2019年2月19日火曜日

お手本を近くで見る

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

このブログでも既に3~4年前に一度書いたことがあったんですが、

私が小学生の頃、クリスマスにNHKの音楽特番で「Xmas pops &rock」っていう番組がやっていて、当事人気だったバンドとかいっぱい出てたので、私はビデオに録画してそれを何度も何度も繰り返し見ていました。

その中で、NHKホールの広々としたステージで白井貴子さんが「輝きは草原の中に」という曲をライブで歌っている姿を初めて見て「こんなカッコいい大人がいたのか」と子供心に感動した覚えがあります。
最近、you tubeでその時のきれいな映像があがっていました。(冒頭にMCがありますが、当時の番組で放送されたのは演奏のみでした。)


あのテレビを見た日から、長い年月、私はエレクトーンとかドラムを一生懸命やってましたので、あまり歌について意識することなく過ごしてきましたが、数年前から思いがけず自分が人前で歌うことになり、それはもう苦戦しまして、私は私の歌い方を模索する中で、心の師匠というか、確かなお手本を求めていました。

それで思い出したのが白井貴子さんで、色々調べてみると、今もシンガーソングライターとして活躍されていて、最近では旦那さんのギター一本とか、ごくシンプルなアコースティック編成で日本全国あちこちまわってミニライブをされているようです。最近のイベントで歌う様子など動画を拝見しますと、
今年還暦を迎えたそうですが歌声は衰えるどころかますます深みを増していて、そして何より「どや上手いやろ」的な圧が無いのに確かにグルーヴがあってうまい(わっかるかなー)その歌い方がカッコいいのです。間違いなく私のお手本はこの人だ、と勝手に決めました。

そんなある日、白井さんが岐阜県多治見に来るという情報をゲットしました。多治見なら行けない距離でもない。

ということで、名古屋からJRで45分、行ってきました!

この日は環境をテーマにしているイベントということで、環境問題について曲間のトークでさりげなく交えつつ、セットリストには豊かな自然を描いた白井さんオリジナルのご当地ソングなども盛り込んでいて、押し付けがましくなくて素敵だなと思いました。

あと、昭和の数々のヒットソングを生み出した作詞家(現在は精神科医)のきたやまおさむさんから「次世代にきたやま作品を歌い継ぐ歌手」に抜擢され、共作の新曲3曲とカバー曲11曲からなるアルバム『涙河』を発売中で、その中からも何曲か演奏されていました。やぁうまい。やっぱりすごい。格が違うスね。

「あの素晴らしい愛をもう一度」とか「白い色は恋人の色」とか、もちろん耳馴染みのある曲ですけど、あらためてじっくり味わってみると、なるほど名曲だなぁと思いますね。
そして白井貴子さんが作った本人からご指名されてるだけあって、歌声と言葉、メロディがしっくりきます。


CD買ってサインもろて握手してもろた。

ちなみにこのCD、買ってからわかったんですが、私の大好きなドラマー、河村“カースケ”智康さんも参加していました。何年か前にカースケさんのドラムセミナーにも行ったことがあって、それこそ目の前でドラムを叩いて見せてくれたなぁ。あのセミナーすごくよかった。

とにかく、やっぱりお手本はより近くで見れるといいなということですね。
画面に映されたものより、やっぱりリアルにその場で体感すると違いますね。

今年はね、できる限り色んなところに実際に足を運んで見に行こうと思ってます。

あ、そうそう、次、自分の方のライブはカナーンドッグ、3月23日(土)、津島グランツです。ドラム、練習しないと!
またご報告しますね!