、もう私にはできないのかもなぁ、と半ば諦めています。何度も待てがかかっても往生際悪くやってきましたが、自分以外の人に迷惑かけるの怖いし、なんだか重ね重ね疲れて、心が折れてしまいました。
人生、時には諦めも大事なのかな、とか。今は自分の意志でどうしたいとか、何か打開するために相談したり何か投げかけたりする気力もなく、何も思い浮かばず、何をどう言っていいのか、全くわからないのです。
考えたってわかんないことってあるよね、と。私は今日も独りベースを弾くのです。
…暗いこと言ってごめん!
また報告しますね。