2024年4月9日火曜日

こんなふうに役に立つとは

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

最近、思いもよらない形で役に立てて嬉しかったこと。

まず、部屋の片隅でずーっと眠ったままだった私のテレキャスターとVOXのギターアンプヘッドとエフェクター達。友達に貸し出すことになりました。使ってもらえるの嬉しい。

もともとエフェクターってぜんぜん知識も無かったし、あんまり興味が無かったんですが、バンドでギターボーカルをやっている時、やっぱ曲によって多少音色使い分けないといけないかーと思い、わからないなりに色々と弾き比べて選んだMyエフェクターセット。

(右上:Ibanezペダルチューナー、右下:Moor Blues Mood、その左:Shun Nokina L'MAT、その左:TC ELECTRONIC Hall of Fameリバーブ、 左:ibanez ミニサイズアナログディレイ、※パワーサプライは夫から余ってるのをもらった)

こだわる人はむちゃくちゃこだわってお金もかけてるんだろうけど、私はかなり適当で、アンプもエフェクターも、とにかく低価格で小っちゃくてかわいくて、難しい設定が要らないアナログな感じのやつ。


ってことで、

いくつか試して最終的に、コンパクトな歪み2種と空間系2種、このようなエフェクトボードにまとまりました。いやぁ、まさか私がエフェクターのことを紹介する日が来るなんてねぇ。自分でも驚きです。

だけどせっかく買ったのに、バンド活動に一区切り付けて以来、2年間くらいほぼ通電することもなくしまい込んだままになっていました。勿体ないねぇ。

時々なんだか申し訳なくなって「もう使うことも無さそうだし、売っちゃおうかな…」と呟く度に、夫からやんわりと止められていました。

そんなある日、友達のライブでギターとかエフェクター一式を使ってもらえることになったのです。先日一緒にスタジオに入って試してもらったら、彼女のオリジナルの曲調にもマッチしていて、何よりテレキャスターがとてもよく似合っていた。あぁ、どこかに売ってしまわなくてよかった。こんなふうに役に立てるんだもの。


もう一つ、

先日、知人から会社のサイネージ広告用の音源制作を依頼いただき、16秒間の無音の映像を見せてもらって、それに合うリズムパターン+αみたいなのを作らせてもらいました。私なりのイメージで、「技術力」とか「スピード感」をシンセなサウンドで表現しつつ、ドラムパターンは少し生っぽさも入れて、あまりピコピコし過ぎないようにしました。

私はよく、パソコンの音楽編集ソフトCubaseで、打ち込みのツールを使って色々なリズムパターンやフレーズのループを組み合わせ、テクノっぽい曲を作ったりするのが好きなんですが、まさかこんなところで役に立つ日が来るとは。某銀行さんの待合室に設置されたディスプレイで流れるそうです。見に行ってみようかしら…

「water9」という曲です。まぁ曲って言っても、作曲とまで言えるかはわからないですけどね。約16秒という短い中でピッタリと収めるの、超楽しかったです(笑)

実際にサイネージで流れる映像とは違うんですが、Cubaseの再生画面の映像と共に、よければどうぞ。


なんだかんだ、今まで音楽やってきた中でできた人とのつながりから、意外なところで誰かのお役に立てたり、おもしろいことに出会えたりしますね。

何かものを作る時に、私のことを思い出してくれるなんて、本当にありがたいことです。

またご報告しますね。

2024年3月4日月曜日

Thank You

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

2月25日(日)大阪マラソン フルマラソンの部に挑戦してきました。

よりによってその日は急激に冷え込んで雨。気温6℃。多少は防寒・防水の対策もしてたけど、走っているうちに靴の中まで雨水が染み、手も痺れてきて、ひたすら辛い道のりでした。
正直、大阪の街並みを楽しむ余裕はあんまり無かったかなー。
号砲からスタートライン通過まで35分。10km手前で我慢できずトイレに寄ったら行列で痛恨のロス15分(←これは本当にショックだった)

コース中折り返しが何度かあり、だいぶ先を走っている夫と12km地点くらいですれ違ったのですが、夫は私を見て「ここでやっとすれ違ったということは、制限時間内に関門通過は厳しいかな」と思ったそうです。しかし私にも意地があったんで、そこから少しは粘りました。もう大急ぎ。なんとか関門何ヶ所か、ギリギリで通過しました。

しかしハーフを越えて完全に足を使い果たしあえなく失速。25km以降どう考えてもこの先の関門に間に合わないことがわかり「あーマジか…私また完走できないんだ」と失望の中、でもとりあえず行けるところまで行こうと、やめずに走り続けました。(←本人は走ってるつもりでしたが、後でYOU TUBEの定点カメラに写り込んでいる自分の姿を確認したら、足が全く上がってなかった(笑))

そしてついに29.85km(手元のランニングウォッチで計測)〝これに追い付かれたら時間切れ”という制限時間最後尾車とパトカーに追い抜かれ、そこで強制終了となりました。

完全に止まるとすっごい寒い。震えながら収容バスを待ち、ようやく乗り込んだと思ったら途中で乗り換え、1時間以上かかってフィニッシュ会場に戻りました。
荷物を受け取って着替え、やっと、無事完走した夫と合流した時「あぁ、私は夏から頑張ってきて、ハーフもフルも完走できなかったけど、すごいことに挑戦したんだ」と涙が出そうになりました。

35,000人がいっせいに参加する一大マラソンイベント、色々と大変なことはありましたが、
雨の中ボランティアの方々も一生懸命やってくれていました。

寒いのに長時間、沿道で思い思いの声援を送ってくれた方々にも感謝です。大阪を感じられる人情味溢れるエールが印象的でした。

あと、私達は前日から親戚の家に泊めていただいてたんですが、疲労困憊でマラソン会場から帰った時、温かいうどんを作っていただき、それはもう冷え切った体にじわ~っと染み渡りました。ふわふわたまごのおうどん、これが本当に至福の一杯だった。

さて、私の挑戦は終わりました。

で、これからどうするの?

もともと走るのは得意ではない私。夫から「ここまで来てやめるのはもったいないよ」「次は完走できるよ」と励まされるけど、マラソンは体への負担も大きいし…リベンジって言っても、1年先までモチベーションが保てるのか?

だけどさ、私このまま完走できずに終わるの?

うーん、えっとー…

とりあえず4月に10kmの大会に出て、体調見つつ、それからまた考えます!

とにかく私はぶっ倒れず怪我もせず、無事に帰って来れました。きっと色んな人が心配してくれて、応援してくれてたおかげです。
ありがとう。

感謝の気持ちを込めて、ダイアナ・ロスの「Thank You」という曲のベースを弾いてみました。よろしければどうぞ。



またご報告しますね!

2024年2月3日土曜日

おんぶしたり抱っこしたり


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

先日、独り日帰りで東京へ行ってきました。

目的はただ一つです。

私の運命の5弦ベースに会いに行く為。

今までずっと5弦ベースは一本だけ、バンドメンバーのクズヤさんから譲り受けたBacchus (バッカス)のTwenty Fourっていうのを使っていました。24フレットのスーパーロングスケールで、サンバーストのシュッとしたイケメンな奴です。この楽器でライブも経験できたし、弾いてみた動画も多数撮影しました。

だけど、弾き込めば弾き込むほど、やっぱり自ら選び抜いた5弦を持ちたい気持ちってのも出てきました。いつか…いつかは私も本当に納得いく一本を自分自身で購入したい。長い間ぼんやりと夢見ていました。私の求める5弦…

しかしそもそも私がどんな楽器を求めているのか、頭の中であんまりまとまっていなかったのです。

ここ数年、とりあえず気になるものはあちこちでたくさん試奏してきました。

しかし「こっちではなかった」「何か違う気がする」「なぜかグッと来ない」「音も弾き心地も素晴らしいけど、今一つ決め手に欠ける」等など…そんなこんなで日々過ぎていきました。

しかし諦めきれず模索を続けているうちに、ようやく自分の中で徐々に方向性が決まってきました。私に合いそうな5弦ベースが少しずつイメージできるようになってきたのです。

それは、

シンプルなパッシブのジャズベース。軽量個体希望。だけどただ軽ければいいわけではなく、抱えた時のネックとボディ全体のバランス。それでも重量4.5kg未満は譲れない。

そして重要なのがネックの握り心地。私の手にしっくりと馴染むようなカーブと手触り。これは感覚なので、スペックをいくら詳しく聞いたって、実際に手に持ってみないとわからない。

見た目だって大事よ。ボディの色は落ち着きのある飽きの来ないのがいいけど、ちょっとありふれてないものがいいな。

…って、そんなの一体どこにあるの!?

もはやオーダーで作ってもらうしかないの?いくらかかっちゃうのよ!?

悶々としていたある日、私はデジマートを見ていて一本のベースに釘付けになりました。

momose MJ/five1 【4.34kg】

色はAged Ice Blue Metallicっていうカスタムオーダーカラー。綺麗なパールがかった水色に心が惹きつけられました。しかも、見つけた数日後、決算セールでビックリするほど大幅に値下げしたのです。

私は決心しました。今しかない。

私は、翌日東京池袋の楽器店へ直行しました。そして実物と対面し、音を出し、弾き心地を確かめました。一応他にも2本比較の為に試奏しましたが、それでなおさら確信がもてました。

あぁ、これがずっと探していた私の楽器だと。そして私は、楽器に向かって心の中でこう話しかけました。

「私は本気だぞ。今日一緒に帰ろうね。」

あの…別にわざわざ重いのを背負って帰らなくても、配送してもらえばいいんですよ(笑)

でも自分がどうしても連れて帰りたかったのです。だってハードケースじゃなくてギグバッグだったんですもの。迷いはありませんでした。

山手線から新幹線、近鉄、おんぶしたり抱っこしたりしながら一緒に帰りました。誇らしい重みを感じながらの旅路でした。

今我が家には、

Fender USAのジャズベ、MOONのプレベ、Bacchusの5弦、

そして今回購入したmomoseの5弦、4本のベースがあります。結局どの子もかわいいのです。

あまり外で人に披露する機会はありませんが、それでもそばにいてくれれば心強いし、もちろん曲によって使い分けながらたくさん弾いていきます。これでこれからどんなことができるかなと、ワクワクしています。頼りにしてます。お互いにおんぶに抱っこでお願いします。

またご報告しますね!


2023年12月3日日曜日

コケちゃいました。

 


こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

前回のブログでお話した通り、12/3(日)伊勢市で開催された「お伊勢さんマラソン」ハーフの部に挑戦してきました。

結果は…残念ながらやっぱり制限時間に間に合いませんでした。7箇所ある関門のうち6番目の関門を通過することができず、18.8kmで無念のリタイアとなりました。3分、間に合わなかった。あともうちょっとだったのになぁ。

リタイアの人は全員バスに収容されるのかと思ったら、その場で「参加賞引換券」というのを手渡され、コースの脇道に誘導され徒歩で坂を下ると、すぐにスタートとゴール地点になってる会場に自力で戻れました。

敗因は色々あるけれど、

まずはスタートからなかなかスタートできなかったこと。どういうことかと言いますと、

エントリーの時、過去の大会の記録を申告するのですが、その成績によって当日のスタート位置がザックリ分けられるんですね。速い人ほど前方のスタートラインに近いエリア。私のようなハーフ初参戦の人とか、タイムがゆっくりの人は、後ろのエリアに振り分けられます。ゼッケンの頭文字「A」から順番になっていて、私が整列したのはスタートラインから遠く離れた「J」の最後尾近くでした。

そんで、スタート時刻の9:10ちょうどに号砲が鳴っても、すぐ動き出せるわけではないんです。5,000人超える人数が並んでますから、前の人達が走り始めるのをじっと立ったまま待機みたいな時間が続いて、ようやくじわじわ~っと動き出してもしばらく大渋滞です。

まずは、時計は同じなのに実質のスタートラインを通過するまで、けっこうなハンデがあるというか、余分に距離があるんですね。何分遅れか正確にはわかりませんが、少なくとも3分どころではなかったと思います。

関門7箇所の閉鎖時刻はよく確認してペース配分を考えていたんだけど、そのタイムロスを計算に入れてなかったんだよねぇ。

それと、実はアクシデントというか…

10kmをちょっと過ぎたあたりで、アスファルトのちょっとした凹凸に足を引っかけ、思いっきり転倒しまして、両ひざと左肘を地面にバーンと強打しました。誰かと接触衝突とかではなく、ただただ単独事故です。シンプルに、「コケちゃいました」靴は脱げませんでしたが。

しばし倒れていた私にすぐさま救護の方が駆け寄って「大丈夫ですか!?」と声をかけてくれたのですが、「大丈夫です」と起き上がり、拳を振り上げ再び走り出しました(←ムダに男前)。幸い、走れました。ただ、「えっ!私転んだの?痛ー!なんで!?私今転んだし!えぇ?痛ー!」と自分でビックリしちゃって、なんか心臓がギューっとなりまして、そこから一気に呼吸が苦しくなりました。

帰ってきて見てみたら打撲の跡が赤いし青いし、どうやらけっこう派手に転んだようです。痛々しいけど、折れたりひねったりはしていないようで、それだけでもよかった。

だけど、もし「コケちゃいました」がなかったとしても、やっぱり間に合わなかったんじゃないかな。

とにかく上り坂がきつくて足が前に出ず、あからさまにスピードが落ちてしまってダメでした。全体的に走力が足りてなかったと思います。私にとってハーフはまだまだ厳しかったです。はい、まいりました。

ただ、精いっぱいやりました。一心不乱に関門通過を目指して全力で走りました。ほぼ歩いたりせず、出来る限り走り続けました。

完走できず悔しい結果になりましたが、色々大会参加に向けて準備して、なんだかんだ当日体調も崩さず会場に到着し、そしてちゃんと夫と一緒に帰って来れたこと(夫は無事完走しました)。4年前は会場にも行けなかったんだから、我ながらよく頑張ったなと思います。

天気にも恵まれ、夜明け前から家を出発し、会場に向かう途中見た朝焼けはキレイでした。

今のところ、「また来年お伊勢さんリベンジだ!」とは言えないくらい疲れてるんですが(笑)、少しの間休養したら、とりあえず2月にエントリーしちゃってる大阪マラソンのフルマラソンに向けて、今度はなんとか完走できるよう作戦を練り直し、頑張って練習したいと思います。

またご報告しますね!

2023年10月31日火曜日

言ってなかったこと、ございます。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

私ね…言ってなかったこと、ございます。

実は今、挑戦していることがありまして…あ、音楽のことではありません。

まず2023年12月3日(日)お伊勢さんマラソンのハーフマラソン(21.0975km)の部に出場します。

それと2024年2月25日(日)大阪マラソンのフルマラソン(42.195km)にも出場します。これはエントリー者多数の為抽選だったのですが、本日「当選」の結果連絡が来ました。はい、おめでとう!(本音:えらいこっちゃ~~当選しちゃったよ~)

今まで、いくつかのマラソン大会で10km完走したことはありました。だけどハーフとフルは、初のトライでもありリベンジとも言えますね。と言うのも、遡ること4年前にもハーフとフルにエントリーしていたのですが、その時はだいぶ仕上がってきてた矢先、病気で胸骨がぶっ壊れちゃいまして、泣く泣く欠席した苦い思い出があるのです。幸い治療のおかげで胸骨は順調に回復してきたのですが、微妙に他の不具合も出てきたりとか、色々あってなかなか体調が安定せず、すっかり運動から遠のいたままになっていました。

しかしやっと今年夏、あぁ、ようやくこれから体調が安定してくるんじゃないかなと希望が持てまして、だったらずっと心残りだったチャレンジを、これ以上先延ばしにせずに決行した方がいいんじゃないかと。まさに「今でしょ」と思い立ち、エントリーしたのです。

ということで夏に一念発起してから、最初はウォーキングから始め、ゆっくりちょっとずつ走り始めました。しかし思った以上に心肺機能やら筋肉やらが落ちてまして、ちっとも進んでいかない。そんですぐ息切れしてバテバテ。ビックリするぐらい走れないのです。

それでも強烈な猛暑としつこい残暑の中、もちろん日中走るのは危険なので、日が暮れてからライト持参でせっせと走りに出かけました。ちなみに同居の親には心配かけないように「ちょっと散歩に行ってきます~」と言って実は走りに行ってました。それを昨日「言ってなかったこと、ございます。」と打ち明けたら「どうりで…歩きに行くだけであんなにも汗びっしょびしょになるものだろうか?と思ってた。」と言われました(笑)

最近は涼しくなってきて、じわりじわりとタイムは上がり走れる距離も伸びてきたのですが、恥ずかしながら、今のところ私の走力ではハーフの制限時間(2時間40分)に全く間に合いません。せっかく走ってもゴールに辿り着かないって、そんな悲しいことあるかね?だけど残念ながらそれが今の私の実力ってやつなのです…。

しかも10月の初旬、ついにコロなんちゃらに感染しまして丸一週間ガッツリ寝込み、コツコツつけた体力がまた大きく後退し、ゴールはさらに遠くへ…非常に厳しい状況になりました。でも、ギリギリ諦めてはいません。さぁハーフまであと一ヶ月で、どこまで行けるのか。

そしてハーフの後はフルマラソンです。恐怖。

とにかく速くなくていいから、ちゃんと完走したいのです。

しかしそれさえ難しいのが現状です。結果は本当に失敗に終わるかもしれません。

マラソンはまぐれが無い世界で、実力以上は絶対に出ない。でも、この、何かに一生懸命になっている過程も、すごく貴重で無駄ではないと思って、自分で色々調べたり目標決めたり計画を立てたりして取り組んでみてます。

人知れず孤独な挑戦して成し遂げてから言おうかとも思ってたんですが、もう言います。

44歳、初のハーフ・フルマラソン、頑張ります。

…一応音楽の話もしておきましょうか?

弾いてみた動画はもうやらないとか言いながら、また一本アップしました。

Princeの「Strange Relationship」という曲です。「Sign O' The Times 」に収録されてる音源ではなく、「One Night Alone... Live!」というライブアルバムのバージョンで、シンプルでカッチリしたスラップの繰り返しが気持ちいい曲なんですが、後半は自分なりにアレンジして動きました。ただ、だいたい視聴者の多くは初めの1分半くらいまでしか見てくれてないようなので、私が苦労して考えたベースソロっぽい部分はあまり見てはもらってないと思われます。

どうぞお時間ありましたら最後まで見てみて下さい。

https://youtu.be/kxLuo5yomYU?si=zBjA1nMaXqk03khG


またご報告しますね!

2023年9月2日土曜日

スーッ…と。

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

あぁ、元気になりました。

わたし元気になりましたよー。

8月特にお盆休み辺り、むっちゃ体調悪くて寝込んだりしてたんですが、今はすっかり体調が戻って、本当に嬉しいです。

体調不良の原因は、8月から毎月打つことになった注射の副作用だったのか、台風の影響もあったのか、どちらも関係ないのか…わからないけど、いやぁしんどかった。

でもキツイとこ超えました。とにかくわたし、今は元気です。

このまま体調が安定してるといいなーと思ってます。何かに挑戦できそうな意欲も湧いてきました。元気があれば何でもできる。

だけど今のところ、バンド活動再開は考えてません。えっと、バンド活動っていうか、一区切りつけたレギュラーの、自分のオリジナル曲のバンドは多分、もうやらないと思います。あと、ここ3年ぐらいコツコツやってきた「弾いてみた動画」も、もうしばらくはいいかなーとも思っています。

スーッ…と。ごく自然に、そう思ったからです。もう卒業かな。もういいかなって。

まぁまたそのうち気が変わったり、急にスイッチ入ったりするかもしれないし、別に音楽が嫌いになったわけではないんですよ。

ですから今後は、例えば自分で曲は作らなくても、サポートでベースとかドラムだったらやるかもしれないし、誰かのお手伝いでライブとかレコーディングとか、もし機会があれば、させてもらえればいいなと思ってます。

拡散希望的なお知らせはあんまり無いんですが、SNSも完全に断つわけではないので、たまに、気まぐれにやっていきますね。

さて前置きが長くなりましたが、

今回最後にご覧いただくのは、矢野顕子さんの「ひとつだけ」という曲のベース弾いてみた動画です。

台風が大阪直撃した翌日の8月16日、「AKIKO YANO TORIO featuring Will Lee & Chris Parker」 のライブを見にビルボード大阪まで行ってきました。

体調は万全ではなく一時はキャンセルも考えたのですが、夫の「せっかく台風もくぐりぬけて開催されるし、俺が車運転するから、車中でずっと寝ててくれれば大阪まで連れて行くから」と言う言葉に甘えました。やっぱり矢野顕子さんはもちろん、どうしてもベーシストのウィル・リーさんを間近で見る貴重なチャンスを失いたくなかったのです。

MCで、矢野さんがウィル・リーさんのことを「世界の5本、いや、3本の指に入るセッションベーシスト」と紹介していましたが、本当に素晴らしいベーシストだと思います。気さくでお茶目な人柄も素敵です。

ビルボードライブはテーブル席で落ち着いて見れるし、音も居心地も良くて好きです。

ライブは下手側にピアノ、真ん中ベース、上手側ドラムというセッティングで、私達はステージ上手側の少し高い位置にあるカジュアル席から、3人の自由で迫力ある演奏を堪能できました。絶対聴きたかった「ひとつだけ」もやってくれました。

私がウィル・リーさんというベーシストを好きになったきっかけが、「ひとつだけ」という曲だったのです。そのベースは、遠慮してないのに邪魔してない。軽やかでオシャレ。初めて聴いた時に「うわ、いいベースだな、弾いてるの誰だろう?」って。

耳にスーッ…と。(←はい、再び出ました)さり気なく入ってくるベースラインです。だからなかなか伝わらないかもしれませんが、弾いてみるとめちゃくちゃ難しいんですよ。恐るべし。絶妙な音の切り方とか、ぜんぜん違うし。真似できないし。

でもね、今回は、私の中ではわりと納得いく演奏ができた気がします。それもあって、弾いてみた動画はいったん気が済んだっていうか。チキショー次こそはみたいなリベンジ欲も不思議と収まりまして、スーッ…と。(←言いたいだけ)

とにかく、そろそろ全く違うことにチャレンジしたい気もします。何かは未定ですが、

またご報告しますね。

https://youtu.be/0PgeuTa4pJM







2023年7月22日土曜日

今だったらどうなる?

こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。

このところずっとベースとドラムのカバー動画の話ばかり続いていたんですが、実は今、久しぶりに一曲、オリジナル曲のレコーディングをしています。

と言っても新曲ではなく、10年以上前の曲を再び録り直しているのです。

簡単に言うと「あの当時のあの曲、今録り直したら、けっこうかっこよくできるんちゃうの」という企画です。

当時のむちゃくちゃ適当なレコーディングや自己流ミックス、あれはあれでよかったんですよ。勢いというか、その当時にしか出せない音、独特な味があって、今聴いても妙にカッコいいんです。だけど、時代は変わり色んなことを経て、多少はレコーディングの経験も積んできたし…あれ今だったらどうなるの?っていう。

少し前、久々に当時のバンドメンバーと再会した時、じゃあとりあえず実験的に1曲やってみよう という話になりました。長いことメンバーとスタジオに入って音を合わせたこともないですが、

流れとしては、各自録音したものをデータでやり取りして、最終的なミックス・マスタリングはせっかくだからプロにお願いする感じです。

まずは第一走者の私がドラムを録って、ドラムの音をバトンとして渡さないとリレーが進まない、ということで、先日スタジオに入ってドラムレコーディングしてきました。当時はドラムの前に1本だけマイク立てて録っていたんですが(なんと潔い)、今回は一応、ドラムレコーディング用のマイクを8本。曲自体は2分くらいの短い曲なんですが、セッティングに30~40分、実際の録音は1時間くらいだったかなぁ。ドラム録音の様子です。(※動画の音はビデオカメラの内臓マイクだけの録り音そのままです)


一応、当時に比べて機材もよくなってますので。この10年でコツコツ買いそろえたMyシンバル達が、かなり曲調に合う気がします。特にこの曲はライドが肝なので、キレイに録りたいなと思ってマイキングしました。

さぁ、楽しみですね。意外と昔とぜんぜん変わってないこともあるし、その辺りも興味深いです。

特にスケジュールも何も無いので、いつ頃仕上がるのかはわかりませんし、今のところどういう形で披露するのかも決まっていません。MV作るのか、音源配信なのか。まぁとにかく、おもしろいものが出来上がると思います。




ところで話は変わりますが、

前回このブログでチラッと、私自身の体調を改善する為、飲み薬1種類プラスする予定だというお話をしました。しかし結局その薬は現在飲んでる薬との飲み合わせの関係で主治医から許可が出ず断念。別の薬を始めることに。飲み薬ではなく、月1で注射を打ちに行かないといけないのです。今3ヶ月に1回打ってる注射があるから、月によっては2種類打つってことか…何歳になっても注射は嫌ねぇ。

でもとにかく、今よりラクになればそれでいいんです。だけども、初めての薬は副作用がどのぐらいキツイか、それが不安です。

ホルモン系に作用するものだから、体調もですが「やる気が出ない」とかメンタル的な落ち込みが現れないか。

何をするにもまずは「やる気」が大事だもの…私は、これからもっと色んな事にやる気を出して行動したい。来月から私の心身の調子がどんなもんになってるか…いや、きっと今より良くなってるよね!そう信じて。

またご報告しますね。