こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
昔はがむしゃらにドラム練習した私ですが、最近は手数はなるべく少なく、しばらく叩いてなくてもすぐに思い出せて、そんな必死こいて練習しなくても叩ける、ついつい自分に優しいドラムを叩いている、そんな今日この頃です。
(お前そんなヌルイ気持ちでカナーンドッグ叩いてたのかよ!と思われました?ご、ごめんなさい)
で、たまにはこんな私でも、手数多目の難曲をガッツリ練習したりしたいなーと思っていたところ、
私の好きなマストドンっていうバンドの曲で、ドラム的におもしろいなと思う曲を見つけました。
それが「Chimes at Midnight」って曲です。
この曲、変拍子とは違うんですが、テンポが途中で変わるのと、一曲の中でいくつもリズムパターンの変化があって、それが流れるように展開される。
やたら難しいだけじゃなくて、なんか繰り返し聴いてても飽きないのよねぇ。
ということで、
よし、これ練習してみるぞ!
しかもワンタムとシングルペダルの丸っきしいつものセットで何とかしちゃうぞ!
(結局いまだにツインペダル買ってない)
そんで叩いてみた動画とか撮っちゃうぞ!と、ある日突然思い立ちました。
さてさて、さっそく耳コピしてみての第一印象は、「バッキャロー!覚えられるか!」です。(笑)
まず曲の中で次々に繰り出されるフィルイン。これはもう何百回も聴いて、イメージトレーニングでどこで何を入れるってのを染み込ませるしかないですね。
それと、完コピではなくやっぱり自分なりの解釈で、私ならここはこう叩くとか、いや、ここは叩かないとか、原曲と合わせて聴いた時に違和感が出ない程度に、自分バージョンを練って、自分のドラムとして仕上げないといけない。まぁ本来もっと多点セットでツインペダルで叩く曲ですから、無理矢理少ないタイコで叩いてるってのもありますが。
あとは、こう叩こうと決めたものを実際ドラムセットに座った時に曲のスピード感の中で咄嗟に出せるかですよね・・・。
とりあえず時間見つけては、なるべくドラムセット座って、一生懸命練習はしました。
車の中でもずっとこの曲ばっかり聴きっぱなし。ずーーっと。
そして迎えた叩いてみた動画の撮影本番は、カナーンドッグのスタ練の時にわざわざ時間を割いて協力してもらい、計3テイク撮りました。
・1テイク目:緊張しちゃってカクカク。痛恨のミスをいくつか。
・2テイク目:ちょくちょくミスもありましたが、わりとリラックス。エンディングで気を抜いたら「ドンっ」ていうタム一発の謎のフィルインを入れてしまい、我ながらウケる。
・3テイク目:集中力終了。疲れが出まくり、気持ちがいいくらいダメでした(笑)
ということで、消去法で2テイク目を採用です。
難しいね!練習したことを限られたチャンスでしっかり出すのって。
仕方ないです。これが私の今の実力です。
あらためて、マストドンのドラマー ブラン・デイラーってうまいんだなぁと思ったし、昔つまらないと思ってたパラディドルとか、アクセントの移動とか、チェンジアップとかいう基礎練って、やっぱり必要なんだなぁと実感しました。まったく、これほどまで随所に盛り込まれてる曲があるとはね。
あと、今さらですが、タイトに叩こうと意識することって大事ね。ゆる~く叩いてたカナーンドッグも、もうちょっと精度を上げるようにがんばります。
カナーンドッグ、12月23日(日)、久々の四日市CHAOSでライブです。
またご報告しますね!
Mastodon 「Chimes at Midnight」
ドラムカバー動画
https://youtu.be/X-_j0ghrcWQ