2016年12月23日金曜日

会議だよ、全員集合!

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

カナーンドッグ3rdの完成間近です。
これから、エンジニアさんから送られてきた3回目のミックス音源に対して、メンバーでまた要望のすり合わせをするところです。
かなり、イメージに近いところまできてます。あともう一歩。

ミックスって、そもそも何が正解かってのが無いような世界なので、第三者にミックスをお願いしてるバンドは、メンバー間で共通の認識を持って要望を簡潔にまとめて伝えるというところで、みんなけっこう苦労するんじゃないかなーと思うんですが、
幸い、ミックス案に対してメンバーの中で意見がどうにも食い違っちゃうとか、エンジニアさんに伝える前にこちらでまとまらないってことは無くてよかったです。

エンジニアさんからミックス案の音源が来ると、各自それを聴いてから、LINEのグループ通話とかトークで会議するんですが、どう感じたか、もっとどうしてほしいか意見を出し合うと、だいたい同感っていうか「たしかに。ではそんな感じでお願いしてみますか。」ってわりとすんなりまとまって、それを書記の私がだだーっと箇条書きにしてエンジニアさんへメールって感じです。

今回ニュアンスを伝えるのが一番難しいと思ったのは・・・ボーカルエフェクトかも。
一応事前に自分達で一通り作ったプリプロも提出しているので、こんな感じって目安はあるんですが、今よりももうちょっと攻めたい、けど、プリプロよりももう少しナチュラルに抑えたいとか・・・そのさじ加減、どう伝えるかですよね。
「これから、これをまず引いて、これと、これを足せばこうなる」みたいなレシピがわかってれば言いやすいんだけど、それがわからないし、なんとなく頭の中にあるおぼろげなイメージを・・・どう伝えればいいのかなぁって。

恥ずかしながらですけど、例えば送ったメールから抜粋しますと、
「ヒトミボーカルがちょっとつやつや?つるつる?し過ぎな気もして・・・どう言えばいいのかわからないですが、ちょっと試してみたいのが、ショートディレイ系?コーラス系?のボーカルエフェクトを何かをうっすらかけて、サラサラっとした質感、シルキーな感じと言えばよいのでしょうか?それで聞いてみたいです。」とか。
う~ん、もっと何かうまい言い方ないのかよぅ。シルキーって何だよ(笑)

ただ、それでもこれを送った後に来た音源聴いてみたら、けっこうイメージ通りな感じになってました。エンジニアさんの察する力ってすごいねぇ。
私たちは、ただ少ないボキャブラリーでわがままをあーだこーだ言ってるだけだけど、エンジニアさんはそれに一つ一つ対応して納得する完成形までもってくんだから、相当な知識(それこそ膨大なレシピ的なものかな)とか、経験とか、するどい勘も必要ですよね。私には絶対無理だ・・・。

とにかく、完成間近です。
まずはもうひと踏ん張りしっかり会議して最終段階の要望のまとめ、つめていかないとね。
会議だよ、全員集合!

そろそろジャケットの公開もしていいのかなぁ。トレイラーの公開も間近!?お楽しみに。
ていうか自分も楽しみにしてます。早くできないかなぁ~。

 

2016年12月8日木曜日

3rdレコーディング 中間報告?事後報告?





こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

えっ!

えっ!?

今って、もう12月!?いつの間に!バタバタしてたら、気が付かなかった!


・・・あ、すいません、ブログの更新が滞ってたので、すごい忙くて、みたいなフリしてしまいました。

そんなに忙しくは・・・なかったです。

ご無沙汰しております。
前回、またレコーディングの中間報告しますね。とか締めくくっておきながら、ブログを書かないうちに11月中にすっかり録音終わってしまいました。今はエンジニアさんのミックス待ちです。
近いうちに、エンジニアさんから「こんな感じでいかが?」という音源が送られて来るはずなんですが、それに対して「さらに、こうしてほしい」という要望をメンバー間でまとめて返して、またそれに対して色々やってもらって・・・というのを今後何回か繰り返す感じですかね。
おそらく12月中には全てまとまって、“完成”という形になるはずです。それで、来年早々には配布開始できる見込みです。

レコーディングはね、おもしろいですね。エンジニアさんの仕事ぶりを見てるだけで、興味深いですね。
こんな録り方があるんだーとか、だんだん音が重なって完成に近づいていく感じとか、毎回おもしろいです。
だけど大変ですね。凝れば凝るほど、どんどん時間がかかって、大変になりますよね。色んなことが気になって、もう一回、もう一回と。3曲でこれだけの手間がかかるんだから、アルバムをどんどん出していってるバンドはすごいですね。

言うても、私なんかはドラムで音作りにそれほど凝ってるわけでもないし、レコーディングにあたって特別に試すようなこともないんで、ただいつものセットで叩くだけなんですが、
やっぱり一番時間をかけるっていうとギターですよね。
レコーディングとなると、やっぱり普段ライブでは表現しきれない部分の演奏が可能ですからね。

例えば分身の術で同じフレーズを2本同時に鳴らしてステレオ効果を狙うとか、ソロの後ろでバッキングを重ねるとか。ライブではその場で演奏してる人間1人につき出せる音数は限られてますが、レコーディングではそれこそ無限なわけです。多分トラック数も、ほとんど無限ですよね。
ただ、欲張り過ぎちゃって、ライブと雰囲気があまりにも変わっちゃうのはマズイし、普段と違うことをし過ぎて、自分らしくない音になっちゃうのは本末転倒ってもんです。

だから、その辺のバランスは気を付けながら、でもちょっとはレコーディングならではの試みもしつつ、録音していきました。
まぁ、とりあえず録り終えたその場で全体を通しで聴いてみたかぎりでは、わりと自分達っぽい音になってる気はしましたよ。
ここからパンを振ったり、イコライジングしたり、色んなエフェクトが加わって、さらに臨場感が出て聴きやすく、かっちょいい仕上がりになることを期待して、毎日わくわくしながら待ってます。
早く来ないかな~。

えーと、いつものことなんですが、気が早いですけどもう手作りのCDのジャケットや歌詞カードは出来上がってます。
そして、実は今回様々な角度からレコーディングの様子を動画撮影していまして、それらをうまくつなぎ合わせて短いトレイラー的なものを作ろうと計画しているんですよ。トレイラーの制作はクズヤさんにお任せしています。You tube等で公開して、新しいCDの宣伝をしようと。クズヤさん、めっちゃ張り切ってまして、レコーディング中は自分の演奏以外は完全にカメラマンになっていて、こだわりのカメラアングルで定点だけでなく、時にはカメラを手に身をよじりながら楽器にギリギリまで接近し、アグレッシブに撮影しまくっていました。

いやぁ、こちらもどんな仕上がりになるか楽しみです。

2016年11月22日火曜日

3rdレコーディング まずはドラムとベース録り!


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

カナーンドッグの新しい3曲入りCD「Canaan Dog 3rd」のレコーディング本番がついに始まりました。
まずリズム隊、ドラムとベースの録音からスタートです。

今回、カナーンドッグとしては初めて、録音段階からエンジニアさんに付いていただき、ミックス・マスタリングまで一通りお願いしています。

エンジニアは以前にヨニンミマンの「太陽が昇ったら」という曲でもお世話になった青木さんです。
その時の音源が完全に納得いく仕上がりでしたので、今回カナーンドッグの方でもお願いしました。
信頼できるエンジニアさんが近くにいてくれるっていうのは心強いものです。

これまでのカナーンドッグCDとは一味違った音質になりそうですね。

さて、四日市のスタジオエチュードで、いよいよレコーディング開始です。

録音には色々な順序ややり方があると思いますが、私達はまず、ドラムとベースを同時録音するという方法を取りました。
理由は、まぁ単純に時間の短縮になるというのもありますが、やっぱりドラムとベースはお互い呼吸を合わせながら同時に弾くのがいいかなってことで、そうしました。

もちろん先にドラムを録っておいて、それに合わせてベースを弾いてもいいんですが、例えばクリック通りの速度ではないリタルダンド気味のところで、私がゆっくりと振りかぶってシンバルを入れる時のタイミングとか、バスドラを踏んだ時の打面の揺れとか、そういうのは動きを目で見ながら、後は実際にその場で演奏している振動を感じながら合わせた方が、より息が合いやすいですからね。

ちなみに録音時は、ギターとか歌のガイドは後ろで流さず、正確なテンポを示すクリック音、そしてベース・ドラムの互いの音のみが聞こえている状態でやりました。
ガイドを再生しながらだと、どうしてもそればっかり聞いちゃって、ガイドに合わせた演奏になって、ドラムとベースのガッチリ感が損なわれてしまいそうなので、あえてガイド無しで行きました。

ただ、ガイド無しだと、曲の展開が見えづらいので結構大変ですね。私の場合、意外とベースだけじゃなく、歌と呼応したようなリズムを入れていたり、ギターの動きに合わせてシンバルを一発だけ入れてるところがあったり、そういうのが随所にあったので、それらをガイド聞かないでも忘れずに入れないといけないってのは苦労しました。
あとはベースのみの音源だと、抑揚をどう付けるかっていうのもわかりづらくなるので、ドラミングがちょっと淡々としちゃうっていうか、ここでバーンと行きますみたいのが出しにくい。

だからレコーディングに向けては一応普段とは違う練習をしました。
ドラムの練習としては、まず普通に全パートの入ったプリプロに合わせて叩いて、次にクリック音とベースとドラムが入った音源に合わせて、その後にクリックとベースのみ入った音源に合わせて、と3段階で練習してました。それを繰り返して、ドラムパターンとかフィルを確かめていきました。

まぁ・・・充分発揮できたかどうかはわからないですが、まぁまぁ、自分なりには準備して臨んだつもりです。

さて、実際のレコーディングは、まずセッティングと、ヘッドホンから流すクリックと楽器の音量調整とかでけっこう時間がかかって、開始は遅めだったんですが、録り始めてしまえばそんなにドハマりすることもなく、メンタルもさほど消耗せず、わりと余裕を持って予定時間内(3曲合わせて5時間半くらいかな)で録り終えました。

言わなきゃわかんないことかもしれませんが・・・自ら暴露しますと、リズムとか叩き方が甘くてどーーしても気になる数箇所は、ほんの少し整えてもらいました。
他の多少マシなテイクからそのフィルインだけ移植したり、タムの1音だけちょっっと後にずらしてもらったり。
あぁもう、まったくバカ正直だなぁ私ったら。
リズムマシンのように正確にはなれないし、ちょっとくらいよれてる方が人間味があっていいのかもしれませんが、力んだりしてビミョーに打ち損じてるところは、どうしても聴き直すと気になっちゃって。
そこはもう、意地を張らずに素直に「すいません、お願いします。」ってことでテクノロジーに頼りました。
そしたら速攻整ったから、もう、何て言うか、ありがとうございます(笑)

次回はケイスケのギターと歌録り中心になります。
とにかく私個人的には、これでひとまず大仕事を終えたって感じです。まぁ、まだ歌録りとかコーラス録りとかあるんだけど、まずはね。

完成に向かって大きく一歩近づいたかな。

また中間報告させてもらいますね。

2016年11月14日月曜日

お耳に合いましたら

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

オリジナル曲を作って、それを人前で披露すると、「いいね」と言っていただくこともありますが、もちろん「ぜんぜんよくない」と言われることもあります。「もう二度と聴く気はないよ」的なこととかね。
あと、すぐに直せるような指摘ならいいけど、そもそも直しようのないこととかは、やる気をかき立てられるどころか、ただ単に落ち込むだけですね(笑)

皆にいいとは思われないことぐらい、わかってはいるつもりなんですけどね。
自分だって、いいと思えるものは思えるし、逆にいいと思えないものはどれだけいいと思いたくても思えないもの。
それは上手下手だけではなくて、センスの問題で、好みが合う合わないもあると思います。
でもやっぱ苦労して作ったもんですからね、やっぱり一喜一憂しちゃいます。
辛口の批評をされればへこむし、ちょっと褒められれば、いとも簡単に浮かれます。

最近、そもそもなんで苦労してオリジナルを作って、それを人に聴いてもらおうと思うのかなぁと考えていたんです。
で、気付いたんですが私の場合、
例えば日常で、そんな大ごとじゃなくても、何か心に残るような出来事が起こった時に「あ、この感じ誰かに話したいな。でもこのニュアンスわっかるかなー。あ、あの人ならもしかしてわかってくれるかなぁ。今度あの人に会ったら話してみよっかな。」って思うのに似てるな、と。

つまり、何か自分の気持ちとか、目に映った印象的な情景とか、自分にしかわからないかもしれない、でもわかる人にはわかるかもしれないっていうビミョーーな感じを、気の合う人に、なるべく大げさにせず、でも淡々とじゃなく、時々例え話なんか織り交ぜながら、イメージが伝わるように喋って、「あっ、わかるわ~そういうの。」って言われて安心するっていう感じ。
わかります?(笑)
まったく理解されなさそうな人にはそもそも話そうと思わないですね。だってセンスのあまりに違う人に話してもキョトーンだろうし。
できれば自分と気の合いそうな人に聞いてもらいたいと思うけど、意外と通りがかりの知らない人がたまたま聞いてて、興味持って立ち止まって熱心に聞いて「わー奇遇だな。実は私も同じようなこと思ったことあるんですよ。」なんて言われるとけっこう嬉しかったり。知り合いでも、意外な反応が面白かったり。

私は本や小説は書けないけど、たまに小説読んでると、あら、世の中にこんな同じような感覚を持っている同類?同志?っていたのかとビックリすることがあるんですよ。

音楽はさらに、どういう音楽がかっこいいと感じるかっていう、これまで聴いて育ってきたものとか、美学というか、趣味嗜好がもろに出るので、好き/嫌い、理解できる/できないがハッキリわかれますよね。
私はわりと色んな音楽を雑食的に聴く方だと思うけど、それでも「これはぜんっぜんわからん」っていうものもありますからね。
だから、万人ウケする曲なんて無いとは思うんですけど、だからこそ、「かっこよかった。」と声をかけてくれたり、CDをもらいに来てくれたりすると、何か救われたような気になるんです。
あ、この感じわかってくれる人がメンバー以外にも世の中にいてくれるんだ、という。

あと、あまりお世辞とか言わない知り合いの方から、初めてお会いする方へ私のことを紹介してもらう場面で、「この人はカナーンドッグっていうバンドでドラムをやっていて、このバンドがまたええバンドなんよ。」ってさらっと言ってもらった時に、人知れず目を潤ませてじ~んとしておりました。

個人的に頭に浮かんだ色んなことを、外に出して一曲として苦労してまとめて、それをメンバーの力を集めて育てて、そうやって仕上げた曲を「我々こんな音楽けっこうおもしろいと思ってやってて、例えばこんなこと思ってますねん。」と人に投げかけてみる。そこに「それわかる。」と返ってきたらもう、それまでの苦労とか葛藤はどっか行って、やっててよかったなと思っちゃう。
それで、ついつい、もっと他の人にも聴いてみてもらおうかな、となるんですね。
そしたらまた「ぜんぜんダメ」って言われてガーンってなることもあるんだなー。

だからとにかく、
お耳に合わなかった方は、貴重なお時間無駄にしてすいませんでした。
お耳に合った方は、是非「合ったよ」ということを伝えてもらえれば嬉しいです。

2016年11月5日土曜日

今思うこと、色々。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

前々回のブログ「自分達を知る」が、何だかたくさんの方に読んでいただいたようで、思いがけず二度見しちゃうほどのページビューになっていてビビッてたんですが、前回はまたいつものペースに戻ったみたい。あれは特需のようなもんだったのかしら。
内心、いつものページビューの少なさに戻ってちょっとホッとしました。だって、そんなにたくさんの人が見るだろうと思って書いてないもんで、非常に偏った考えで、自分勝手なことを書き綴ってるだけのブログだから、なんか嬉し恥ずかしのどちらかと言えば恥ずかしが勝っていたんです。

前回のブログで、ライブでは周囲のことなど微塵も気にせずに曲を表現しきることだけに集中して入り込んでる状態が理想、というようなことを言ったんですが、それをベースの先生に話したら、「ライブに出るからには完全に曲に没頭していてはいけない。お客の反応も絶対見ていないといけないし、どっか冷静に演奏している自分のことを外から見ている感覚がないと。」とすんなりレベルが上のことを言われ、「そ、そうっすよね!」と、それまでの考えをあっさりと撤回したのでした。

私の考えなんぞ、明日変わるかもしれないし、実際、ここ数年でもけっこう変わってきたし、なんというかあんまり一貫性の無い、曖昧なものだと思って下さい。あら、ガッカリしてますか?(笑)
でも、自分の考えとして嘘は言ってません。その時に本当に思ってることです。この先絶対に変わらない信念である!とは言えないだけで・・・

で、最近、思うことなんですが、
マルチプレーヤーってどういう人だろうって、よく考えるんですよね。
色んな楽器やる人、「あの人マルチだね~」とか言いますよね。
でもね、私自身はこういう時に使われる「マルチ」っていう響きは、あまり好きではありません。
なんとなく色んなことに中途半端に手を出してるけど、どれも本職じゃない人、みたいな感じがしちゃう。

まず、一人で色々な楽器をやること自体は、そんなたいして自慢にはならないと思うんですよね。
もともとギター弾く人がベースも弾くとかは珍しくもないし、デモぐらいだったら一人で一通りの楽器全部弾いて作ってます、みたいな人はいっぱいいるし。
何かしら音楽をやってきた人がそれまでとは違う新しい楽器に挑戦することは、特別すごいことではないと思います。手を出すか出さないかの違い。もちろん、一つの楽器一筋の人はそれはそれでいいし、どちらがすごいわけでもない、自由っていうか。
色んなことに挑戦するのが悪いとは言ってませんよ。興味のあることどんどんやってみるって、世界が広がるし、いいことだと思う。楽しいもん。
でもそれって別に「マルチプレーヤー」ではない気もします。

もし「マルチプレーヤー」として本当に認められるとしたら、「あれもこれも色んなことやってます」ということはあまり意味を持たなくて、それはもう、一つ一つのクオリティこそ重要かなと思います。

つまり、ベースで参加してる曲、もしくはバンドでは、ベーシストとしてすごいいい仕事してる。ギターで参加してる時にはギタリストとしてすごいいい仕事してる。そんな感じで、それぞれの楽器を持っている時には、「ホントは他の楽器する人なんだけど、そこそこ器用にこなしてますね」みたいなことはいっさい感じさせないくらい、その役割を果たしてるというか、しっくり来ているのが、たぶん本当のマルチプレーヤーだと思うんです。

それに憧れはするけれども、現実は厳しいです。並大抵の努力ではできないですよね。
私は真の「マルチプレーヤー」にはなれていません。

一応、言い訳は極力しないように、とは思ってます。
別に他の楽器をやっていることを隠す必要はないんだけど、やるんだったら、特にそれでバンド組むんだったら、せめて真面目に取り組まないと。急には上達しないけど、ちゃんと練習はしないと。

まぁ、今はこんなこと言ってる私も、少し前まで「そうは言っても私本来はドラマーだし~。他は初心者だし~。」みたいな言い逃れをてんこ盛りして怒られてたので、何を今更エラソーにと自分でも思うんですが(笑)
自分への戒めの意味も込めて。書いておきました。

もう一人の自分が、ちょっと俯瞰で自分のことを見て、趣味なんだからもうちょい気ぃ抜いて音楽テキトーにやればいいのに、とも思ったりしてますけどね。

2016年11月1日火曜日

最後は覚悟なのかな。



こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

カナーンドッグではないんですが、10月29日(土)・30日(日)とライブでした。

まず29日(土)はヨニンミマンとして、名古屋市港区にある「夜空と月のピアス」というお店で、二村ユーリさん主催の東北復興支援チャリティーライブの前座を務めさせてもらったんですが、この日、もともとはただ夫婦でお客さんとして見に行く予定だったんですよね。
それが、出演者の方でキャンセルが出てしまったということで、急きょ演奏させてもらうことになりまして、大急ぎで2人編成でいけそうな3曲を準備して飛び込んだという感じです。

この日は、他に野々山聖さん、鈴木大夢さん、そしてトリが二村ユーリさんだったんですが、
今回も色んなことを教えてもらいました。

まったく音楽スタイルの違う方々なんですが、共通して言えるのは、その空間を独りで完全に支配してたってことです。会場の空気ごと持ってってたって感じですね。

例えば、飾らない人柄のにじみ出る微笑ましい間だったり、一語一句驚異的な集中力で投げかけられる叫びだったり、心を開いて真っ直ぐな歌声で懸命に届けようとする姿だったり。
それがそこにいる人々の心を掴んでいた。そう感じました。

あぁ、それに対して私は、なんて中途半端なパフォーマンスなんだろうと。

私の場合は、自分を演出し続けることには向いていないので、曲の合間のMCでは普通に気を抜いた感じでしゃべっていても、いざ曲に入れば完全に曲の中に入って、周囲のことなど微塵も気にせずに、曲を表現し切ることだけに集中している状態ってのが理想ではあるんですが、それが今のところぜんぜんできていません。雑念、邪念、入りまくっちゃって(笑)
難しいなぁ。あー難しい。あーくやしい。

それにしても「夜空と月のピアス」というお店、初めてお邪魔したんですが、あちこちに遊び心が散りばめてあって素敵なところでした。独特の雰囲気が音楽と合わさって、さらに気持ちよく音楽が聴けて気持ちよく演奏させてもらえて、特製カレーも美味しかった。
来年、是非またヨニンミマンでしっかり準備して出演させていただきたいです。

そしてその翌日、今度は四日市で「ミュージックボックス」というイベントでカホンを叩いたんですが、こちらはいつも何かとお世話になっている落合先生のギターやウクレレの生徒さん中心に構成されているバンドで、ハワイアンの曲を6曲ほど。
ハワイアンの曲は、穏やかな曲調で繰り返しの中にもダイナミクスを付けるのが難しいんですが、そこに挑むのがおもしろいと言えるかもしれません。

このイベントでは、生徒さんによるギターやウクレレのソロ演奏を間近で見せてもらって、私は人知れず感動してちょっと泣きそうになっていました。
だって、舞台に出て行って自分の奏でる音に客席の注目が一気に集まる中、一音一音弾ききるんだから。その緊張感たるや半端なもんじゃないと思います。全部正しく弾けるかとかそんなことより、自分がそこに出て行って始めたものを最後までやり切るという、そこに必要な勇気とか覚悟とか、そういうところを共感してうるっときちゃう。え?涙腺がおかしい?これって年ですか?

あとやっぱりすごいなと思ったのが、バンドを率いる落合先生が次々にセッティングもしながら演奏もしながらとかやってる間に、急に落下したマイクスタンドで指を挟んで大きく切ってしまい、けっこうな流血をしながらもささっと応急処置を済ませ、何事も無かったかのように生徒さん達を気遣いながら進行して演奏していて、そこはさすがというか脱帽な感じでした。
他にも何だかその日はハプニングが色々とあったんですが、ピンチな時ほどワーワー騒がず平常心で進むのが大事ってことを学んだ日だった気もします。

やっぱり何があっても最後までやり切るって、覚悟なんですかね。

2016年10月18日火曜日

自分達を知る

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
16日(日)は津島グランツにてカナーンドッグ ライブに出演させていただきました。

いつものようにライブの様子をダイジェストにまとめましたので、よかったらご覧あれ。
https://youtu.be/x2TGvCjU4Qk


セットリストは毎度おなじみの曲に加え、新曲「ギター」初披露でした。この曲は初のベース クズヤさんメインボーカルに起用ということで、また今までになかった味が出ております。
この「ギター」という曲のデモを初めてクズヤさんに送った時、クズヤさんからもらった感想は
「かなり男前な曲ですね」でした。
その後、超渋い高倉健さんの画像が送られてきまして、それ以来私は、魂は高倉健さんのように男らしくなったつもりでドラムを叩いております。押忍。

ギターって、楽器の中でも象徴的な感じがするんで「ギター」というタイトルにしたんですが。
実際はドラムでもベースでも歌でも何でも言えることなんですけど、
バンドを今やってる人に、よくよくお話しを聞いてみると、忙しかったり、体壊しちゃったり、家庭の事情とかで楽器がまったく触れなかった長いブランク期間を経ている人がけっこういます。
もちろん、完全に楽器を手放したり、しまい込んでそれっきりの人もたくさんいると思います。

でも後に何らかの形で音楽に戻って来る人は、多分ですけど、まったく楽器に触っていなかった時期も、どっか心の奥底に、捨てきれずに楽器を持ち続けていた人なんじゃないかと、思うんです。心の片隅でね。根がミュージシャンの人っていうか。プロとかじゃなくて趣味でもね。
本人は長年音楽と無縁の場所に生きてすっかり音楽を忘れ去っていたように見えても、ただその人の中のどこかに音楽があり続けたなら、またいつか気付けば一緒にいました、みたいな感じで再び音楽に向かう時が来るような気がするんです。
そんなこんなを、男性ボーカルで歌うイメージで書いたら、なんかすごい男前な曲になってしまったんですね。自分、不器用なもんですから・・・。


ところで、
今回のライブでお会いした対バンの方々は、以前ヨニンミマンで対バンさせてもらった二村ユーリさんと、弾き語りの五十嵐浩司さんと、うちと同じく3ピースバンドのTrio-de-Guessさんは初めてご一緒しました。
私はうまいことレビューができないものですから、一言。
この3組のライブは、一度見に行った方がいいよ。
MCの常套句じゃないけども、「この機会に名前だけでも憶えて下さい。」
どこかのライブハウスのスケジュールとかイベントのフライヤーで名前を見かけたら、見に行った方がいいよ。ツイッターとかチェックした方がいいよ。

私、どういうバンドでどんな音楽で、どこがどう良かったかを説明しようとすると、どうしても何かエラそうな言い方になってしまいそうだし、感じ方は人それぞれなので、とにかく私は一見の価値ありと思ったとだけ言わせてもらいます。

どういうバンドかって、説明するの難しいですよね。
カナーンドッグも、よく「どういう音楽やってるんですか?」と聞かれるんですが、そういう時どう説明するのが適切か考えちゃいます。オリジナルをやってますからねぇ。
メンバー各人聴いて育った音楽もけっこうバラバラだし、コピーじゃないから例えば何に似てるとか言うの迷うしねぇ。
昔は、「ゆるめの、暗めの、激しめ」とか言ってたりしたんですが、なんかそうとも言い切れない気もするし・・・。
でも、ライブ見てもらったりCD聴いてもらって色んな人からいただいた感想で、自分達のことをあらためて知る、みたいなこともありますね。

例えばCanaan Dogのことを紹介していただく時、
ライブハウスの方から「シンプルながら心にガツンと響くギターロック」なんて言っていただいたり、
今回Trio-de-Guessさんから「ざらついたロックンロール」と表現いただいたり。ほぉ、そういう表現になるのかぁ、と。うふふ・・・なんかキャッチコピーみたいでカッコよさげだし。

ちなみに、既存のバンドで「曲が~みたいな印象を受けました」とかで、言われたことがあるのは、ACIDMAN、bloodthirsty butchers、ブランキージェットシティ、THEE MICHELLE GUN EREPHANTとかかな。
確かにどれも好きなバンドだから悪い気はしないですね。

あと、ライブもそうだけど、レコーディングするとまた自分達のことがわかりますよね。
今11月半ばからのレコーディング本番に向けて、仮の音源を自分達で録って作っていて、
メンバーとどういう音に仕上げるか、みたいな話し合いを重ねているんですが、その時に、
あのバンドのあのアルバムのあの曲のようなテイストにしたいよね、とか。
そういうので、また自分達の方向性を確認するきっかけにもなっています。

カナーンドッグ始めた当初は、探り探りだったってのもあるんだけど、自分達がどんな音楽をやりたいのか、どんな音が合うのかとか、あんまりわからずにやっていたけど、
だんだん自分達のことを知ることができてきてるな、と思う、今日この頃です。

しばらくはライブはお休み。レコーディングにかかります。
またご報告しますね。