こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
最近ね、思い切ってやめてみたことがあります。
「ながらスマホ」ですね。今までは、これにけっこうな時間費やしてたんですよ。もう、いい加減、やめました。
きっかけはというと…
ある日、ツイッターで久々にバンドのアカウントでログインして、ライブハウスからの未読のメッセージなんかが溜まってないかチェックしたんですが、その後自分のアカウントに切り替えてログインし直そうと思ったら、何故かロックがかかっちゃって、ログインできなくなっちゃったんです。
時間を置いて何度試みても「しばらく経ってからお試し下さい」の一点張りで「なんだよっ」ってカッと腹立てて、しばらくぼんやりして…めんどくさくなっちゃってねぇ。
それで、フと立ち止まって考えてみたんですけど、
ちょっと私、依存症とまでは言わないけれど、スマホ見過ぎかなって。スマホは、そりゃ便利ですよ。でも、特にSNSとYou Tube。目的も無く長時間ダラダラ見て、時には見たくもなかったものまで見ちゃって無駄に気分を害したり、落ち込んだり。私にとって本当に必要な情報だけではない、あまりに、玉石混合の情報過多。(ちなみに既にそんなようなことをテーマに作った「ロスト」って曲とか「オーバーロード」って曲があるんですけどね。)
とにかく、スマホ見る時間を、ついつい後回しにしちゃってる色んなことにまわしたら、もうちょっと有意義に過ごせるんじゃないの?なんて思いまして。
まず、もう枕元にスマホを置かないことにしました。寝ながらスマホは体にも負担かかるし、寝付きも悪くなりますからね。スマホのアラームを使うのもやめて、安い目覚まし時計を買って置きました。意外と時刻も見やすいし、温度湿度計も付いていてとっても良いです。
そしてスマホから、ツイッターとfacebookとYou Tubeのアプリをアンインストールしたら、なんとなく気分がスッキリしました。
あ、ツイッターとか、完全にやめるわけではないですよ。SNSで何かを発信したい時はパソコンでログインすれば大丈夫だし、You Tubeだって、見たい動画がある時にはスマホの小さい画面で見てるより、パソコンで見た方が断然見やすいでしょう?(←自分で自分に言っています。他人に強制するつもりはありません。)
しかしね、こんなところでこうやってわざわざ宣言してるのは、やっぱりまだ気が付くとスマホに手を伸ばそうとプルプルしてる自分がいるからなんですよ。こびり付いた癖ってのは怖いよ。
さて、長い長い余談になりましたが、そろそろ音楽の話をしますと、
今、バンドの方は、自分からは動かずじっと待つということに徹していまして、元来せっかちで悠々と待つのが苦手な私にとっては、ある意味修業です。だけどとにかく、焦って手っ取り早い方法に走ったり、沈黙に耐えられず過度に気を揉む癖もそろそろ直して大人の階段登らないといけないんで、ここは黙って耐えることとします。押忍。
苦手な事と言えばもう一つ、
今、ベースのレッスンでスウィングジャズの4ビートの課題に取り組んでいるんですが、
ジャズって聴くのは好きなんだけど、自分がやろうとすると「なんか違うよ」みたいな雰囲気になっちゃうのよねぇ。どうしても苦手意識が払拭できなくて…
そりゃジャズの演奏経験があまりにも浅いんで、一朝一夕にどうにかしようと思うのはおこがましいとは思うんですが、にしてもね、苦手意識ですね。
なぜ自分がジャズをやることに、これほどハードルが上がってしまったのだろうと、色々と思い起こしてみるんですけど、
高校生の時、一時期だけ通ったエレクトーンのオプションレッスンで、即興演奏でジャズを弾いた後、ジャズがとても得意な先生に「うん、君はジャズがわかってないね。」とバッサリ言われたことがあったな。ガーン(←当時の私)
それと20代の頃、ジャズっていいな→もっと知りたいな、できるようになりたいな→で、ちょっとだけジャズバーに通ったことがあったんですが、飛び入りでセッションした時にドラム叩いたら「ジャズはそんな風にぶっ叩くもんじゃないんだよ!まずはエルヴィン・ジョーンズを聴いて勉強しな!」と一喝され、心が折れたことがありました。また「ロックやポップスなんかやってたって、音楽を突き詰めて行けば演奏家はいずれは皆ジャズに行き着くのさ」的な、ちょっと排他的な?ジャズ至上主義な雰囲気もあって、それで何だか嫌になって行かなくなっちゃったんですね。
でも、ジャズは嫌いじゃないんです。ジャズって言っても色々あるけどさ。
ハービー・ハンコックとか、ダイアン・リーヴス、テリ・リン・キャリントン見たさにライブにも何度も行ったし、いわゆるジャズの名曲として知られる曲で、大好きな曲もあります。
ねぇ、ジャズをやるってことに苦手意識を払拭するカギは何なの?そもそもジャズって何なんだい!
私の心の師匠、ジャズドラマーのテリ・リン・キャリントンに教えを乞いたい気分になって、テリ・リン・キャリントンのCDを引っ張り出して来たら、そのタイトルは、
「Jazz Is A Spirit」でした。
深すぎます。
そもそも教えてもらってその通りにやるものじゃないのかもしれない。
皆の中に、その人それぞれのジャズがあって、それを言いたいだけで、
正しいとか間違ってるとか、わかってるとかわかってないとか、気にするの野暮なのかな。
それよりも、自分が「これ好き」と思うジャズの曲をとにかくやってみて、その中で何かを感じ、掴むものがあるのかもしれません。結局経験が浅いのか?
今、ベースの先生の大好きなアルバムと教えていただいた、カーティス・フラーの「ブルースエット」を聴きながらこのブログを書いています。難しいことはわかりませんが、ゆかしく心地良い音に癒され励まされて、ちょっとやってみようかなという気になっています。
また何かあったら報告しますね!