2021年3月11日木曜日

フラッシュザウルス

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

あぁ今、こうやって色々あってもなんだかんだ生きていて、日々の生活が送れてるってことだけでも、感謝すべきこと。それは確かなことで、わかってはいても、

贅沢言わせてもらうとしたら、

早く普通にバンド活動したいなぁ。ヨニンミマンでレコーディングしたい曲もあるし、ライブにだって出かけたいけど、まだもうちょっと先かな...

って言ってるうちに意外と、夜明けは近いのかな。まぁ、とりあえず元気出していきましょう。音楽は常にそばにあるのですから。


ということで久しぶりに、ベース弾いてみた動画を撮ってアップしました。
不思議ね…弾いてみた動画って、いつも自分の実力不足を痛感して「いや恥ずかしいわっ。すいません、もう二度とやりません。」って誓うんだけど(笑)、やっぱりグッとくるベースの曲に触れると、ほらこのベースどう?って、手を伸ばして皆の目の前に差し出したくなっちゃう。頼まれてもいないのにさ、悪いクセです。あと、動画撮ることを目標に、ちゃんと弾けるようになるまで練習してみようかなって、自分の中でじわじわモチベーションになるんですね。

今回は、昔からずっと大好きな曲で、ジョン・レノンの「Watching the wheels」っていう曲を選びました。一見シンプルで、ちょっとゆるい雰囲気が漂っているけど、聴けば聴くほど、いやぁ、すごいよ、こんなフレーズ付けれないよ。このベースライン、やっぱすごいですよね。

調べてみると、このベース弾いてるの、トニー・レヴィンさんでした!トニー・レヴィンさんって、キング・クリムゾンの人ですよね。「チャップマン・スティック」という、もはやネック部分しかないんですけども?っていうちょっと奇天烈な楽器を抱えてる、とにかくプログレの人ってイメージだったけど、こういうベースも弾くんですね。
同曲のドラムのアンディー・ニューマークさんについても、何年か前にこのブログで書いたんですけど、そっかー、そうだよね、ただ手数少ないだけじゃないんだ。ものすごいテクニックある人が、楽曲を解釈してとことんそぎ落としていった結果なのかー。

で、練習してみますと、これが想像以上に難しい。非常にゆっくりとしたテンポの曲なんですけど、だからといってラクにはいきません。このリズム感、そしてタイム感...

これって、一つ思い出したんですけど、

「関口宏の東京フレンドパーク」って番組あったでしょ?ゲストがけっこう激しく体動かす系の色んなアトラクションに挑戦して、ホンジャマカとハイパーホッケーやって、最後ダーツやって「パ・ジェ・ロ!パ・ジェ・ロ!」って観客がご唱和する番組。(ぜんぜん説明しきれてないと思うけど)
その中で「フラッシュザウルス」っていうアトラクションがあったんです。
レーンの上をテレレレレ…って光が流れてきて、その光が足跡マークの枠の中を通過する瞬間、ちょっと高い台からタイミング見計らってジャンプして、ちょうどその光の上にピョコンって着地できたら成功っていう。
あの感覚ですよね。えっ 伝わってない!?
いや、あれってスピードが「超低速」「低速」「中速」「高速」「超高速」と5段階あるんですけど、もちろん「超高速」も難しいけど、意外と「超低速」や「低速」も難しいよってことなんですよ。
フラッシュザウルスの参考動画、ちょうどいいのがありました。意外と最近のがあったな。
↓↓↓

あ、「東京フレンドパーク」自体を懐かしがってるアナタ、あくまで「Watching the wheels」のベースがいかに難しいかお伝えする為の例え話なんですよ。
つまり、この曲ね、ちょっと高いフレットからスライドで下降してきて、次の小節の頭に、ホントのジャストのタイミングで、低いCに戻ってくる、みたいな、このテンポの中で、いかに走らずに、重くならずに、ピッタリ合わせて弾けるかが意外と難易度高いと思ったんです。
なんていうか、ベテランのバッターがたっぷり球を引き付けて軽く打ち返します、みたいな。

…うっかり比喩をもう1つ追加しちゃったよ!!

タイトルにまで「フラッシュザウルス」って付けておきながら、フラッシュザウルス1本で最後まで押せず、不安になって別の例えも出しちゃうっていう...
こんな私は、まだまだ「Watching the wheels」のような無駄の無い珠玉のベースラインを生み出すことはできないでしょう。
今後も修行を積んでまいります。

それでは、よろしければご覧下さい。