2016年3月21日月曜日

Live@ベルエキップ、ありがとうございました!

 
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

昨日は桑名にあるベルエキップというお店で、ヨニンミマンとして3曲ほど演奏させていただきました。
今回実感しましたが、カホンが入ることで、やっぱりノリが変わりますよね。
特に今回初披露だった「鮮やかな景色」という曲は、カホンのリズムと、さらにお客さんからの手拍子もいただき、いつもよりも疾走感が増した気がします。こういうのがライブならではですよね。

ヨニンミマン「鮮やかな景色」@ベルエキップ

※カホンが入って4人なので、もはや「ヨニン」もしくは「ゴニンミマン」なんじゃないか?というツッコミが入りそうですが、まぁ、いいじゃないですか。バンド名のネーミングセンスって難しいですよね。

今回、ベルエキップでのライブは2回目だったんですが、今回も日ごろお世話になっている落合先生の生徒さんや知り合いの方を中心に9組が出演しました。
その中には名古屋から二村ユーリさんというソロで弾き語りをされた方も来ていたのですが、この方は実は以前に静岡で対バンさせてもらったことがあって、そのご縁でケイスケと今も連絡を取り合っていたので、この機会にぜひまたご一緒にとお誘いしたところ、名古屋からはるばる来てくれたんですよ。爽やかでのびやかな歌声、すごくよかったです!

私の方はというと・・・不安だった喉の調子もなんとか持ち直し、本調子とはいきませんでしたが、とりあえず、本番までにはまずまず歌えるまで回復して、まずはホッとしました。
何せ、起きてる間もずっと濡れマスクを装着し、(用法・用量を守って)2時間おきにトローチを服用し、それ以外は虫歯覚悟で甘~い龍角散のど飴を常になめ続け、もちろん病院で処方された強めの薬も飲み、極力しゃべらない為に夫婦同じ部屋にいるのにLineで会話するという、努力の結果といえましょう。我ながら涙ぐましい。
しばらくのど飴もトローチも、味を思い出したくもありません。
でもこれさえ終われば、しばらく声枯れててもぜんぜんいいんだもんねー。
なんかハスキーボイスになると、けっこう気に入ってきちゃって、やたらと喋りたくなりませんか?

とはいうものの、あまり長引かせるのもよくないので、ちゃんと喉の保湿を心がけいたわろうと思います。

皆さまもお気を付け下さい。

今回もまた、色んな形で音楽と向き合っている方々と楽しい時間を過ごして、やっぱり音楽が好きだなぁと思いました。
またこういう機会を作ってくれる落合先生にも感謝ですね。

さぁ、次は、静岡でヨニンミマン、今度は2人でやらせてもらいます。
その後、すぐにカナーンドッグでもライブしますよ!
忙しいよ!

詳細はまた後ほど!

2016年3月19日土曜日

今日も声枯れ中

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

先日、このブログで喉が腫れて寝込んだという話を書きましたが、あれからどうも喉が治りきらず、熱はそれほど上がらないのに喉が痛くて声が枯れるというのを繰り返しています。

う~ん、風邪なのか花粉症をこじらせたのかわからないんですが、何故か思いっきり喉にきちゃってて、声がわりと出てる時でさえかなりのダミ声、出てない時は何をしゃべっていても「カサカサ、コソコソコソ・・・」にしか聞こえない状態です。


・・・ええ、そうです、明日はライブです。
ギターボーカルです。

これはダメでしょ、ヤバいでしょ。

この一週間、そりゃあけっこう真面目に治そうと頑張りましたよ。病院も行って「じゃ、強~いの出しときますね」と処方された薬飲んで、治ってきたかな?と思いきや翌朝起きたら振り出しに戻ってて「カサカサザサザサ~!(なんでやね~ん!)」ってなって・・・

明日突然正常な状態に戻ってることはないと半ば諦めてはいますが、せめて、せめてハスキーボイスでもギリギリ歌えるぐらいにまでは回復しときたいものです。
中村あゆみさんとか、桂銀淑さんとか、綾戸智恵さんとか、ハスキーボイスの歌手から巧く歌う秘訣を聞いておきたいところですが、

ただ、今できることといったら、

とりあえず、今日は極力しゃべらない!
薬飲んでひたすら寝る!
それに尽きます。

お休みなさい。




2016年3月12日土曜日

いやぁ、久しぶりに

こんにちは。カンーンドッグのヒトミです。

先日、久しぶりにカナーンドッグの新曲を作りましたよ。12曲目です。

わりとミディアムテンポとか遅めの曲が続いたので、そろそろ速めの曲欲しいよねーって言いながらだいぶ日が経ってしまってたんですが、
少し前からなんとなく歌詞はこういう方向でいこうってのが出て来て、歌詞を先に書き始めてたところで、ケイスケが「メロディ思いついた!」と急いでボイスメモに保存した「ナ~ナナ~ナフンフンフン~ナナ~ナ~」という鼻歌を起点にして、メロディを完成させました。
ちなみにケイスケの鼻歌はBメロに採用し、それにうまくつながるようなAメロ・サビを前後にくっ付けたって感じです。
ということは作曲は初の共作ってことになるんですかね。

メロディと歌詞ができてすぐ、アレンジも頭の中でだいたい全体イメージが固まったので、勢いで一気にデモ音源を録音しちゃいました。

しかしデモ一つ録るにもけっこうめんどうな作業がありまして、
録音機材をクローゼットから引っ張り出してきて、色々つないで、クリックに合わせてギター録って、ベース録って、ボーカル録って、ドラムはシンセサイザーの鍵盤を使ってをリアルタイム打ち込みして、一応ミックス・マスタリング軽くして、ステレオのWAV音源に変換して、パソコンに繋いでMP3で保存して・・・みたいな・・・
あ、すいません、読むのもけっこうめんどうだったでしょう。
(たまにブログに書いてあることの意味がほぼわからないという感想をいただきます。)

デモを録り終えた後は「やったわ・・・私、ついにやったわ・・・」とふらつきながら機材を片付け、
心地よい達成感といつもより多めの疲労感と共にお茶を一杯・・・

あら?おかしいな、寒い・・・ん?喉痛い・・・・あれ?喉めっちゃ痛い・・・
えっ!?喉めっちゃ痛いけど・・・
で、嫌な予感がして鏡の前で口を「アーン」と開けてびっくり。
案の定、扁桃腺真っ赤に腫れてますやんか。

こ、これはあきまへん・・・

それからみるみる調子悪くなりまして、すごい早く寝たのにもかかわらず、
次の日、復活できず会社休みました・・・。

はぁ、びっくりした。でもお陰様で一日中寝てたら、すっかり回復しました。
明日スタジオで歌う予定があるのですが、喉もなんとか大丈夫そうです。

いやぁ、久しぶりに新曲を作った、そして、寝込んだ。

2016年3月4日金曜日

感情をゆさぶるような

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

昨日の夜、
あぁーもう曲作りとかアレンジとか疲れちゃったなー・・・。
とか何とかボヤきながら何気なくテレビをつけた時、

漫画家・浦沢直樹さんが、第一線で活躍している漫画家の仕事風景を見ながらその本人と対談し、同じ漫画家という視点から創作の秘密に迫る、というような番組がやっていて、
私は存じ上げなかったのですが、少女漫画界の神様と呼ばれ、2012年には紫綬褒章も受章した萩尾望都さんという方が特集されていました。
その中で、実際に萩尾さんが漫画を描いている手元に接近して撮影された映像が流れていたのですが、そのペン先の美しい動きに思わず引き込まれ、しばらく目を奪われました。

その画風が好きかとか、その漫画が読みたいかとか、そういうことは置いといて、
とにかく、その仕事ぶりに「すごい!」と驚き、感動しました。
漫画の一コマは、これほどまで精魂傾けて描かれていたのか、と。
特に目の描写、かなり色々な思いを込めて描かれているということが、よくわかりました。

そして驚異的な集中力。
真っ白な紙に鉛筆でラフが描かれ、ゆっくりとペン入れがされ、スクリーントーンを切り貼りし、という一つ一つの丁寧な手仕事によって徐々に出来上がっていく様子には、静かな迫力がありました。

じっと動かず、ひたすら白い紙に向き合って、でも紙の上ではただ決められたことが繰り返し行われているんじゃなくて、イマジネーションが渦巻き、戦っている。
何も無い白い紙から暗中模索しながら作品を生み出すというのは、相当なパワーが必要だと思います。


萩尾望都さん曰く
「物語の世界に、私は救われたし、とても楽しいと思う。そういった自分が感動したものを伝えたい。だけど、感情をゆさぶるっていうのは、非常に大変なことで、やっぱりこっちも必死でやらないと、伝わらないです。」
だそうです。

わかる。
向こうは一流のプロで、私は素人だけど、
それどころか私はただの道楽でやってるだけだけど、
根底にあるものは同じ。
私は音楽に救われたし、バンドに救われたし、そこで自分が何かを作り、表現して何かを伝えたい、だから、なんだかんだで続けていられるんでしょうね。
本気でクリエイティブなことをやるっていうのは、大変なことだな。


感情をゆさぶるような音楽を、作りたいなぁ。