こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
先日のスタ練では新曲「氷」のアレンジを固めることを中心に取り組んだのですが、
その時に歌詞の内容を踏まえた上で、それをアレンジに反映させようとメンバーで色々と話し合っていたところ、自分が歌詞の中で表現したいと思っていたイメージと、それを聴いた人の解釈が違っていたことが判明しました。
微妙なニュアンスが伝わってなかったんですね。
う~ん、そもそも歌詞って捉え方は千差万別だし、そういうものでしょと言われればそれまでなので、ここで具体的に解説してしまうのが良いのかどうかわかんないですが、
まぁ、ざっくり言うと、
メンバーが歌詞から受け取ったイメージは
「私の心はすっかり凍り付いてしまっていて、厚い氷は二度と溶けない。溶かすような何か無いのかな。」
で、けっこう鬱々とした感じの曲だなと思ったらしいんですが、
私の書きたかったことは、
「あの人の心はすっかり凍り付いてしまっているけど、厚い氷は二度と溶けないのかな。→溶けるといいな。」
だったわけです。
ここには大きな違いがあって、おそらくここに付いてくるギターの弾き方だとか、ベースの低音/高音だとか、
変わってきますよね。
まぁ、確かに誤解を招くようなフレーズがあって、
Bメロのたった一文字、「こんなふうに」を「そんなふうに」に直したことでガラリとニュアンスが変わったのと、
実はこういうことが言いたかったということを素直に話したことで、だいぶイメージの共有もできて
アレンジも進み、曲を作り込むことができました。
繰り返しが多くて単調になりつつあった中盤に静と動の変化を入れて抑揚を出してみたり、
なんだかんだでカナーンドッグにしてはちょっと凝ったアレンジの曲になった気もします。
雰囲気的には「雨雲」に代わる曲という感じで、12月のライブでもしっかりセットリストに入れていこうと思います。
2015年10月23日金曜日
にわかに忙しい秋
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
11日にベルエキップでのイベントが終わってから、しばらく気持ち的には「電池切れた状態」で腑抜けておりました。
だけどその間にもやることは多々あってなんとか自分を奮い立たせてこなしてたものの、
ちょっと最近わりと肉体労働な仕事もあったもので疲労で体もミシミシと軋んできて、また得意の言い訳を口にし始めた今日この頃でした。
そんな中でも、引き受けたからには誰も待ってくれない予定がいくつかありまして、
にわかに忙しい秋です。さて、やらねば・・・
とりあえずカナーンドッグは12月6日の246でのライブに向けて、新曲「氷」のアレンジを固めないといけないし、セットリストも組み直さないといけません。できれば11月中くらいにもう1曲作っておきたいところですが、リフはいくつかもらってるものの、それを1曲にまで持って行けるかどうかは厳しいところ。できれば、作ります。まぁ、できないかも。
その前に、まずは直近で11月1日、ハワイアンのバンドでカホンを叩くことになっていて、新曲も混ざってるのでそれを憶えて練習。これは長い通勤時間を利用して車のハンドルをカホンの打面に見立ててタカタカ練習してるので、とりあえず練習時間は確保できます。
その後に11月15日、これまたカホンで、映画音楽を5曲ほどイベントで叩くのですが、これについては先日のベルエキップで公開リハーサルのような形で既に一度仕上げたものを披露してるから、復習程度で行ける・・・はず。ただ、そのイベント、どうやら300人くらい入るらしいので、そこでテンポ感とか乱さずに落ち着いて叩き切れるような心持ちと練習が必要です・・・。これも通勤時間で!
それと合間合間にベースで参加しているバンドの練習が入ってきて、それは特に近々ライブが決まってるとかは無いから気楽ではあるんですが、徐々に曲も増やしていく感じなので、とにかく課題曲にトライしながらベースの上達を目指します。
ちなみに12月に10kmマラソンの大会にエントリーしてるものだから、ちゃんとトレーニングしてある程度の頻度である程度の距離を走っとかないと、当日の完走すらできないかも。今のところ週1ペースくらいだけど、もうちょっと頑張らないと、という感じかなぁ。
そして、最もプレッシャーが大きいのは、ヨニンミマンでレコーディングを控えているということです。
ギターが難しい!ところどころ、ちゃんと音鳴らないス・・・。
年内には自分でプリプロを録って、来年はそれを元に一からエンジニアに依頼して本格的に良い音質で録ってみようという計画なんですが、自分で作った曲がまともに弾けないという事態です。
厳しい~~。なんとかレコーディングに耐えうるくらいまで持って行きたいものです。
コツコツやってくしかない、かな。
では、仕事行ってきます。
11日にベルエキップでのイベントが終わってから、しばらく気持ち的には「電池切れた状態」で腑抜けておりました。
だけどその間にもやることは多々あってなんとか自分を奮い立たせてこなしてたものの、
ちょっと最近わりと肉体労働な仕事もあったもので疲労で体もミシミシと軋んできて、また得意の言い訳を口にし始めた今日この頃でした。
そんな中でも、引き受けたからには誰も待ってくれない予定がいくつかありまして、
にわかに忙しい秋です。さて、やらねば・・・
とりあえずカナーンドッグは12月6日の246でのライブに向けて、新曲「氷」のアレンジを固めないといけないし、セットリストも組み直さないといけません。できれば11月中くらいにもう1曲作っておきたいところですが、リフはいくつかもらってるものの、それを1曲にまで持って行けるかどうかは厳しいところ。できれば、作ります。まぁ、できないかも。
その前に、まずは直近で11月1日、ハワイアンのバンドでカホンを叩くことになっていて、新曲も混ざってるのでそれを憶えて練習。これは長い通勤時間を利用して車のハンドルをカホンの打面に見立ててタカタカ練習してるので、とりあえず練習時間は確保できます。
その後に11月15日、これまたカホンで、映画音楽を5曲ほどイベントで叩くのですが、これについては先日のベルエキップで公開リハーサルのような形で既に一度仕上げたものを披露してるから、復習程度で行ける・・・はず。ただ、そのイベント、どうやら300人くらい入るらしいので、そこでテンポ感とか乱さずに落ち着いて叩き切れるような心持ちと練習が必要です・・・。これも通勤時間で!
それと合間合間にベースで参加しているバンドの練習が入ってきて、それは特に近々ライブが決まってるとかは無いから気楽ではあるんですが、徐々に曲も増やしていく感じなので、とにかく課題曲にトライしながらベースの上達を目指します。
ちなみに12月に10kmマラソンの大会にエントリーしてるものだから、ちゃんとトレーニングしてある程度の頻度である程度の距離を走っとかないと、当日の完走すらできないかも。今のところ週1ペースくらいだけど、もうちょっと頑張らないと、という感じかなぁ。
そして、最もプレッシャーが大きいのは、ヨニンミマンでレコーディングを控えているということです。
ギターが難しい!ところどころ、ちゃんと音鳴らないス・・・。
年内には自分でプリプロを録って、来年はそれを元に一からエンジニアに依頼して本格的に良い音質で録ってみようという計画なんですが、自分で作った曲がまともに弾けないという事態です。
厳しい~~。なんとかレコーディングに耐えうるくらいまで持って行きたいものです。
コツコツやってくしかない、かな。
では、仕事行ってきます。
2015年10月13日火曜日
落合先生の集い@ベルエキップ
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
先日、桑名市にあるベルエキップというお店で、ライブ・・・というか発表会?というか音楽会?というか、音を出して遊ぶ会?に参加してきました。
写真はカナーンドッグではなくて、ヨニンミマンです。
あ、はい、メンバーは一緒ですね。ちょいと編成が違うんです。ドラムは無しで、私がギターボーカルです。もちろん楽曲も違います。
カナーンドッグよりもちょっと静かめな歌ものを作ってやっています。
カフェとか飲食店で演奏するのにちょうど良いんです。
ちなみにベルエキップで演奏するのは今回が初めてでしたが、このお店には私たち度々夫婦でランチ食べに来てます。パスタとかサラダとかガーリックトーストとか、めっちゃくちゃ美味しいので。そうそう、去年はここでカナーンドッグの忘年会もしたんですよ。
これまたこだわりの生ビールが美味いのなんの。
そんな大好きな店で演奏できて、しかもその後は美味しい料理を食べながらの宴があるということで、今回はすごく楽しみにしていました。
この日は他に、主催の落合先生の生徒さんや元生徒さん、知り合いの方々が集い、ソロギターやギターアンサンブル、弾き語りなどなど披露しました。
私はヨニンミマンの他にも、Shi-Zuやチーム落合の伴奏でカホンを叩かせてもらいました。
最近カホンとかドラムではさほど緊張しなくなってきた私ですが、ギターボーカルはやばいですね。
前日から緊張して不安との戦いでした。練習は出来る限り積んだぞ、と思って臨んだものの、やっぱり本番は緊張に負けた。まだまだ普段と同じものを出せなかった、という悔しさが残る出来でした。
ギターはまともに鳴らなかったところも多かったし、お腹に力が入らず声が震え、ピッチも当てたいところになかなか当たらなかった。(映像で確認したら、やっぱり音外れてました。ガクッ)
修行が足りん。その一言に尽きます。
普段ライブハウスでバンドマンによるガッツリ大音量のライブを見ることが多いので、こういった静かに一曲一曲じーっと聴き入るタイプの会を見させてもらうと、また違った学びがありますよね。
特にクラシックギターやギターアンサンブルの世界は非常に奥深いと感じます。
ポーンとつま弾く一音一音に全て意味があって、その連続で綴られていくような楽曲、
非常に緻密かつ繊細で素晴らしい。そしてそれを聴衆が息をこらして見守っている、大変な緊迫感ですね。
それこそ、自分との闘いになってくるのだと思います。
演奏している方々、皆直向きにその世界に挑戦しているというのが伝わってきて、私自身多くの刺激を受けました。
私は、まだまだだな。驕ることなく、コツコツ続けていくしかないですね。
そうすれば、いつか、何か人に伝わるようなものが見せられるようになるかな、って。
宴は和やかに盛り上がり、温かい雰囲気の中、私たちは何度も何度も演奏させていただき、出演者の方々と交流し、楽しい時間を過ごしました。
最後には先日のSIX-DOGでのカナーンドッグのライブのリベンジを果たすべく、「グロウアップ」をインストアバージョン?で演奏させてもらいました。
(理由は10月4日投稿「ライブハウスに住む魔物」をご参照下さい)
おかげさまでケイスケは無事に魔物の呪縛から解放され、これでまた次のライブに向けて気持ち良く発進できます。
皆さん、長時間お疲れ様でした。
ありがとうございました。
2015年10月8日木曜日
星になったカナーンドッグ
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
先日、私たちカナーンドッグのシンボルマークのモデルになった、愛犬ロビが亡くなりました。
人間で言うと100歳を超えた長寿、まさに大往生でした。
「カナーンドッグ」というのは犬種名ですが、実はロビがカナーンドッグだったかは定かではありません。
もともと迷い犬だったんです。平田町駅で迷っているところを親切な方に保護されていました。
ロビがこの家にやって来たのは私が高校生の時でした。
卒業後は実家を出て一人暮らしすると決めていた私は、私不在になった実家で両親の会話のネタにでもなれば、と、私の身代わりに犬を置いて行こうと企み密かにお金を貯めていたのです。
でも高校生の貯めるお金なんてしょせん微々たるもので、ペットショップに売ってるような犬はまったく手が届きませんでした。
「甘かったか」と肩を落としたその時、ペットショップの壁に掲示してあった迷い犬のはり紙を見て、勇気を振り絞り電話をかけたところ、長い時間引き取り手の現れなかったその子は私が無償で譲り受けることになったのです。
自転車の前カゴに入れて連れて帰って来る時、何度も暴れて道路に飛び降りようとしたのを、「ここで死なせたら元も子もない」と必死で押さえやっとの思いで家に辿り着いた。
私の嫌いなサプライズってやつで、突然のプレゼントに犬好きの母はすぐにメロメロになりました。
かねてから「俺は動物は全般的に嫌いだ」と言っていた父も、なんだかんだ愛着が湧いてきたようで、嫌い嫌いと言いながらもずいぶん世話を焼いてくれた。
私のもくろみ通り、常に会話のネタになってくれたのです。
かなり長い間、私はたまの帰省の時にロビの成長を確認する程度だったけれど、4年前実家にケイスケと共に移り住んで来てからは、私たちも毎日一緒に暮らすようになりました。
ある日、「世界の犬辞典」みたいのを見ていたらロビそっくりの犬が載っていて、それが「カナーンドッグ」という犬種だったんです。
体格や毛並、性格も書いてある特徴そのまま。イスラエル原産で軍用犬や地雷探知犬として長年厳しい環境で淘汰されてきた、なんて記述には「やっぱり違うかもしれない」と弱気にもなりましたが(笑)
それでも、遠い祖先に思いを馳せてみると、イスラエルの地から巡り巡ってやっとこの日本の片田舎に辿り着いたとしたら、何か身近な物事にも壮大なストーリーがあるように感じるではありませんか。
カナーンドッグ、そうだ、そういうことにしとこう、と。我ながらだいぶこじつけたね。
それで、バンド名にも勝手に採用させてもらい、ロビをモデルに消しゴムハンコを彫り、グッズを作ってはほくそ笑み、まぁただの親ばかです。
特にここ1年の老いは急激で、足腰もずいぶん弱り、ピカピカに美しく艶光りしていた黒白の毛には全体的に白髪が混ざり、両目は白内障ですっかり濁り、耳も遠くなっていました。
今年の夏の猛烈な暑さもかなりキツかったようで、昔は1時間以上欠かさず朝夕2回、飛び跳ねるように行っていた散歩も、家の庭をヨチヨチと歩いて済ますようになり、ほとんどの時間を家の中で寝て過ごす毎日が続きました。
だけど、そんな夏もなんとか乗り越え、涼しくなってくると徐々に元気を取り戻し、最後の一週間は家の外まで散歩に出かけられた日もあったし、もしかしたら目も見えているんじゃないかと思う瞬間もあった。亡くなる数日前に宅配業者に向かって久々に吠えた一声はなかなか勇ましく、今年も一緒に年を越せるのではないか、と期待が膨らんだところでした。
だから私が仕事から帰ってきて亡くなったことを聞いた時は驚いたけど、息のあるうちに病院に連れて行って手を尽くしてもらえたこと、、死に際をしっかりとロビが一番好きで信頼していた母親に見届けてもらえたことを聞いて一安心しました。
近いうちにこういう日は来るだろうと覚悟していたけど、何よりそこだけが気がかりだったのです。
「そうか偉かったね~!立派だったね~!」と撫でた遺体はけっこういつまでも柔らかくほのかに温かくて、今にもむくっと起き上がってきそうな感じでした。
翌日、動物供養の火葬場へ運び、見送りました。星になったカナーンドッグ。
でもつい、まだそこらへんにいそうな感じがしてしまいます。
ちなみにケイスケの白黒のストラトはカナーンドッグカラーということで、ロビーニョと呼んでいるらしい。(なぜ後ろに“ーニョ”が付いたのかは不明ですが)
ロビ亡き後も吠え散らかしますと言っていました。
私も、ロビの立派な最期を敬って、あまりメソメソしたり悲しんでばかりいないようにと思っています。
ロビは充分天寿を全うしたんだから、私も日々を精一杯楽しく生きないとね。
といいつつ、たまにうっかり思い出してはジャバーっと溢れ出る涙の蛇口が閉められない日々がもうしばらく続きそうです・・・
2015年10月4日日曜日
ライブハウスに住む魔物
こんにちは。カナーンドッグのヒトミです。
https://youtu.be/sIvZBOp8nFw
昨日は名古屋 新栄 ライブハウス SIX-DOGにてライブでした。
前回はケイスケと私の2ピースで挑んだライブでしたが、今回はベースのクズヤさんが加入して初の3ピースでの出演でした。前回に引き続き今回も見に来てくれた大学時代の先輩も、ベースが入って良くなった、と言っていただき、帰りにオリジナル手ぬぐいまで買って行ってくれました。
優しい先輩を持って幸せでございます。
昔から「ライブハウスには魔物が住んでいる」なんて事を言いますが・・・
まずリハで急いでセッティングしてる時に、ちょっとタムの位置を変えようかとタムホルダーに手を伸ばしたら、なんか鋭いものに当たってプスッってなって「痛っ」つって
見たら右手の人差し指がサクッと切れて血出てました。
何かバリのような部分があったのか、尖ったとこがあったのか?どこで切ったのかわからなくて
そーっとタムホルダーの辺りを触って見たりしたのですが、それらしいものは無いし。
かまいたちか!?
まさかお手製の手ぬぐいで血をぬぐうことになるとは。
とにかく痛いとかよりも血がけっこう出てることに驚いちゃって、セッティングが多少雑になりましたが、
PAさんに絆創膏をもらってリハも本番もまぁ一応終えました。
・・・あれは何だったんでしょうか?
リハで流血したのは初めてです。そこから呪いは始まっていたのでしょうか・・・
本番はおおむね順調で、9割方何事も無く進んでいたのですが、最後の曲「グロウアップ」の残り1分でまさかの事故が。
ギターボーカル、ケイスケの様子がどうもおかしい。
どうやら最後の1分間のコード進行が全て吹き飛び、まったくの空白状態になったらしいのです。
それでも必死で思い出そうとコードを押さえるものの、焦れば焦るほど完全に迷子になって、迷子になったまま曲が終わったようです・・・。
お客さんは原曲を知らないので、かなりアバンギャルドな締めくくりの曲と受け取ったようですが、
本人は最後の1分の出来事に打ちのめされ、その後もしばらく引きずってました。
だけど、これも考えようなんですが、
これも何かの教訓なのではないか、と。
普段では考えられないようなミスをしちゃうリスクは誰にでもあるわけで、それをトラウマにしてしまっては、魔物の思うつぼ。
失敗を教訓にプラスに考えていければ、絶対無駄にはならないと思うので。
決してミスをしないように、ということばかり考えるよりはむしろ、こういうのっぴきならないことが起きた時に開き直れるハートを育てることが大事かなと思うんですよね。
その後ケイスケ自身も色んなバンドマンに今回の出来事を話すと、
「ライブをやってればそういうことはあるから、そのままドヤ顔で弾いてやればいいじゃん。」とか、
「機材トラブルのように見せかけてギターのボリュームを絞っちゃえ」とか、
けっこう前向きな(?)アドバイスをもらい、元気を取り戻していきました。
ライブハウスには魔物が住んでいる。
だけど、魔物に屈するわけにはいきません。これを経験して、また一つ大人の階段登ったぞ、ということで、次に向かいたいと思います。
カナーンドッグ、次は12月。名古屋246スタジオにてライブ予定です。
その前にいくつかカナーンドッグとは別ですがライブ予定が入っていて、カナーンドッグのブログと言いながらそちらを先にご報告させてもらうことになると思います。
https://youtu.be/sIvZBOp8nFw
昨日は名古屋 新栄 ライブハウス SIX-DOGにてライブでした。
前回はケイスケと私の2ピースで挑んだライブでしたが、今回はベースのクズヤさんが加入して初の3ピースでの出演でした。前回に引き続き今回も見に来てくれた大学時代の先輩も、ベースが入って良くなった、と言っていただき、帰りにオリジナル手ぬぐいまで買って行ってくれました。
優しい先輩を持って幸せでございます。
昔から「ライブハウスには魔物が住んでいる」なんて事を言いますが・・・
まずリハで急いでセッティングしてる時に、ちょっとタムの位置を変えようかとタムホルダーに手を伸ばしたら、なんか鋭いものに当たってプスッってなって「痛っ」つって
見たら右手の人差し指がサクッと切れて血出てました。
何かバリのような部分があったのか、尖ったとこがあったのか?どこで切ったのかわからなくて
そーっとタムホルダーの辺りを触って見たりしたのですが、それらしいものは無いし。
かまいたちか!?
まさかお手製の手ぬぐいで血をぬぐうことになるとは。
とにかく痛いとかよりも血がけっこう出てることに驚いちゃって、セッティングが多少雑になりましたが、
PAさんに絆創膏をもらってリハも本番もまぁ一応終えました。
・・・あれは何だったんでしょうか?
リハで流血したのは初めてです。そこから呪いは始まっていたのでしょうか・・・
本番はおおむね順調で、9割方何事も無く進んでいたのですが、最後の曲「グロウアップ」の残り1分でまさかの事故が。
ギターボーカル、ケイスケの様子がどうもおかしい。
どうやら最後の1分間のコード進行が全て吹き飛び、まったくの空白状態になったらしいのです。
それでも必死で思い出そうとコードを押さえるものの、焦れば焦るほど完全に迷子になって、迷子になったまま曲が終わったようです・・・。
お客さんは原曲を知らないので、かなりアバンギャルドな締めくくりの曲と受け取ったようですが、
本人は最後の1分の出来事に打ちのめされ、その後もしばらく引きずってました。
だけど、これも考えようなんですが、
これも何かの教訓なのではないか、と。
普段では考えられないようなミスをしちゃうリスクは誰にでもあるわけで、それをトラウマにしてしまっては、魔物の思うつぼ。
失敗を教訓にプラスに考えていければ、絶対無駄にはならないと思うので。
決してミスをしないように、ということばかり考えるよりはむしろ、こういうのっぴきならないことが起きた時に開き直れるハートを育てることが大事かなと思うんですよね。
その後ケイスケ自身も色んなバンドマンに今回の出来事を話すと、
「ライブをやってればそういうことはあるから、そのままドヤ顔で弾いてやればいいじゃん。」とか、
「機材トラブルのように見せかけてギターのボリュームを絞っちゃえ」とか、
けっこう前向きな(?)アドバイスをもらい、元気を取り戻していきました。
ライブハウスには魔物が住んでいる。
だけど、魔物に屈するわけにはいきません。これを経験して、また一つ大人の階段登ったぞ、ということで、次に向かいたいと思います。
カナーンドッグ、次は12月。名古屋246スタジオにてライブ予定です。
その前にいくつかカナーンドッグとは別ですがライブ予定が入っていて、カナーンドッグのブログと言いながらそちらを先にご報告させてもらうことになると思います。